ID | 1857 |
名前 | あかしおパパ |
コメント | 尾張国在住。 車の運転を苦手としているので、100名城すべてを回るのは難しいと思っていましたが、交通機関を駆使して6年かけて何とか達成できました。 続100名城の推薦もさせていただき、いくつかが選ばれました。続100名城のスタンプラリーもがんばって達成したいと思います。 |
登城マップ |
犬山城 2010年5月11日 | 2010年5月に入ってからスタンプラリーを知ったのですが、過去にも何回も登城経験はあります。自宅から一番近い名城であることから、記念すべきスタンプ1番としました。 城につくまでの街並みが好きです。五平餅は必ず食べましょう。旅番組など取り上げられた店については自慢が書いてあるのでチェックすべし。 お城自体はあまり大きいものではありませんが、現存天守として味わいがあります。博物館的なお城とは違って、昔のままという感じですね。階段が急です。上から見た木曽川はきれいですよ。 スタンプは門の上にある管理事務所内にありました。 |
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名古屋城 2010年5月23日 | 一応2城目。 地元の誇りとして、何度となく行ったことがある城。 定期観覧券も持っているくらいなので、今更ながらですが、スタンプラリーのための登城でした。 金の鯱ばかりに目がいきがちですが、戦災を免れた隅櫓も立派ですよ。 加藤清正がつくった天守の石垣の美しさも大好きです。 本丸の堀にいる鹿さんはずーっと見てしまいますね。 あと、お金を払って見る敷地内だけが城ではありません。 料金所を通るまでの石垣、堀を見てください。 さらにお時間があれば、官庁街(三の丸)を取り囲む外堀と土塁を回ってください。 このお城の巨大さがわかります。 マイナス面は天守閣外に続くエレベーターでしょうか。 高齢者やおからだの不自由な方のための必要な設備とは思いますが、景観上はちょっと。 スタンプは正門と東門の料金所にありますが、私が押した5月の時点は東門のは「壊れているので正門に行ってください」と言われました。 只今、本丸御殿復元プロジェクト進行中。 私も募金しました。このサイトをご覧の方々もご協力ください。 |
長篠城 2010年6月5日 | 3城目。 JR飯田線は本数が少ないので注意。手動ドアの電車でした。こういうのも味わいがあっていいですね。 ガイドブックにも載っている橋の上からの景色はやはりきれいでしたね。電車内から撮影するのも面白いかもしれません。 長篠城は建物が残ってないので、お城というより、古戦場というつもりで見学しました。 資料館横の堀は立派でしたよ。スタンプは資料館にあります。 点在する武将の墓や武田勝頼の本陣等を巡って、設楽が原へ。 馬防柵が復元してありましたが、ぽつんとしていて、なんとなくさびしかったな。 |
岡崎城 2010年6月27日 | 4城目。愛知県制覇。 8歳の子供と一緒に行きました。 天守は復興ですし、遺構もあまりありませんが、十分楽しめます。 「家康館」では鎧を着て写真を撮ることができます。 鉄砲や槍を手に撮ってみてはどうでしょうか。 公園内のからくり時計もおもしろいですよ。 多くの皆さんが思っていると思いますが、天守正面は松の木が邪魔してます。 横から撮ったもののほうが雰囲気はいいかもしれません。 上からの眺めは網もあるし、あまり綺麗ではないですね。 岡崎公園内〜味噌蔵あたりには何年か前のNHKの連続ドラマ「純情きらり」の出演者の手形がありますので、ぐるっと回ってみてはどうでしょう。 そして、ついでに味噌工場を見学して、「八丁味噌ソフトクリーム」を食べてみるといいです。子供も大喜びでした。 |
松阪城 2010年7月2日 | 5城目。愛知県を制覇したので三重県へ。 松阪というと、申し訳ないのですが「牛」くらいのイメージしかありませんでしたが、この街は「本居宣長」押しなんですね。城内には資料館や移築された居宅がありましたし、その居宅跡やお墓までも強烈にアピールしていました。城の下には「本居宣長宮」もありましたし、その入り口には「本居庵」という自然薯料理専門店がありました(おいしいですよ。お肉は高いからなぁという方は是非。)。 で、お城なんですが、建物も堀もないのですが、石垣は見事です。 柵が全然ないので、要注意なのですが、石垣の上から見た街並みはいいですよ。 お城の下にある御城番屋敷がよかったです。一部修繕中だったのですが、1軒内部を見せていただけます。驚いたのは、御城番の子孫の方がいまだに住んでみえるということです。 なお、この城には天守はありませんが、御城番屋敷の先に「謎の天守風建物」があります。珍スポット好きの方は近くまでいってみては。 |
岩村城 2010年8月1日 | 駅から城のある山の麓まではけっこう距離があるのですが、途中の街並みがきれいでよかったです。だいぶ歩いてやっと太鼓櫓に到着。その奥が藩邸跡でそこに歴史資料館がありました。スタンプは歴史資料館の窓口にあります。 本丸まではかなり歩く必要があるのですが、道は整備されていて比較的登りやすいと思います。六段の石垣はやはり素晴らしいですね。門跡もいいです。長く歩く価値は十分あります。本丸の裏側まで自動車で登ってこれる場所があるようですが、それじゃ、この城のよさはわからないと思います。ただ、途中の郭にあるハリボテの城のパネルはちょっといただけないな。 帰りに城下町の食堂でご飯を食べたんですが、お城型の器で出てきました。 酒屋さんに行ったら、何杯でも試飲をさせてもらえました。おいしかったな。 もっと「女城主」で押している街かと思っていましたが、街で一番気になったのは佐藤一斎(儒学者)の言葉があちこちにあったことでした。失礼ながら、この街に来るまでまったく知らない名前でした。申し訳ございません。 |
江戸城 2010年8月6日 | 7城目。 過去に東京に仕事で来たときにじっくりと回ったことがあるので、家族旅行で東京方面に来たついでに楠公休憩所にてスタンプだけ押して、二重橋前で写真を撮って早々と退散しました。 以前来た時の感想ですが、とにかくでかかったですね。 天守や御殿は残っていませんが、立派な門があちこちにありますし、番所がいいですね。 さすがに皇居になっているだけあって、普通に入れない部分も多いようですが、いつか参賀というものをして見てみたいと思います。 |
安土城 2010年8月19日 | 8城目。この暑い時期に近江の山城3つを攻めるというのはけっこう無謀でした。でも、せっかく休みをとって、ホテルもとったからには行かないとね。 安土駅でレンタサイクルを借りて行きました。 20年がかりで整備されたというだけあってすごい迫力でしたね。 天主跡についたときには汗だくでしたが、信長気分で琵琶湖を眺められて最高です。 一番気になったのは石段のあちこちに使われていた石仏ですね。神も仏もおそれない信長ならではでしょうか。 もちろん黄金安土城のある「信長館(天主上部)」や「城郭資料館(天主全体の1/20模型)」も行きました。 信長館もフラッシュしなければ撮影もOKなので、バシバシ撮りましょう。でかすぎて全体は撮れないけど。 城郭資料館の模型には驚いた。ボタンひとつで真っ二つです。 このあと観音寺城へ。 |
観音寺城 2010年8月19日 | 9城目。 この猛暑の中、安土城と関連の資料館を回った後の昼間の一番暑い時期にこの山城を攻めるのははっきりいって無茶でした。 桑実寺の山門をくぐって長い石段が続きますが、全然本堂が見えてこない。やっと本堂が見えて入山料を払ったら、お城に着くには倍以上の時間がかかると言われました。 藪蚊の大群に襲われながら、山道を進んだはいいけど、お茶はあっという間になくなり、死にそうになりました。 やっとついた本丸跡は正直期待外れでした。そのまま石段を下りて観音正寺に向かおうとしましたが、レンタサイクル屋のおじさんがいろいろ言っていた説明を思い出し、奥の郭(平井丸、落合丸、池田丸)に進むとガイドブックに載っている門の跡などが見られます。正直、現地の案内板は親切でないので苦労して登ったのに見落としてしまう人も多いのでないでしょうか。 観音正寺で飲み物の自動販売機を見つけた時には仏様に感謝しました。 思い切り足にまめができました。 でも、私は翌日、さらに無謀なことをしました。小谷城攻めです。 |
小谷城 2010年8月20日 | 10城目。 前日に安土城、観音寺城に行って、いいかげん疲れてはいたのですが、来年の大河ドラマが浅井三姉妹の「江」ですから、今年中に行きたかったし。 あちこちに大河ドラマ決定の旗が立っているんですが、のどかな田園風景で人間がいない。もう少し盛り上がっているかと思ってました。 スタンプ後、登山口には「熊出没注意」の看板。前日に続き藪蚊の大群に襲われながら、山道を登りました。本丸石垣や山王丸石垣、そして長政公最期の地など、いろいろと感動するものはりましたが、おそらくこのとき山にいたのは私1人だったんじゃないかと思います。人気はまるでなし。途中危うく崖に落ちそうになったりしました。一つ間違えば遭難してるかも。 熱中症と誰も助けも来ないであろう状況の危険から判断して、最短の清水谷コースにしましたが、行きは曲輪続きで案内がいろいろあったにも関わらず、帰り道はあまり案内がなくて、どのあたりにいるのか見当もつかず、不安になりながらの下山でした。2本のペットボトルはすでに空っぽ。本丸で着替えましたがあっという間に汗だく。やっぱ、山城登頂は真夏にやることじゃありませんね。 |
岐阜城 2010年9月29日 | 残暑もようやく過ぎた感じで、久しぶりの登城です。 山麓の信長居館跡の発掘調査の様子を見てから、ロープウェイにて山頂へ。 今回はついでに市内のいろいろなところを回りたかったので、ロープウェイを使いましたが、これくらいの季節になると歩いてみるのもよかったかも知れません。 スタンプは天守ではなくて櫓型の資料館の方にあり、係の人に言うと出してくれます。 遺構は少ないですが、雄大な眺めがいいですね。 近くにある昆虫博物館や岐阜大仏もよかったです。特に大仏は一見の価値ありです。 なお、城郭ファンならば併せて市内にある加納城に行きましょう。岐阜城は関ヶ原以降は廃城となり、江戸時代の岐阜のお城はここだったわけです。今は一部の石垣が残るのみですっかり公園化していますが、こちらの整備にも力を入れてほしいと感じました。 |
彦根城 2010年11月7日 | 「ひこにゃんを見に行くぞ」ということで娘を連れていきました。 この城はすべての櫓を公開しているし、庭園、博物館もあるので1日じっくりと楽しめます。スタンプは入場券売り場の近くに置いてありました。 ひこにゃんは約30分間だらだらとポーズをとっているだけですが、そういうところが「ゆるキャラ」というものなのでしょうかね。かわいいから許す。 天守は満員で入場口や階段のところで待たされました。思ったより小さいものでしたが、貫禄がありました。 印象的だったのが井伊大老の評価。ドラマ等では悪役イメージが強いですが、このまちでは「開国の英雄」であり、「テロにより無念の死をとげた」という説明書きになっていました。そんな井伊大老が少年時代に過ごした「埋木舎」は城の近くにありますが、娘連れで訪ねたら、小人料金タダにしてもらったばかりか、絵葉書もプレゼントされました。ありがとうございます。 これで滋賀県は制覇しました。 |
高遠城 2010年11月13日 | 公園化していて、城のイメージはあまりありませんが、空堀ははっきりしていて見事だと思います。 桜と比べると地味かもしれませんが、高遠の紅葉もみごとです。橋の上から空堀に咲くモミジはとにかく綺麗でした。きっと桜はもっとすごいんでしょうね。 また、今回は「山麓一の麺街道」というイベントをやっていたので、そばやローメンを食べてきました。ローメンにはスープ風、焼きそば風とあってどちらもおいしかったです。 絵島囲み屋敷、藩校もよかったです。 絵島は、女ざかりの時期に、周りを格子戸で囲まれ、塀にはとげとげがついてる屋敷に30年近くも幽閉されて死んだんだそうです。気の毒に。権力闘争とは恐ろしいものです。 あと、高遠藩主でもあった保科正之を大河ドラマの主人公にしようという運動があり、署名をしてきましたが「1年間ひっぱれるようなエピソードがあるのか」と気になりました。 スタンプは当初の場所では管理がうまくできないということで、高遠歴史博物館に移動されていますので、ご注意を。絵島囲み屋敷もそこの料金に含まれています。 |
鬼ノ城 2010年11月28日 | 夜行バスで岡山入りして、朝一番で行きました。 最寄りの服部駅の周りは田んぼしかありません。私は総社駅からタクシーで鬼城山ビジターセンターまで行きました(2610円)。スタンプはビジターセンターにありゴム印タイプでした。 古代の城ということであまり知識がないのでビジターセンターの展示をじっくり見てから山に登りました。スタンプだけ押して帰る人もいるようですが、もったいない…。数分歩けば復元された西門が見渡せる展望台があるので、時間がない方はこれだけでも見ていくべきだと思います。 私は山を1周してきました(2時間くらい)。距離はそれなりにありますが、あまり坂道がないのでさほどつらくはありません。家族連れ、カップル、高齢者のハイキング客でいっぱいでしたよ。 門跡、水門跡、高石垣など見どころは盛り沢山。撮影スポットもたくさんあります。 さほど期待していませんでしたが、数々の絶景が見られ、運動にもなったので大満足でした。100名城の中ではアクセスが良くないうえに戦国・江戸期の城でないので後回しにされる方もいるかもしれませんが、ハイキング気分で行ってみるといいものですよ。 |
岡山城 2010年11月28日 | 鬼ノ城の後に行きました。スタンプは天守の券売所にありますが、そこの職員さんも言っていましたが「インクが薄い」です。これまでで一番の失敗スタンプになってしまいました。要注意です。 天守は鉄筋コンクリートエレベーター付きの再建で、黒色が美しく立派なものでしたが、ちょっと立派にしすぎかなという印象がしました。それよりも現存建物である月見櫓の地味な雰囲気のほうが好きです。 後楽園とのセット券がお得だったので、あわせて後楽園も見学しましたが、時間がなくあまりじっくりとは見学できませんでした。後楽園が閉まるころにはすっかり日も沈んでいました。もう一度お城に戻ると天守がライトアップされていましたので、天守前に行ってしばらくながめていました。 鬼ノ城に引き続いて行ったので、運動ができて絶景も見られる山城と比べると平城・平山城というのは正直物足りなく、スタンプ失敗もあって印象が悪くなってしまいましたが、岡山城には罪はありませんね。 あとで調べたらすこし離れたところに西手櫓という現存建物があることを知りました。またこちら方面に来る機会があればリベンジしたいと思います。 |
備中松山城 2010年11月29日 | 前日の鬼ノ城、岡山城に引き続いて行きました。備中高梁駅からは事前に予約しておいた観光乗合タクシー(片道420円、11月末までの期間限定)を使ってふいご峠まで行きました。そこからはひたすら歩きなのですが、真夏に登った観音寺城や小谷城に比べたら、たいしたことはありません。途中いくつかある城主のアドバイスで楽な気持ちになれます。 石垣群が見えてきたときにはもう興奮状態です。そして現れた現存天守は小さいながらも素晴らしい。貫禄十分です。「なんでこれが国宝じゃないんだ!」と思いましたが、中の展示を見て納得しました。素晴らしいから廃城を逃れたというより、山の上でほったらかしになっていてボロボロだったんですね。かなり修復がされているようですが、素晴らしいものであることには違いありません。修復には地元の子供たちの努力もあったようです。期待通りの城でした。 帰りは下まで歩きました。途中大石内蔵助が座ったといわれている石があります。午後は市内にある御根小屋跡、武家屋敷、頼久寺庭園などを見学しました。武家屋敷の折井家の玄関は一瞬ビックリする仕掛けが…。高梁市は1日じっくり楽しめるまちです。 |
駿府城 2010年12月17日 | 東静岡のガンダムを見てから(平日ということもあってかガラガラ)行きました。 まず県庁ビル展望ロビーから城の様子を見ました。枡形門というものがよくわかります。 天気もよかったので富士山もきれいでした。 皆さんのレポートにあるように、城は完全に公園化してしまっています。 私が行ったときは天守閣跡あたりで白バイ警官が訓練をしてました。家康が見たら驚くでしょうね。 復元された東御門&巽櫓の中は資料館になっていてけっこう内容は充実していました。 公園内にある紅葉山庭園は小さいですがなかなかのもの。個人的には後楽園のような広い庭園よりも好きです。水面に映るビルの風景というのもおもしろかったです。 外堀の周囲も回ってみました。この城の大きさがわかっていいです。 昨年の地震で被災した石垣は今工事しています。変な話ですが、復旧作業もひとつの見どころだと思います。 夜にはもう一度ガンダムに戻ってライトアップショーを見ました(クリスマス風)。 |
掛川城 2010年12月18日 | 駅から天守が見えるのでわかりやすいです。少し手前に大手門というのが本来の位置とは少し離れて復元されていますので、見落としなく。そこにある番所は移築現存建物です。 天守は平成になってから復元されたものですが、木造というのがいいですね。新しいものとはいえ味わいがあります。個人的には三角形の石落しが気に入っています。 御殿は現存建物でなかなか広いです。御殿内の畳の部屋は回れますので、殿様の部屋で座って気分だけ味わってみました。この御殿は映画撮影にも何度か使われているようで、私が先日見た「雷桜」もここで撮影がされたとのこと。あの御殿はここだったのかぁと感激。 二の丸茶室で休憩。クリスマスイメージの和菓子と抹茶をいただきました。ここも羽生さんらが将棋をやられたというなかなかすごいところでした。 この日の午後は100名城ではないですが、徳川・武田の激戦地である高天神城に行きました。建物は何も残っていませんが、曲輪や堀がきれいに残っています。石牢も残ってるはずなのですが立入禁止になっていて残念でした。 |
千早城 2011年1月29日 | 河内長野からバスにて。すでにお昼近かったので、「まつまさ」にて食事(豆腐料理)&スタンプゲット。出していただいた「しいたけ茶」がうまかったので買いました。 千早城址への長い階段を登って到着したその先は少し前に降った雪がかなり残っていてビックリ。城跡はというと、皆さんのレポートのとおり完全に神社の敷地という感じで遺構はよくわかりませんでした。帰りに雪に滑って見事に転倒しました。 これだけでは物足りないので、「楠公ゆかりの地めぐり」と位置づけ、富田林方面のバスに乗り、楠公生誕地、郷土資料館、奉建塔、上赤坂城址、下赤坂城址も回りました。上赤坂城址は、これぞ山城という感じの遺構がわかるし、城址碑からの眺めもよかったので、「こっちを100名城にしては?」と思いました。下赤坂城跡は、城址碑のみで遺構はありませんが、見事な棚田の眺めがいいです(田はシーズンオフでしたが)。また、変わった雰囲気の塔も見えます(あとで調べたらPL教団の平和祈念塔でした)。 100名城指定も、千早城址単体でなく、「楠公ゆかりの城」という感じで指定していただくとよかったかもしれませんね。 |
八王子城 2011年2月25日 | 高尾駅からバスは頻繁に出ていますが、バス停からスタンプのある管理事務所まではそこそこの距離があります。 このサイトで「曳橋工事中」との記事があったので心配していたのですが、予定より早く終わったようで、私が行ったときには古道も曳橋も通行できました。 曳橋・御主殿方面にはボランティアのおじさんに案内していただいたのですが、「ここの石垣は当時のものです」といった情報はこういう方に聞かないとわからないので、是非とも案内していただきましょう。 ガイドブックに「曳橋の位置は本来と違う」とありますが、写真でいうと橋の右側にある柵に向かって橋は架かっていたとのことです。なるほどその方が虎口としてはきれいです。どうも、しっかりした橋脚を造ってしまってから本来の位置がわかって何ともならなかったという事情のようです。 本丸へはひとりで登りました。かなり歩くことになりますが、いい運動になります。ハイキング客も何人かいました。 景色もけっこうよかったですよ。城とは無関係と思われる記念碑がやたらとあります。 この日は2月というのに20度近い気温でちょっと暑かったです。きつかった。 |
甲府城 2011年2月26日 | 甲府駅のすぐ近くで便利。というよりお城の敷地の中に駅を造ったんですね。 復元された山手御門と城の主要部分は線路で南北に分断されています。 想像以上に広く、石垣の立派さにビックリしました。天守台からは富士山も見えます(太陽の関係で撮影するなら夕方の方がいいと思います)。 残念なことに天守台の石垣に刻印とは思えない「落書き」を多数発見。貴重な文化財に何てことをするんだと怒りを感じました。 この城でとにかく目立つのは城とは直接は関係ない「謝恩碑」。明治天皇より山梨県に森林が下賜されたことを記念してのものとのこと。城とは無関係なものなので本当はこの場所にはいらないなぁと思うのですが、あそこまで大きいと逆にこのまちのシンボルなのでまぁいいかなぁと思いました。 復元された稲荷櫓と山手御門の中は資料館になっています。スタンプは稲荷櫓にもあるようですが、私は恩賜林記念館で押しました(管理事務所から移動したとのこと)。 なお、現在鉄門の復元工事中。一部通行できないところがありますが、主だった部分はしっかりと見学できました。 |
武田氏館 2011年2月26日 | 甲府城の後、駅にある信玄公の像にあいさつしてから、駅近くのレンタサイクル屋で電動自転車を借りて行きました(半日200円。別に保証金として2000円とられますが、あとで返金されます。)。バスは休日だと1時間に1本くらいしかないので、こちらの方が便利だと思います。駅から2キロちょっとの一本道なのですが、坂道なので電動自転車は非常に助かりました。 ここは完全に神社ですね。それでもここに信玄がいたということを感じるだけで満足です。しっかりとお参りださていただきました。スタンプはお札売り場の巫女さんに言うと出していただけます。宝物殿には「風林火山」の旗が展示されていて感動しました。大手門の外側で工事が行われていて、発掘に基づく整備が進んでいました。本殿の裏に天守台があるとのことでしたが、立入禁止区域なのでよくわかりませんでした。そのあとは市内にある信玄公の墓、三条夫人の墓、信虎公の墓などを見学しました。 なお、武田氏とは何の関係もありませんが、坂本龍馬の恋人「千葉佐那」の墓も近くにあったので行きました。非常に小さく目立たないものでしたが、裏には「坂本龍馬室」の文字もありました。 |
篠山城 2011年3月21日 | JR篠山口駅からバスにて(二階町下車、280円)。 お昼頃着いたので、まずは近くで猪鍋定食を堪能(いわゆる「ぼたん鍋」は高い!)。 馬出しがはっきり残っているのは感動しました。石垣も予想していたよりずっと立派で驚きました。大書院(受付にスタンプ)は平成になってからの復元ですが、木造で味があって立派な御殿でした。皆さんの写真を見ると二の丸の広場側からが多いですが、何とか正面の写真を撮ろうとぐるりと回って石垣に登り、塀越しに撮ったのが下の写真です。 本丸跡には青山神社があり、その片隅にひっそりと天守台があります。下からはそこそこな高さだとは思いますが、本丸の高さからだとすごく低いと思いました。 周辺の施設も含めたお得な共通券(600円)で回ったのですが、お城から出てアクシデント発生。デジカメが故障。以降はケータイカメラで撮るはめに。翌日の目的地赤穂の駅近くにヤマダ電機があるのを確認して急ぎ赤穂入り。思い切って新しいカメラを買いました。 |
赤穂城 2011年3月22日 | 前日赤穂入り。夕食には赤穂の牡蠣入り塩ラーメン食べました。 翌朝、赤穂城へ。隅櫓のある門をくぐって、まず三の丸の大石神社へ。参道には四十七士の石像がずらり。壮観です。本殿にお参りした後、宝物館へ。撮影OKなのがうれしい。四十七士ゆかりの品や木像の写真をたくさん撮らせていただきました。 この赤穂城、敷地の広さに驚きました。二の丸あたりは何もなくて今庭園の整備工事をやっているようですが、本丸にたどり着くまでには結構時間がかかります。スタンプは本丸門の下に無人で置いてありました(ちょっと心配)。本丸には建物はありませんが、御殿の位置が表示されていて、庭の池などが復元されています。天守台もありました。景色は・・・工場の煙突が目立ちました。 その後、歴史資料館と花岳寺へ。花岳寺には内匠頭と四十七士の墓、浅野家の墓、森家の墓、四十七士木像などがあります。必見です。おみやげに塩を買い、お昼に「穴重」を食べ、続いて明石城へ。 |
明石城 2011年3月22日 | 駅のホームから2つの櫓を見るのがベストビューだと思うのですが、写真に撮ろうと思うと電線が邪魔。スタンプは駅方面からの入口近くにある事務所にあります。櫓はこの日内部公開されていませんでした。そういえば、平日に休暇を取って来ていたのを忘れていました。公開は土日祝日のみのようです。残念。 皆さんのレポートにもあるように、ここは「県立明石公園」の一部という扱いになってしまっています。三脚立てて自分入りで写真を撮ろうとすると通行人やらボール遊びの子供らが出てきて撮影にひと苦労。市民に親しまれているのはいいことですが、重要文化財の櫓が2つも残っているし、結構立派な石垣があるのですから、もう少し歴史的価値を考えて整備していただきたいところです。説明看板も全然ありません。何かもったいないなぁと感じた城でした。これで目標だった「年度内に4分の1制覇(25城)」を達成。 |
伊賀上野城 2011年4月10日 | 「忍者屋敷に行こう」ということで、家族で当初は春休み期間中にいくつもりだったのですが、都合により延期。それがかえってよかったです。ちょうど上野公園内の桜が見頃でした。 お城会館にて忍者姿に変身できる(700円)ということで娘2人と変身。そのまま城内を回りました。スタンプは天守の券売所の方に言うと出していただけます。 天守はあくまで「模擬」なのですが、木造なので味わいがあっていいです。川崎さんに感謝。高石垣はすごい迫力。柵などがないので、ギリギリを走る娘らの動きにハラハラさせられました。 忍者博物館はおもしろかったです。どんでん返しなどの仕掛けたっぷりの屋敷に忍術ショー、手裏剣体験など楽しみました。 筒井時代の天守跡の石碑の位置が分かりにくかったのですが、藪の中で見つけた時には感動しました(家族は「?」という感じでしたが)。 伊賀鉄道を利用しましたが、車両も忍者の絵だし、駅員さんも忍者のかっこうでした。徹底していていいですね。 |
徳島城 2011年4月29日 | 3連休を利用して城めぐりを計画。四国は初上陸になります。ある程度予想はしていたものの、渋滞に巻き込まれ、高速バスは3時間も遅れました。スタンプ設置場所の資料館に着いたときには閉館前1時間を切っていました。展示と庭園鑑賞を1時間弱ですませないといけない状況でじっくり鑑賞できず残念でしたが、庭園は比較的回りやすい規模でよかったです。 後は日没までさらりと回れました。堀の周りの石垣が折れ曲がっているのが特徴です。建物は再建した「鷲の門」しかないので、この城は正直あまり期待していなかったのですが、本丸の石垣もばっちり残っていてすばらしかったです。ただ蜂須賀家政像、迫力なさすぎ。 徳島ラーメンを食べて高松まで移動して、1日目は終了しました。 |
高松城 2011年4月30日 | まず、玉藻公園内に入る前に外から月見櫓を見学。その横にある水の手門がこの城の最大の特徴だと思うのですが、残念ながら堀に水はなし。がっかり。 天守台まわりの堀は水門から海水が入れられていて、コイではなくタイが泳いでいました。びっくり。タイにエサ(50円で売っています)をやりながら、天守台の工事の様子を見学。だいぶ組みあがったように思えます。まだ具体的にはなっていないようですが、写真も残っていることだし、このまま天守も再建していただきたいところです。 披雲閣のまわりは庭園になっていて昭和天皇手植えの松などもありました。 艮櫓の側から出て、そのまま香川県立ミュージアムを見学。 見学後、旧艮櫓のあった場所方面にいってみると石垣の上に、ホールの建物が建っていて変な感じになっていました。何ということを。 高松港フェリー乗り場の様子を見て、昼食に讃岐うどんを食べて丸亀に移動しました。 |
丸亀城 2011年4月30日 | 高松から移動。現存12天守のある城の1つだけあって、今回の旅で一番期待していましたが、駅のホームから美しい石垣と天守が見えたので、いきなり興奮しました。 城内は連休後半に予定されている祭の準備の最中でした。祭の最中だったら十分な見学もできなかったと思うので城めぐりファンとしてはラッキーでした。 天守までの道はかなりの坂道で驚きましたが、見事な石垣が疲れを忘れさせてくれます。当然景色もすばらしく、瀬戸内海がばっちり見えます。 現存天守はとにかく「小さいなぁ」という印象でした。中に入るとさらによく感じます。小さいながらも味わいがあり、見る方向によって雰囲気もかなり違います。お勧めのビューポイントとしては石落しの真下ですね。 山を下りた後は現存の御殿表門を通過して資料館へ。見学後ぐるりと1周。南東側には野面積みの石垣があるので見落とさないように。 夕食に名物「骨付鳥」を食べて、一気にマリンライナーで瀬戸大橋を渡り、さらに乗り継いで津山まで移動して2日目終了。 |
津山城 2011年5月1日 | 小雨の中、鶴山公園の開園までまだ時間があったので、先に藩の庭園「衆楽園」へ。特に大きすぎず、私の好きな規模の公園でした。ただ天気のせいもあり、あまりきれいな写真が撮れず残念。 そのあと鶴山公園へ。とにかく高くそびえる石垣だらけの城で圧巻でした。建物は最近になって再建された備中櫓のみなのが残念。昔の写真や絵をみるとすごい数の建物があったようなので、もう少し再建をしていただきたいところです。あと桜の名所ということで多くの人が訪れるでしょうから、もう少し櫓跡などの説明看板を充実させてほしいところです。 心配していた雨もさほど降られずよかったです。これで30城達成。 昼食には名物「ホルモンうどん」を食べ、岡山まで戻り、以前の旅で見落とした廃校の片隅に建つ重文「岡山城西手櫓」を見学してリベンジを達成し、3日間の旅が終わりました。 |
和歌山城 2011年5月27日 | 当日は予想以上に早い梅雨入り&台風の影響であいにくの雨でした。 着いたころにはまだ雨も降っていなかったので、いい写真が撮れるよう、まず紅葉渓庭園に行き、御橋廊下を渡って裏坂(その登り口に「ナニコレ珍百景」で紹介された「石段を登る人のように見える根」あり)から天守へ急ぎ登って周辺の見所を撮影しました。 天守までの道はさほど険しくもないです。スタンプは券売所にあります。 天守は鉄筋コンクリート復元ですが、連立式なのがかっこよくて絵になります。 天守内の展示は正直無造作に置いてあるという感じでしたが、最後に連立の櫓を1周できるという演出がにくいですね。 そのあとはかなり雨に降られましたが、様々な石垣や重要文化財の岡口門のほか、県立博物館前の吉宗像やNHK近くの路地にひっそりとある吉宗生誕地の碑などを回りました。 城内の動物園は客ゼロでしたが、オスのクジャクが羽を広げてメスを追い詰めてるシーンが見れてよかったです。 |
大阪城 2011年5月28日 | 前日に引き続きあいにくの雨でした。 ここは以前にも来たことはありますが、当時はスタンプラリーもなかったし、今ほど城好きでもなかったので、天守だけを見て満足していたと思います。 天下の名城ですから雨といえども外国人や修学旅行の学生も多く観光客だらけでしたが、みんな向かうのはやはり天守の方向。でもね、大阪城には重要文化財の櫓がたくさんあるんですよ。誰も見ていない櫓を見てひとり感動。内部見学できないのが残念。おもしろいのは乾櫓です。普通の櫓は四角い形なのに石垣に沿って歪んだような形をしています。その様子は200円払って西の丸庭園に入らないとわかりません。ここには焔硝櫓という珍しい現存建物があるのですが、場所が実にわかりにくいです。 今の3代目天守は鉄筋コンクリートですけど、今年で復興80年を迎えるそうです。初代と2代目天守のあった期間はあわせて約70年とのことなので、それらより歴史があるんですね。鉄筋コンクリートですが、そこまでくるとすばらしいことだと思います。戦争をくぐり抜けてきたんですからね。スタンプは天守2階のカウンターにあります。 あちこちにある巨石や刻印石も見所です。 |
高岡城 2011年6月21日 | 朝名古屋発の高速バスに乗り、夕方高岡発の高速バスで帰るという、約4時間の滞在にて高岡を満喫する強行日程でいきました。 駅からレンタサイクル(200円)にて高岡城へ。 建物遺構がなく、堀、石垣、前田利長像、高山右近像くらいが見所だろうから、あまり時間はかからないだろうと思っていましたが、意外と時間がかかり、レンタサイクルも4時までに返せとのことだったで、国宝瑞龍寺、前田利長の墓は走っていき、ギリギリ帰りのバスに飛び乗ったという感じになりました。蒸し暑い日だったので汗ダクでした。 わずかに残る石垣は近くまでいくと刻印が残っているのがわかりますので要チェック。 博物館では利長の兜をかぶって記念撮影ができます(子供向けなのでサイズ小さめですが)。 なお、堀の写真を撮影していたら、足元を蛇が走っていきビックリ。気をつけましょう。 スタンプは博物館にて。インクの補充をしたばかりだったようで、注意してと言われました。 |
松代城 2011年7月16日 | 前日の夜に長野入りし、朝バスに乗って行きました。 スタンプは南口から入って左側の管理事務所の外にありました。 城跡自体は、正直「復元しました」感があるものでしたが、共通券を買っていった真田宝物館、真田邸、文武学校はよかったです。真田というと上田城のイメージの方が大きかったのですが、江戸時代はずっとこの松代だったんですね。真田邸の庭園は屋敷内からしか見れず、立入禁止で近くに行けなかったので、ちょっと残念でした。 その後は象山神社&記念館、象山地下壕に行きました。 地下壕は予定になかったのですが、戦争遺跡を見るのは初めてだったし、あまりに外が暑かったので行ってみたら、涼しいし、貴重なものを見せていただいたという感じでよかったです。 その後、川中島古戦場に行きましたが、乗っていたバスがボタンを押しているのにバス停を通過するという大失態を犯し、暑い中歩かされ後味が悪い日になってしまいました。やはり、信玄謙信一騎討ち像は大人気撮影スポットのようで撮るのに苦労しました。 |
上田城 2011年7月17日 | 夜のうちに上田入りし、早朝に出発。 前日の松代に続き、真田がらみ。といっても、今の現存建物は真田移封後の仙石氏時代ものだそうで。でも、あちこち六文銭で仙石さんも気の毒に。本丸も真田神社が鎮座しています。 北櫓、南櫓、門を一緒に撮りたかったのですが、木が茂っていてちょっと残念。 でも、堀跡を歩いて、駐車場側に歩くと西櫓と南櫓が崖の上に建っている絶好の写真スポットがあり、よかったです。 北櫓、南櫓内部は市立博物館、山本鼎記念館と共通券で入れます。スタンプは博物館にありました。 真田幸村を大河ドラマにという署名をやっていましたが、次と次々は決まってしまっているので実現しても当分先ですね。 少し歩いたところにある上田高校の校門は上田藩邸表門であり、堀も残っていますので、要チェックです。 午後からは小諸へ。 |
小諸城 2011年7月17日 | 午前の上田城からしなの鉄道にて移動。上田と小諸は近くていいです。 まずは懐古園とは逆方向に進み、見落とさないように先に大手門広場へ。 櫓門内部は資料館のようになっていて無料で公開されていました。 そのまま城下を少し歩くと歴史ある建物がいくつか見られてよかったです。 本陣主屋や問屋は残念ながら閉館中ですが外から見るだけでもいい感じです。 それから懐古園へ。三の門は駅よりも低い位置にあり、穴城と呼ばれる珍しい形式とのこと。スタンプは徴古館横の管理事務所にあります。 城の遺構としては正直パッとしたものは少ないですが、展望台からの景色はよかったです。鋭い渓谷にも驚きました。 徴古館、藤村記念館、小山敬三美術館、動物園…そして遊園地(一人旅なので乗らなかったですけど)まであり、ちょっと風情のある「何でもテーマパーク」という感じでした。 共通券(500円)があるのでお得に回れます(なお、郷土資料館は閉館中)。 |
福山城 2011年8月28日 | 私が「100名城ガイドブック」を見ていたら、4年生の娘が「このお城かっこいいので見に行きたい」と言い出したので、夏休み最後の思い出として、1泊2日で広島城とセットで行きました。 駅の目の前なのでアクセスは最高。坂を登ると最初に伏見城から移築されたという重要文化財の伏見櫓と筋金御門が見られます。 天守は鉄筋コンクリート復元ものですが、娘が言うようにかっこいい。ただし、中の展示はいまいちでした。 スタンプは天守入口受付で出してもらえます。 他にも復元ものばかりですが、月見櫓、鏡櫓、鐘櫓、湯殿があり、どれもいい雰囲気でした。 その後、広島県県立歴史博物館へ。城に関するものはあまりありませんでしたが、草戸千軒遺跡に関する展示が詳しかったです。 その博物館の近くの高架下に三の丸西御門櫓台跡がひっそりと残っています。 橋脚が石垣に突き刺さっていますが、鉄道のルートを考えるとき何とかならないものだったのでしょうか。 |
広島城 2011年8月29日 | 前日の福山城に引き続き、4年生の娘と。 この日の午前は原爆ドームと平和記念公園へ。 怖がりの娘なので刺激がきついかなと思いましたが、意外にも資料館の原爆に関する展示をじっくり見て、ドーム前で語っていた被爆者の話もしっかりと聞いていました。 お好み焼きを食べた後、午後に広島城へ。 原爆で完全にふっとんでしまったので、遺構は少ないですが、復元された二の丸表御門、平櫓、多聞櫓、太鼓櫓は木造で味わいがあるし、天守も外観は木造チックでいい感じです。 天守の中の展示もまずまずの内容。スタンプは天守内の売店にありました。 城内には日清戦争時の大本営跡や原爆投下の一報を伝えた地下通信室の跡もあります。 その後、藩主別邸の庭園である縮景園へ。娘は鯉のエサをやってはしゃいでいました。 原爆関係に時間がずいぶんとかかったので、予定よりも城をじっくりと見られませんでしたが、4年生の娘には心に残るものがあったようで、勉強になったと思います。 |
山中城 2011年9月11日 | バスは南口から。1時間に1本ペースなので気をつけましょう(山中城跡まで590円)。 まず岱崎出丸の方面へ。櫓台に登ると、単列型の畝堀が見られます。 続いて道路の反対側に渡り、三の丸、西の丸、二の丸、本丸、北の丸、宗閑寺と進みました。かなり広いのでじっくり見ると時間がかかります。時間の都合上、すべて回れないというような方は西の丸と西櫓跡の間の障子堀だけは絶対に見ましょう。 残念ながら雲がかかっていて富士山は見えませんでした。 きれいに整備されているので、山城とはいえ比較的回りやすいです。 ちょっと綺麗すぎてゴルフ場みたいな感じもします(もちろんゴルフは禁止)。 メインが堀なのでつい覗き込みたくなるのですが落ちないように。 スタンプは売店の表につるしてあるのはかなり薄く、店内のもののほうがまともでした。 皆さんの報告を見ると逆の時期もあったようなので、試し押しは忘れずに。 余裕あれば、寒ざらし団子(300円)もいただきましょう。 ついでに三島駅前にある楽寿園(市民庭園)にも少しよって帰りました。中の郷土資料館に山中城の模型がありました。 |
佐倉城 2011年9月25日 | 「建物もないし、山城でもないので、ささっと回れるだろうから、貸し自転車で市内を巡ろう。」と考えていました。が、京成佐倉駅近くの観光協会で、このまち自体が小高い丘であり、南北方向の高低差はかなりあり、自転車も押していかないと無理と聞かされました。これにて予定は大幅変更。まず歴博に行きましたが、でかすぎて、ささっと見ただけなのに2時間かかりました。 城跡の敷地も予想以上にでかくて驚きました。メインの馬出し空堀は綺麗に復元しすぎていまいち。むしろ手入れされておらず藪になってる曲輪間の空堀のほうに感動。本丸は雑草だらけで天守跡や櫓跡もいまいちでした。一番よかったのは、本丸南側の出丸ですね。水堀との組み合わせが風流で一番絵になりました。スタンプ設置場所の緑のプレハブは皆様のおかけでわかりましたが、ほとんど公園の外ですね。軍の施設の残骸もありました(トイレ、階段等)。 予想以上に時間がかかり、武家屋敷にいったところで時間切れ。結局、予定していた旧堀田邸には行けず。地図には現れない高低差に泣かされた一日でした。距離的にも私の住む尾張国からの日帰りもこのあたりが限界のようです。これで40城達成。 |
二条城 2011年10月8日 | 以前に京都に住んでいたことがあり、何度か行ったことはありますが、今回は「城巡り」としてじっくりと見ました。 東南隅櫓は先の台風の影響で壁が剥がれ落ちていて痛々しいです。 開門からしばらくは二の丸御殿も開かないので、先に唐門や二の丸御殿の写真を撮って庭園へ。とにかく雅で美しい。 そのまま本丸御殿へ。二の丸御殿に比べると地味ですがこれもいい。普段は内部公開していないのが残念です。天守台からみた本丸御殿はいい景色でした。 清流園では結婚式をやっていました。世界遺産でウェディングというのもなかなか。で、ぐるっと一周した後、二の丸御殿内へ。 昔の記憶はうぐいす張りで喜んでいたくらいしかありませんが、改めて見ると障壁画、天井、欄間の美しいこと!国宝なので当たり前ですけど。ちょうど大河ドラマが家康秀頼対面の放送の回でしたのでその場所が見られて感動。そして大政奉還の場も見られて感動。でも撮影禁止なのが極めて残念。仕方ないですけど。なお。現在「勅使の間」は工事中で見られません。 その後は、フェルメール展、平安神宮、淀城、伏見桃山城(ニセモノの城だけど)、桓武天皇陵、明治天皇陵を回りました。 |
鉢形城 2011年10月29日 | 寄居駅から徒歩。予想していたより城跡で一番駅に近い笹曲輪までの距離は短かったですが、スタンプのある鉢形城資料館はけっこう遠く、場所もよく調べていかないとわかりにくいと思います。 資料館はビデオとかをじっくり見ないとあっという間に終わってしまうくらいの規模。ここはじっくり見学すべきと思います。 発掘の成果によって整備された二の曲輪、三の曲輪あたりはきれいで、看板なども親切にあります。ただ、やはり「復元しました候」という感じでした。 それに対して、城域のなかでも外回りの部分は、看板もなく、公有地か私有地かもわからないような状況で扱いが雑な感じでした。本丸にいたってはほったらかしな感じで、少々残念。本丸址の碑や田山花袋の碑は森の中にひっそりと建っています。 全体的な印象として、城巡りというよりはハイキング感覚のほうがいいかも。 深沢川の渓谷はきれいですし、「玉淀」といわれる荒川の川岸からの景色もきれいです。 断崖の上に建っていた城の雰囲気がよくわかります。 そのまま夜、川越入り。 |
川越城 2011年10月30日 | 駅近くのホテルから徒歩で1日じっくり市内を見学しました。巡回バスなども運行されているので、体力に自信のない方は利用されるといいでしょう。 まず喜多院へ。家光誕生の間、春日局化粧の間などが移築されていることもあり、大河ドラマ「江」ゆかりの地として旗が立っていました。建物内を撮影できないのは残念ですが、庭は撮影できます。もう少しして紅葉の季節になるときっともっときれいでしょう。 川越城本丸御殿は珍しい現存御殿で味わいがありますが、やや地味な感じがしました。 ほとんどの堀が埋め立てられ、建物も御殿しかなく、他にはわずかに残る中ノ門堀跡、富士見櫓台跡、初雁公園内の土塁と思われる跡くらいしか見るものがなく、城としてはいまひとつです。 が、まちとしては蔵造りの一番街、菓子屋横丁、大正浪漫通り、時の鐘など見るものがたくさんあり、さすが「小江戸」と呼ばれるだけあります。 東京から近いこともあってか、予想以上の観光客の多さにびっくりしました。 |
高取城 2011年11月16日 | 暑さ、虫、動物、雑草の心配がなくなった季節なので、日本三大山城のうち、まだ行っていなかった高取城攻略をすることにしました。 壺阪山駅から徒歩で。スタンプのある夢想館がある土佐街道は昔ながらの街並みが残っていていい感じです。武家屋敷や長屋門も残っていました。 城跡までかなりの距離があるのは初めからわかっていたのですが、予想以上でした。七曲がりと呼ばれる山道のあたりはかなり険しいです。でも、去年の夏に観音寺城に行ったときにはもっと死にそうな思いをしましたので、やはり秋という季節に行って正解でした。 二の門跡あたりからはひたすら石垣、石垣ですごいです。お勧めスポットは国見櫓跡から見る景色ですね。大和を一望できます。あと、七つ井戸から山上の新櫓跡を見上げたところの石垣がすごいです。個人的には二の門付近にあった水堀に驚きました。 帰りは五百羅漢〜壺阪寺経由で行きましたが、かなり急な下りもあってこわかったです。でも、岩に掘られた五百羅漢や、何もかもが豪快な壺阪寺の仏像には圧倒されました。 近くまで車で行く方法もあるようですが、この城は徒歩で行くべきだと思います。 |
松本城 2011年12月4日 | 小学4年生の娘と一緒に高速バスにて。往復時間と滞在時間がほぼ同じの日帰りの強行日程。12月だから信州はきっと寒かろうと思って着込んで行ったら意外と暖かかった。でも山はもう雪景色。 さすがに国宝の天守だけあって美しい。いろいろな方向から天守の写真を撮りまくる。天気が良かったのでお城とアルプスがきれいに撮れました。 赤い橋は渡れるけどその先の門が工事中とかで通れませんでした。 ぐるっと堀を一周して二の丸御殿跡を通って天守へ。本丸には武将の格好した人がいていっしょに写真をとりました。 そして天守の中へ。やはり木造の天守は味わいがあっていいです。いくつかの建物がつながっているので、かなり内部の規模は大きく感じました。一部階段が急すぎてこわいところもありましたが、娘も楽しんでいました。 帰りに松本駅で人だかりができていたので何かと思いましたが、この日、地元のJFL松本山雅FCがJ2昇格を決めたということでした。故松田選手の想いが通じてよかったですね。 |
名護屋城 2011年12月9日 | 100名城巡りで初の九州上陸。早朝出発で新幹線とバスを乗り継いで行ったものの、到着したときにはお昼過ぎ。地元の「名古屋城」には何度も行っていますが、「名護屋城」は遠すぎる!!バスの時間が限られているので、事前にしっかりと調べておかないと大変なことになります。 まず、腹ごしらえ。イカの活き造りを贅沢に食べました。そして博物館へ。スタンプはここにあります。結構しっかりした展示がありながらも無料とはすごい。 名護屋城跡も無料ですがが、清掃協力費名義で100円取られます。でも、それくらいはいいですね。城域はかなり広いです。建物は何も残っていませんが、さすがに天下人の城だけあります。本丸辺りからの海の景色は最高です。海にかかる橋が非常に美しいです。 ガイドブックにも載っている山里口は残念ながら復元しましたって感じが強すぎていまいち。それに上まで歩いて行ったら行き止まりでガッカリでした。 時間があれば朝鮮出兵に随行した武将たちの陣所跡にも行きたかったのですが、残念ながら少々距離もあり、バスの時間もあって時間切れ。場所的に二度と来れないような気がするので残念。 |
佐賀城 2011年12月10日 | 朝早めに出てバスにて登城しましたが、まだ本丸御殿の開館前。まずは堀の周りを一周。 天守台はなぜか本丸側でなく、外側に登るための石段がついていました。天守というのは最後にたてこもる場所のはずなのに不思議です。 うろうろしているうちに、鯱の門が開き、本丸御殿へ。御殿内に入る前に外から御殿の写真を撮りまくる。残念ながら、御殿は外壁の工事をあちこちやっていて工事の足場が組まれていました。 復元ながら予想以上に大規模な御殿で驚きました。復元されていない部分もかなりあるようなので、とにかく大規模な御殿だったようです。内部の障壁画等については、詳細がわからないということで復元されていませんでしたが、それでもかなり立派だと思いました。わが地元で復元中の名古屋城本丸御殿はこれ以上に立派に復元してもらいたいものです。 展示も充実していたのですが、基本的に無料というところがうれしい。出口のところに満足度に応じて寄付金をということで箱が設置されていましたが多めに入れさせていただきました。 そのあと、大隈重信の記念館及び生家を見学。佐賀駅周辺でB級グルメ、シシリアンライスを食べ、吉野ヶ里へ。 |
吉野ヶ里 2011年12月10日 | 神埼駅でも吉野ケ里公園駅でもどちらからでも行けるようなガイドブックの記述だったので、電車代を節約するため神埼駅で降りましたが失敗でした。神埼駅に近い西入口は、レジャー施設としての公園入口であり、遺跡としてのメイン入口は東口でしたので、吉野ケ里公園駅で降りるべきです。そちらの方がコインロッカーもありますし、スタンプも近いです。ただ、神埼駅には卑弥呼の像がありますので、これを目当てに帰りに行くのもいいかもしれません。 遺跡はけっこう広いです。居住区としての南内郭、政治・祭祀施設としての北内郭、墳丘墓など、区画ごとにいろいろと意味があり、たいへん興味深いものがありました。特に王たちの墓である墳丘墓はすばらしいと思いました。 復元建物の中には人形でいろいろな場面を復元してあっておもしろいのですが、ただ基本的に似たような建物ばかりなのでちょっと飽きてしまうというのが正直な感想。 城というと?なところはありますが、歴史テーマパークと思えば楽しめるし、確かにムラの周りを囲んだのが「城」の起源には違いないでしょうから、100名城にはふさわしいと思います。 |
福岡城 2011年12月11日 | 福岡入りしてからこの日ソフトバンクホークスのパレードだと知りました。よって、混雑に巻き込まれないように早めに出発。 まずは堀の周りを散歩して、鴻臚館跡へ。展示館にてスタンプ。内部には発掘現場が保存されていて結構興奮したのですが、館外の遺跡が平面表示されているところでは、地元の人がドッグランみたいに犬と走り回っていたり、当日競技場で行われていたラグビーの試合の出場者が練習をしていたりして、遺跡のイメージが台無しでした。 福岡城ですが、天守はないものの、祈念櫓、伝潮見櫓、多門櫓などの現存建物はすばらしかったです。また、天守台も複雑な構造をしていて見ごたえがありました。天守があったかどうかは議論があるようですが、あったとしたらすばらしいものだったでしょう。 ひととおり見たところ、周りが騒がしくなったので、人の流れについて走っていくと、なんとホークスの選手たちがバスに乗り換えるところに遭遇。秋山監督の姿をばっちり見ることができてラッキーでした。そのあと美術館に行ったら、国宝の金印が特別展示されており、これもラッキーでした。疲れましたが、充実の3日間の九州の旅でした。 |
小田原城 2012年2月5日 | 娘と2人で小田原城へ。まずはあえて城址公園とは反対方向へ進み、総構の遺構を見学しようと散策。が、道がわかりにくい。でも迷ったおかげで小峯鐘ノ台大堀切をめざしていたところ、全然位置の違う山ノ神堀切や総構稲荷森が見れて感動。娘にはただの竹やぶのようにしか見えないようでしたけど。小峯鐘ノ台大堀切はとにかく迫力があります。遊歩道になっており、渡りきると相模湾がきれいに見えます。 昼食(先日亡くなった旅犬だいすけ君が最後の旅で立ち寄った小伊勢屋さんで丼を食べました)後に、城址公園へ。天守や歴史見聞館の展示はけっこう充実していたと思いますが、建物はすべて復元ですから個人的にはいまひとつでした。天守の付近には小さな遊園地がありましたが、娘も高学年になりましたから興味を示さず。 城址公園のすぐ隣は報徳二宮神社。二宮金次郎が小田原の人とは知らなかった。その神社との間には見事な堀跡が残っていて感動しました。 最後は、近年に整備された八幡山古郭へ。ここからは天守と相模湾がきれいに見えていいですよ。 今回は記念すべき50城目でした。あと半分ですが、もう日帰りできそうなところはないし、先は長そうです。 |
萩城 2012年4月28日 | ゴールデンウィーク前半の3連休を使って城巡り旅をしました。 新山口からバスで萩へ。萩市内はレンタサイクルで回りました。 城に行く前にまずは松陰神社、松陰誕生地、松陰の墓などを回りました。松陰誕生地からは指月山と城下がきれいに見えます。松陰先生に御挨拶した後は一気に萩城へ。 厚狭毛利家長屋との共通券とはいえ、市民公園っぽい雰囲気の城跡公園でお金をとるのはちょっと納得いかない。 城の建物は残っていませんが、天守台周辺の石垣はきれいでした。 山上の詰丸はほとんどの人がいかないようで、誰とも会いませんでしたが、城巡り旅の方にはけっこうおすすめです。約20分の山道の上には立派な虎口や謎の巨石があり驚きました。ただ残念なのは土塀(復元とは思いますが)は落書きだらけで、山上からの眺望は木が茂りすぎでほとんど見えません。 下山後には城下町の木戸孝允宅や高杉晋作宅などを見学しました。 萩は見所が多すぎて1日ではとても回れません。翌朝早く目が覚めたので散歩として明倫館などに行きました。 もっといろいろと見たかったのですが、泣く泣く次の目的地津和野へ。 |
津和野城 2012年4月29日 | 萩からバスで津和野入り。城へはリフトを使って途中までいけます。 萩城と違ってここは何人もの人が城に登っていきます。「熊に注意」の看板もあったので熊よけ鈴をつけて歩いていたら、やたらと珍しがられました。 歩きだすとすぐのところには中世の堀切があり、もうしばらく歩くと本丸と出丸に分かれます。出丸を見てから本丸へ。いくつもの曲輪に分かれてすごい石垣が残っています。いちばん高い三十間台から見た眺望はすばらしいです。 そこでちょうどいい時間に。12:42に津和野駅に入るSLやまぐち号が走る光景を山上から見ました。私は三十間台から見ましたが、やや高すぎるので出丸から見た方がいいかもしれません。いずれにしろせっかく登るならこの時間に合わせてくることをお勧めします。 下山後は西周宅、森鴎外宅、馬場先櫓、物見櫓などを見学し、津和野大橋から今度は15:20発のSLやまぐち号の走る姿を見ました。やはり近くで見ると迫力がありますね。その後は殿町へ。鯉は太りすぎ。鯉並みにでかくなった金魚もいました。 そのまま津和野に泊り、翌日は山口へ。藩庁門、香山墓所、国宝の瑠璃光寺五重塔のほか大内氏館跡を見ました。 |
箕輪城 2012年5月19日 | 高崎駅からまずバスで箕郷支所に行き、スタンプをゲット。 支所の敷地内にある旧下田邸書院及び庭園を見学後、箕輪城へ向かうが、案内表示が今ひとつ分からず迷いました。 搦手口から新曲輪、稲荷曲輪方面に行き、御前曲輪・本丸の堀の中を進みました。あまりに深い堀に圧倒されます。 三の丸や鍛冶曲輪の石垣もなかなかのものですが、一番の見所は大堀切でしょうね。あれだけのものを掘るにはどれだけの苦労がいるのかと考えてしまいます。ただ、悲しいことに写真だと今ひとつ伝わらない。山城ってのは体感するのが一番です。 二の丸付近にはボランティアの方がいていろいろと解説をしていただけます。本丸を囲む土塁の下の部分にさりげなくある石積みも近年の補強ではなく、往時のものだそうです。 ガイドブックに載っていた城門の礎石は発掘時のもので今は埋まってしまっています。思っていたよりずっと迫力のある城でしたが、まだこれから整備されていくという感じがしました。 その後、高崎城にも行きました。都市に埋没してしまっている感はありますが、櫓と門が残っていますし、派手さはないですが、土塁がきれいに残っています。 |
郡山城 2012年6月14日 | 尾張国から日帰りの限界点を探る旅。5時起きで出発。 新幹線広島から可部駅まで行き、バスに乗り換えて安芸高田市役所前まで。博物館に着いたのはほぼお昼。 スタンプをもらって博物館を見た後、毛利一族の墓へ。歴女さんが元就公に花を供えていました。なんでもこの日は旧暦の元就公命日とのこと。まったく知りませんでしたが、いいときに来ました。 その後は半日じっくりと山城を堪能しました。本丸周辺を巡る標準コースはわりと攻略しやすいのですが、羽子の丸、尾崎丸、旧本城あたりは途中に険しい道や堀切があってかなりたいへん。特に羽子の丸の堀切は深かった。このあたりはあまり整備がされていないので、相当な注意が必要かと思います。 あちこちに石垣跡と思われるものがあり、見所はけっこうあると思います。 山城は写真に撮っても今ひとつすごさがわかりにくいので、じっくりと時間をかけて体感しましょう。 日帰り強行日程でとんぼ返りで家に戻った時には夜11時でした。つかれました。 |
今治城 2012年7月13日 | 福山駅から「しまなみライナー」で行きました。今治駅ではなく終点の今治桟橋まで行ったほうが城までは近いです。 九州地方で豪雨の被害が出ていた中だったので四国も心配はしていたのですが、案の定けっこう雨に降られました。 よって、まず外観の撮影のために堀を一周して撮影。ここの堀は海水でボラと思われる魚が泳いでいるのが見えました。 建物はいずれも再建モノで歴史的な価値はあまりないですが、海に浮かんでいるかのような景色はなかなかの迫力があります。 鉄御門をくぐり、藤堂高虎公の像と天守の写真を撮ったころに雨が激しくなってきたので、天守内へ避難。 天守、山里櫓、御金櫓、武具櫓・鉄御門はいずれも趣の異なる史料館、美術館となっており、城というイメージとはちょっと違うかなという感じもありましたが、雨よけとしては十分楽しめました(なお一部改装中のため見られない部分もありました)。 城内には吹揚神社が鎮座しており、さらにいくつかの神社が周りを囲んでいました。 夕食後、「しまなみライナー」の広島バスセンター行きに乗り、アストラムライン、JRと乗り継いで翌日の目的地の岩国へ。 |
岩国城 2012年7月14日 | 朝起きたときは大雨洪水警報発令中でしたが、雨があがったので出発。 錦帯橋はやはり美しく、遠くにちょこんと見える岩国城天守がかわいらしかった。 天然記念物のシロヘビを見たあと、ロープウェイで山上へ。 岐阜城みたいな感じでは山の上にある再建モノということで正直あまり期待はしていなかったのですが、途中の山道に石垣がはっきりと残っており、またけっこう深い空掘がはっきりと確認できたのはよかったです。ただ旧天守台はちょっとさびしく感じました。 天守内は刀剣の展示が中心でした。山麓にある吉川史料館は貴重な資料とは思いますが、展示が少なすぎて物足りない。岩国美術館は入場料はちょっと高いですがなかなかのボリュームです。岩国徴古館は展示替え閉館中でした。 吉香神社、錦雲閣などを見たあと、吉川家墓所で歴代藩主のお墓参り。たくさん並んだ巨大な墓石には圧倒されました。初代と12代の墓は山の上にあります。6代と13代の墓はさらに離れたところにあるのですが、案内もしっかりしてなくてわかりにくいです。 翌日は防府市に行き、天満宮、国分寺、毛利博物館などを見ました。 |
山形城 2012年8月10日 | 今回は2泊3日の城旅。初の東北上陸です。 まず、三の丸の土塁方面へ。山交ビル前のバス停のあたりに土塁が残っており、歌懸稲荷神社の社殿の裏に回ると石碑があって、そこから土塁の裏に深い堀があるのがはっきりとわかって、けっこうすごいです。個人的にはこの遺構がいちばん感動しました。 名物冷やしラーメンを食べ、最上義光歴史館にてスタンプ後、霞城公園方面へ。 最盛期は57万石であった藩の城なので城域はけっこう広いです。少し前に行かれた形のレポートでは最上義光像が修復中だったとのことで心配でしたが、終わったようで青々とした像がありました。 二の丸東大手門、本丸一文字門は迫力はありますが、なんかきれいすぎという感じ。復元だから仕方ないですけど。 あちこち工事中で、全体的な印象として未完成作品のように感じます。城域には体育館、美術館、グラウンドなどがありますが、整備工事の中で順次移転するようで、すべての整備が完成するまでは数十年単位の期間がかかるみたいです。うーん。 夕方、いっきに宇都宮に移動。 |
足利氏館 2012年8月11日 | 2泊3日の城旅の2日目。 午前中は宇都宮で宇都宮城(かなり作り物っぽいですけど)を見学、餃子をたらふく食べて、午後に足利入りしました。 足利学校をまず見学。論語の精神で気を引き締めてから足利氏館(鑁阿寺)へ。 皆さんがおっしゃるとおり完全に寺ですね。武士の館の跡であった証拠の堀と土塁は残っていましたが、城っぽさはゼロです。でも、寺社巡りも好きなので楽しめました。 スタンプは本堂のお札売り場にありました。本堂、経堂、鐘楼は国指定重要文化財とのことで威厳がありますし、その他の建物や門もなかなか趣があります。 足利藩は1万石の陣屋大名。鑁阿寺より南西に少し歩いたところに陣屋大門の石碑があります。そこから少し北に歩くと井戸跡が残っているとのことでしたが、民有地の中で門が閉まっていましたので残念ながら見れませんでした。また、陣屋門は鑁阿寺の北東のあたりに移築されてますが、道路から奥まったところで完全に民有地なのでさっと見て引き返しました。 |
金山城 2012年8月12日 | 2泊3日の城旅の最終日。朝、足利市から太田市へ移動。駅前の新田義貞像を見て、初めて金山城が新田氏のゆかりのものと知りました。太田駅から城までは適当な公共交通機関がなく、タクシーで山上の駐車場まで乗せてもらい、1610円でした。 金山城のメインである本丸虎口、月ノ池、日ノ池あたりは発掘調査の成果に基づく整備でかなり迫力がありますが、よくある意見と同様、個人的には「やり過ぎ」に感じました。現存部分と復元部分の区別が表示がしてあると説明板には書いてありましたが、いまひとつわからず。 スタンプはその迫力ある虎口の上にある休憩所に置いてあります。そこからさらに進んだところに本丸があり、現在は新田神社が鎮座していました。 金山城というとどうしても復元整備した部分に目が行ってしまいがちですが、個人的には西矢倉付近の堀切、馬場下の岩盤を削り取った堀切、西城筋違城門の空掘に残る石垣などの遺構のほうが素晴らしいと思いました。 帰りは歩いて下山して、ガイダンス施設を見学。本当は先にこちらに来た方がよかったのでしょうけど、夏場にあの山道は登りたくないのでこれでよかったと思います。 |
水戸城 2012年9月16日 | 60城目。上野から特急スーパーひたちで1駅で着きます。駅前には黄門様ご一行の像があります。 最初に義公生誕地に行ったのですが、震災の影響で石柱が真っ二つに折れていて驚きました。 水郡線に沿って進み、本丸へ。本丸は水戸第一高校の敷地内で観光気分では行きにくいところでした。現存建物である橋詰門はテニスコートの横にあり、テニス部員が休憩していました。正直どいてほしかったのですが、敷地内にお邪魔しているのは自分の方なので強いことも言えず。 そのまま弘道館方面へ。大手門跡は土塁が残っていて枡形の雰囲気がわかります。 弘道館の被災状況は予想以上に深刻であちこち壁が崩落しているし、学生警鐘にいたっては完全にぺちゃんこ。はやく復興してほしいものです。 三の丸の空掘を見てから、バスで偕楽園へ。 萩まつりってのをやってましたが、梅の名所だからかなり地味。でも、やはり名園。この日は時々雨が降ったのですが、見晴広場から千波湖を眺めたら虹がかかっていて綺麗でした。 夜に上野に戻り、翌日はツタンカーメン展を鑑賞後、上野公園・寛永寺を巡り、最後に「水戸つながり」で徳川慶喜公の墓にお参りしました。 |
会津若松城 2012年10月27日 | 夜行バスで朝5時頃に会津若松到着。 まだどこも開いてないので、先に飯盛山に行き白虎隊の墓参り。早朝は濃霧で自刃の地から城は見えなかったのですが、白虎隊記念館を見てる間に晴れたのでなんとか山上から城を見ることができました。その後、レンタサイクルで城へ。 城は高石垣も美しく、何といっても天守がかっこよかった。赤瓦と走長屋とつながっている姿は非常に美しく、間違いなく今まで見たもののベスト3には入るものだと思いました。また、御薬園の近くには土塁が残っており、感動しました。 城内では御三階の復元を目指して調査・工事が進められてますが、市内の阿弥陀寺には明治に移築された御三階が残っているので、これも要チェックです。 スタンプは走長屋の売店のレジにありました。 まちは来年の大河ドラマ「八重の桜」で盛り上がっています。城の近くに八重の生誕地もありますので、併せて行くのがいいかと思います。今は何もない駐車場ですけど。 |
二本松城 2012年10月28日 | 福島の旅2日目。 二本松駅から城へは徒歩でいける距離ですが、途中けっこう急な坂があります。 震災の影響で本丸には入れないと聞いていたので、箕輪門周辺くらいしか見るものはないのではと思っていましたが、ちょうど菊人形まつりをやっていて楽しめました。聞けば、日本最大規模の全国的に有名な菊人形まつりとのことで、確かに人形は立派だったし、かなりにぎわっていました。 また、城の遺構ではないと思いますが、城内の庭園には滝があったり、立派な松があったりで素晴らしかったです。 本丸には入れませんが、下の石垣近くまでは行けますし、そのあたりには中世の土塁や堀切と思われるものもあり、満足できました。 二本松少年隊の顕彰碑、智恵子抄の碑、土井晩翠の詩碑などいろいろな碑があり、それらを回るとけっこうなハイキングになります。 スタンプは歴史資料館にあります。只今白河集古苑と連動で新島八重展開催中で無料でした。なお、歴史資料館の近くには大手門跡があり、当時の石垣が残っています。 |
白河小峰城 2012年10月28日 | 二本松に続いて白河へ。 事前に震災の影響で三階櫓には近づけないことは知っていましたが、崩れた石垣を目の当たりにしたら、さすがにショックでした。 さらに付近を歩いていたら原発から避難された方の仮設住宅を見つけ、とても観光気分でなくなりました。一日も早い復興を祈るばかりです。 石垣の内側には一切入れない状況ですので、現在はじっくり見られる部分はありませんが、撮影スポットを探して歩いていたところ、水堀越しの三階櫓がきれいでした。 白河集古苑では二本松と連動で新島八重展をやっていて、午前中に二本松に行ったことを伝えたら特別パンフレットをもらえました。ラッキー。 スタンプは三階櫓には入れないので、現在は集古苑にあります。 石垣工事が完成するのはまだまだ先になるとは思いますが、駅からすぐと交通の便もいいので、そのときには再度訪れたいと思いました。 |
姫路城 2012年11月14日 | 姫路城については大天守の工事が終わるまでは行かないつもりでしたが、神戸で行われている「マウリッツハイス美術館展」に行きたかったので、ついでに行くことにしました。 行ってみると、さすがに国宝。見所満載で「ついでに」なんて扱いをしたことを後悔しました。 工事観覧施設の「天空の白鷺」は事前予約しましたが、平日ということもあってか指定時間でなくても観覧できました。やはり間近で大天守が見られるのはすごい。もう少し早く来れば瓦がない状態なども見れたかと思うと「しまった」と思いました。「幻の窓」も見れました。 個人的に好きなのは西の丸の渡り櫓ですね。とにかく長いので驚きました。 日程上じっくりと見れなかったので、工事が完了したらきれいになった大天守を含めてじっくりと見学したいと思います。 |
鳥取城 2012年12月16日 | 前日夜に鳥取砂丘のイルミネーションを見るために鳥取入り。翌日に登城しました。 駅から歩いたのですが、正面の山に山上の丸の石垣らしきものが見えて、着く前から興奮。さらに堀越しに見る石垣のオンパレードにさらに興奮。 仁風閣でスタンプをゲットしたあと、唯一の建造物である城門を通ってからはド迫力の石垣の連続。山上の丸へは険しい山道をいかなければなりませんが、健康づくりのため登る地元の方も多いようで、多くの方に出会いました。山上の本丸からの景色は最高で、上から見る砂丘はすばらしかったです。地震で崩れかけてる天守台もまた味わいがあります。 満足したのですが、前日の雨で地面が滑りやすくなっており、下山中、見事に転倒して泥だらけになるアクシデント。皆様もお気をつけください。 最近復元された天球丸下の「巻石垣」は丸い形で他では全く見たこともないもので驚きました(とくに立入禁止の表示もなかったので近くまで行って写真をとりましたが、まだ現場には重機が置いてありひょっとすると入ってはいけなかったのかもしれません)。 とにかく石垣好きにはたまらない城だと思います。 |
大野城 2013年1月20日 | 19日に太宰府市入り。前日に雪が降ったこともあったので、その日は天満宮参拝(受験生だらけ)とレンタサイクルで史跡巡りをしました。 山の途中にあるホテルに泊まり、翌20日にそのまま大野城(四王寺山)を登りました。バス等の交通機関などがないからたいへんですね。 見所は点在しており、丸一日時間があったので割といろいろと見学したつもりですが、すべてはとても見られません。ポイントを絞っていくなら、増長天礎石群、大宰府口城門、百間石垣ははずせないでしょうね。 数年前の豪雨の影響で自然歩道のあちこちが崩れていて、林道をはずれたところはかなり危険です。 大石垣はあまりに急な坂で近づくのがこわくてそばに行くのは諦めました。 小石垣はなんとか近くにいけましたが、かえりの上り坂でつかまった木の枝が折れてあやうく転落しそうになりました。 また、案内表示は正直あまり親切とはいえず迷いました。 百間石垣は見事ですが、太宰府駅からは遠い遠い。 歩いて帰るのが嫌だったので県民の森センターでタクシーを呼んでもらおうとしたら、親切な方に駅まで送っていただけることになり助かりました。 |
大分府内城 2013年3月23日 | 大分駅からは歩いてもいける距離です。 他の方の意見と同様、正直あまりおもしろみのない城でした。 現存の宗門櫓、人質櫓もあり、さらに復元した櫓や門が水堀に沿ってぐるりと1周並んでいる姿は壮観なのですが、はっきり言ってそれだけです。 櫓の内部を公開しているわけでもないし、展示物があるわけでもない(文化会館内に模型がある程度)。解説も少ない。 外から見て立派に見える櫓も城内に入ったら鉄筋の柱が丸見えで興ざめでした。 おまけにスタンプは文化会館の裏口のようなところに置きっぱなしで、紐もほどけていて管理が非常に悪かったです(確か以前紛失事件があったはずですが…まだこんな管理状態とは…)。 唯一救いだったのはこの日は桜が満開だったこと。水堀の周りに植えられている桜がとてもきれいでした。 文化会館は近々閉鎖されるとのこと。それを機会に整備が進むといいんですけど。 夜、岡城のある竹田市へ移動。 |
岡城 2013年3月24日 | 「坂の上の雲」にも出てくる軍人廣瀬武夫を祀る神社の近くで宿泊し、朝イチで神社にお参り。 そのまま岡城まで歩きました。豊後竹田駅からは少々距離はありますが、歩けない距離ではないと思います。 展示物のない山城で料金をとられることについては正直納得いかない部分もありますが、巻物のような城内案内図がもらえるのでそれはよしとできるところです。 31日に「岡城桜祭り」があるようですが、この日すでに桜は満開。来週までもたないのではないかと少々心配です。 朝早くに行ったので、そのときは空いていましたが、山から下りてきたころには駐車場はいっぱいでした。 ここは建物が残っていませんが、「ないからいい」と言える城ですね。「荒城の月」の城という先入観があるからかもしれませんが。 ガイドブックにも出ている「かまぼこ石」は珍しいですし、高石垣はやはり圧巻です。 家老屋敷も平面表示で復元されていたりもします。 ところどころ石垣の工事などをしていましたが、昨年夏の豪雨の影響でしょうか。 城下町も武家屋敷やキリシタン洞窟礼拝堂が残っているし、瀧廉太郎や田能村竹田の旧宅などもあり、見ごたえがあります。 |
月山富田城 2013年5月25日 | 新幹線で岡山まで行き、9:05発の特急やくもで安来(やすぎ)まで行くと、休日はちょうどいいタイミングで11:30発の観光特別便イエローバスに乗ることができ、スタンプのある安来市立歴史資料館前で降りることができます(バス停名は月山入口)。 資料館を見学し、道の駅で食事をした後に山登り。初夏だから虫の大群にすぐ囲まれ、蛇に2回も遭遇。これからの季節は注意が必要。 山中鹿介像、花ノ壇復元建物、山中御殿跡などの見所はありますが、これといって強烈なインパクトがあるものが少ない気がしましたし、本丸への山道も思ったより短かったのでやや物足りなかったです。尼子という戦国大名がいたことが実感できさえすればいい場所なんでしょうね。 周辺の散策(巌倉寺、堀尾義晴の墓など)とあわせて回るといい感じで月山入口16:36発のバスで帰ることができます。 夕方松江へ。 |
松江城 2013年5月26日 | 駅近くのレンタカー店でレンタサイクルもやってたので借りる。城までは歩きではそこそこある距離なので自転車は非常に便利。 まず雄大な宍道湖を眺め、途中県庁で「竹島は日本の領土」との看板をみて島根県に来たことを実感。 城は県庁のすぐ隣。二の丸の3つの櫓は近年の復元ですが、木造で味わいがあって内部にも入れます。また、現在内部には入れませんが興雲閣という迎賓館も立派でした。 そして何といっても現存天守。さすがです。思ったより大きくって迫力がありました。展示も充実しています。国宝にしようという運動もあるらしいですが賛同できます。 その後、小泉八雲記念館、小泉八雲旧居、武家屋敷も行きました。これらは天守とのセット券も売っています。最後に地ビール館で一杯飲んで帰りました。 これで70城目。 |
多賀城 2013年6月7日 | JR国府多賀城駅の北口にプレハブの観光案内所があり、スタンプはそこで押せます(ただし午後3時まで)。 駅にはコインロッカーがなかったので、すぐ近くにある東北歴史博物館のロッカーに入れ、そのまま博物館を見学。多賀城の説明のほか、古代から現代までの歴史学ぶことができます。また、震災復興チャリティのために出品されたレディ・ガガのサイン入りティーカップも展示されていました。 数ヶ月前に大宰府政庁跡を見学しましたが、それと同じようなもので、有名な石碑以外は当時のものは何も残っておらず、「城」というより「遺跡」、ただの原っぱでした。 よって、お城ファンとして楽しめるものは少ないですが、発掘に基づく建物跡の表示を見て古代のロマンを感じました。 石碑や政庁周辺には遠足(修学旅行?)に来ていた小学生が走り回っていて写真を撮るのがたいへんでした。 一番おっーと思ったのは作貫地区の空堀遺構ですかね。 周辺には高い建物もないので、立派過ぎる駅と博物館が異様でした。 |
仙台城 2013年6月8日 | るーぷるという循環バスで瑞鳳殿、博物館と行き、歩いて山を登りました。 るーぷるは一方通行で逆周りはないのでちょっと不便です。これを利用する場合、自動的に瑞鳳殿が最初になるでしょう。 現在震災の影響で大手門から登るコースは車が通行止めになっていますが、歩行者は通れますので、道路の真ん中で堂々と写真を撮ることができました。 観光地としては有名ですが、城としては残念な感じです。唯一の城郭建物の大手門隅櫓もただ「そこにある」というだけでパッとしないし、一番の見所の本丸石垣も迫力はあるものの、「修復しました感」があってきれいすぎ。一番昔の城っぽく感じるのは、博物館の裏手の初代政宗像から少し進んだところにある門跡付近の石垣ですかね。 スタンプのある仙台城見聞館は思ったより小さな建物で、はじめはただのトイレかと思いました。 牛タンを食べ、資料館を見学し、護国神社へお参りしてそれなりに楽しみましたが、一番印象に残るものが土産物と飲食店と資料館がある建物というのはちょっといただけないですね。結局ここは政宗さまのおかげでもっている「観光施設」と感じました。残念。 |
根城 2013年6月22日 | 旅に出たくてまた東北へ。八戸到着はちょうど昼頃だったので、名物いちご煮(ウニとアワビの汁で苺は入っていない)を食す。 根城までのバスは田面木方面に乗り、根城(博物館前)下車です。根城は本丸部分のみ有料(250円)。時間がなければ根城だけの本丸もよいですが、八戸市博物館もまずまずの内容なので共通券(400円)をお勧めします。スタンプは博物館受付で押しました。 本丸は発掘成果に基づき建物が推定復元されていますが、これがなかなか面白い。建物内にも入ると展示物があり、センサーが反応して解説音声が流れます。ちょっとビックリしましたが解説もわかりやすくてよかったです。有料部分ではないところにも堀跡(特に東善寺跡の堀が迫力ある)や復元模型などがあり楽しめました。 正直あまり城っぽくはない雰囲気ですが、じっくりと楽しめると思います。 ただ残念だったのが、当日城内の芝刈り作業があり、写真を撮るのに非常に邪魔だったことです。なぜ土曜日に作業をやるんだろう。 そのあと市街地方面にいき、八戸城跡も見学。 せんべい汁を食して、次の目的地盛岡へ。 |
盛岡城 2013年6月23日 | 盛岡市内循環バスの「でんでんむし」はだいたい15分間隔で走っており、仙台と違って右回り・左回りと両方あるので便利です。まずはプラザおでって(「盛岡バスセンター」で下車)の2階観光案内所でスタンプを押しました。 まずビックリしたのが城址にある桜山神社の烏帽子岩(兜岩)です。とにかくデカい。御利益あるようにと拝ませていただきました。 盛岡城は完全に市民公園的な扱いになっており、城として楽しむには面白みに欠ける印象でしたが、とにかく石垣が美しい。白い色が非常に印象的で、これまでに見た城の中ではいちばん美しく感じました。 本丸にはかつて42代目の南部利洋公の銅像があったのですが、戦争末期に供出となり、今は台座のみになっています。台座だけでも立派なのですが、なんか切ない話です。 現存建物としては彦御蔵がありますが、残念ながら非常に地味で訪れる人もあまりいないようでした。 市内には石川啄木、宮沢賢治、新渡戸稲造などのゆかりの地が多くあるので時間の許す限り回りました。 食事としては盛岡冷麺とじゃじゃ麺を賞味しました。 帰りの新幹線がいっぱいで東京まで立席。疲れた。 |
久保田城 2013年7月14日 | 久保田城は土の城。石垣で固められた城に比べて派手さはないものの、土塁はわりと迫力があります。 初めに佐竹史料館でスタンプを押印。展示内容は少なすぎて今ひとつ。 表門は近年の復元ですが、なかなか立派なもの。それに比べて、その脇にある御物頭御番所は唯一の現存建物ですが、地味すぎるのか、訪れている人の動きを見てもけっこう素通りされていて気の毒。御隅櫓は本来二重だったもののうえに展望台を乗っけて四階建にしてしまったという怪しげなものですが、まぁ御愛嬌というところでしょうか。展示内容はこちらも今ひとつだったけど、城の模型はなかなか精巧でよかったです。ただ節電で解説ビデオなどが一切見れなかったのは残念。 久保田城の散策の後はねぶり流し館と赤レンガ郷土館を見学しました。 実は、この前日、角館に行き、武家屋敷通りを散策しましたが、非常にすばらしい町並みでした。それに比べると、秋田は市街地化してしまっており、あまり風情は感じられませんでした。でも、きりたんぽ、比内地鶏、はたはた寿司、稲庭うどん…食べ物はとにかくうまかったです。これで75城目。のこり4分の1です。 |
七尾城 2013年11月9日 | 七尾駅に到着したのは11:50。巡回バスまりん号は00分発だからいいタイミングでした。スタンプのある城史資料館前まで。一律100円だから安い。 スタンプは資料館前にむき出しで資料館自体も内容はいまひとつ。 そこから徒歩で登山道へ。いきなり高速道路と思われる橋脚建設工事の現場を通り、こうして山城の遺構はなくなっていくのかと残念。 本丸までの道のりはそこそこ長く、特に三の丸、二の丸あたりはかなりの段差ですが、いい運動といった感じでさほど苦にはなりませんでした。 二の丸で昼食。紅葉は色づき初めといったところですが綺麗でした。 そこからは感動の連続。二の丸下の温井屋敷跡の石垣と九尺石という巨石がすごい。本丸からに登ったら能登の海が綺麗でした。そして本丸を下りたところが最大の見所の調度丸・桜馬場石垣。何段にも重なる野面積み石垣は圧巻でした。 私はたくさん写真を撮りながらゆっくりと回るタイプなので、帰りのバスの時間を気にしていましたが、城史資料館前16:40の最終バスに乗ることができたのでよかったです。 |
金沢城 2013年11月10日 | この日は朝から雨に加えて強風で最悪の天気でした。なので写真撮影は非常に苦労しました。せっかく来たので濡れるのは仕方ないと割り切って撮りまくりましたが、さすがにそれどころでないときには公開中の櫓や門に避難しました。 復元した河北門や菱櫓・五十間長屋・橋爪門続櫓は確かに外観はすばらしいですが、内部は新しすぎていまひとつ。やはり重要文化財の石川門や三十間長屋の方が味わいがあっていいです。 ガイドブックでは海鼠壁の門や櫓などの建物ばかりが強調されていますが、ここは石垣がすごいですね。「石垣の博物館」と言われているようですが、その名のとおりだと思います。野面積みから切込ハギまでいろんなヴァリエーションの石垣群があちこちにありました。 この後、兼六園にも行ったのですが、金沢城で体力を使い果たしたので撮影は適当になってしまいました。あいにくの天気で余裕がなく見落とした部分があったと思うので、現在工事中の橋爪門や玉泉院丸庭園が完成したときにまた行きたいです。 |
高知城 2013年12月15日 | 1泊2日の強行日程。1日目の早朝に新幹線+特急南風(アンパンマン列車)で高知入り。その日は桂浜、坂本龍馬記念館に行きました。 2日目の早朝に龍馬、武市、板垣らのゆかりの地、山内神社、龍馬の生まれたまち記念館などを回ったあとに高知城へ。 追手門から天守が見える光景がなかなかかっこいいです。 入口に「国宝」との石碑が建っているけど、今は「重要文化財」。 江戸中期の再建ということで国宝になっていないんだと思うけど、本丸の建物がまるまる残っていることから考えると他の城にはないから、「国宝」と言ってもいいのではないかと個人的には思います。 詰門の廊下橋を通り、本丸御殿を経由して天守に入るという構造が気に入りました。 石垣もなかなか迫力があるし、石樋という珍しいものも見れてよかったです。 食事はカツオ、ウツボ、クジラなどをたらふく食べました。ひろめ市場はいろいろな店があっていいですよ。 |
島原城 2014年1月25日 | 新幹線、特急かもめ、島原鉄道にて前日のうちに島原入り。とにかく遠い。 折れのある高石垣と深い堀は見事。破風のない層塔型天守と3棟の櫓がそびえる景色は美しい。なるほど、石高の割に立派すぎで、島原の乱の原因のひとつにもなったというのも納得できます。 建物は復元ものばかりだけど、移築された御馬見所というのがあります。 また、当日は雲がかかっていてよく見えなかったけど、雲仙の平成新山が目の前。城内には大火砕流からの復興を記念した記念館もありました。 午後からは武家屋敷を見学。3棟の建物が保存公開されているのですが残念ながら1棟は工事中。おまけに大雨に降られて散々でした。 食べ物は具雑煮、六兵衛、かんざらしといった名物がたくさん。すべていただきました。 夜、平戸へ移動。 |
平戸城 2014年1月26日 | 前日の島原に続き長崎の城攻略。平戸城付近には鉄道の駅がなく、佐世保から1時間半くらいかけてバスで行きました。 天守は模擬で実際にはなかったものですが、対岸から見ると櫓群が並ぶ姿がけっこうすばらしいです。 天守内には重要文化財の刀や明治天皇の御七夜の産着などが展示されています(明治天皇の祖母に当たる方が平戸のお姫様とのことです)。 展示はそれなりに楽しみましたが、城郭としての説明看板などが少ない。現存建物の北虎口門や狸櫓はもっとその貴重さを訴えるべきです。私のあとから狸櫓に来た人は「なんだ、ただの納屋か」と行って素通り。なんてもったいない。また、ガイドブックに書いてある舟入の位置はよくわからず。 午後からはザビエル記念教会、松浦史料博物館、オランダ商館などを見学しました。重い荷物を背負って坂道を登ったのでけっこうきつかったです。 桟橋からバス、特急みどり、新幹線で帰りましたが、やっぱり遠い。疲れました。 |
湯築城 2014年2月8日 | この日は本当ならば宇和島城に行くつもりでした。ところが、大雪の影響で交通機関が大混乱となって、予定より2時間以上も遅れ、宇和島城の開館時間に間に合うのは非常に苦しくなったので、急遽松山で下車して湯築城に目的地を変更しました。松山は雪は全くありませんでした。 城跡というより歴史公園という要素が大きいところでした。市民の憩いの場にもなっているので、ジョギングしている人やら犬の散歩している人やらにたくさん会いました。堀と土塁があるくらいで城っぽさはあまりありませんが、資料館には発掘の成果が展示されているし、発掘調査に基づく武家屋敷の復元建物や礎石建物の平面表示、土塁の断面の展示室などがあり、勉強になりました。 近くにある子規記念博物館にも行きたかったのですが時間切れ。そのまま歩いて道後温泉本館に行き、温泉につかり、天皇陛下が使われたというお部屋とお風呂を見せていただきました。 アクシデントで急遽予定変更になりましたが、十分に楽しめました。夜、次の目的地、大洲へ。 |
大洲城 2014年2月9日 | 大洲城は駅からやや離れていますが、歩けない距離ではないので歩いて行きました。肱川の河川敷から見た城はとてもはいい景色でした。 大洲城の天守は復元ですが木造復元だし、台所櫓、高欄櫓、苧綿櫓、三の丸南隅櫓と現存の櫓がたくさん残っていて非常に価値のある城だとと思います。天守と台所櫓、高欄櫓は連結式で江戸時代の柱の建物と現代の匠の柱の建物が繋がっているという状態なので、異様さは感じますが、匠の技は感じることができ、個人的にはすごい作品だと思います。 残念だったのは地味ながら現存建物として貴重な下台所が改修工事中で見られなかったことです。また、中江藤樹邸であった至徳館にも行こうとしましたが高校の敷地内で休日は見学できないと言われました。 昼食後、臥龍山荘へ。こだわりの細工のある臥龍院と崖の上に建つ不老庵という建物がすごいです。写真撮影が制限されているのが残念ですが、絶対に見るべきだと思います。大洲城とはやや離れていますが、共通券が発売されているのでセットで見ることをお勧めします。その他古い町並みやドラマのロケ地となった場所があるなど、観光地としてはなかなかの町だと思いました。 |
飫肥城 2014年3月21日 | 100名城の旅を始めてから初めて飛行機を使いました。宮崎空港から飫肥までもけっこう遠かったです。飫肥駅から城下町までは若干距離がありますが歩きました(観光案内所にはレンタサイクルもあります)。 飫肥城の建物は再建された門と松尾の丸御殿だけですが、周辺は昔ながらの城下町の雰囲気が残っていて味わいがあります。小村寿太郎の出身地ということは行って初めて知りました。 有料施設は共通券になっていて7施設もあったので、けっこうたいへんでしたが、それぞれそんなに離れていないので、短時間ですがすべて回りました。行ったのが3月ということもあって、それぞれ雛人形が展示してあり、すべてを回ると景品がもらえるスタンプラリーもやっていました。 食べ物はおび天、厚焼卵が名物。厚焼卵のプリンのような食感は驚きました。 非常にいい感じの田舎町だと思いますが、鉄道は1時間に1本あるかないかで注意が必要です。 夕方に次の目的地鹿児島へ移動。途中事故のため1時間半も足止めを食らいました。 |
鹿児島城 2014年3月22日 | 前日に鹿児島入りしたので、朝一番で照国神社に行きお参りし、そのまま鹿児島城へ。 鹿児島城はもともと天守がなかったうえに建物は取り壊してしまっているので、見るべきものは大手の石垣と堀くらいしかありません。西南戦争時の砲弾跡の穴や鬼門除けの隅切などが見所なのでしょうが、あっという間に見学はできてしまうので、結局、鹿児島の旅は城の見物よりも明治維新の立役者のゆかりの地の石碑と銅像を巡る旅になりました。 この日は城山⇒西郷洞窟⇒西郷終焉の地⇒南洲墓地と西郷の足取りをたどった後、夕方に維新ふるさと館と加治屋町の偉人誕生地を回りました。 3連休だったので鹿児島でもう1泊し、翌日は仙巌園、石橋記念公園、東郷平八郎の墓などを回りました。 2日とも天気がよく桜島がとてもきれいに見えました。 |
弘前城 2014年5月25日 | この秋から10年がかりで天守を動かして石垣大修理をするため、しばらく本来の姿が見られないと聞いたので、一番いい桜の季節は終わってしまいましたが、急遽登城しました。 現存天守は非常に小さいものでしたが、堀の外からと本丸側からの雰囲気が異なり、おもしろい形だと思いました。天守の窓は狭くて眺望はあまりよくないですが、本丸から見る岩木山の姿は非常に美しいです。 他にも櫓3つ、城門5つが重要文化財であり、見所は多く、城域もけっこう広いので疲れました。ただ名物の桜のせいで建物が外側から見にくくなっているところもあり、ちょっと複雑な気持ちです。城内のあちこちにある古木、巨木も見事です。 城の北側には公開している武家屋敷が4軒あるのですが、2軒が修復工事中で残念でした。その近くにあるねぷた村ではねぷたのお囃子や津軽三味線が聞けます。 |
丸岡城 2014年9月1日 | 体調を崩していたのとあまりに夏が暑かったので久しぶりの城巡りとなりました。 福井駅から京福バス「本丸岡行き」に乗るのですが、終点の「本丸岡」で降りずに通り過ぎて「丸岡城」で降りるとお天守前公園のところに着くので便利です。 現存天守とその周辺の石垣しか残っていませんが、この城は「日本最古(争いはありますが…)」というだけで十分でしょう。石瓦、あまりにも急な階段などすごすぎます。 福井地震で倒壊した天守の写真が飾ってありましたが無残な姿。それをほとんど元の建材を使って再建したというのだからすごい。本丸には天守再建に尽力した当時の市長の銅像がドーンと建っています。 この日は資料保護のための殺虫作業をしており丸岡歴史民俗資料館は休館中でした。残念。 一筆啓上茶屋で「大名ヘルシー御膳」を食べた後、福井駅に戻り、福井城、柴田神社(北ノ庄城跡)などを見学しました。 |
一乗谷城 2014年9月2日 | 福井駅からバスで行くつもりでしたが、ちょうど1日に数本しかない九頭竜線の時間と合ったのでそれに乗りました。一乗谷朝倉氏遺跡資料館で5台しか置いてないレンタサイクルを借りれたのでよかった。遺跡の範囲はかなり広範囲で歩きでは少々つらいので助かりました。 平面表示された町並みや館跡、復原された武家屋敷や町屋がメインですが、私としては4つある特別名勝の庭園がすばらしいと思いました。いずれも小規模のものですが見事な石庭です。その中でも上下2段になっている諏訪館跡庭園が一番気に入りました。 また、下城戸の巨石も迫力がありました。 山城も時間と体力があれば行きたかったですがやめました。 ソフトバンクのCMのロケ地として有名になったこともあり、観光バスなどもやってきていて意外と人がいたのには驚きました。 |
新発田城 2014年9月22日 | 午前中、東京にいたのですが、そこから上越新幹線に乗って新潟へ。 新潟から新発田へは電車の本数も少ないので注意しないといけません。 また、新発田駅から城までは徒歩30分弱かかりますので、そこそこ疲れます。 到着したのは夕方でしたが、本丸が自衛隊駐屯地になっていて見学できる範囲が限られているので、さほど時間は必要ありません。 復元した辰巳櫓、現存の本丸表門と旧二の丸隅櫓の3つは内部が見学できますが、三階櫓は自衛隊敷地内にあるので見学できません。櫓付近から自衛隊敷地内が見えますが、何か異様な光景です(「戦国自衛隊」のようと言う人もいるとか。)。私が行った時間帯は三階櫓が水堀に映ってきれいでした。 スタンプは表門のところにいるボランティアの人にもらいましたので、開門中に行く必要がありそうです。 翌日は藩主下屋敷のあった清水園や藩主菩提寺の宝光寺を見学しました。いずれもすばらしいところでしたので必見です。また、市島酒造ではおいしいお酒が試飲できるのでおすすめです。 |
竹田城 2014年10月11日 | スタンプは竹田駅の観光案内所に置いてあるのですぐにゲットできます。 竹田城は有名になり過ぎて、今は山の中腹までバスが出ていますが、何かずるい気がしたので徒歩で登りました。 現在、駅裏登山道が閉鎖中で表米神社参道から城に登る必要があります。久々の山城だったからか、途中で気分が悪くなり、料金所についたころにはヘトヘトになりました。しばらく休んだのちに再び登りましたが、すぐにすばらしい石垣群が見えてきたので興奮してきて気分もよくなりました。 たくさんの人が訪れるようになって順路が決められてしまっているので、あまり落ち着ける場所がありません。また、危険防止のためか一番高い位置である本丸や天守台は立入禁止になっていて城の全体像がわかりにくくなってしまっています。お城巡りファンには残念なところです。 今年から要注意なのが10月の連休の日曜日は地元の秋祭りのために竹田城と立雲峡は立入禁止になることです。私は事前に情報を確認していたので土曜日に行きましたが、日曜日に知らずに訪れた人が何百人もいたようです。伝統行事と観光客との共存の難しいところですね。 |
春日山城 2014年11月2日 | 天気予報は雨。直江津駅に着いた頃には降ってはいたんですが、降ったりやんだりという状況だったので比較的安心して、バスでものがたり館に向い、スタンプをゲットした後、まず林泉寺を見学。謙信公や歴代藩主の墓にお参りし、いよいよ登城という謙信公の銅像に着いたあたりで雨がものすごく強くなる。しばらく銅像前のお土産店で雨宿りをするも雨は止まず、おまけに店じまいに。せっかく来たのだから今さら登城しないわけにもいかないので強行しました。そうしたら、滝のように雨が流れてくるわ、靴は水浸しになるわ、風もかなり強くなって寒くなるわ、苦労して撮影をしていたら日没で真っ暗になるわ…と恐ろしい目にあいました。謙信公に忍耐力を試されたのかもしれません。 とてもじっくりと山城のよさを感じる余裕はなかったのですが、二の丸あたりから上を見たところはいかにも山城という感じの地形を感じられました。 ものがたり館周辺の史跡広場ですが説明看板がボロボロで管理が行き届いていない感じでちょっと残念でした。 翌日は御館跡(今はただの公園)、高田城に行きました。 これで90城目、本州は終了し、残り10城になりました。 |
松山城 2014年12月13日 | 夜行バスで松山へ。早朝の到着だったのでまずは正岡子規ゆかりの地の石碑を歩き、その後、子規堂、秋山兄弟生誕地、坂の上の雲ミュージアムなどを回り、松山城へは昼からリフトに乗って行きました。 ここは確実に「好きな城」の上位にランキングされるすばらしい城ですね。 戸無門、隠門は平和な現代ではただの門に見えますが、城攻めされた場合のことを意識した恐ろしい仕掛けだと思います。本壇の天守群は文句なしにかっこいいです。個人的には姫路城の天守群より黒い城であるこちらのほうが好きです。その他にも重要文化財の建物、門がたくさんあるし、復元された建物もたくさんあるから城全体のイメージがわかりやすくなっています。 じっくり見ていたらけっこう時間がかかりました。二の丸史跡庭園にも行くつもりだったのですが、急いで山を降りたものの数分の差で札止めとなり残念。やはり松山は1日ではとても足りません。これで残り一桁になりました。 |
宇和島城 2014年12月14日 | 朝、松山から宇和島に移動。駅から城までは十分歩ける距離です。 アーケード商店街を通り、移築された長屋門の側から登城。 さほどの急な坂道ではなかったので、天守まで登るのもさほど苦にはなりませんでした。 天守は比較的小さなものでしたが、現存天守ですからやはりいい味出しています。 ここはあまり建物も残っていないのであまり時間はかかりませんでした。 下山後は伊達博物館へ。伊達家のド派手なお宝が見られます。 その後、天赦園へ。池にかかった藤の花の太鼓橋や独特の形の石の配置がすばらしい庭園でした。お勧めです。 これで四国を制覇。そして現存12天守も制覇しました。 |
人吉城 2015年3月21日 | 夜行バスで熊本入り。そこから特急くまがわで1時間半。遠い。 球磨川にかかる橋の上から見る復元された櫓や長塀は絵になります。武者返し石垣や本丸に向けての石垣はなかなか迫力はありますが、全体的な印象としては地味な城に感じました。 一番のハイライトは歴史館の中にある地下室遺構。一体何のための地下室なのか記録がないということで想像をかき立てられます。歴史館内展示物は撮影禁止だけど地下室はOK。ただし、係員の人に案内してもらわないと中には入れません。 ちょうどこの日からSL人吉が運行しており、昼過ぎに駅に戻るとちょうど転車台に入るところ。そのまま人吉駅を出発するところまで見ていました。 ほかには大村横穴群、国宝青井阿蘇神社に行きました。 |
熊本城 2015年3月22日 | 夕方まで熊本市内にいる日程で朝早く出発して午前中に城を回り切るつもりだったけど、見所があまりに多すぎて、写真撮影ポイントもとにかくたくさんあったので回り切れず。さすが三名城を名乗るだけはある。西南戦争でも耐え抜いたんだから、江戸期にはあまりに過剰な縄張りだったと思いました。 外観はすごく絵になる天守も、中に入ってしまうと鉄筋コンクリートでやや興醒め。それよりも重要文化財の宇土櫓の方がすばらしいと思いました。他の城なら天守と言ってもいい大きさで木造なのですからすごいです。この日は東竹の丸にある重要文化財の櫓群のひとつ七間櫓も公開されていました。復元された本丸御殿や飯田丸五階櫓もよかった。まだまだ復元予定の建物はあるようなので何度も行きたいと思います。 市内をあちこち回るつもりだったけど、他に行けたのは結局旧細川刑部邸と水前寺成趣園だけ。名城に圧倒された1日でした。 |
中城城 2016年3月19日 | 久しぶりの100名城巡り。3連休で沖縄城旅。 那覇バスターミナル(工事中でバス停がわかりにくいです)から30番泡瀬東線バスで1時間以上、久場(くば)バス停からけっこうな勾配の坂道を登っていくと、15分くらいで護佐丸の墓にたどりついたので、まずはお参り。そこから数分のところに中城城はありました。 見学は裏門から入って正門に抜けるというコースになっています。本土の城とは全く異なる曲線の城壁とアーチ型の門が見事です。今回は3連休で沖縄3城を巡りましたが、建物は残っていませんが、この城が一番美しかったと思います。あちこちに拝所があり、沖縄の方の信仰心を感じます。 高台にあるためそこから見える海はとても綺麗です。私が行ったときにはウェディング姿のカップルが撮影をしていました。たしかにいい絵にはなります。 正門を抜けて進むと目の前に謎の建物が出現。全く調べていなかったので驚いたのですが、建設途中で中止となったホテルの廃墟らしいですね。 ひととおり見学した後、まだ少し時間があったので城から500メートルくらいのところにある王朝時代の農家で重要文化財の中村家住宅も見学しました。 |
今帰仁城 2016年3月20日 | 沖縄城旅2日目。 県庁前から「やんばる急行バス」に乗ったのですが、美ら海水族館に行く中国人観光客の集団が乗り込んできてあっという間に満席に。私も危うく乗れないところでした。その先のバス停から乗りたかった人は全く乗れないという状態だったので、このバスを利用するには注意が必要です。 城址入口のバス停までは2時間半以上かかります。そこから10分程度坂道を歩くと今帰仁城に到着。食事場所はあるのかと心配でしたが、そば屋や出店がありました。 ここも曲線の石垣が見事ですが、個人的には中城城の方が美しいと感じました。御内原とよばれる場所からはその石垣とその向こうにある青い海が見え綺麗です。 中城城にはあまりなかった説明看板も充実しており、歴史文化センターもあるなど施設としてはかなり整備されています。 帰りに美ら海水族館に行こうかどうか迷いましたが、明日もあるので諦めました。 |
首里城 2016年3月21日 | 沖縄城旅3日目。 ゆいレールで首里駅まで行き、徒歩10分ほど。朝早めに行動開始したのでまだ有料エリアは開いておらず、まずは周辺を散策。円覚寺跡、弁財天堂、園比屋武御嶽石門(世界遺産)など見所がたくさんあります。有名な守礼門も無料エリアにあり、早朝だったのであまり人がいないうちに写真が撮れました。 有料ゾーンは奉神門から先。8:30に開門式があり、ドラが鳴ると中に入れます。 正殿始め復元された建物は王朝時代の華やかさを感じます。が、入口の南殿・番所は鉄筋コンクリート造の博物館になっていてやや興ざめ。書院からは木造になっていて撮影も可能になりほっとする。庭園も派手さはないものの綺麗でした。正殿内部は豪華絢爛という感じ。床がガラス張りになっていて正殿の遺構が見える場所があります。この遺構こそが本当の「世界遺産」なのですが多くの人がさらっと通り過ぎていきます。北殿は展示施設&土産物屋の鉄筋コンクリート造でまたも興ざめ。 その後は世界遺産になっている玉陵と識名園を見学しました。首里城から識名園への道はものすごい急なアップダウンで徒歩40分とたいへんですが石畳が美しいです。 |
松前城 2016年4月29日 | ついに北海道上陸。木古内駅からバスで松前城へ(松城下車)。1時間半くらいかかります。 天守は鉄筋コンクリート造で中はただ「ガラスケースに展示物を並べました」って感じの資料館で入場料360円は高く感じました(スタンプはここの1階にあります)。 現存建物の本丸御殿表玄関は目立たない木の陰にポツンとあって、ほとんどの人が素通り。 城郭としてはちょっとさびしいところでしたが、ちょうど桜の時季で多くの人が来ていました。私も最終バスの時間まで城と周辺の寺社の桜を見物していました。天神坂門近くの夫婦桜、光善寺の血脈桜が特に綺麗でした。 |
五稜郭 2016年4月30日 | 市電で五稜郭公園前へ。多くの人がここで降りる。やはり皆さん、桜が目当てでした。 確かに美しい。土塁の周辺にたくさんの桜が植えられており、土塁の上にもあがることができるので、いろいろと綺麗な写真が撮れました。 箱館奉行所前は木造復元建物。名古屋城や熊本城のように派手な襖絵があるわけでないので、少々地味でした。スタンプは奉行所ではなく、現存建物の兵糧庫の隣にある売店にありました。 五稜郭タワーはけっこうな行列でした。星型がきれいに撮れる場所は五稜郭の模型が置いてあって出入りしにくいところでした。1つ下の階に降りたほうがいいと思います。 そのあと、摩周丸と歴史的建造物群を見て、函館山から夜景を見ました。きれいでしたが、下りロープウェイは大行列でした。 ついにあと1城となりました。 |
根室半島チャシ跡群 2016年6月11日 | スタンプラリーを始めて約6年。車の運転も苦手だし、お金もかかるので無理だと思っていたのですが、ついに100名城を制覇しました! 最後の地は根室。目の前に北方領土の見えるこの地は遠く、寒かったです。 史跡指定されているチャシは多いようですが、ヲンネモトチャシにしぼりました。 納沙布岬までバスで行き、そこから徒歩30分ほどで着きます。 漁港から見える風景はガイドブックのとおり。チャシに登ると盛土と壕がはっきりとわかります。 スタンプは根室駅の横にある観光インフォメーションセンターにあり、100名城目だということを言ったら記念品がもらえ、さらに「祝日本100名城達成!」と書かれたものを持って記念撮影をしていただけました。 これで一段落しましたが、もう一度行きたい城、まだ行っていない城をこれからも回るつもりです。 |
小牧山城 2018年4月6日 | 続100名城の塗りつぶしがついにスタート。記念すべき1城目は地元、もう何百回と行っている小牧山から。歴史館の開館と同時に「一番乗り」でスタンプをゲットしました。 私が子どもの頃は「小牧・長久手の戦いの舞台」として知られていた小牧山でしたが、近年は「信長が初めて自分で築いた城」として知られています。ここ数年何度も行われている発掘説明会には県外からもたくさんの人が来られます。 いまだ発掘調査の途中であり、近年発見された石垣の大半は調査終了後に地中に埋め戻してあって、史跡整備としてはまだ不十分のところが多いので、遠方の方は数年後に全容がわかりきちんと整備されてから訪れることをお勧めしますが、昔から表面に現れていた石垣は見られます。 山頂の歴史館はあくまでも模擬天守であり、武士の時代には存在していなかった建物ですが、私が小さいときからいつも見ていた建物ですから、お城ファンの方も許容してください。いつもなら桜もきれいな時期ですが今年はもうほとんど散っています。 |
大垣城 2018年4月6日 | 小牧山に続いて登城。ここも過去に何度か来ている城。 戦前国宝であった天守が残っていれば「100名城」にも選ばれていただろうけど、今では駅前から続く商店街に隠れてしまって景観としてはあまりよろしくない。そのあたりが選ばれなかった理由だと思う。 でも、近くにある郷土館に展示されているかつての大垣城のジオラマをみると幾重もの堀に囲まれた壮大な城だったことがわかる。大垣の街は「水都」というイメージを打ち出していて確かに水門川の光景はいい感じなんだけど、ならばこの城の光景ももっと残してほしかったと残念に思う。 この日は大垣城天守は何度か来てることもありさらっと見学して、城の周りの桜を楽しみました。また、近くにある守屋多々志美術館と奥の細道むすびの地記念館を興味深く見学しました。 |
石垣山城 2018年4月21日 | 最寄りの早川駅から歩いた。1時間弱の坂道歩きになるが、景色もいいし一本道なので迷うことはない。バスも出ているようなので体力的にきびしい方は下りだけでも歩いてはどうだろうか。 一夜城歴史公園の駐車場のトイレ付近にスタンプは置いてある。入口からいきなり目の前に巨大な石垣があって圧倒される。城域も広大でここに数ヶ月で建物を建てたというのだから秀吉の力がいかにとんでもないものだったがわかる。いくつもの曲輪があってあちこちに石垣があるから見所は多いが、一番の見所は井戸曲輪。城内のくぼんだ位置が石垣で囲まれており、今も水が湧く井戸がある。本丸の展望台から見下ろすと遠くに小田原城が見えて秀吉気分。 城の駐車場に隣接してあるのはパティシエ鎧塚氏の店「一夜城ヨロイヅカファーム」。故川島なお美さんの慰霊碑があり、書いてあるメッセージがけっこう泣ける。ここを訪れるのは城マニアくらいかと思ったが、ちょうどいいハイキングにもなるし、鎧塚氏の店もあるからか、けっこうな人が訪れる城のようだ。 |
小机城 2018年4月22日 | 新横浜の隣の駅の小机駅、日産スタジアムの最寄り駅だから駅舎は立派だが、周辺は「横浜」という都会を全く感じない。スタンプ設置場所の地区センターは駅に隣接しており、2階の受付近くにスタンプは置いてある。 案内看板に沿って城に向かうが、住宅地の中を歩くことになるので本当に道正しいのだろうかと思ってしまう。民家の奥に竹藪があり、そこが小机城。「小机城址市民の森」というから市民が憩いの場所にする公園のような場所を想像していたが、全く想像と違った。 いきなりタケノコが竹に成長する途中みたいなものだらけで驚く。見事な空堀が残っており、それを見ながら「ここは横浜だ」と思い返すと、よくこんな場所が残っているなと思う。 周辺は宅地化しており、第三京浜が城域を分断してしまっているので城郭ファンとしては残念に思うところはある。でも、現地の案内看板を見ると土地所有者の方が協力して城跡を「市民の森」として残していただいたことを知って考え方を改めた。 我々はあくまでもお客さん。土地所有者の方のご厚意で見学させていただいているのだということを忘れてはならない。 |
古宮城 2018年4月29日 | JR飯田線は本数が少ない。さらに古宮城方面に行くバスは1日に数本しかないから、公共交通機関で行く場合は事前に計画を立てておかないとたいへんなことになる。 バス停は「新城栄町・新城駅口」という名前だが、駅から直進して右折した商店街の目立たないところにあり、わかりにくいので要注意。バスで終点の「作手高里」までいくとスタンプ設置場所の歴史民俗資料館も近い。 スタンプをゲットしてから1停分戻った白鳥神社の裏山が古宮城跡。戦国の山城なので建物も残っておらず、石垣もないが、神社の鳥居の手前にはっきりわかる竪堀がいきなりあって興奮する。 城内に入るとその竪堀は山を二分する大きなものとよくわかる。主たる郭は東西2つに分かれており、周りが土塁で囲まれており、さらに2つに分かれている構造だった。城とは直接関係ないがご神木のヒノキも立派だった。 ちょうどバスとバスの間の時間帯(3時間弱)で十分楽しめる規模だった。バスに乗り遅れるとたいへんなので私はここだけにとどめたが、車で来られている方は周辺にもいくつか城跡があるので併せて訪れるのもいいと思う。 |
興国寺城 2018年5月5日 | 城跡は最寄りの原駅から30分くらい。県道165号に出たらひたすら真っ直ぐなので迷わないし、左側には富士山が綺麗に見えるので歩くことをお勧めします。県道の突き当たりを少し右に行くと舗装された緩やかな坂があり、進んでいくとスタンプ設置場所の穂見神社に着き、城の説明看板の横にスタンプが箱に入っています。 城は高い土塁のほか、伝天守台の下には石垣もありますが正直あまり派手さはありません。この城のいちばんの見所は大空堀で、かなり深く掘られています。空堀を進んで行った本丸下辺りには戦時中の防空壕と思われる穴が3つ開いています。 まだこれから整備をしていくような状況のため、案内看板も少なく、遺構保存と危険防止のためかあちこち立入禁止になっていました。北曲輪から新幹線が見えるだろうかと大空堀の底から階段を登っていくとそこも通行止め。スタンプの入っている箱の中には何故か興国寺城でない城のパンフレットが。何か不親切に感じる城でした。 城の見物にはさほどの時間はかからないので、城の脇の道から新幹線の通るところを撮影して駅の方面に戻り、画家としても有名な僧の白隠の生誕地や墓所の寺を見学しました。 |
福知山城 2018年5月26日 | ここはすでに行ったことがある城なので、今回は京都市内で普段見られない寺院の特別公開と併せて訪れました。 福知山城の見所は転用石が多用されている天守台でしょう。ビックリするほどたくさん使われています。が、それも以前見たことがあるので正直感動も少なく、中の展示物もそれほどそそられるようなものがない。 何か楽しめるところはないかと調べたところ、現在は住宅地になっている旧二の丸に石垣が残っていることが判明。わかりにくい位置ですが、狭い路地の中にある集会所の駐車場のところに残っていました。天守内に案内マップが置いてあるのでそれを参考にして行ってください。 また、市役所の庁舎の裏側の小高い丘は伯耆丸といわれていた曲輪でそこにあるテニスコート付近から天守を見るといい感じに写真が撮れます(添付写真のとおり)ので、時間に余裕があれば必ず行くべきかと思います。 その後、光秀を祀っている御霊神社も参拝しました。 せっかく2020年大河に光秀が取り上げられることが決まったのにまだ街はあまり盛り上がっていませんでした。もっとPRするべきかと思います。 |
吉田城 2018年6月2日 | 同じ県内だし、城域内に美術館があるのでここは何度も来たことがあります。 市民公園化していますが、石垣や空堀などがけっこういい感じに残っているので好きです。 再建された鉄櫓はかつては休日にしか開いてませんでしたが、今では公開日も拡大されたようだし、内部展示も以前より充実していました。 私は吉田大橋を渡った側から見た鉄櫓が気に入っています。 公園内には軍隊があったころの遺構もたくさん残っているのでそちらも楽しめます。 |
浜松城 2018年6月2日 | 吉田城から引き続き。ここももう何度も来たことがある城。 正直なところ、徳川家康の「出世の城」ということではありますが、城としての魅力はイマイチだと思います。 復興天守も天守台より小さく造られたせいでアンバランスに感じるし、天守からの景色も網がかけられていて写真撮っても画になりません。 この日は「家康公まつり」をやってて、イベントの一つとしてコスプレの人たちがうろうろしていて、画になる場所ではずっと撮影会をしていて邪魔でした。 外ではイマイチ楽しめなかったけど、ちょうど城内にある美術館で日本洋画の展覧会をやってたのでそれを見て満足しました。 |
苗木城 2018年6月19日 | ここは以前にも行ったことがありますが、そのときの印象として「なぜ、そもそも100名城に選ばれていないのか」と思った城でした。 ごつごつした岩場に城が築かれていて、見た目に圧倒されます。1万石の大名の城とは思えないような立派な石垣と巨石がすごい。 天守台には今は展望台が設置されているけど、これももともとあった柱穴をもとに建築物を想像して建てたものだからただの展望台ではない。 そして本丸からの景色がとにかく見事。私は山上からの景色はここが一番だと思っています。 天守台の近くに馬洗岩という巨石、この岩の下側に回ってバンザイをするように写真を撮ると巨石を持ち上げてるようなトリックアート的な写真になっておもしろいです。 史料館の近くには藩主遠山家の墓所があってのでお参りしました。 また、城下町には遠山家が近代に住んでいた屋敷が残っていて、近所の人が「そこの門の扉開いてるから近くで見られるよ」と教えてもらったので近くまで行って外観を見学ました。 |
滝山城 2018年7月15日 | ここは初めて来ました。八王子駅からバスで登城口近くまで行けます。 この日は35度を超える猛暑だったので汗だくになりましたが、林の中ですので直射日光をあまり浴びなくてよかったので意外と辛くはありませんでした。 城域はかなり広く、すべての曲輪を回るとけっこう時間がかかります。はっきりした空堀があちこちにあって迫力ありますが、堀底は「進入禁止」の看板があって行けず残念。私有地を借り受けて公園化しているようなので仕方ないところです。 中の丸と本丸はもともとひとつだったところを削って(堀切)橋を架けたのだとか。スタンプは中の丸にある旧国民宿舎の建物入口にありました。 中世山城として残存度はなかなかのものだとは思いますが、説明看板が中途半端で詳しく書いてある看板があるかと思えば、曲輪のどの部分なのかがよくわからないし、そもそも順路がわかりにくかった(特に小宮曲輪〜山の神曲輪あたり)。 山から下りたら一気に暑さにやられました。近くのコンビニで冷たいもの買って店内で休んでる人多数でした。 |
品川台場 2018年7月16日 | ここは船の上からやアクアシティ付近から遠目に見たりしたことはあったけど、上陸したのは初めてです。 東京テレポート駅から歩いたのですが、第三台場まではけっこう距離がありました。 この日も猛暑でしたが、海浜公園は砂地だし海沿いで風もあって意外と暑さは感じませんでした。 第三台場は中心部が窪地になっていてそこに陣屋や弾薬庫があったようです。ただ弾薬庫は草が生い茂っていて残念ながらわかりにくかったです。 砲台跡は当時のものではなく模型ですが雰囲気は味わえるので大砲を撃つ雰囲気で写真を撮って楽しみました。 台場を楽しむには中にいるよりもレインボーブリッジの遊歩道から見るのが一番。全体の雰囲気が分かっていいです。 第六台場は動植物の楽園になっているようで上陸できませんが、何か上陸できるチャンスはないのかなぁと思います。 昼からはフジテレビに行きましたが、球体展望室はちたまからもよく見えます。 |
美濃金山城 2018年9月17日 | 明智駅からバスで15分ほどでスタンプのある観光交流館に着く。すぐ隣には最近リニューアルオープンした戦国山城ミュージアムがあり、山城好きの春風亭昇太師匠の熱い解説のパネルもありました。 大手道の入口から本丸まではそこそこの上り坂。私はあちこち写真を撮ったりして(あまり画にはなりませんが…)ゆっくり登りましたが、単純に登るだけなら20分もあれば到達できるのではないでしょうか。派手な遺構はありませんが、破却された石垣の跡や枡形虎口が残っています。本丸からの景色も絶景です。 特にリサーチせずに行ったのですが、この日偶然にも本丸で発掘説明会が行われており、中井均先生、加藤理文先生らによる説明を聞くことができました。まだ詳細は不明な部分が多いようですが、先生方の見解では、天守に相当する建物があったのではないか、その部材が犬山城に運ばれたという伝承は正しいのではないかとのことでした。 少し離れたところの山麓にある米蔵跡の石垣はけっこう高く立派なものでした。 山から下りた後は森可成、長可、蘭丸らの墓にお参りしました。 |
鎌刃城 2018年9月22日 | スタンプ設置場所にあった地図を参考に43番ガードから入城。 そこそこの登山になりますが、石垣や堀切だけでなく発掘調査でわかった枡形虎口もきちんと整備されていてけっこう楽しめました。 が、この城、「かなり危険」です。 ?先の台風の影響からか倒木がかなり多いです。ときに登山道をふさいでいて、乗り越えたりくぐったりする必要があります。 ?西郭へはどうやら細いロープを伝ってかなりの落差を降りないと行けないようなので私は断念しました。南郭から青龍の滝方面も細い尾根づたいの道でとても危険です。 ?ホテルに戻って靴下を脱いだら血だらけになってました。ヒルに噛まれたようです。被害に遭っている人が多いようです。 なので、冒険をする気のない方は、万全のヒル対策をして主郭まで見学したら引き返すのが無難だと思います。 雨があがったばかりの日だったこともあるでしょうが、誰とも会わなかったので、下手をすると遭難してたかもしれません。 |
八幡山城 2018年9月23日 | 駅からバスでロープウェイ口へ。山頂の駅にスタンプは置いてあります。 観光地ですので、城巡りの人よりも観光客が多かったです。 あちこちに立派な石垣が残っていますが、正直、城としての面白みはイマイチでした。 その原因として、 ?琵琶湖を一望できるビューに注目してか、「恋人の聖地」として売り込みたいようであちこちにモニュメントがあって、城跡として売り込みが感じられない。 ?ちょうど「BIWAKOビエンナーレ」という現代美術展をやっていたこともあり、展望台や本丸にある瑞龍寺の堂内にアートが展示されていて、何となく武士の時代の遺構のイメージが崩れた。 ってことでしょうか。 下山したあとは秀次居館跡の方面へ。ここにもすごい石垣がありますが、残念ながら台風による倒木で途中で立入禁止になっていました。 その後は八幡堀沿い、近江商人の街、ヴォーリズ建築などを楽しみました。 |
岸和田城 2018年9月24日 | この城は以前にも行ったことがあるので今回はスタンプ目的でした。 堀の周りから写真を撮って開門時間まで時間をつぶしていたのですが、何か様子がおかしい。なんと先日の台風で城内に倒木等があり、「当分の間臨時休場」となっていました。 スタンプは近くにあるだんじり会館に移されているので押すことはできたから問題はなかったですが…。 城郭遺構ではないですが、是非とも名勝「八陣の庭」は見るべきものと思うので、初めてこの城に行かれる方は市のホームページ情報などをチェックして、開場になっていることを確認してから行くべきかと思います。 休場だったこともあり、早めに切り上げて堺の街を見物してきました。 |
菅谷館 2018年10月7日 | 武蔵嵐山駅西口から十分徒歩で行ける距離です。 有力御家人の畠山重忠の居館跡であり、二ノ郭の土塁の上に像があります。 建物や石垣などはありませんが、けっこう深い空堀や高い土塁があってなかなかのものです。このあたりは畠山重忠の居館の遺構ではなく、山内上杉氏の頃の改修と思われます。また、博物館の裏には建物跡の柱の表示があり、三ノ郭と西ノ郭の間には橋が復元されています。 あまり期待せずに行きましたが、派手さはないものの、それなりに楽しめました。 このあと、引き続き杉山城へ。 |
杉山城 2018年10月7日 | こちらは武蔵嵐山駅東口から徒歩で行きましたが、けっこう遠いです。 スタンプのある嵐山町役場(ロビーに置いてあり、休日でも押せます)は少し高い所にあり、下りの道をくるくる回っているうちに城への方向感覚がわからなくなり、少々道に迷いました。また、城の入口は中学校の隣のお寺への道にありますが、少々わかりにくかったです。 城はいかにも「山城」って感じで曲輪、空堀、土塁がはっきりとわかってボコボコしてました。それぞれの曲輪の虎口には枡形や食い違いがあったりして簡単に攻められないような工夫が感じられました。 下山後、地元のB級グルメ「嵐山辛モツ焼きそば」を食べました。 |
忍城 2018年10月8日 | 忍城は小説や映画がヒットした「のぼうの城」の舞台ですが、明治に建物は壊され、堀も埋められてしまっているので、往時をしのぶものはほとんどありません。シンボルになっている御三階櫓は本来の場所とは全く違った位置だし、博物館を櫓風に建てたというようなものですので、画にはなりますが「雰囲気」だけです。水城公園も外堀の一部だったでしょうが、釣り人だらけで城跡を感じることはできません(ホテイアオイの池は綺麗でした。)。私はあちこちに点在している石碑をたどって城をイメージしながら歩きましたが、思っていた以上に大きな城に感じました。 その後は自転車を借りて(無料です)、埼玉古墳群へ。ここにある丸墓山古墳が忍城水攻めの際の石田三成の陣があったところで古墳の上にも登れると聞いていたのですが、残念ながら先の台風で古墳の上で倒木があり、立入禁止になっていました。 忍城のある行田市はB級グルメ「行田フライ」と「ゼリーフライ」を売りにしているので食べたかったのですが、月曜定休や早い時間で閉店となる店が多く、さらに祝日でもあったので「行田フライ」の方は食べられず残念でした。次回関東に来るときにリベンジします。 |
宇陀松山城 2018年11月23日 | 近鉄榛原駅からバスで約20分、大宇陀バス停からスタンプのある千軒舎は歩いて5分程度のところです。 事前にこのホームページ情報で春日神社側の登山道は先の台風による倒木で通行止めで通れないと確認していたので、千軒舎の裏からの登山道で登りました。 途中までは舗装された道なのですいすいと歩け、本丸までもさほど時間はかからず。 途中、深い空堀や石垣を使用した門跡があってよかったし、本丸からの景色も綺麗でしたが、台風の影響からか立ち入り禁止となっている区域が多く、全体の半分程度しか楽しめず残念。 予定より早く回れてしまったので、その後は伝統的建造物が残る町並みを楽しみました。 |
大和郡山城 2018年11月24日 | 100名城に選ばれていない城なので、正直なところ、もっと地味な城かと思っていました。 行ってみてビックリ。想像以上に大きく立派な城でした。 現存建物はないものの復元された門や櫓がいい雰囲気だし、天守台が立派。そこからの景色はすばらしかったです。 聞けば元は100万石の城とのこと。逆に、何故100名城から漏れたのかが疑問でした。 スタンプのある柳沢文庫は城内にありますが、この建物がまた由緒ある建物でよかったです。ただ、展示物は古い資料が中心で難しかったです。 夕方から翌日は京都に行って紅葉を楽しみました。 |
諏訪原城 2018年12月8日 | 金谷駅から旧東海道の石畳道を通って行きましたが、石畳の坂道は歩きにくくたいへんでした。 見学コースの入口付近に事務用の収納棚が置いてありそこにスタンプが入っているんですが、正直用心が悪い。現在ガイダンス施設が建設中のため早くそこに収容することを望みます。 入口付近にあったのは申し訳程度の堀で大手曲輪は茶畑が広がっているような状況だったのであまり期待していなかったのですが、二の曲輪馬出と三日月堀を見て評価が一変。あちこちにはっきりとわかる馬出が配置されていて縄張りとして面白い城でした。 気になったのは諏訪神社。先の台風でしょうか?地震でもあったのでしょうか?鳥居が支柱だけになっていて上の部分は粉々になって散らばっていました。 帰り道の石畳は足腰にきて、登り以上にたいへんでした。 早く回ることができたので、このあと掛川城に再訪しました。 |
高天神城 2018年12月9日 | この城は以前に掛川城のスタンプをゲットしたときに行ったことがあるので今回はスタンプのための再訪。 掛川駅からバスで大東北公民館に行きスタンプをゲット。バスの本数は少なく、バス停から城まで距離もあるので時間には注意が必要です。 武田・徳川が激戦を繰り広げた城だし、縄張りも面白いので、なぜ100名城から漏れたのだろうと疑問だったことを覚えています。 大河内政局石窟、二の丸の深い堀切、通路に沿うように走る空堀など見所は満載。 堀切をよじ登ると堂の輪曲輪でさらに進んでいくともうひとつ堀切があります。尾根道が突然分断されるので攻める側としては苦労しそうだなと感じました。 なお、一部土砂崩れがあって通行止めの箇所もありましたが、主要な部分は別の道で見ることができるので問題はありません。 |
新宮城 2019年1月12日 | スタンプは阿須賀神社の境内にある歴史民俗資料館にありますが、2階に設置されているので入場料は必ず支払わないと行けません(境内から発掘された御正体など貴重なものが見られます。)。 新宮城はそこから歩いて行ける距離。切り込み接ぎが見事な石垣が城を取り巻いています。城からの景色も綺麗でした。建物が現存していない城なので見学にはさほどの時間は必要ありませんが、石垣が見事なのでいい写真が撮れると思います。なお、現在松ノ丸から水ノ手へ向かうルートは崖崩れで通行止めになっています。 新宮に来たからには熊野速玉大社にはお参りしたかったので登城後に参拝。神聖な雰囲気を感じました。 その後神倉神社に行き、ゴトビキ岩まで登ろうとしましたが、あまりにも急な石段と小雨交じりの天候で危険と判断して数十段で断念しました。 翌日は赤木城に行くため熊野市で泊まり。 |
赤木城 2019年1月13日 | 多くの人は車で行かれると思いますが、私は公共交通機関のみで行きました。 次のルートをお勧めします(当日駅伝大会でたまたま駅前からバスが出なかったことで計画したルートです)。 獅子岩、花の窟神社、産田神社などを見学・参拝 → 11:32産田神社前で熊野古道瀞流荘線のバスに乗る(1540円) → 12:10板屋(鉱山資料館前)下車 → 鉱山資料館入口でスタンプ押印 → 道の駅で電動アシスト自転車をレンタル(3時間500円) → 赤木城、丸山千枚田を見学 → 残りの時間で鉱山資料館見学 → 16:49(土日祝)板屋(鉱山資料館前)で帰りのバスに乗車 赤木城まではかなりの峠道ですが電動アシスト自転車ならさほど辛くはありません。赤木城はかなりコンパクトにまとまった城で、見学に時間はかかりません。藤堂高虎が築城したということで高石垣と枡形虎口が楽しめます。鉱山資料館はその名のとおり鉱山に関する展示が中心ですが赤木城や地域の歴史に関する展示もあります。光る石などもあっておもしろいです。 翌日(3連休3日目)は熊野本宮大社に参拝しました。 |
本佐倉城 2019年2月10日 | 京成大佐倉駅でスタンプゲット。そこに本佐倉城までの地図があるし、案内表示もあるので迷うことはないと思います。 先日に関東地方に雪が降ったことにより、本佐倉城はすっかり雪山。主殿などがあった城山という曲輪は訪れた子どもたちが作ったのか雪だるまがたくさんありました。 東山馬場に設置されている盾、倉跡とセッテイの間の深い空堀あたりが画になる場所かと思います。 本佐倉城の散策の後は佐倉藩主堀田家の墓所をお参りし、旧堀田邸を見学しました。 |
大多喜城 2019年2月11日 | 佐倉市内のホテルに宿泊して朝起きたらけっこうな積雪。JRといすみ鉄道で移動する計画だったのですが、雪の影響で30分以上の遅れが生じ、1時間に1本のいすみ鉄道との接続がうまくいかず、大原駅でけっこう待たされました。 小雨ではありましたが、大多喜はほとんど雪もなし。 まず大多喜駅前にある番所という店で「十六丼」という猪肉の丼を食べる。猪(シシ)だから4×4=16ということらしい。 食事の後はまず薬医門と大井戸を見学。高校の敷地内にあるのでもし平日なら訪問しにくい気がした。ここから見る天守はいい感じ。まぁ歴史的にはあやしく天守風博物館といったほうが正解な建物ですけど。重文の大薙刀が特別展示されていてラッキーでした。 その後、本多忠勝の墓参りをして城下町を散策。「房総の小江戸」というコピーで、重要文化財の渡辺家住宅のほか登録有形文化財の建物がいくつか残っていますが、点々と残っているという感じだし、内部見学ができるわけではないのでやや地味に感じました。 帰りは大多喜駅前から品川駅行きの高速バスに乗る。アクアラインを突っ走って約1時間半で到着。便利になったものです。 |
田丸城 2019年2月17日 | 田丸駅から徒歩10分ほどで着きます。スタンプは町役場前にある村山龍平記念館の受付にありました。村上龍平って誰と思いましたが、この町出身の人物で朝日新聞社の創設者だそうです。村上氏の功績のほか、田丸城についての展示もあります。 数年前に訪問したことがあるのですが、そのときは年末であり、天守台にあるはずのないイルミネーション天守が建っており、城巡りファンとしてはたいへん腹立たしい想いをしました。今回は年末年始の時期をあえて避けて再訪したので、建物のない私が見たかった天守台を見ることができました。 天守台だけでなく、城全体にけっこう立派な石垣があり、なかなか迫力があります。本丸だけでなく城の周りの遊歩道を一周することをお勧めします。 |
津城 2019年2月17日 | 田丸城に続いて登城。近鉄津新町から徒歩10分ほどで着きます。スタンプは藤堂高虎を祀る高山神社の社務所の前に置いてあります。 以前も訪問したことがありますが、ただの公園という印象しかなく、城を大切にしようという意識が全く感じられず腹が立ったことを覚えています。続100名城に選ばれて何か変わっていることを期待したのですが、全く変わっていませんでした。 説明看板が少ない(天守台については何もなかった)、復元櫓の位置が明らかにおかしい、せっかく櫓を建てたのなら資料館などに利用すればいいのに扉が閉まっている、せっかく藤堂高虎という城郭整備のスーパースターの建設で立派な像が建っているのにそれを活かしたPRがされていない…どうもここの城は好きになれません。 |
唐沢山城 2019年3月24日 | 忍城に行ったときに食べられなかった行田フライを今回わざわざ食べにいってから佐野市入り。東武佐野線は本数が少なくてたいへんだった。「真田親子の犬伏の別れ」で有名な薬師堂や佐野厄除け大師を参拝して宿泊。 翌日唐沢山城へ。田沼駅からやや距離はあるが30分弱で山麓には到着、そこから曲がりくねった道を歩いて30分弱でレストハウスに着くので、いい運動になります。 城は現在は唐沢山神社の境内になっているので城巡りの人というより参拝者のほうが多かった気がします。社殿のある本丸の高石垣が一番の見所ですが、二の丸側から見た本丸虎口の鏡石も迫力があります。山頂からの景色もなかなかでした。その他猫がいっぱいいるし、天狗岩、鏡岩といった巨石もあり楽しめます。 周りに食べる場所も少なそうだったのでここのレストハウスで昼食にしましたが、人手不足なのか注文してから出てくるまでに30分以上かかっていました。急ぎの方は注意してください。 まだ時間が少しあったので、この後1時間くらいかけて吉水駅まで歩き、近くにある唐沢山神社の祭神でもある藤原秀郷公の墓をお参りしました。 |
笠間城 2019年4月12日 | 笠間駅で自転車を借り、笠間稲荷神社にお詣りし、近くでいなり寿司をいただいたあと、スタンプのある井筒屋へ。そこに自転車を置かせていただき、係の人に城への行き方を聞きて歩いて笠間城へ。途中大石邸跡というのがあり、赤穂藩浅野家がかつて笠間藩主だと知って驚く。 時鐘堂の横を進んで登城。本丸まではそこそこの運動になる距離といったところか。天守台、本丸下、大手門などに残る石垣が見所ではあるが、メインの天守台の石垣が東日本大震災の被災から復興しておらず、ビニールシートがかかったままなのが残念。北関東でもいまだに震災の影響があることを認識してショックでした。 歌手の坂本九は笠間市に疎開していたことがあったほか、笠間稲荷で結婚式をし、井筒屋で宿泊したとのことで、城から下山後、ガイドマップに載っていた「九ちゃんの家」というところに行ってみたが、屋根は完全に落ち、家は倒壊寸前で近づくこともできず、これまたショックでした。 その後、真浄寺に移築されている旧八幡台櫓も見学しました。後ろの墓地の辺りから見ると櫓だったと感じることができます。 |
土浦城 2019年4月13日 | 今は町の中にある市民公園のような場所なので人が集まるまでに写真撮影などをすませようと朝早いうちに登城。桜もまだ残っていたのでいい写真が撮れました。現存の櫓門や復元櫓2棟(スタンプは東櫓内)などはあるものの、城の区域はそんなに広くないのであっという間に回ることができ、正直あまりおもしろみはないです。 城見学の後は中城通りにある蔵造りの建物や社寺を散策。昼食は明治時代創業の老舗天ぷら屋の保立食堂で食べました。 その後、土浦港から船に乗って霞ヶ浦を遊覧するつもりでしたが、誰も乗る人が集まらないということで結局船は出ず残念でした。 |
備中高松城 2019年5月4日 | 駅から巨大な鳥居をくぐって10分ほどで到着。残念ながらただの公園という感じで、城の遺構といえるようなものはほとんどなく、ここで秀吉の水攻めがあったんだなぁと雰囲気だけを楽しむ場所になっている。訪れたときは花菖蒲が綺麗に咲いていた。 城としての魅力は少ないが、城主だった清水宗治は城兵を助けるために潔く腹を切った名将として称えられており、首塚(公園内にある)、胴塚(公園外の住宅地にある)、自刃の地(公園近くの寺にある)など偲ぶ場所が多く、こちらがメインか。 その後、わずかに残る蛙ヶ鼻の堤防を見学して水攻めをイメージし、秀吉が陣を張ったという石井山に登り、秀吉も見たであろう景色を堪能。太閤岩なる岩もあった。 その後、最上稲荷まで歩いていったがけっこう距離があってたいへんだった。ここは稲荷といっても神社ではなく、日蓮宗の寺。秀吉は最初はここに陣を張っていたようでここからの景色もなかなかだった。 |
新高山城 2019年5月5日 | 本郷駅から登山口までは徒歩20分くらい、橋を渡ってからはひたすら真っ直ぐなので迷うことはないと思う。登山道を登っていくがなかなか案内看板がなく不安になる。最初のポイントである番所跡までけっこうな距離があった。 途中の匡真寺跡は庭跡が残っていてなかなかいい感じ。本丸下には破却された石垣がゴロゴロしていてすごい。詰の丸は石仏だらけ郭だがここからの景色はなかなかよく、音声解説の機械があって新高山城、高山城の説明を聞ける。私がいちばん気に入ったのは釣井の段という郭で、あれだけたくさんの井戸がかたまっているのはあまり見たことがないし、しっかりとした石垣が残っていたのがよかった。 この後、高山城にも登るつもりだったが、再度の山登りは疲れそうだったので断念。代わりに小早川家の墓所がある米山寺に歩いて行ったのだが、思った以上に距離がある上に高低差がかなりあり、徒歩ではかなり辛かった。事前にネットで情報は得ていたが、墓所は昨年の豪雨で土砂崩れ被害で20基中15基が埋まってしまい復旧工事中。遠くから何とか被害を逃れた小早川隆景公の墓に手を合わせた。 |
三原城 2019年5月6日 | 天主台(ここでは「天守台」とは言わないらしい)は思った以上に大きくて、反りがとても見事だった。天主台上に登るには駅の中を通って行くのだが、ただ登ってみてもただの公園のような状況で正直面白くない。通っていく新幹線を見学するためのような場所だった。 船入櫓跡もいい感じの石垣が残っている。ここも駅前から斜めに走る道を通って上に登ることができるが天主台同様ただの公園で面白くない。 近代化の中で城域は分断されてしまい、天主台の上には新幹線が走るというものすごい状況になってしまっていて複雑な気分になるが、そんな中で残っている城の遺構を探すのはけっこう面白かった。駅のガード下、駐車場の段差などの目立たないところに残る石垣のいじらしさがとてもよかった。 午後からは駅で自転車を借りて市内の社寺を巡った。三原城や新高山城の城門を移築したと伝えられている山門がいくつかあった。 |
郡上八幡城 2019年6月2日 | 名古屋駅から1時間半くらいで城下町まで行ける高速バスがあるのでとても便利ですが、帰りの高速バスまで約5時間なのであまりゆっくりはできません。 城は城下町プラザから山道を登りますが、さほど苦労もせずに歩いて行ける距離。 司馬遼太郎の小説や大河ドラマでは違う説でしたが、この町では山内一豊の妻は郡上出身という説を採っているので途中に立派な銅像があります。 どこかの中学校の学生が遠足で来ていたので人が多く写真撮影には苦労しました。 天守は大垣城をモデルにしたという模擬天守ですが、木造天守なのでいい雰囲気です。ただ城郭としての魅力は今ひとつかと。 天守と博覧館のセット券を買ったので昼食の後、博覧館へ。郡上の歴史を学び、郡上踊りのレクチャーを受けました。 残りの時間は城下町を散策しましたが、もう少し時間が欲しかった。近いのでまた行こうかと思います。 |
福井城 2019年6月30日 | ここは以前に丸岡城に行ったときについでに寄ったことがあるので再訪になります。 恐竜が叫ぶ駅前から徒歩ですぐ着く位置。現在、本丸には県庁と県警本部があるので、正直、平日は「城」として訪問はしにくいと思います。スタンプは県庁にあるので本当は平日でないと押せないのですが、現在は休日でも警備員さんにお願いすれば出していただけるのでありがたいです。 以前に訪問したときにはまだなかった山里口御門が復元されていました。堀、御廊下橋、御門、石垣と合わせて撮影するとなかなかいい感じです。少し離れたところにある郷土歴史博物館には舎人門も復元されており、近くには養浩館庭園もあるので時間がある方は是非とも行くべきかと思います。 柴田神社には北ノ庄城の石垣がわずかに残っているほか、福井市内には松平春嶽、橋本左内など偉人のゆかりの地や銅像がたくさんあるので楽しめる街だと思います。 食事は越前おろしそばとヨーロッパ軒のソースカツ丼をいただきました。 |
越前大野城 2019年7月1日 | 福井駅から京福バスで1時間ほど水落のバス停で降りて北側の登城口から登りました(990円)。天守への道はきちんと整備されているため、さほど苦労もせずに登ることができます。 天守自体は鉄筋コンクリート造の復興天守なので建物だけ近くから見ると味気ないですし、中の展示もイマイチ、天守からの景色も網があるのでいいとは言えません。が、天守台の石垣はなかなかのもので、石垣と合わせて撮影するといい感じの写真になります。「武者登り」という急な石段が特に素晴らしいです。最近では「天空の城」になるというのが売りになっていますが、さすがに季節と時間が違うのでこの日は見られず。 下りは南登城口から城下町方面へ。城下には旧田村家、旧内藤家という二つの武家屋敷が残っていたので見学しました。天守、武家屋敷、博物館など3つ以上見学する場合はパスポート(500円)がお得です。また、朝倉義景の墓も是非訪れるべき所だと思います。 食事は醤油カツ丼をいただきました。昨日食べたソースカツ丼より個人的には醤油カツ丼のほうがあっさり味でおいしいと思いました。 |
佐柿国吉城 2019年7月27日 | 27日、美浜駅に着いたときには台風の影響で雨。雨が止むことを願って資料館まで約30分歩くも雨は強くなる一方。資料館でスタンプを押して展示を見ながら雨が止むのを待っていたが全く止む気配なし。資料館の人から登城は無理といわれるが無理して登り始める。しかし、途中に熊よけの柵があり、さらに九十九折りの道が延々と続くのを見て断念。帰りの電車も止まっていて散々でした。 結局諦めきれずに日程を1日延長して翌々日(29日)に再登城しました。 本丸までは30分程度、登山道は細いので確かに雨天時は危険なので無理はしないほうがいいです。まだ発掘調査中のところがありますが、本丸付近は石垣がけっこう残っており、石仏がたくさんありました。連郭曲輪群は急な崖地なので危険のため降りるのはやめましたが、この辺りからの景色は海がきれいで最高でした。 帰りに美浜駅近くに五木ひろしさんの生家があるので探してみました(ガイドマップにだいたいの位置が書いてあるのみ、個人宅なので特に案内表示はありません)。 |
玄蕃尾城 2019年7月28日 | 敦賀駅7:45発のコミュニティバス愛発線・杉箸行で約30分で刀根のバス停。そこから案内看板のある柳ヶ瀬トンネル直前まで徒歩約20分、そこからスタンプのある林道の突き当りまでは緩やかな坂道で約30分、本丸までは約20分と暑い中めちゃくちゃ歩きましたが、意外と疲れませんでした。 途中、何本も木が根元から倒れているところがあり心配になりましたが、そこを抜けると見事な「ザ・山城」が出現。土塁で囲まれた曲輪と深い空堀が続いておりそれが土橋でつながれており、デコボコ加減が最高の城でした。 何人もの方が登城されており、私が歩いてきたこと知ると「車乗ってもいいですよ」と言ってくださいましたがお断りしました。前日は雨で佐柿国吉城を登れずに悔しい思いをしたので、この日は最後まで歩いて満足感にひたりたかったものですから。塗りつぶし同好会のお仲間の方かもしれません。失礼しました。 十分に楽しんで12:48発のコミュニティバスに予定通り乗ることができました。公共交通機関利用の人はこのように朝一番で動くのをお勧めします。 その後は気比神宮や大谷吉継ゆかりの地を回りました。 |
洲本城 2019年8月31日 | JR大阪駅から「かけはしNARUTO号」で約2時間で洲本バスターミナルに到着。 そこからスタンプのある史料館までは歩いても10分かからない。無造作に展示してあるという感じの史料館だが、洲本の藩の変遷がわかって意外と面白かった。 ホテルの脇の遊歩道から登城。けっこう急な山道であるが、そんなに時間はかからずに城の中心部には行ける。 思った以上に石垣が立派で驚く。模擬天守は下が空洞になってる展望台風のもので賛否があるが昭和初期の歴史あるものだし、これはこれで味があると思う。ただ、中から景色が見たかったのに耐震不足からなのか階段が取り外されていて中に入れないのが残念。 この城の特徴の一つに「登り石垣」があるが、西のものは遊歩道からちらりと見える程度だし、東のものは樹木に隠れて全然わからない。期待していただけに非常に残念だった。 この日は小雨だったが、城を下りる頃に雨が強くなってきて下りの遊歩道は滑ってこわかった。雨のせいで忘れそうになったが、下山後に八幡神社に移築されている旧御殿の一部である「金天閣」を見学した(外観のみ)。 |
黒井城 2019年11月3日 | スタンプ設置場所は役所や資料館が集まっているところ。スタンプを押した後徒歩10分ほどで登山口へ。正直なところメジャーな城とはいえないのであまり人はいないだろうと思っていたのですが、10:00頃登山口に着いた頃には山から下りてくる人が多数。朝に雲海を見に来る人が多いのだとか。 登山道は緩やかなコースと急なコースがあるようですが、緩やかなコースでも歩きにくい箇所があってそこそこたいへんでした。ただ、約40分の登山の後に見える石垣はとても素晴らしく、特に帯曲輪と二の丸との間の石垣はけっこうな高低差で迫力がありました。二の丸と本丸は現在は土橋でつながっていますが、その間に空堀があり、本丸には別に虎口も確認できるので当時は土橋はなかったと思います。本丸からの眺めも最高でした。ハイキング感覚で登る方が多いのか、次々に人が登ってくるので驚きました。 下山後は麓にある興禅寺へ。春日局の生誕地と伝わっている寺で堀と石垣が立派でこちらのほうが城っぽい感じでした。 |
出石城・有子山城 2019年11月4日 | 豊岡駅からバスで30分ほどで出石に到着。スタンプの後、まず出石城へ。 石垣は立派ですが説明看板もなく、復元櫓があるくらいで正直おもしろくない。せっかく来たのだから有子山城に登ろうと考えるも、急な山道と聞いているし、前日夜に雨が降っているので正直迷う。が、やはり結局意を決して登ることに。 稲荷神社の脇から急な山道を進む。途中ロープを使って急坂を登らないといけないので、小さなお子さんやご高齢な方にはとてもお勧めできない。が、中間地点からはだいぶ道も緩やかになります。約1時間かけて登った先には素晴らしい石垣が残っていますし、ほとんど人が訪れないだろう場所から見る景色は最高でした。お勧めの場所は千畳敷と呼ばれる曲輪にあるぱっくりと割れ目がある石。空手チョップでたたき割ったような写真を撮影して楽しみました。大堀切も迫力あります。 ただ、たいへんなのはここから。登りよりはるかに下りの方が怖いです。ロープをつたって岩場を下りるのは想像以上に体力を使い、翌日以降激しい筋肉痛に襲われました。 下山後は永楽通宝で3店舗を回る「出石皿そば巡り」を楽しみ、その後家老屋敷を見学しました。 |
若桜鬼ケ城 2019年12月15日 | 駅前の観光案内所でスタンプ押印し、行き方を教えてもらう。公園の中の登山口から登るが思った以上に急勾配、通路が狭い、柵やロープもない、季節が悪かったか濡れ落ち葉だらけで滑りやすくなっておりすごく怖い思いをして何とか山上に到着。 枡形虎口や天守台など、なかなか見ごたえのある石垣が残っている。二の丸の小屋にもスタンプが設置されているが、おそらくここまで来れない方も多いだろうから観光案内所にも設置したのだろう。本丸でゆっくりしたあと、六角石垣方面に行ったのだが、とてもおそろしく足場の悪い下山ルートを見て身の危険を感じる。何とか六角石垣がチラリと見える場所が四阿の近くにあったのでそこから見学し、本丸に戻る。 観光案内所に電話して車も通れる林道を歩いて帰ったらどれくらいか確認すると1時間弱だと言うので、急勾配な下山ルートを進むのは諦め、安全な林道から下山した。 その名の通り鬼のような城だった。先日登った有子山城の方がロープがある分安全だったように思う。無事下山したあと、観光案内所の方に心配をおかけしましたと挨拶しておきました。その後、百聞石垣と若桜駅のSLなどを見学して米子へ。 |
米子城 2019年12月16日 | 元市役所庁舎だという山陰歴史館でスタンプ押印。そこから10分くらいで米子城二の丸の枡形虎口に着くが、その前に車が駐車されていてすごく腹が立った。100メートル弱の高低差できちんと整備されている登山コースなので、昨日の若桜鬼ヶ城とは違って安心して登ることができた。 本丸番所近くになると四段に積み重なったものすごい石垣が現れて感動。しかし、それ以上に感動したのは目の前で雪をかぶって神々しくそびえ立つ大山の姿でした。大山のほかにも美保湾や地蔵埼、真下には中海と景色が最高だったので、しばらく本丸で景色を眺めていました。 内膳丸に向かう途中には貴重な登り石垣もあるので見落とさないように。けっこう城域は広くいろいろなルートがあるのであちこちと回ったほか、采女丸のある飯山にも登ったらけっこうな時間になりました。眺望がとにかく最高なのでお城ファンでなくとも満足できる場所だと思います。 |
新府城 2020年1月12日 | 前日に甲府に泊まり、朝に韮崎駅から歩いて民俗資料館へ。駅から徒歩30分ほどだが、山の上にあり場所がわかりにくくて迷った。もう少し便利なところにスタンプは置いてほしいところ。新府城の模型のほか、資料館裏には朝ドラ「花子とアン」のロケセットあり。 資料館から城跡までは徒歩40分ほど。大通りをひたすらまっすぐ進めば着く。 城跡は本丸以外は整備が行き届いておらず、数ある曲輪はほとんど草むらだらけ。整備作業の小屋や作業中の重機が置いてあったりで現状は今一つだが、出構え、馬出し、三日月堀などの縄張りはおもしろかった。 私は神社の石段を登って最初に主郭に進んでしまったが、その横の坂道から進み、大手桝形⇒主郭⇒出構え⇒乾門桝形と進むのが正しい順路かと。 |
要害山城 2020年1月13日 | 前日のうちに藤村記念館に行き押印、アクセスを確認。 朝、電動アシスト自転車を借りて出発。武田神社に参拝後、城跡までは30分ほどだが、急な坂道が続くので電動アシスト自転車でもけっこうつらかった。 城跡の山道はさほど急な坂もなく、比較的登りやすい。が、草むらだらけなうえ、位置図や詳しい説明看板もないので整備状況には不満がある。 主郭まで来て引き返してしまう人もいるかもしれないが、この城跡のハイライトはその先の堀切や竪堀群なのでもう少し先までは見落とさずに進むべし。正直主郭まではいくつかある門に石垣が少し見られる程度であまりおもしろくない城だと思ったが、この主郭の先の石垣も使った堀切と大きな竪堀はとても迫力があって感動した。 また、不動曲輪からの石段の途中で左折し(よく見ると人が通った跡があります。)、草むらをかき分けて先に進むと諏訪水(井戸)があり、見つけるとうれしい。 城からの帰り道は自転車こがなくても走れるので気持ちいい。その後、積翠寺(庭に「信玄産湯の井戸」あり。)と信玄ミュージアムに行った。 |
引田城 2020年2月22日 | 岡山から快速マリンライナーと特急うずしおで引田へ。 到着時はあいにくの雨だったため、まずスタンプ設置場所の讃州井筒屋敷に行き、「ごはんや醤」で食事をし、母屋を見学。母屋にはこの時期ならではの雛人形がたくさん展示されていました。 そのうち小雨になったので引田城へ。屋敷から橋を渡り八幡宮の前を進んで行くと登山口に着きます。 登山道はさほど困難な道もありません。が、序盤の見どころは本丸の石垣くらいで、東の丸や化粧池の石垣は足場も悪く、茂みに隠れてしまって見にくく、天守台や大手門も特に説明版もなくわかりにくいので不満でした。 途中まで今一つ満足できませんでしたが、北二の丸の下の段の高石垣はけっこう規模も大きいので迫力がありました。ただ、少し低い位置にあるので見落とさないようにご注意を。私は井筒屋敷の方に「ブルーシートの下にすごい石垣あるからね」と言われていたので助かりました。 城からの景色は港が綺麗に見えてまずまずです。 下山後は歴史的な街並みを少し散策しました。夕方、翌日の徳島2城攻略のために徳島市に移動。 |
一宮城 2020年2月23日 | 徳島駅から本数の少ないバスに乗り「一の宮札所前」で降りると登山道はすぐ目の前。登山口の説明看板の横にあるポストの中にスタンプはあります。 登山道は初めはあまり困難な道ではありませんが、コンクリートブロックの段が設置されていて今一つ風情がありません。いくつかの竪堀と曲輪があるもののおおっと思うようなものは堀切くらいで今一つ。 本丸に来ると突然立派な石垣が。それまでの曲輪ではここまでの石垣は見られなかったので蜂須賀時代になってからのものだそうです。 本丸より先は前半とは違って急勾配や獣道もあってそこそこ苦労します。ハイキングコースとしてそこそこ運動にはなりますが、写真に撮ると映えるのは本丸石垣くらいなので少々さびしいです。 意外と早く回れてしまったので、午後からは徳島市街地に戻って眉山に登りました。ロープウェイが工事中で約1時間岩場を登るコースで行ったのでこちらのほうが山城攻略よりたいへんでした。 |
勝瑞城 2020年2月24日 | 勝瑞駅から踏切を渡って10分ほどで到着。祝日だったので現場事務所は閉まっていて、スタンプは信号1つ先にある武田石油で押しました(徒歩で行ったのでガソリンも入れず申し訳ない気分)。 館跡はもともと工場があった場所とのことで貴重な遺構が見つかったので史跡に指定して公有地化したとのことですが、正直な感想としてただの原っぱです。まだ発掘途中だし、貴重な遺構は埋め戻されているので全容がわかりにくい。堀跡、礎石表示、礎石建物を模した四阿があるものの、写真映えはしません。 城跡の方は寺の敷地ですが、本堂もコンクリート造で今一つ歴史を感じることができません。城っぽさは寺の周りの堀跡とわずかに残る土塁跡くらい。三好4代の墓がありますが、説明看板もありませんでした。 観光的な面から考えると「なぜここを名城に選んだのか」と思ってしまいますが、学術的な価値は非常に高いんでしょうね。こういう城もあってもいいと個人的には思います。 午前の早い段階で回れてしまったので、このあと徳島市内に戻り、阿波尾鶏を食べ、阿波おどり会館で阿波おどり実演を見学、ふたつの「あわおどり」を楽しみました。 |
浜田城 2020年3月20日 | 広島駅から高速バスで浜田駅へ。駅から徒歩20分くらいでスタンプのある浜田護国神社に到着。社殿の裏が登城口になっていて門があるけど、浜田県庁の門を移設したものでもともとここにあったものではない。ここから本丸まで高石垣や枡形虎口など石垣が見所ではあるが、高低差もたいしたことはないのであっという間に本丸に到着してしまうし、本丸に天守台とかもないのでどこか物足りない。ただ、本丸からは日本海も見ることができるのでなかなかいい景色だった。 しばらく海を眺めた後、浜田城資料館へ。護国神社でなくこちらにスタンプを置くべきかと思う。大正天皇行啓の際の建物とのことでなかなかいい雰囲気の建物だった。 再び城に戻って中ノ門方面へ。住宅の裏にひっそりと門の石垣がある。そのまま住宅地を進むと裏門跡に出る。何も残ってはいないが大手門跡の表示も探してみた。 夕方、特急スーパーおきで山口市へ。 |
大内氏館・高嶺城 2020年3月21日 | 朝一番で歩いて大内氏館へ(山口駅からは徒歩20分ほど)。以前にも来たことがあったので新鮮さはなかったが、枯山水庭園や池泉庭園は綺麗だったし、現在館跡にある龍福寺本堂は重要文化財の建物なのでいい雰囲気だった。 大路ロビーでスタンプを押したあと歩いて高嶺城へ。約15分で登山口のある山口大神宮に到着。 外宮・内宮から山の中へ。ひたすら石段が続く。岩戸社を過ぎた辺りからは山道が険しくなってたいへんだった。休憩をしながら1時間半ほどかけて本丸に到着。 本丸まではこれといって見所はなかったが、本丸の石垣は苦労して登ってきただけあって感動。南側は鏡石と思われる見栄えのいい大きめの石を使っているところがいい感じ。北側はけっこう高い石垣になっており、破城の跡も見られるところがよかった。 帰り道は同じ山道を下るのはたいへんそうだったので、途中から車も通れる道路を使って木戸神社方面へ安全に下りた。 残りの時間と翌日はたっぷりと山口市観光を楽しんだ(亀山公園、サビエル聖堂、雪舟庭、香山公園など)。 |
多気北畠氏城館 2020年6月21日 | スタンプ設置場所は北畠神社社務所。コロナウイルス騒ぎで閉館中の公共施設でもないのに緊急事態宣言解除後もなぜかスタンプが押せない状態が続いていましたが、再開したことが確認できたので久しぶりの城巡りをしました。 1日数本しかない名松線で伊勢奥津まで行き、駅前の観光施設で電動アシスト自転車を借りて出発。途中坂道があるのとトンネルがあるので少々疲れるしこわいですが、北畠神社まで30分程度で着くし、無料で貸してもらえるのでおすすめです。 まずは近くで食事をしてからスタンプを押して神社に参拝。館跡の発掘成果は埋め戻されており、説明看板のみなのであまり楽しめませんが、社務所で300円を払うと庭園が鑑賞できます。あまり大きくはありませんが、この季節は緑がとても綺麗でした。 まだ、時間があるので引き続き、詰城と霧山城へ登りました。詰城までは神社から10分程度、霧山城の本丸までは詰城からさらに50分程度。いくつかの曲輪と土塁などが確認できますが、石垣はないので派手さはありません。外出自粛でなまった体にはいい運動になりました。 |
河後森城 2020年7月24日 | 前日宇和島に宿泊。当日はあいにくの雨だったが、スタンプは山の上にしかないから登るしかない。駅にある観光案内所の方には道を教えていただき、荷物も預かっていただいたので非常に助かった。 松丸駅から登山口までは5分くらいとわりと近く、そこから10分程度の山登りで本郭に到着。本郭には建物をイメージした表示があった。本郭の虎口には草むらでわかりにくかったが石垣が確認できた。 そこからスタンプのある西第十曲輪まではけっこう高低差があり、あまりはっきりした表示がなかったので少し迷ったがさほど遠くもなかった。スタンプは復元建物内にあり、地元の子どもたちの研究発表が掲示されていた。馬の模型が展示してあったが、こんな山の上で馬をどのように使ったのだろうかと疑問に思った。 けっこうな雨のため下山できなくなるといけないので、古城や新城方面は割愛した。 草むらだらけで管理が行き届いているとはいえないが、さほどの急な坂道もなく比較的登りやすい城だった。 下山後、次の列車まではだいぶ時間があったので近くの道の駅にある淡水魚水族館を見学した。ここから高知へ移動。 |
岡豊城 2020年7月25日 | 高知駅からバスで約30分、「学校分岐」から坂道を登って10分程度で歴史民俗資料館に着く。 雨が心配だったので先に岡豊城へ。長宗我部元親飛翔之像の奥の階段を上るとそこが城跡。あっさりと詰と呼ばれる中心部についてしまうのでどこか物足りない。派手さはなく建物表示があるくらいで城としてはイマイチであるが、かつての四国の覇者長宗我部氏の拠点ということだけで十分なのかもしれない。 歴史民俗資料館は盛りだくさんの内容であるが、やはり長宗我部氏展示室がよかった。 資料館への坂道の途中には香川親和(元親次男)の墓があり、少し歩いた山麓には長宗我部一族の墓があるが、とても小さな墓石でこれがホントに長宗我部氏の墓なのかと感じた。 午前中だけで回れてしまったので、午後からは高知駅から桂浜方面のバスに乗り、「長浜」で下車して、長宗我部元親初陣像、元親の墓、信親の墓など長宗我部氏ゆかりの地を回った。 |
秋田城 2020年8月8日 | 県独自の緊急事態宣言が直前に出されてどうすべきか悩んだが、個人的な旅行で感染防止を取って三密が避けられるものならば問題ないとのことだったので3連休に秋田へ。 秋田駅の観光案内所で自転車を借りて出発。やや遠いので30分以上かかったが自転車は無料なので体力がある方はバスで行くよりもお得かと。 古代の城柵遺跡なのでいわゆる「城っぽさ」は皆無だが、城門、築地塀、水洗トイレなどが復元されており、建物表示もされているので、どんな城柵だったのか想像しながら散策すると面白い。 観光名所のような場所ではないので三密になるようなことは一切ない。観光客は少なく、犬を連れて散歩している人や虫取り網を持って走り回る子供などがほとんどで地元の憩いの場という感じでした。 |
脇本城 2020年8月10日 | 秋田城に続いて秋田の旅2日目に行こうとしていたが、東北はこの日大雨で男鹿線も運転見合わせになってしまったので、3日目に予定していた美術館巡りを急遽2日目に変更し、3日目の朝早めに出発して行くことに。 脇本駅から徒歩30分くらいで登山口。城の中心部までは舗装されており、歩きやすいが味気なく、意外とあっさり中心部に到着してしまったので正直拍子抜け。ただ、ここまで来るといかにも山城という感じの曲輪と土塁がデコボコとしていて面白い。 「内館」にある大土塁は迫力があり、城主の館と思われる建物を取り囲むように築かれているのがよくわかる。草むらだらけのうえに前日の大雨の影響で水たまりができていたり、コンディションはよくはなかったが、海もきれいに見える景色だったので満足。 その後、茂みに隠れてわかりにくい見学路をたどって「馬乗り場」にも行ったが、そこからの下山道を間違えてどんどん変な方向に。少々あせったが、結果的に脇本駅付近に出ることができ、帰りの列車にも間に合ったのでよかった。 |
九戸城 2020年9月21日 | 4連休の後半と長期勤続休暇3日を利用して東北・北海道方面城巡り。 二戸駅の観光案内所でアクセスを確認すると徒歩30分弱で行けるとのことなので歩きました。観光案内所では荷物も預かってもらえますので助かりました。 三の丸にあるガイドハウスでスタンプ押印。この日はメインルートが工事中でしたが、迂回すれば主要部分は見学できるので問題ありませんでした。 平山城なので険しい道はありませんが、思ったより高低差があり、二の丸南側は崖地が削られていました。城の範囲も思ったより広かったです。 ただ、この城の目玉ともいえる本丸空堀の石垣が草に隠れてわかりにくかったのが残念。 時間もあったのでひととおり回った後に埋蔵文化財センターも見学。南部氏の歴史と秀吉に最後まで抵抗した九戸政実のことがよくわかります。自分はあまり知らなかったのでとても勉強になりました。 夜、新青森に移動して宿泊。 |
浪岡城 2020年9月22日 | 浪岡駅に隣接する交流施設「あぴねす」で無料で自転車が借りられるので便利。するとそこにスタンプも置いてあったので押す。 まずは中世の館に行って城と歴史を学んでから行こうと思ったら何と休館日。「あぴねす」にスタンプが置いてあったのはそれが理由だった。確かに「月曜日が祝日の場合は翌日が休館」となっているが、月火が連休なんだからこういう場合は水曜日を休館とするべきだと思う。同じ理由で城の案内所も休館だった。春と秋の大型連休のときは注意が必要だが、連休を利用して観光する人もいるのだから改めてほしい。 そんなこともあり、この日はいきなりテンションが下がってしまった。肝心の城跡も昨日の九戸城とは違って高低差もない平城だから、ただの広い原っぱという感じなので城としてはイマイチだった。説明板も少なかったので、もう少しきちんと整備してほしいところ。 せっかく自転車を借りたのでその後、道の駅アップルヒルまで行ってりんごソフトクリームを食べた。 夜、新青森から北海道新幹線で函館に移動。 |
志苔館 2020年9月23日 | この日、函館は大雨警報が出ていたが、朝には日が差していたので出発。函館駅前からバスに乗って向かったところ途中でものすごい大雨に。志海苔で下車し、少し戻ったところの坂を上るとすぐに志苔館には着くのだが、とても見学できそうにない雨だったのでスタンプの置いてある東屋に避難。雨が止むまでしばらく待つことになった。 小規模で単純な構造だし、建物跡、柵跡などが表示してあるだけなので見学に時間はかからない。目の前が漁港なので海からの風がかなり強かった。帰りは函館空港の下をくぐるトンネルを抜けて函館空港からバスに乗った(徒歩30分弱)。 昼からは100名城、続100名城には指定されていないがせっかく函館に来たので四稜郭に行きました。赤川入口というバス停から徒歩30分程度、五稜郭のようにタワーがあるわけでないので形状はわかりにくいが志苔館よりは形状は楽しめます。 で、夜は函館山から夜景を見ました。この日ロープウェイは強風で休止でしたがバスで行けます。両側が海だから函館の夜景はとてもきれいです。 |
上ノ国勝山館 2020年9月24日 | 私のように車の運転が苦手な者にはいくのが大変な場所でしっかりとした下調べが必要。函館駅前10:09発江差ターミナル行きで江差ターミナルに12:36着、13:15発原口漁港前行きで13:34に原歌下車。本来ならば1つ手前の上ノ国で下車して正面から登っていくのが正しいルートでしょうが、私は道の駅上ノ国もんじゅでてっくい(ひらめ)料理を食べたかったので原歌で下車しました。 食事後、ガイダンス施設方面に進む坂道を登る。予想以上に山の上だった。ガイダンス施設で押印して展示を見学。館の模型を見てけっこう広範囲であることに驚いた。 最初に夷王山神社のある山に登ったところ、江差の海が一望できてきれいだったが相当な強風でこわかった。そこから山を下るように進むと最初は墳墓だらけ。橋を渡ると柵があり、そこからが館の内部。丘陵に沿って発掘に基づく建物表示がたくさんあり、なかなか見応えがあった。 帰りは40分くらいかけて大留のバス停まで歩き、18:47発のバスで木古内駅20:04着。函館に戻ったのは22時近くになった。 翌日は北斗市の戸切地陣屋(新函館北斗駅からバスで清川陣屋下車徒歩10分)に行った。 |
鳥越城 2020年10月17日 | 城の中心部近くまで車で行けるので車で行かれるならさほど苦労はしないと思いますが、私のように車の運転が苦手な人間には非常にアクセスが不便でした。本数も少ないので公共交通機関で行く場合は事前に時刻表の下調べをしておく必要があります。 北陸鉄道鶴来駅12:50発のバスに乗り、釜清水で降りて徒歩約15分で道の駅一向一揆の里に13:30頃到着。道の駅で昼食(そば)をとり、そのまま隣接の一向一揆歴史館の見学&スタンプ。 歴史館から登山口までは徒歩約15分、登山口から城の中心部までは徒歩約20分かかりました。ただ舗装された道路なのでさほど登るのには苦労しません。 城は石垣、門、柵が復元されており、わかりやすい堀切もあり、建物表示もあちこちにあったのでわりと楽しめました。 二の丸の先には三の丸があり、釜清水方面に抜けることができるようですが、案内もなく未整備で倒木もあったし、確実に釜清水17:46発のバスにも乗らないといけないので引き返しました。バスの乗った頃は真っ暗でした。 翌日は金沢市内を観光しました。 |
白石城 2020年11月21日 | 東北新幹線白石蔵王駅から徒歩30分ちょっとで到着。 天守、歴史探訪ミュージアム、武家屋敷のセット券を購入。 まずはミュージアムから。史料のほかかつて片倉小十郎役を演じられた西郷輝彦さんがナビゲーターの3D映画が見られました。 天守は木造復元であり、なかなか画になるからか、「鬼滅の刃」コスプレの人もいました。スタンプは天守入口にあります。 武家屋敷は城から10分程度歩いた場所。さほど大きな屋敷ではなかったですが、周りを堀に囲まれていていい雰囲気でした。 その後はかつて白石城の城門だったものを山門として移築した延命寺と当信寺を参拝。当信寺には大坂の陣で片倉小十郎にかくまわれ奥州に逃れた阿梅、真田大八の墓がありました。 夕方、福島経由で米沢に移動して宿泊。 |
米沢城 2020年11月22日 | 朝一番にホテルから徒歩40分ほどかけて上杉家廟所へ。謙信公を中心に歴代藩主の廟がずらりと並んでいておひとりずつお参りさせていただきました。 そこから徒歩20分ほどで米沢城。まずは周囲の堀をぐるりと1周。今では完全に上杉神社の境内になってしまっているので城跡だと感じられるのはこれくらいでした。 観光客のほか七五三の季節ということもあり神社はけっこうな行列。謙信公や鷹山公の銅像も順番待ちでした。スタンプは境内内の観光案内所にあります。宝物館である稽照館には直江兼続の「愛の兜」が拝見できて感動。 周囲には上杉城史苑、上杉伯爵邸、上杉博物館など楽しめる場所が多数あり、ここで十分1日が過ごせます。 昼食は上杉伯爵邸で食べるつもりでしたが予約でいっぱいで入れず。上杉城史苑で「Go to トラベル」のクーポンを使って米沢牛をいただきました。 翌日は米沢から少し先の上山へ。上山城天守は模擬天守ですが、武家屋敷が4軒残っているほか、紫衣事件で配流された沢庵和上の暮らした庵などがあり、いい雰囲気の町でした。 |
小倉城 2020年12月12日 | 10時ごろに小倉に到着。まずは森鴎外旧居を見学。昼食には小倉発祥焼うどんを食べました。 小倉城のスタンプはスタンプ帳には天守にあると書いてあったけど、しろテラスに移っていました。 小倉城は以前にも来たことがありますが、以前はなかった武蔵・小次郎像が天守前にあったり、天守内の展示も変わっていたりしていました。 天守に実際にはなかった破風をつけてしまったのは本当に残念、天守内にある模型を見て本当にそう思いました。もしいつか建替えをするなら破風なしにしてほしいです。 その後、小倉城庭園にも行みました。もみじがいい感じで紅葉していてよかったです。 小倉から唐津へ在来線で3時間かかるので、早めに切り上げて移動しました。 |
唐津城 2020年12月13日 | ホテルの近くに「虹の松原」があるので朝散策しましたが、はっきりわかる散策路があるわけではないので途中で位置がわからなくなって少々あせりました。 そこから歩いて唐津城へ。舞鶴橋付近から見ると海の上に浮かんでいるような城が見られます。天守は実際には存在していなかった模擬天守なので歴史的な価値はありませんが、いい感じの写真が撮れるのでいいです。 本丸への石段はそれほどたいへんでもありませんので登ることをお勧めします。近くにある高校の部活動が練習のため駆け上がっていました。斜行エレベーターは100円かかるのでもの珍しいから乗ってみようという方だけでいいと思います。 現在石垣修復の工事中で櫓門のあたりは通れないし、足場がところどころ残っていますが、まもなく終了かと思います。天守は唐津の歴史と唐津焼の博物館でした。 下山後、いかの活造りをGo To トラベルのクーポンでおトクに食べてから、曳山展示場へ。14台の唐津くんちの曳山がずらりと並んでいて圧巻でした。 その後は街の中に残る堀や辰巳櫓などを回り、アルピノ前から博多へのバスに乗り帰りました。 |
水城 2021年3月20日 | 博多からJRで6駅で水城駅に到着。今は駅にもスタンプが設置してありますのですぐに押しました。駅付近には土塁断面を展示してある広場があります。 西門付近を散策後、水城に沿って東門方面へ歩いたのですが、線路や川で寸断されているため踏切や橋を探してうろうろするはめに。詳しい道案内の表示などもなかったのでかなり大回りをしたと思います。勝手に水城に沿って歩いていけばいいと思っていましたが、事前にルートをきちんと調べておくべきでした。 東門付近にはガイダンス施設の「水城館」があり、その上には展望台があります。水城は城といっても古代の土塁なので派手さはありませんが、大宰府を守るために作ったものだというのが現地に来るとよくわかるので迷いましたが歩けてよかったです。 ちょうど春の暖かい日だったので桜も満開だったし、水城付近は菜の花畑でとてもきれいでした。城巡りの人より多分桜と菜の花目当てのお客さんが多かったと思います。 |
中津城 2021年3月21日 | この日は残念ながら雨。中津城・歴史博物館・福沢諭吉旧居の3館共通券を購入し、雨が強かったら屋内展示を見学、雨が弱くなったら外に出て写真撮影といった感じになりました。 中津城の天守は模擬であるため歴史的な価値はなく、中の展示物もイマイチでしたが、写真映えする建物でたくさん撮影しました。建物は模擬でも石垣は「九州最古」らしく、歴史博物館にはその解説VTRが見れます。川沿いには古代山城から転用した石垣が見られ、天守北側には黒田時代と細川時代の継ぎ目がはっきりとわかる部分が見られます。また、現在小学校があるところには大手門跡があり、鏡石や縦積みの石垣が見られるので見落としのないよう。 昼からは寺町を散策して福沢諭吉旧居へ。室内に上がることはできませんが中津に来たからにはぜったいに見ておくべきものだと思います。隣接して記念館があり、福沢の功績を勉強することができます。 食事は名物のハモ料理と唐揚げを楽しみました。 |
増山城 2021年7月22日 | 駅の観光案内所で電動アシスト自転車を借り、増山城へのアクセスの案内図をもらって出発。 まずスタンプ設置場所の埋蔵文化財センターへ(約25分)。しかし、祝日だったため休館日で展示物は見られず。スタンプは入口に置いてあったので押すことができました。 増山城はそこから約20分。途中坂道があったので電動アシストが効果を発揮しました。 増山城はさほどのきつい高低差はなかったので比較的登りやすいところでしたが、城域は広いので全部見ると時間がかかります。いかにも山城という感じで堀切と曲輪がいくつもありました。一番の見所は石垣でしょうが、茂みに隠れてあまりよくわかりません。 夏の暑い日に行ったので汗だくになり、休憩を取りながら回ったので、結局自転車返却期限ギリギリになりました。 |
富山城 2021年10月9日 | 富山城天守は模擬天守ではありますが、昭和29年建設の登録有形文化財なのでなかなか立派な建物だと思います。公園内からの姿もいいですが、写真のように堀と石垣が入った姿のほうが綺麗だと思います。鉄御門の鏡石も見事なものでした。 模擬天守内は郷土博物館になっていますが、内容はほとんどが富山城の紹介で城郭ファンとしてはけっこう満足できるものでした。 隅櫓風の建物の佐藤記念美術館ではちょうど虎の絵で有名な岸駒の展覧会をやっていてこちらも満足できました。 あまり時間もかからずに回ることができたので、そのあと薬の広貫堂資料館とガラス美術館を見学しました。 富山市役所の展望台に上ると上から城を見ることができます。こちらもおすすめです。 |
飯盛城 2021年11月20日 | 久しぶりの本格的な山城挑戦。 野崎駅から大東市歴史民俗資料館でスタンプ(感染対策で自分では押せず、職員が押します。)。 野崎観音の本堂脇の登山道からひたすら歩くこと1時間30分以上。七曲りなど険しく長い山道でヘトヘト。 結構な人数のハイキング客がやってきて山頂ではみんなが弁当などを食べているので、歴史浪漫に浸ることもできず。 石垣がいくつか残っているようですが、早く下山したくなり、探すこともなく虎口の石垣のみで満足してしまいました(あとから考えればもったいなかった。)。 |
芥川山城 2021年11月20日 | 飯盛城を早めに切り上げたので同日高槻市しろあと歴史館に行ってスタンプ。翌日登城。 JR高槻駅から高槻市営バス(交通系ICカード使えます)で15分で塚脇バス停到着。 事前にルートは調べておいたのでとくに迷うこともなく進むことができました。 塚脇ルートはゆるやかでとても歩きやすく、私有地ということでしたが割と整備されていたと思います。 途中で大手筋ルートへの分岐点があるので少し下ると大手門石垣を見ることができました。 前日登った飯盛城よりはるかに楽に山頂まで到着。ここも結構な人数のハイキング客がやってきて落ち着けないのですぐに下山しました。 |
龍岡城 2023年3月25日 | 久しぶりの城巡りは中央線の事故遅延の影響で小海線にうまく接続できず、昼前に着く予定が15時半到着になってしまった。 であいの館の方が「田口小学校は先日閉校になったので敷地内は自由に入ってかまいません」というので校舎裏などにも行って五稜郭の構造を堪能した。 展望台にも行ったが、これが予想以上の急な山道。おまけに雨で足元が悪いという最悪のコンディションでかなり危険だった。それでも上から見た五稜郭は想像していたよりはっきりと星型が確認できたので満足できた。 |
高島城 2023年3月26日 | この日は雨。コンパクトなサイズの城なので雨が小雨のうちにさらっと回って写真撮影。 正直、鉄筋コンクリート天守はあまり味わいがなかった。雨のため眺望もイマイチ。 それよりも城とは関係がないが、重要文化財の温泉施設「片倉館」のほうがすばらしかったし、記念に入浴もした。高島城に来られる方には併せて片倉館に行くことをお勧めする。 |
鮫ケ尾城 2023年4月15日 | 北新井駅から徒歩。歴史の里までは約3キロ。情報では駅に地図が置いてあるとのことでしたが在庫切れ。でも、案内表示がところどころにあるので迷わず行けました。 斐太神社を参拝してから歴史の里へ。案内所の方は非常に話好きな方で城と遺跡の説明をしていただけました。東登城道を登って北登城道を下ってくるコースを勧められたのでそのとおり行きました。 途中いくつもの堀切があり、山城のよさを感じました。本丸までの距離はそこそこありますが、特に急な道もなかったので比較的楽に進めました。カタクリの花が綺麗なところと聞いていましたが、残念ながら今年はすでに見頃を終えていました。その代わりヤエザクラが満開でした。下山時に城を横切る高速道路を見たときにはちょっと複雑な気分でした。 下山後は弥生時代の遺跡を少し回ったあと、近くにある勝福寺に行きました。この寺にはこの城で自害した上杉景虎の像と供養塔がありますので、参拝されることをお勧めします。 |
高田城 2023年4月16日 | 高田駅から徒歩15分くらい。 想像していたより広い城で外堀を一周したところけっこうな運動になりました。城域は公園になっているのであまり城っぽさは感じませんが、再建された三重櫓はなかなかかっこいいです。 スタンプは三重櫓の中にもあります。 桜の名所と聞いていますが今年はもう散っていたので静かでした。 その後、歴史博物館と小林古径記念美術館に行きました。三重櫓とこの2館に行くならば「5館共通入場券」がお得です(1000円)。 |
岩櫃城 2023年5月5日 | 群馬原町駅から徒歩、平沢登山口観光案内所までもそこそこ距離があります。 スタンプ後本丸へ。それだけなら15分程度で行けます。そんなに険しい道もありません。 せっかくなので山頂にも行くことにしましたが、ここからは相当きついです。かなりの険しい岩山を鎖で登ったりすることになります。 私が山頂に登ったころ、レスキューヘリが飛んできていました。なんでも沢に落ちて大けがをした人がいたとのことです。なので、自信のない方、軽い気持ちの方はやめたほうがいいです。 登頂後は潜龍院跡へ。ここからなら岩山の景色が見えます。そのまま郷原駅から帰りました。 |
名胡桃城 2023年5月6日 | 後閑駅から徒歩。50分くらいかかりますが、駅には城までの地図も置いてあるし、看板も出ているのでわかりやすいです。 城はすごくコンパクトなサイズです。あっという間に回ることができます。こんな小さな城が戦国時代を終わらせるきっかけになったとは。 あっという間に回ることができたので、翌日沼田城に行くつもりでしたが、城の近くにあるレストラン「しんりん」で食事をしてから午後から沼田城へ。 |
沼田城 2023年5月6日 | 名胡桃城に続いて同日午後に登城。上州真田三名城を制覇してクリアファイルをもらいました。 沼田は河岸段丘の町で駅と市街地にかなり高低差があるで、けっこう疲れます。 沼田城は現在は公園になっているので城っぽさはあまりありません。実際、この日は「ツツジマルシェ」なるイベントをやっていて賑わっていました。 見どころは西櫓台の石垣ですが、ロープが張ってあってグルリと回ることができず残念。 公園内には重要文化財の旧生方家住宅が移築されているので見学しました。 翌日はまる1日時間ができたので、ロックハート城(沼田駅からバスで20分ほど)に行きました。西洋の城を移築復元したものです。 |
八代城 2023年6月10日 | 八代駅から城まで歩いていきました。30分ほどかかります。 スタンプは博物館の守衛室前にあるのでお金を払って入館しなくても押せます。 現在城域は八代宮という神社の敷地になっていますが、立派な石垣に囲まれた城だったことがよくわかります。ただ、説明看板などの整備がイマイチなのが残念でした。 天守台にも登ることができますが、足元はよくないし、柵などはありませんので転落しないように注意が必要です。 ひととおり城域を巡った後は城主松井家の茶室である「松浜軒」を見学しました。ちょうど花菖蒲がきれいに咲いていました。 |
鞠智城 2023年6月11日 | 熊本駅から菊池プラザまでバス。そこからはタクシーで移動するのが賢いやり方ですが、まる1日予定をとっているし、タクシー代がもったいないので私は歩いていきました。けっこうな坂道で途中に何もない田舎道、1時間以上かかりました。 スタンプのある温故創生館はけっこう充実した展示でしたが、無料なのがよいです。 ここは発掘成果に基づき建物が復元されていたり、平面表示されていたりで、城というより遺跡ですね。100名城に選ばれていた吉野ヶ里に近いものを感じました。 多くの皆さんは復元建物周辺だけを見て帰っていかれるようですが、私は城門跡、土塁跡にも行きましたのでかなり歩きました。が、その辺りはイマイチ整備が進んでおらず、残念でした。 食事ができるレストランがあるといいのですが、「栗と空」というモンブランのお店しかありません。 |
能島城 2023年7月16日 | 事前申込した昼からの上陸ツアーで城に行きました。同行者は20人くらいでした。 城自体は堀も石垣も建物もなく、写真映えはしません。岩礁ピットも確認できませんでした。 まぁ、ここに村上海賊がいたということを感じることができただけで十分です。 桜を伐採した影響で日陰もないので、この季節はとても暑かったです。 ここへ公共交通機関で行くにはとにかく下調べが必要。福山からのしまなみライナーで大島BS下車、高速道路下を渡ったバス停から本数の少ない島内バスに乗るしかありません。 ツアー以外の時間はずっと海賊ミュージアムにいて時間調整をしました。 帰りのしまなみライナーが満席で乗れず、次に来たバスは渋滞に巻き込まれるというたいへんな日でした。 |
基肄城 2024年7月14日 | 当日は雨。山頂まで登れるか心配であったが、せっかく来たからには行かなければと強行。 スタンプのある町民会館から道をひたすら真っすぐに必死に歩いたら草スキー場に到着。 ここからがわかりにくいが、草スキー場の中をそのまま上に歩いて行けば「天智天皇欽仰之碑」やタマタマ石、大礎石などを見ることができます。 これだけでも十分でしたが、肝心の水門の石垣を見ていないことに気が付き、急いで下山。が、雨と汗のおかげで案内図はボロボロになってしまい場所がよくわからない。 地元の人に聞いて何とか真っ暗になるまでに無事到着。立派な石垣でした。 スマホの歩数計を見たら43000歩を超えていました。とても疲れた一日でした。 |
久留米城 2024年7月15日 | この日も雨。前日基肄城に苦戦して夜遅くに久留米に到着したのでわかりませんでしたが、この街はとにかく「ブリヂストン様」の街なんですね。 城はというと、けっこうな高さの石垣が残っていて迫力がありました。が、石垣の前は月極駐車場になっているところが多く、少し興覚めしました。 城内は篠山神社になっていて、やたらといろいろな石碑がありました。 午後は洋画家の坂本繁二郎生家と青木繁旧宅に行きました。複製画ばかりですが写真撮り放題なので名画とツーショットが撮れます。けっこうお勧めです。 最後にこの街の神様「石橋正二郎」の生誕地の碑を探して歩き、旅を終えました。 |
延岡城 2024年8月11日 | 電車移動で延岡駅に着いたのが14時過ぎ。駅から徒歩25分ほどで到着。 登城口には非公開ですが藩主内藤家の墓地があり、まずはご挨拶。 復元された北大手門を抜けるとすぐに「千人殺しの石垣」があり、なかなかの迫力です。 この城の天守台跡には時を告げる鐘付き堂があり、定刻になると鐘を鳴らされ、そのための鐘守さんが今も住んでみえるとのこと。 それからダッシュで内藤記念博物館に行きましたが、着いたのが閉館10分前。ほとんど見られず残念でした。 |
佐土原城 2024年8月12日 | 佐土原駅からバスで東春田下車、徒歩5分で到着。 二の丸跡にある鶴松館は立派な建物ですが、説明を聞いてみると御殿の復元というわけではないらしく、ちょっと怪しげ。まぁ、資料館として見学しました(土日祝しか開館していないので要注意)。 鶴松館裏の大手道から登城。台風被害のためあちこち通行止めになっていますが本丸には行けます。除草したばかりなのか枯草だらけでしたがわずかに残る天守台石垣が確認できました。 下山後、商家であった「旧阪本家」を見学しました。 |
知覧城 2024年8月13日 | 鹿児島天文館泊まり。朝数少ないバスに乗り出発。 知覧といえば特攻隊。終戦の日が近いからかとても多くの人が特攻平和会館には来られていました。正直この日ばかりは城よりも特攻平和会館を優先。涙なくしては見られない遺書の数々と海から引き上げられた零戦には衝撃を受けました。スタンプは隣接するミュージアム知覧のほうにあります。 で、知覧城はというと正直あまりおもしろくはありません。本丸跡に石碑があるのと、蔵之城に掘立柱建物の表示がある程度です。 特攻平和会館でかなりの時間を使ったので、この時点で16:30頃だったのですが、ダッシュで少し離れた武家屋敷群へ。定刻は過ぎていましたがいくつかの庭園を見学させていただきました。 |
志布志城 2024年8月14日 | 天文館から大隅半島への直行バスに乗り、途中フェリーで移動。垂水港で乗り換えて志布志高校前で下車するとすぐにスタンプ設置場所の埋蔵文化財センターがあり、なかなか立派な志布志城の模型があります。 着いた時点で12:30を過ぎていたので、急いで志布志城へ。ここも正直あまりおもしろくはなかったのですが、唯一の見どころは大空堀でしょうか。迫力があります。 時間の都合上、本丸までで引き返し、福山氏庭園と「志布志市志布志町志布志の志布志市役所本庁・志布志支所」とやたらと「し」ばかりの看板を見て鹿児島に戻りました。 翌日は鹿児島市内を観光。すでに登城すみですが、御楼門が復元されたということで鹿児島城にも再訪しました。 |
角牟礼城 2024年9月15日 | 前日に福岡市の生の松原元寇防塁に寄ってから、特急ゆふいんの森で現地入りし、豊後森機関庫を見学してシャインホテルくすで宿泊。 スタンプのある豊後森藩資料館まではホテルから2キロちょっとということだったので歩きました(徒歩約30分)。 スタンプのある資料館は正直大した内容でなかったのですが、隣接している久留島武彦記念館は地元の方のこの方への尊敬の念がわかるいい施設でした。 童話碑、旧久留島氏庭園(小さな藩のわりに美しい庭園でした)、末広神社を経て登山道へ。 途中まではコンクリートで整備されているし、山道に入ってからも看板やロープでコースを外れないように配慮されています。 見どころは何といっても二の丸の穴太積みの石垣ですが、地味ながら三の丸駐車場付近にある畝状竪堀群がよかったです。 残念だったのは現在本丸石垣が解体修理中だったことです。そのかわりにナンバリングされて保管されている石垣が見られます。 山上からの景色も綺麗でとてもいい城だなと思いました。 |
三春城 2024年10月12日 | 郡山駅からバスで三春大町下車(約45分)。八文字屋で昼食、名物ほうろく焼を食す。 まず郷土人形館、紫雲閣、歴史民俗資料館の共通券を買い、いろいろと見学。特にすごかったのが紫雲閣、生糸で儲けた商人の蔵座敷なのだが、とても贅沢な内装だった。歴史民俗資料館でスタンプ押印。 で、肝心の三春城はというと、これといって目立ったものがなく、正直あまり面白くなかった。二の丸は遊具がいっぱいで城というより児童公園だった。ガイドブックに載っていた石垣はどこにあるのかよくわからず、資料館見学に時間をかけすぎたせいで発見できないままタイムアップ。桜の名所のようなので、春に訪問するのがベストらしい。 |
向羽黒山城 2024年10月13日 | 前日会津若松泊。若松駅前バスターミナルからインフォメーションセンター前下車(約40分)。スタンプのある整備室は閉まっていたが入口にてスタンプ押印。 昨日行った三春城とは違い、はっきりと空堀や虎口がわかるし、かなり範囲の広い山城だったのでけっこう楽しめた。時間があったので、自分は頂上にあたる一の曲輪まで登ったが、時間のない方は二の曲輪までは行くべきと思う。そこからの磐梯山の景色がけっこうきれいだったので。あちこちに熊出没注意の看板が立っているが、獣道ではなく、きちんと整備されているし、管理棟もあって人がいるのであまり怖いとは感じなかった。変なキノコがいっぱいはえていた。 この日はまだ時間があったので会津若松に戻り、「未完の城」神指城の痕跡を探して散策した。 |