岐阜城 2016年12月31日 | 昔から城巡りを趣味としていたが、百名城制覇を目指し改めて開始。 大晦日に元旦前の大掃除をしている伊奈波神社や、正法寺の岐阜大仏を見てから、岐阜城登城へ。 |
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名古屋城 2017年1月1日 | 2城目。名古屋城の年越しイベントに参加。 必勝!義直出陣の儀で「伝説のカヤの木」の実からパワーをもらう。 午後は犬山へ。 |
犬山城 2017年1月1日 | 3城目。午後から犬山城と成田山に初詣。 |
小田原城 2017年1月3日 | 4城目。箱根駅伝関連の人々がごったがえす小田原駅を抜けて、小田原登城。 |
駿府城 2017年1月7日 | 5城目。弥次喜多像、家康像、家康お手植えみかん、紅葉山庭園、巽櫓、未申櫓、天守跡、徳川慶喜邸跡、静岡浅間神社など見所沢山で大満足。 |
岩村城 2017年1月9日 | 6城目。岩村歴史資料館で女城主や佐藤一斎、下田歌子など地元の偉人たちの詳細を勉強してから登城へ。 関連資料が多く分かりやすい。道も綺麗に整備されており、WEBで地元の学生による城のPRを見ながら楽しんで登城。 登城後は城下町を散策し木村邸、勝川家などを巡る。 |
岡崎城 2017年1月22日 | 7城目。何度も行っている岡崎城へ改めて登城。 城はもとより、大樹寺からのビスタライン、伊賀八幡宮、六所神社、西光寺、松応寺、随念寺、二十七曲がり、カクキューなどを巡る。 |
伊賀上野城 2017年2月19日 | 8城目。くのいち列車に乗る。石垣が見事。忍者伝承館や伊賀流忍者博物館、芭蕉関連の生家や蓑虫庵を訪問。養肝漬を土産に買う。 |
江戸城 2017年2月26日 | 9城目。皇居東御苑マップに記載してある全てのスポットを訪問。本丸跡や大奥跡、松の大廊下跡など当時に思いをはせ歩く。梅林が綺麗だ。その後皇居一周し桜が咲く前の千鳥が淵などを歩き、桜田門や楠正成像を撮影。 |
水戸城 2017年3月5日 | 10城目。偕楽園の梅まつりに合わせて登城。弘道館、空堀、土塁を見た後、薬医門を見に行く。本丸が水戸一高になっていたことを改めて認識。 それにしても、刀剣乱舞というゲーム&アニメとJRが企画したイベントで歴女が沢山詰めかけていたのには驚いた。 |
八王子城 2017年3月12日 | 11城目。ガイダンス施設で事前に知識を習得。ガイドと一緒に登城。 |
安土城 2017年3月19日 | 12城目。かつて登った安土山に再び登城。安土城考古博物館、安土城天主信長の館は以前行っており、観音寺城の存在をその時知ったため、気になっていた。 レンタサイクルを借りて登城の後、セミナリヨ跡や城郭歴史館に寄り、観音寺へ行く。 |
観音寺城 2017年3月19日 | 13城目。石寺楽市にレンタサイクルを置き、表参道から登山。自動車で登ってきた人々を尻目に黙々と登り、資料に書いてある遺構はほぼ回る。 池田丸の先の大石垣、大石段を巡り、沢田丸を経て布施淡路丸の見事な石垣も確認。 心地よい疲れを覚えながら山道を下る。 |
小谷城 2017年3月25日 | 14城目。大河ドラマで常に気になっていた城。 小谷城戦国歴史資料館で案内図をもらい、追手道から登山開始。金吾丸跡、桜馬場跡、大広間、本丸を確認した後、少し引き返して長政自刃の地、赤尾屋敷跡へ。それからガイドに記載してある場所はほぼ制覇し、月所丸跡や大嶽城跡を経て、清水谷へ。まだ雪が残っている。お市の方と茶々、初、江が暮らしたと考えられる御屋敷跡も確認しカメラに収めた。 |
佐倉城 2017年4月1日 | 15城目。天守閣跡、空堀、南出丸、西出丸、馬出し空堀、姥が池など見て回る。 100名城スタンプがインク内蔵でなく、遠い所にあり非常に残念。 国立歴史民俗博物館が見所多くびっくり。こんな施設があるとは、と時間を掛けて見ていたら、武家屋敷が閉まってしまい残念ながら外からの撮影のみに。また次回来ることにしよう。 |
二条城 2017年4月9日 | 16城目。桜は今週までが見頃なので雨上がりの京都を歩く。 修学旅行以来、久々の二条城だ。清流園はイベントで入れなかったものの、他の遺構を見て回る。今日は改修中の東大手門と東南隅櫓が有料で公開されており見学。その後、唐門、二の丸御殿、本丸庭園、本丸御殿、天守閣跡、旧二条城石垣、西南隅櫓、米蔵、台所を確認。台所で和太鼓パフォーマンスをやっていた。 帰りに本能寺跡、新撰組の山南敬介が眠る光縁寺、壬生寺、新撰組屯所の旧前川邸、八木邸に寄って、帰宅の途についた。 |
高遠城 2017年4月15日 | 17城目。途中から雨に降られながらも、歴史博物館や絵島囲み屋敷、高遠閣ほか、 主な曲輪、堀、土塁を見て回った。桜は残念ながら三分咲きか。満開の時に来たかった。 保科正之の大河ドラマ化に向け、運動していたが、改めて名君だったことを認識した。 帰りにローメンを食べて、松本城に向かう。 |
松本城 2017年4月15日 | 18城目。大雨に降られたが松本に着くと晴れ上がり、城郭を堪能できた。 太鼓門で松本城秘話の展示イベント開催中だったので興味深く見て回った。 埋門や月見櫓、乾小天守の華頭窓、破風の間など見所満載だ。 蕎麦屋でおしぼり釜そばを食べて時間を潰し、ライトアップもカメラに収めた。 |
小諸城 2017年4月16日 | 19城目。近くに前泊し、早朝込まないうちに大手門を確認。 穴城を体感しながら、本丸へ進む。野面積みの天守台は苔むしていて見事だ。角の算木積みもよくわかる。 第二次上田合戦や仙石秀久、島崎藤村、小山敬三、横山祖道、雷電為衛門など小諸に縁のある偉人を改めて勉強できた。 |
上田城 2017年4月16日 | 20城目。小諸城を満喫した後、上田城へ向かう。 桜の時期の上田城は駐車が大変。博物館と別館をまず見学。「真田信繁と真田家の絆」が特別企画展で開催中。大河ドラマ含め知識をおさらいするのにもってこいの展示だった。 北櫓、南櫓を見学したのち西櫓をじっくり観察できた。 |
大阪城 2017年4月29日 | 21城目。約10年前に住んでいた大阪に行き、久々に大阪城へ。 多聞櫓、千貫櫓、焔硝蔵公開の日だったので、じっくり見学。 乾櫓、一番櫓、六番櫓のほか、金蔵、蛸石をはじめとした巨石、石狭間、空堀、秀頼自刃の地を確認。 その後、玉造に移動して、三光神社で真田の抜け穴を見る。そして真田丸跡と判明した寺、学校の遺構を見ることができた。 |
和歌山城 2017年4月30日 | 22城目。前泊してライトアップを観に和歌山駅から徒歩で登城。 翌日早朝から一の橋、大手門、天然記念物の樟、岡口門、不明門跡、追廻門、二の丸、大奥跡をまず確認。 今日はメーデーの集会でごった返していたが、楽しみにしていた石垣の野面積み、打ち込み接ぎ、切り込み接ぎをじっくり見学。天守閣には鯉のぼりが泳ぎ、晴天に映えていた。コンパクトな城だが、連立式天守群は何処から撮っても絵になる。御橋廊下など見所多く大満足。吉宗銅像をカメラに収め姫路に向かう。 |
姫路城 2017年5月1日 | 23城目。大改修前に行ったきりだったので、久々の登城。 前泊してライトアップを観て、翌日早朝から再登城。昨日和歌山城を制覇しているので、連日の連立式天守閣制覇だ。 十文字鬼瓦や狭間が見事な暴れん坊将軍で使った将軍坂、油壁、扇の勾配の石垣、鏡石など見所と紹介されている場所は制覇。スマホのAR技術を活用した新たな楽しみ方を提供している。 紹介ムービーを見逃した箇所があっても、アプリさえダウンロードすれば事務所でお願いすると全てのムービーをダウンロードできる。 好古園を見て、姫路おでんを食し、姫路を離れた。 ラストサムライが懐かしい書写山は次の機会に訪問しよう。 |
松山城 2017年5月2日 | 24城目。姫路城、和歌山城に続き、3日連続の連立式天守閣制覇。早朝から、登り石垣を見ながら徒歩で登城。本丸をまわる前に、屈折した高石垣を観るため、石垣の周りを一周。刻印が多数あり興味深い。 野原櫓は日本唯一現存する望楼型二重櫓で天守の原型といわれるが、北側にあり訪れずに帰る方も多かろう。 狭間が見事な塀は、外壁は下見板張だが、城内側は総塗り込みなのが確認できた。 本丸二の門南櫓など全国的に珍しい一重一階の平櫓群や、戸袋式石落としも確認。 |
湯築城 2017年5月2日 | 25城目。資料館の説明員が詳しく説明してくれた。ショートムービーも分かりやすく、海賊を仕切っていた河野氏について理解が深まった。一遍上人が河野一族であることなど初めて知ることも多く、勉強になった。 武家屋敷、土塁展示、石造湯釜、展望台を見て、外堀一周した後に、坊ちゃん列車に乗り松山駅へ。今治に向かう。 |
今治城 2017年5月2日 | 26城目。藤堂高虎を築城の名手として不動のものとした今治城だ。 史上初の層塔型天守、枡形虎口など高虎が確立したことで、多くの城郭がその後取り入れるきっかけとなった。 本日3城目だったが見るべきポイントは確認できた。 海水と淡水が混ざっている海城、敵を威嚇する大石の勘兵衛石、足場の悪い場所で石垣を支えるための広めの犬走りなどなど。 美術館、歴史資料館である櫓を見た後、夕陽に映える堀を一周。 松山に戻り、道後温泉で疲れを取る。 |
大洲城 2017年5月3日 | 27城目。松山の坂の上の雲ミュージアムに行った後、大洲へ。 青緑の石垣が特徴の格好の良い天守だ。肘川を背に絵になる。 台所櫓、高欄櫓、苧綿櫓、三の丸南隅櫓は現存しており、見応えあり。袴腰式石落としは下見板張りで、高欄櫓の中から確認できる。また瓦屋根断面が模型で確認でき、貴重な展示だ。 木造天守再建の様子がムービーで見られて大変さが理解できた。 臥龍山荘に行く途中で、渡辺勘兵衛屋敷跡に寄る。 山荘の景色は見事で心が癒された。 |
宇和島城 2017年5月3日 | 28城目。大洲城登城後に宇和島へ。後に層塔型天守作りの名手となる高虎が望楼型で作り、伊達宗利が寛文年間で層塔型に立て直した城。 狭間も石落としも無く、部屋は障子で仕切られており、戦とは無縁であることを主張している。唐破風の玄関、千鳥破風、軒唐破風は装飾で、破風の真後ろには破風の間も無い。 城山郷土館は珍しい現存する元武器庫。宇和島に関連する偉人を勉強できる。 また、年代により石垣の積み方の違いも確認でき、苔むしていている様が趣がある。 帰りに鯛めしとさつまの郷土料理を頂く。街は牛鬼で一杯だった。 |
高知城 2017年5月4日 | 29城目。南海の名城高知城に登城。 1749年に再建しているが、創建当初の様式を踏襲して望楼型だ。 穴太衆の石垣や長宗我部時代の石垣、忍び返し、武者隠しの間を確認。 詰門は本丸と二の丸の間の堀切を突破されるのを防ぐ櫓門だが、詰所と通路になっており、櫓に入ると仕掛けが実感できる。 坂本龍馬、山内容堂、後藤象二郎、板垣退助、近藤長次郎の生誕地と吉田東洋記念碑、武市半平太殉節の地、旧山内家下屋敷長屋を訪問。 高知城歴史博物館では、山内容堂と龍馬の書簡が特別公開されており、必見だ。 |
掛川城 2017年5月6日 | 30城目。一昨日まで高知にいて、今日は掛川城と山内一豊に所縁のある城に登城。 高知城を参考に復元しているため、忍び返しのある石落としなど仕掛けが高知城とそっくりだ。 現存する書院造りの城郭御殿をじっくり見た後、二の丸茶屋にて掛川煎茶と和菓子で一服。 その後、竹の丸の旧松山家住宅を見学。葛布問屋松屋の屋敷で、見所を紹介するムービーも分かりやすく、無双窓や回転雨戸、雪見障子・猫間障子など全ての見所を確認しカメラに収めた。 二宮尊徳の大日本報徳社は外観撮影のみに留まったが、大手門、大手門番所、霧噴き井戸、太鼓櫓など見所ポイントはほぼ制覇。 |
長篠城 2017年5月21日 | 31城目。漸くハンドルネームにしていた鳥居強右衛門に会いに行けた。 快晴の中早朝6時台から、設楽原の史跡探訪ツアーマップを参考に、武田関連は武田勝頼観戦地の碑や指揮の地の碑、内藤昌豊・甘利信康・原昌胤・山県昌景・土屋昌次の墓、首洗池、信玄塚・閻魔大王坐像を確認。さらに家康本陣と物見塚、馬防柵を見た後、歴史資料館でおさらい。岩瀬忠震という優れた偉人を知った。 長篠城址に移動して史跡保存館の常設展示と特別展示を見た後、本丸跡、帯郭、弾正郭、瓢郭を見る。ここからが本番で、JR飯田線を越えてから、野牛郭、殿井を見て、その後断崖を降りて豊川と宇連川の清流を間近に見て心を癒した。 こんたく長篠で鳳来牛を食べた後は、川を挟んで鳥居強右衛門磔死の跡地、牛渕橋からの長篠城址絶壁をカメラに収めた。 念願が叶った充実した一日だった。 |
甲府城 2017年5月27日 | 32城目。車を近くの駐車場に停め、内松陰門から舞鶴城公園の散策開始。石垣が素晴らしいが修復してあり、鉄門や稲荷櫓は資料を集めて、当時の姿を忠実に再現。穴蔵がある天守台は独特で富士山がよく見えた。 稲荷櫓では復元事業の様子がムービーで観ることができ、勉強になる。謝恩碑のオベリスク、外周一回りして、堀や17mの高石垣、稲荷櫓をじっくり見た後、小作でかぼちゃほうとうを食べ、JR中央線を超え、山手御門の中を見学。山梨唯一の石垣作りの城は中世と近世城郭の違いを実感できる楽しみがあった。 |
武田氏館 2017年5月27日 | 33城目。桔梗信玄餅クレープを食べながら、武田通りを北上し武田神社へ。スタンプは2箇所で押せるがどちらも良くない。 天守台が存在するが見学出来ないのが残念。西曲輪の枡形虎口は当時の面影が残り、土塁や堀も綺麗に残っている。大手門東史跡公園は土塁や大手三日月堀が再現されていて、武田らしい中世城郭が実感できる。 信玄公の墓や、高坂弾正、馬場美濃守、真田幸隆の屋敷跡を確認。 |
松代城 2017年5月28日 | 34城目。上田に宿泊し、桜の季節に行った上田城を再登城。特別企画展「400年の時を経て 甦る上田城」を見た後、真田十勇士まちなかモニュメントを全て探索。その後松代へ。 松代城は綺麗に整備されていた。復元した本丸太鼓門と太鼓前橋、本丸北不明門、土塁を確認。戌亥隅櫓台からは山々が良く見えた。 真田宝物館、真田邸、文武学校、旧白井家、旧樋口家住宅、象山記念館、象山神社を見学。真田邸、象山記念館では分かりやすいムービーが放映されている。 次回は川中島決戦地を訪問するとしよう。 |
川越城 2017年6月25日 | 35城目。小江戸めぐりバスに乗って博物館前に行き、川越城本丸御殿へ。残念ながら博物館は改修中。高知城の本丸御殿とともに現存する御殿で、玄関、大広間、家老詰所が見学できる。 わらべ唄「とおりゃんせ」発祥の地という近くの三芳野神社を参拝後、富士見櫓跡に登る。また、復元された中ノ門堀跡に寄った後に、喜多院まで歩く。途中で成田山川越別院と、川越歴史博物館に寄り、甲冑等の展示品を見た。喜多院では家光公誕生の間、春日局化粧の間、五百羅漢を見学。 最後は耐火建築の蔵造りの町並みと、時の鐘を見ながら、芋のスイーツを頬張り、街をねり歩いた。 |
広島城 2017年6月28日 | 36城目。復元された御門橋を渡り、表御門を潜ると平櫓、多聞櫓、太鼓櫓が解放されており、中をじっくり見て回る。天守閣は歴史資料館で、城の成り立ちと、戦中戦後の歴史を確認できた。 石垣は刻印が多く確認でき必見。苔生した石垣は趣がある。 また、石垣修築を咎められた福島正則が自ら壊したと言われる崩れかけた石垣も必見だ。 名物の牡蠣料理と穴子を食べて締めくくった。 |
彦根城 2017年7月2日 | 37城目。過去何度も登城していた彦根城に、100名城を知ってからは初登城。 「花の生涯」から「おんな城主直虎」までの「大河ドラマに見る井伊家」を開国記念館で展示中。 まずは埋木舎に寄り直弼が15年間過ごした武家屋敷を見学。次いで近くの旧池田屋敷長屋門、馬屋、佐和口多聞櫓に寄る。 表門橋近くの見所は、内堀に鉢巻石垣と腰巻石垣が確認できること、また鐘の丸に続く登り石垣と竪堀が見られること。 ひこにゃんとは表御門で逢った。 天秤櫓の石垣は右と左では異なり、珍しい落し積石垣が見られる。天秤櫓は公開されていて当時の地球儀(複製)が展示されている。 天守はコンパクトなのに、これでもか、というほどの切妻、千鳥、入母屋、軒唐破風が合計18個。また隠し狭間も76個あるという。 千鳥破風裏の隠し部屋も確認した。 西の丸三重櫓では城の縄張りを担当した人物のエピソードがムービーで見られ興味深い。 楽々園、玄宮園、井伊直弼公銅像、彦根城博物館に寄り、彦根ええもん物産展で土産を買った後は、彦根駅で直政像を撮り、帰宅の途についた。 |
山中城 2017年7月9日 | 38城目。早朝から車を飛ばして9時に到着。 案内所・売店は10時開店なので、まずは北条橋を越え箱根旧街道を歩き、御馬場曲輪、岱崎出丸、すり鉢曲輪を見た後、一ノ堀の畝堀をじっくりと見ることができた。素晴らしく整備された城址公園だ。 国道1号線を超え、三ノ丸堀、田尻の池、箱井戸を見た後、西櫓の有名な畝堀、障子堀を確認。霞がかかって富士山は見えなかったが、紫陽花が見事に咲き誇っていた。 最後に三ノ丸の宗閑寺で城主の松田康長、副将間宮康俊、豊臣方の一柳直末の墓を参拝。 |
明石城 2017年7月15日 | 39城目。明石駅前にあり直ぐに城郭探索開始。 とき打ち太鼓と宮本武蔵が設計した庭園を見た後、坤櫓と巽櫓を芝生広場から眺める。妻部が双方異なった向きなので見え方が異なっている。真下から櫓を見たり、天守台から坤櫓を見る。7月は櫓内部が解放されておらず残念だが、二の丸、東の丸、薬研堀を見た後、市立文化博物館を見学。 子午線がある街なのでゆっくりと時の道や科学館を見たかったが、次の機会とし、播州赤穂に向かう。 |
赤穂城 2017年7月15日 | 40城目。駅前でレンタサイクルを借り、目的地へ向かう途中、上水道モニュメントや息継ぎ井戸に寄る。 隅櫓脇の大手門を潜り、近藤源八宅でスタンプを押す。大石神社で有名な四十七士像を見ることができた。神社参拝後は山鹿素行像を見て本丸門へ。本丸御殿は間取りが復元されている。天守台からの眺めもいい。厩口門から二の丸にでて水手門や堀を散策。資料に記載のある遺構を全て回りたかったが歴史博物館に行き、塩と義士の展示を時間の許す限り見学。駅近くで赤穂塩ラーメンと塩味饅頭を頂く。 |
岡山城 2017年7月16日 | 41城目。早朝に播州赤穂から岡山に移動し、岡山城へ。 津山登城も控えているのに、後楽園が素晴らしく時間をかけ過ぎた。後楽園をじっくりと散策し、岡山城に向かう。銃眼石や月見櫓、時代によって異なる野面積、打ち込み接ぎの石垣などチェックすべき所は確認。戦災で焼失した国宝天守に想いを馳せ、資料館を見学した。 |
津山城 2017年7月16日 | 42城目。このサイトの先達のアドバイスで如何に素晴らしい城郭か知っていたので、登城前から楽しみだった。 さすが歴史に名を残してきた森兄弟、時代の最先端を行く城郭技術を用い、石高に釣り合わないほどの立派な城郭を作り上げた。圧倒的な石垣、櫓をはじめとする建屋の数は素晴らしい。 備中櫓の説明もわかり易かった。森忠政が金山を経て松代を統治した経験が、津山の城郭作りに活かされているのが興味深い。 天守台からの眺望を堪能。 帰りにホルモンうどんを食べる予定が、日曜日は早く閉める店舗が多く、叶わなかった。次の機会に楽しみを取っておこう。街はB'z稲葉さんの28年ぶり凱旋イベントで盛り上がっていた。 |
備中松山城 2017年7月17日 | 43城目。山歩きが得意なのだが、午前中に備中松山城、午後に鬼ノ城、備中高松城に登城予定のため、チェックポイントは疎かにせずに、効率良く回る。 真田丸で有名になった天然岩盤上の石垣は素晴らしい。しかし、天守裏の二重櫓も天然岩盤上にある事を確認して更に感動。 また、備中兵乱や、大石と鶴見二人の内蔵助の無血開城会議は勉強になった。後の浅野家断絶時のお城受け渡しの行動に伏線として繋がっている。 頼久寺の小堀遠州設計庭園を見て、改めて遠州の茶道、建築、造園の巨匠ぶりを知る。 鬼ノ城に向かう。 |
鬼ノ城 2017年7月17日 | 44城目。タクシーでビジターセンターへ。多くの人が西門で引き返す中、城壁跡を一周。 一周している間、人っ子一人会わなかったが、大満足の内容だった。 屏風折れの石垣、礎石建物群、高石垣、版築土塁、そして岡山を一望できる眺望は素晴らしい。 次いで備中高松城にタクシーで急行し、川を堰き止めた場所や城址公園を訪問。公園は蓮の花が綺麗だった。清水宗治の首塚や供養塔を参拝でき、清水宗治ファンとして充実した1日だった。 |
高松城 2017年7月18日 | 45城目。雨に降られたが玉藻公園を散策。生駒騒動の後、水戸光圀の兄が入城してから228年間松平家が治世した。艮櫓、月見櫓は見事だが傷みも目立つ。陳列館で歴代藩主や文化財を見学。天守閣跡や鞘橋を見た後は、堀で船に乗りエサやりなどもしたかったが、雨が酷くなり断念。栗林公園も諦め、丸亀に向かう。 |
丸亀城 2017年7月18日 | 46城目。雨も上がり、丸亀城散策を始めて間も無く、ボランティアではない大学教授のような方に声を掛けられ、隅から隅まで教えて頂いた。生駒、山崎、京極時代の石垣、櫓、天守の修復、門の移築など。また、修復時に判明したエピソードなど為になった。 帰りは骨付鶏を頂く。 |
仙台城 2017年7月21日 | 47城目。るーぷる仙台最終便に間に合ったため、仙台城に登城する。 仙台市博物館に行く時間は無かったが、10月から伊達政宗生誕450年記念のイベントがあるようなので、秋にまた来るとしよう。 仙台城見聞館で下調べした後、散策開始。有名な政宗騎馬像や本丸北壁石垣など噂には聞いていたが見事だ。博物館にある政宗胸像についても、このサイトの先達アドバイスで知っていたので見に行った。桃山様式の華麗な大手門が戦災で焼失しているが、胸像にも戦災の影響が垣間見える。 また、堀が運悪く?水を抜いて改修中。水を張ってない堀が確認できた。ずんだシェイクは評判通り美味。 |
福岡城 2017年7月30日 | 48城目。黒田長政が野口一成に命じ普請した福岡城に登城。上之橋を渡る前に地下展示の堀外壁石垣を確認。堀の蓮の花に見とれる。47あった櫓も祈念櫓、伝潮見櫓を残すのみ。多聞櫓を見に行ったが修復中で見られず残念。しかし天守台や石垣は見事に残っており、蔦や苔などの緑に覆われており、趣があった。 旧母里太兵衛邸長屋門や名島門、官兵衛隠居後のお鷹屋敷を見た後、伝潮見櫓と下之橋御門を確認。 三の丸スクエアで太兵衛の呑み取りの槍、日本号レプリカを見た後、筑紫餅とどら焼き日本号を頂く。 飛鳥・奈良時代の迎賓館である鴻臚館を見た後に、午後は吉野ヶ里に向かう。 |
吉野ヶ里 2017年7月30日 | 49城目。福岡城登城後に梅ヶ枝餅を頬張りながら、特急かもめに乗り、吉野ヶ里へ。 炎天下の中、汗だくで南内郭、甕棺墓列、北墳丘墓、倉と市を確認して歩く。北内郭は修復中だった。 |
丸岡城 2017年8月5日 | 記念すべき50城目は現存天守の丸岡城。 開始8ヶ月目にして到達。 コンパクトな城だが、本物を味わえる。笏谷石の石瓦、東西の阿吽の鬼瓦、戦時中に作られ福井大地震で崩れ落ちた石の鯱。野面積みの石垣、突き上げ戸の格子窓、引き戸になっている狭間、通し柱のない構造の望楼型天守等など、ボランティアの方に教えてもらった。 一筆啓上日本一短い手紙の館に寄った後、金沢に向かう。 |
金沢城 2017年8月6日 | 51城目。前泊して地元で取れた魚介の鮨を平らげてから、夜の金沢城を一周してライトアップの櫓と石垣を事前に確認。 翌日朝早くから猛暑の中登城。途中、白鳥路の金沢三文豪などのブロンズ像も確認。 「石垣の博物館」として有名なので、自然石積み、粗加工石積み、切石積みの石垣を巡った。また、復元した菱櫓、五十間長屋、橋爪門続櫓を見た後に、重要文化財の三十間長屋、石川門を確認。鉛瓦、海鼠塀などの作り方も展示されており、他では見られない特徴的な見所が多い。 また、鬱蒼とした森になっている本丸園地では、戌亥櫓、辰巳櫓、丑寅櫓の跡を確認できた。本丸園地の池にはいもりが沢山生息していた。 休憩所で一服してから、兼六園を見学し、高岡に向かう。 |
高岡城 2017年8月6日 | 52城目。高山右近の縄張で、特徴のある連続馬出が原形を留めている。 芸術の森ブロンズ像やビューポイントが古城公園散策ガイドに記載されており、探してカメラに収めていく過程が面白い。高山右近像や前田利長公銅像、堀や石垣など多数撮影した。 博物館では高山右近や前田利長、前田利常の展示ほか、高岡銅器の歴史など高岡の産業も紹介されていて興味深い。 |
松前城 2017年8月10日 | 53城目。北海道新幹線で青函トンネルを超え、木古内からバスで登城。 横綱記念館と青函トンネル記念館は時間が無く断念し、松前城へ。桜の名所だが、今は紫陽花が綺麗だ。搦め手ニノ門と天神坂門、砲座の台座、外堀を見た後、資料館を見学。 松前家資料やアイヌの資料、また蠣崎波響が描いた、アイヌの指導者12名の夷酋列像が展示されている。 外に出るとすぐに石垣の3箇所の砲弾跡を確認できた。 その後、松前藩屋敷で江戸時代の松前藩の佇まいを確認し、夕方の五稜郭へ向かう。 |
五稜郭 2017年8月11日 | 54城目。年末大型時代劇の五稜郭が懐かしい。 私は昔から土方より榎本武揚ファンだった。あの時代に国際法を駆使して諸外国と交渉出来る人材は希少であり、新政府でも大臣まで上り詰める。 登城は前日から函館入りして、タワーに登る。展望台は五稜郭に纏わる歴史がおさらいできる資料館になっている。 翌日朝早くから、一本木関門の土方歳三最期の地碑や月光仮面像、樺太引き揚げ者上陸記念碑、赤レンガ倉庫群、日本最古のコンクリート電柱、高田屋嘉兵衛像、ペリー提督来航記念碑、新島襄海外渡航碑を見た後、どんぶり横丁で腹ごしらえして市電で五稜郭へ。 武田斐三郎が設計した稜堡式城塞。まず半月堡の刎出石垣から見入ってしまった。箱館奉行所庁舎の復元は素晴らしい。映像シアターの復元の様子は勉強になった。 土塁に登り、また堀の周りを星形を意識しながら周る。 市電で函館に戻り、午後は弘前に向かう。 |
弘前城 2017年8月11日 | 55城目。青函トンネルを超え弘前へ。100円バスで追手門付近で降り登城。 銅瓦葺きの櫓、天守だが、鮮やかな深い緑が美しい。また鰭が付いた鯱鉾が他に無い形で格好がいい。櫓や門にも全て鯱が付いていて見事。 石垣修理のため、天守を曳屋が移動したことが某番組で放送されたことで有名。移動する様子がムービーで見られる。 辰巳櫓、未申櫓、丑寅櫓、追手門、北門、東門、水堀など見所多く、また世界一古いソメイヨシノ、世界一太いソメイヨシノもあり、桜の巨木の多さに驚いた。桜の季節は素晴らしい景色だろう。植物園は時間がなく見学を断念。 |
根城 2017年8月12日 | 56城目。八戸駅から市バスで登城。南部師行像をカメラに収め、博物館で夏季特別展「キレモノ」を見る。ありがちな刀と太刀の違いの説明はもとより、軍刀や赤羽刀も展示があり勉強になった。 ガイドを頼んだら、普段はやらないスタンプラリーをやる事になり、クリアファイルを入手。木造復元は新築ピカピカに作る事が多いなか、根城は木材を柿渋で塗り、中世の館の雰囲気を再現。甲斐源氏の根城南部氏と盛岡南部氏の歴史を知る。また、津軽がかつては臣下だったことなど勉強になった。 午後は秋田の久保田城に向かう。 |
久保田城 2017年8月12日 | 57城目。城に入る前におばちゃんからババヘラアイスを購入。アートだ…。 秋田駅から徒歩で小雨の中、散策。秋田に転封された佐竹義宣の城郭。佐竹史料館で知識を付けてから表門や御隅櫓、佐竹義堯公像を周る。櫓では2種類のムービーが見られる。 家臣からも恐れられていた佐竹義宣は文化人で、茶道の師匠は古田織部。秀吉の手水鉢を三成の計らいで譲り受け、転封の際常陸から秋田に持ってきたという。また、城郭は転封された身を表して、水戸城で磨いた土塁の技術を使い、慎ましく仕上げている。 そして小野田直武は秋田に銅山開発支援に来ていた平賀源内に見出され、絵を学び和洋折衷の画風を確立。蘭学者とも親しくなり、杉田玄白の解体新書の絵を担当したという。藩主も文化人が多く、佐竹本三十六歌仙絵巻を所蔵するなど、文化面で活躍した藩だと改めて認識した。 秋田駅で比内地鶏を食べ、盛岡に向かう。 |
盛岡城 2017年8月13日 | 58城目。盛岡駅から歩いて登城。途中に、宮沢賢治の「ちゃんがちゃがうまこ」詩碑と賢治が使っていた井戸や新渡戸稲造生誕地に寄る。それからすぐに花崗岩の見事な石垣が現れ、ガイドマップにある見所を全て周る。三角錐角石や石垣出張部、笑い積、石垣普請奉行銘石、崩壊を防ぐためのはばき石垣、緩やかな傾斜の「寺の勾配」などを確認。櫻山神社や烏帽子岩、蛇口という排水口の樋、御廊下橋、新渡戸稲造の記念碑を見てから歴史博物館へ。盛岡藩の歴史や企画展、「資料の中のモノノ怪」展を見る。石割り桜を見た後、でんでんむしの市バスで盛岡に戻り、山形へ。 |
山形城 2017年8月13日 | 59城目。駅から線路沿いを歩いてすぐに堀が見え、南門から入る。最上義光の城郭。噂通り義光像がカッコイイ!復元の本丸一文字門と空堀、ニノ丸東大手門を見てから最上義光博物館へ。直江兼続と長谷堂で戦った時の弾傷が残る義光の実物の兜が展示されている。ムービーが見られ、最上氏初代の斯波兼頼は清和源氏で、足利一門斯波氏の支族であり、地名から最上を名乗ったことを知る。兼頼から11代目が義光。妹のお東の方が政宗の母であること、愛娘の駒姫が秀次事件に連座し三条河原で処刑されたことが有名だが、治水や石高の増加、文化人であることなど、悪者扱いが多い中で義光を見直した旅であった。 |
多賀城 2017年8月14日 | 60城目。東北歴史博物館が休みで残念だったが、小雨のなか奈良・平安の遺構を巡る。 外郭南門跡、多賀城碑に寄った後、政庁跡を見て回る。その後六月坂地区、外郭東門跡、大畑地区、作貫地区を巡り駅に戻る。午後は二本松へ。 |
二本松城 2017年8月14日 | 61城目。タクシーで本丸跡近くまで登り、見所の高石垣と大石垣を確認。生憎の曇り空で山々が見えないのが残念だが、まず山上の中世山城を見て周る。大石垣は会津領の支城になった際、蒲生氏郷に抱えられた技術者集団の穴太衆が作ったものだという。 日影の井戸や二合田用水、搦め手門跡、洗心滝、布袋滝、七ツ滝、霞ヶ城のマツ、洗心亭を見ながら下山。サルスベリの花が鮮やかだ。 その後山麓に降り、近世城郭として構築された箕輪門、多聞櫓、二階櫓をじっくり観察。二本松少年隊群像をカメラに収め、藩士の自刃の地、戦死の地を回った。 藩戒石銘碑にはやはり感銘を受けた。 |
会津若松城 2017年8月15日 | 62城目。会津若松駅前のホテルから早朝5時台より散策。 蒲生忠郷、蒲生氏郷の墓、新撰組隊士斎藤一の墓、伊達政宗が母に毒を盛られた地、野口英世青春通り、吉田松陰・土方歳三・新島襄・八重の宿泊地を訪問。蒲生氏郷は最も好きな武将で、ポスト織田のエースだったが、子も孫も若くして亡くなり断絶したのが何とも残念。七層の黒い鶴ヶ城、茶室、石垣、城下町など基盤は蒲生が作った。 また、山鹿素行生誕地、直江兼続屋敷跡、日新館天文台跡、山本覚馬・新島八重生誕地、西郷邸跡を訪問した後に登城。 鶴ヶ城の歴史、歴代城主をおさらいした後、最上階から飯盛山の場所を確認。荒城の月碑なども確認後、ボランティアの説明に途中から参加。赤い瓦や銀鯱、魔除けの桃の瓦などを教えてもらった。 その後周遊バスに乗り、飯盛山で下車。白虎隊士の墓、さざえ堂、白虎隊記念館、白虎隊伝承史学館を見学し、見所多くお腹いっぱい。午後から白河小峰城に行く予定を変更し、一日若松で過ごした。 |
七尾城 2017年8月27日 | 63城目。 東海北陸自動車道、能越自動車道を北上し、城郭を巡る前に七尾城史資料館・懐古館を訪問。開館前に着いたが、本日は9月の七尾城祭りに向け、城郭付近で草刈りをするらしく、大勢の方が資料館前に集合していた。駐車場が空くのを待って駐車し、資料館で事前勉強。復元CGのムービーが見られる。 資料館から徒歩で本丸を目指す。車で調度丸付近の駐車場まで登ってくる方が殆どのようで、調度丸までは人っ子一人会わなかった。 天気が良く、ガイドに記載してある複数のビューポイントからは、七尾市街や七尾湾の絶景が眼下に眺望できた。 九尺石は歩道が補修中で近くから見られなかったが、調度丸と桜馬場の間の高石垣のような石垣群は見事だ。 登ってきた道を駆け降り、午後は一乗谷城に向かう。 |
一乗谷城 2017年8月27日 | 64城目。 15:30過ぎに一乗谷朝倉氏遺跡の管理棟に着く。市役所の所員が観光客にアンケートを取っており、協力しながら情報を入手。一乗山城へは3ルートあるが時間も掛かり、麓の史跡を見てから山城を登っている時間は無いようなので山城登城は次回に持ち越し。熊出没注意の資料を渡された。 復元町並みや月見櫓跡を見た後、一乗谷川を渡って、唐門、義景館跡、湯殿跡庭園、中の御殿跡、諏訪館跡庭園を訪問。その後英林塚の朝倉孝景墓所や瓜割清水、下城戸を確認した。45t以上の巨大石で築かれた下城戸は圧巻だった。 次回は早い時間に来て、山城登城を試みる。 |
足利氏館 2017年9月3日 | 65城目。太平記館の観光駐車場に車を止め、足利学校を訪問。その後、足利尊氏像をカメラに収めた後、鑁阿寺を散策。本堂、鐘楼、楼門、経堂、大銀杏を見て、堀を一周。渡良瀬橋と歌碑、八雲神社まで足を伸ばした後は太平記館に戻り、古代瓦せんべいと古印最中を土産に買い、金山城へ向かう。 |
金山城 2017年9月3日 | 66城目。 足利氏館登城の後、金山城跡ガイダンス施設へ。噂通りの素晴らしい独創的な施設だ。 金山城の歴史をおさらいしてから、車でモータープールまで行き、実城を目指す。 物見台下虎口辺りから石積みが現れる。快晴だったので物見台からの景色も良く、観光客も多かった。大雨によって月ノ池の水が溢れていたが、日ノ池と共に神秘的な形が印象的だ。 大手虎口からは関東の山城とは思えぬ量の石垣が聳え立ち、圧巻だった。 金山の大欅を通り過ぎ、本丸の実城で新田神社にお参り。狛犬が参拝する人を迎える時の独特の形をしており、出雲地方に多いかまえ型(勇み型)になっている。本丸では残存の石垣を確認。 本日3城目の箕輪城へ向かう。 |
箕輪城 2017年9月3日 | 67城目。 高崎市箕郷支所で箕輪城のガイドを入手。長野業政、武田、織田、北条、井伊直正と城主が変遷した城だ。 搦め手口に車を止め、二の丸、大堀切、郭馬出を見た後、復元した郭馬出西虎口の櫓門を確認。本丸跡や土塁を確認しながら、御前曲輪まで散策。 その後は大堀切の底の通路を歩いて、大手虎韜門を訪問。 |
新発田城 2017年9月10日 | 68城目。 五十公野(新発田)重家の居城を溝口秀勝が入封し改築した城。 表門で新発田城を愛す会の100名城参加者向け資料を入手。 再建した辰巳櫓を見た後、重要文化財の旧二の丸隅櫓、本丸表門の中を見学。再建の3匹の鯱付き三階櫓は自衛隊駐屯地の敷地内のため、外から眺める。 白壁兵舎広報資料館で新発田城と旧軍関連、八甲田山コーナーを見学。 午後は春日山城に向かう。 |
春日山城 2017年9月10日 | 69城目。 ものがたり館で下調べし、春日山城史跡広場で楼門、東城砦、土塁・堀復元を確認。 埋蔵文化財センターで春日山城についてムービーを見ておさらいした後、春日山神社駐車場に車を止め、登城開始。 神社参拝後、謙信公銅像をカメラに収め、御屋敷跡、千貫門跡、空堀、直江屋敷、毘沙門堂、護摩堂跡、諏訪堂跡、本丸、天守台を巡る。大井戸や一本銀杏を確認して下山。帰りに林泉寺に寄ったが閉まっていた。次回に訪問する。 |
大野城 2017年10月6日 | 70城目。太宰府からアシスト付き自転車で散策するはずが、大雨に降られてしまいライナーバスで太宰府政庁跡で降り展示館へ。大野城登城敢行をスタッフに伝えると車で乗せて行って頂けることに。 県民の森センターで大野城、水城紹介ビデオを見た後、大雨の中、百間石垣を確認。北石垣、小石垣、主城原は山道が濁流になっており、断念。焼米ヶ原、増長天礎石、太宰府口城門跡に寄った後、岩屋城跡に。完全に雲の中に入っているため、濃霧に包まれており、絶景が拝めず残念だったが島津の大軍を見た時の恐怖を想像した。 高橋紹運公の墓を見た後、水城跡に。水城東門礎石や木樋取水口を見学し、西門の道が鴻臚館に続く事を確認。最後にふれあい館で太宰府の歴史を堪能した。太宰府展示館のスタッフの方に感謝。 |
佐賀城 2017年10月6日 | 71城目。大雨に降られた大野城を後にし、佐賀城へ。 鍋島直正像、鯱の門、天守台を確認後、本丸歴史館へ。パリ万博と佐賀藩の挑戦という特別展を展示しており、勉強になった。 また、反射炉、鉄製大砲鋳造、幕府からの大砲受注、蒸気船、種痘など様々な分野で日本初の実績を残し、雄藩として地位を築いた事に驚いた。ペリー来航時に大砲鋳造が出来たのは佐賀藩だけだったとは!そして偉人を数多く排出したことでも、改めて佐賀藩の偉大さを認識した。 |
名護屋城 2017年10月7日 | 72城目。早朝佐賀から唐津に移動し、バスに乗り換え名護屋城博物館入口で下車。 企画展の「語り継がれる名護屋城」を見学し、常設展示も見た後、タブレットを借りて散策開始。 大手口から三ノ丸、本丸、天守台を巡りバーチャル名護屋城を確認。 対馬は見えなかったものの、快晴で海が美しかった。途中で学芸員が説明している団体に合流させて頂き、更に詳しく勉強できた。一揆の拠点にされぬよう徹底的に破壊されているが、規模に改めて驚く。車で来ていれば陣跡も回る所だが断念し、唐津城に行く。 唐津城は石垣工事中だったが、見晴らし良く景色が最高。寺沢氏以降の城主やそれ以前の松浦党など勉強でき、充実した旅になった。 |
平戸城 2017年10月8日 | 73城目。早朝から松浦鉄道で移動し登城。往復するので1日乗車券を購入。日本最西端の駅訪問証明書を発行してもらう。狸櫓や北虎口の貴重な遺構を見て、天守に登り絶景を満喫した後、見奏櫓、沖見櫓、乾櫓、地蔵坂櫓を巡る。 その後徒歩で幸橋を渡り松浦資料博物館へ。オランダ商館は時間が無く諦め、牛蒡餅とカスドース、あご干物、あご蒲鉾を買って長崎に向かう。 明日の島原登城の為の前泊だが、長崎くんちの中日だったので祭りを見た後、亀山社中記念館や龍馬像、ブーツ像、上野家墓地を見に行った。眼鏡橋を歩いた後、長崎県美術館で「さだまさしの世界」が特別展で実施されていたので見に行った。 |
島原城 2017年10月9日 | 74城目。早朝長崎を後にし、島原鉄道で島原へ。 屏風折の高石垣に囲まれた見事な城だ。キリシタン展示などゆっくり見たかったが、カメムシ大発生のため城内臭くて堪らなく、女性スタッフ達が駆除に追われ可哀想だった。 鯉の泳ぐまち、清流亭、湧水館、四明荘に寄った後、姫松屋であご出汁の具雑煮大盛りを食す。 帰りに堀伝いに帰ると、秋のレンコン取り大会が実施されていた。 長崎に戻り、グラバー園を散策し、帰途に着く。 |
熊本城 2017年10月20日 | 75城目。3/4クリアの節目は、日本三名城。 台風が来る前に 登城した。まずは市役所展望台に行く。選挙真っ最中だ。 上から外観を確認した後、湧々座で震災後の映像とリアルタイムのライブ映像で復旧状況を確認。 城彩苑でガイドを頼み、詳しく伺いながら巡る。飯田丸五階櫓と戌亥櫓が隅石の算木積みだけで倒壊せず残っているが、栗石まで辺りにぶちまけて崩れており痛々しい。宇土櫓の床は大分傾き内部の漆喰は剥がれ落ち、続櫓は倒壊したが、外観は無事で熊本城のシンボルとして聳えていた。まだまだ時間が掛かりそうだが、必ず復興するだろう。 その後、宮本武蔵、宮部鼎蔵、小泉八雲、そして夏目漱石の旧居跡を訪ね、横井小楠生誕地、千葉城跡も訪ねた。武蔵が五輪の書を書いた霊巌洞は遠すぎて諦める。 夜は太平燕と熊本ラーメンを食す。 |
人吉城 2017年10月21日 | 76城目。かわせみやませみの始発で人吉城へ。 歴史館で相良氏や犬童清兵衛について勉強。そして謎の井戸のある地下室を見学。姫路城、高松城にも似たような遺構があるようだが、湧水に沈めた日本刀などがあり宗教的意味合いが強くミステリアスだ。 武者返しの石垣、堀合門、長塀、多聞櫓 を見た後、川越しに隅櫓と長塀をじっくり見学。 武家蔵を見た後、永国寺で幽霊の絵と西郷さんの西南の役の話を聞いた。 また、国宝の青井阿蘇神社と温泉博物館に寄り、観光列車のいさぶろう・しんぺい、はやとの風を乗り継ぎ、鹿児島城へ向かう。台風の影響で日本三大車窓と言われる霧島連山と、桜島がよく見えず残念だった。 |
鹿児島城 2017年10月21日 | 77城目。台風接近の中、鹿児島中央に17時に着いたが、黎明館が18時まで開館していると知り、まち巡りバスで黎明館へ。原始・古代、中世、近世の鹿児島の展示をおさらい。 翌朝、黎明館と図書館の周りの鶴丸城石垣と堀を巡る。虎口の石垣は弾痕で傷ついていた。 天璋院像、西郷隆盛像、小松帯刀像を見るが、照国神社の島津公像は時間が無く参拝できず。 ザビエル公園、大久保利通像に寄り、東郷平八郎、大山巌、吉井友実、牛島満、井上良馨、高島鞆之助、西郷隆盛、大久保利通の誕生地を巡った。 飫肥城に向かうため、維新ふるさと館は時間が無く次の機会に。 |
飫肥城 2017年10月22日 | 78城目。超大型台風だが九州上陸はないので、海幸山幸に乗り飫肥城へ。 暴風雨の中、共通利用券で歴史資料館にまず行き、伊東家と飫肥藩について学ぶ。伊東マンショは飫肥と関わりがあることを知る。本丸の飫肥杉に包まれた癒しの森や苔生した石垣、しあわせ杉など見所もあり、NHKの連ドラわかばの舞台であったことも知った。 勉強になったのは、小村寿太郎記念館。小柄な寿太郎の「柔よく剛を制す」姿勢だ。小藩である飫肥が島津に飲み込まれず生きていく術は、小国日本が大国ロシアと同等以上のポーツマス条約を結ぶ際に活きた。なおロシア全権代表のウィッテは大男であった。 帰りに飫肥天そばを頂く。 |
大分府内城 2017年10月23日 | 79城目。早朝日の出前から散策開始。スタンプが置いてある場所に猫が2匹お休み中。台風を避けていたか。 ウォーキングマップを参考に現存の宗門櫓、人質櫓を見て、大手門、天守台、本丸櫓台、廊下橋を確認。人柱お宮の祠を参拝し、堀の周りを一周。 とり天、だんご汁定食を食べ、ザビエルとかぼすの土産を買い、岡城に向かう。 |
岡城 2017年10月23日 | 80城目。石垣と滝廉太郎の荒城の月で有名な岡城へ。 評判になっている巻物のパンフレットを頂き、台風一過の晴れ間に散策開始。 大手門に繋がる苔生した石垣が見事。石塀のかまぼこ石も苔生していて趣がある。三の丸北側の高石垣は最も高い石垣だが、地震により工事中。本丸やその石垣を堪能した後、御廟跡と元は大手門だった下原門跡を散策。 本丸から向かいに見えて気になっていた西の丸跡を次に散策。家老屋敷跡、埋門、近戸門跡があり見応えあり。近戸門から阿蘇山が良く見える。家老屋敷跡から先程まで散策していた対岸の三の丸、本丸の高石垣の眺望が最高だ。帰りに土産屋で椎茸茶を買い、城下町へ。 滝廉太郎記念館に寄る。充実した九州旅行になった。 |
松阪城 2017年11月3日 | 81城目。昨年に続き「氏郷まつり」を見るため松阪城へ。最も好きな武将だ。昨年は100名城を知る前に松阪に行ったので、今年も氏郷まつりの日に登城すると決めていた。 更に転封先の二本松城や会津若松城の登城、会津若松の氏郷の墓の巡礼を経ており感慨も一入だ。 朝早くから松阪城に行き、碑前祭と出陣式を観覧。56回目にして初めて一般公募による氏郷役・冬姫役が実際の夫婦だった。 昨年は武者行列や豪商の街、本居宣長関連を沢山見たので、今年は城郭をじっくり見学。天守跡に使われている古墳時代の石棺蓋や、蒲生時代の野面積み・江戸時代の打込み接ぎ・算木積み、御城番屋敷などじっくり確認。月見櫓・敵見櫓・藤見櫓・鐘ノ櫓・遠見櫓・太鼓櫓・隅櫓の跡などを確認し、高石垣の上から断崖絶壁を見る。多聞跡だが、今は柵もなく石垣側は歩かぬよう注意書きがあり、高さを如実に感じ、堅固さを感じる。最後に高石垣の周りを一周し、会津若松と並び傑作の城であることを実感。 有能且つ脅威であったが為、秀吉に東北の守りという建前で転封され、40歳で亡くなった氏郷。あと10年余命があり天下を狙える地にいたら…惜しい名将だ。 |
竹田城 2017年11月5日 | 82城目。立雲峡の混み具合の情報を得ていたので、名古屋を前日11時ごろ出たが、AM2時には満車で下の臨時駐車場に停めて登山することに。立雲峡駐車場から溢れた車の坂道の路駐が酷かった。 3時半から第一展望台でスタンバイして雲海はばっちり見られた。 その後、8時前に下山し、竹田駅付近に駐車して、駅裏登山道から登城。赤色花崗岩の野面積みが見事だ。関ヶ原以後の廃城後も竹田の住民が守ってきたことをガイドの方に教わった。 情報館天空の城で竹田城の紹介ムービーを見て、篠山城に向かう。 |
篠山城 2017年11月5日 | 83城目。早朝の竹田城登城を経て、篠山城へ。 4館共通券を購入し、歴史美術館、青山歴史村、武家屋敷安間家資料館、篠山城大書院を巡った。西日本の外様大名と豊臣の大阪城を分断する位置に天下普請によって造られた城だ。本丸や天守台、馬出し、堀、高石垣ほか多くの遺構が保存されており、素晴らしい。 黒豆や栗、松茸、猪肉などが出回るこの時期は観光客が多かった。 |
千早城 2017年12月10日 | 84城目。 金剛山麓まつまさの駐車場に車を停め、登山道から登らずに、キツいと話題になっていた石段から登城チャレンジ。今日は地元の方が石段を掃除していた。 小谷城や観音寺城、竹田城、豊国廟等を麓から徒歩で登ってきたので大したことはない。 千早神社と楠木正儀の墓を参拝し、まつまさに戻り、椎茸茶と椎茸そばを頂く。評判通り美味だ。またお店の方と雑談し、千早城を丁度100城目でクリアした方は過去5名で、ワインをプレゼントしたそうだ。午後に高取城に行くことを伝えると、楠公誕生地、郷土資料館に寄り309号を通って行くと近道と教えてくれた。 郷土資料館で楠木正成についておさらいした後、産湯の井戸と奉建塔に寄る。資料館と楠公誕生地はここに来たなら必ず寄るべき。 千早赤阪村を満喫し、高取城に向かう。 |
高取城 2017年12月10日 | 85城目。午前中に千早城を登城した後、高取に向かう。 夢創館で車で城に向かう際のアドバイスとパンフレットを頂く。 七ツ井戸まで行かずに八幡口で車を停め、壺坂口門から大手門、二の丸、太鼓櫓・新櫓へ。苔むした石垣は噂通り素晴らしい。本丸天守台の12mの石垣は圧巻だ。 木彫り熊の案内の本丸虎口から本丸に行き、天守台穴蔵の古墳石棺の転用石を確認。 その後本丸の石垣周りを下から眺めながら一周した。 本丸とは逆方向の千早門、宇陀門、松ノ門、矢場門を超え、国見櫓から絶景を眺める。遠くまで来た甲斐があった。猿石を観察し下山。 見たいものが沢山ある飛鳥付近だが、キトラ古墳を見て帰途についた。 |
首里城 2018年1月4日 | 86城目。 ゆいレールの一日乗車券を購入し、首里駅から登城。 守礼門、首里杜館に寄った後、歓会門から城内へ。案内ガイドは時間が合わず断念。 南殿、正殿、北殿ほか、地下の礎石や霊域のアザナを確認。その後、玉陵と金城町の石畳、アカギの巨木を見た。 |
今帰仁城 2018年1月5日 | 87城目。 旭橋から名護バスターミナルの高速バス往復券と66系統を乗り継ぎ、今帰仁に登城。 案内ガイドをお願いして、一通り説明を聞いた後、写真を撮りながら隅々まで周る。1月下旬から桜祭りで、ちらほら咲いている花もある。 御嶽の数々やうねる様な石垣が素晴らしい。志慶真門郭からの絶景が良かった。 歴史文化センターでは歴史や遺跡に触れ、噂の千代金丸を見学。ムービーも見て今帰仁の歴史や文化を再確認した。 夜は国際通りで沖縄料理を楽しんだ。 |
中城城 2018年1月6日 | 88城目。沖縄路線バス周遊パスを購入し、中城小学校前から徒歩で登城。曇りだが晴れ間もあり太平洋と東シナ海の絶景が城壁越しに映える。まず一通り回って写真を撮った後、スタート地点に戻り案内ガイドに合流させてもらった。 石積み技法が異なる石垣や御嶽などの霊域、ペリーが絶賛したアーチ形門、護佐丸と阿麻和利、首里城と中城城、勝連城の位置と勢力関係など詳しく教えて頂いた。 また、心霊スポットの廃墟ホテルや嘗ての遊園地、動物園など中城城跡の歴史も教えて頂く。 満足して勝連城に向かったが、護佐丸の墓の巡礼を忘れたことに気付く。次の機会に参拝しよう。 |
鉢形城 2018年2月17日 | 89城目。 曇り空で強風のなか、歴史館で勉強した後、城郭を散策。 大手から諏訪神社、復元四脚門、石積土塁、長大な空堀や馬出しを見て周る。 本曲輪の田山花袋碑を見た後、荒川越しの断崖と深沢川の四十八釜を見学。 |
郡山城 2018年2月24日 | 90城目。広島バスセンターから安芸高田市役所前までバスで90分揺られ、歴史民俗博物館に9時台に着く。毛利元就関連と文化財を見て勉強。古文書のムービーが勉強になった。 マップを入手し元就公像、元就火葬場伝承地、隆元墓所、元就墓所を参拝した後、本丸、二の丸、三の丸石垣ほか、厩の壇、姫の丸壇、尾崎丸堀切を散策。旧本城は途中で道が狭くなるが、本城から山々や街を眺めた。 観音寺城、八王子城、小谷城同様、中世城郭の良さを実感できた。 |
福山城 2018年2月25日 | 91城目。前泊で福山に泊まり、ライトアップされた伏見櫓、月見櫓、天守閣を見に行く。 早朝にJR高架下の三の丸西御門櫓台跡を確認してから登城。まずは国重文の伏見櫓、筋金御門をじっくり観察。鐘櫓、湯殿、月見櫓 、鏡櫓を確認後、天守閣の博物館へ。 阿部正弘と水野勝成像を確認後、備後護国神社を参拝、宮本武蔵腰掛けの石をカメラに収める。 ふくやま文学館で井伏鱒二の青春特別展が開催されていたので、時間をかけて堪能した。 |
徳島城 2018年3月10日 | 92城目。 車で名古屋から淡路島経由で徳島まで。 緑泥片岩の石垣の中に、紅簾片岩が見られる綺麗な石垣だ。 噂の舌石を早めに確認したが、博物館で屏風折れ塀の張り出し柱を支える遺構である事を納得できた。弓櫓の石垣や搦め手口の古い立派な石垣も見事。 登城の後は徳島のシンボル、映画で知名度が上がった眉山にロープウェイで登り、晴天の中景色を眺めた。 |
津和野城 2018年4月28日 | 93城目。新山口からSLやまぐち号で津和野へ。 多くの鉄ちゃんがSLにカメラを向ける中、煤煙に巻かれて煙い思いをするのも心地良い。 リフトで上がってから、歩行者用通路を伝い、城址へ。出丸は修復中で見られなかったが、人質櫓台の立派な石垣などを眺めた。 現存の物見櫓、馬場先櫓を確認した後、安野光雅美術館へ。見たことのある絵に出会う嬉しさ。また、プラネタリウムも良かった。 |
岩国城 2018年4月29日 | 94城目。錦帯橋まつりを見るために岩国に前泊。 錦帯橋、ロープウェイ、天守閣をセット券で。 佐々木小次郎像、巌流ゆかりの柳、石人形資料館、吉川資料館、シロヘビの館、旧目加田家住宅を登城前に見て、城址へ。北の丸周辺散歩道から石垣を確認。空堀や天守台を見た後、天守閣へ。 午後からは、錦帯橋で大名行列を見た。 |
萩城 2018年5月1日 | 95城目。4月30日に世界遺産の恵美須ヶ鼻造船所跡と萩反射炉、松下村塾、松陰幽囚ノ旧宅を隈なく周る。松陰歴史館、宝物殿の至誠館、松陰誕生地、松陰の墓のほか、伊藤博文、品川弥二郎、山田顕義関連を巡り、大河ドラマで有名になった小田村伊之助(楫取素彦)旧宅を確認。 翌日、早朝から野山獄、岩倉獄跡や山県有朋関連、女台場、鶴江の渡し、御船蔵を経て、萩城へ登城。内堀と天守台、花燃ゆロケ地の銃眼土塀や志都岐山神社を見た後、古地図を見て巡るガイドウォークで城下町を歩く。高杉や木戸邸、久坂誕生地、円政寺を周り、萩八景遊覧船では橋本川と菊ケ浜を解説を聞きながら巡る。萩博物館と明倫学舎を最後に見て松江に移動。 |
松江城 2018年5月2日 | 96城目。念願の国宝松江城に登城。祈祷札を確認。包板や2階分を貫く通し柱しかない構造など先達の知恵を知る。復元櫓や石垣、興雲閣を確認後、楽しみにしていた小泉八雲記念館へ。怪談ほか八雲に関する資料を長い時間を掛けて見た後、歴史館へ。雨が強くなっていたが、折角なので堀川巡りをする。萩に続き2日連続の遊覧船。 |
月山富田城 2018年5月3日 | 97城目。イエローバスで市立病院前で降り、川中島一騎討の碑、品川大膳の墓、尼子経久銅像を見に行く。歴史資料館に寄った後に登城。夜のうちに春の嵐が過ぎ、降っていた雨も弱くなる中、坂道を登る。快晴になり、本丸から絶景を眺めた。 足立美術館まで歩き、庭園や横山大観をはじめとする絵画、陶芸を見学。 |
鳥取城 2018年5月4日 | 98城目。渇え殺しで有名な鳥取城へ。天球丸の巻石垣を見た後は、山上ノ丸の久松山へ。 |
笠間城 2018年12月9日 | 続1城目。計99城目。 笠間歴史館井筒屋で観光マップを頂き、城跡への道を教えてもらう。 大石内蔵助像がある大石邸、時鐘楼、本丸を見た後、石垣を確認し佐志能神社へ。 笠間百坊、大黒石、つつじ公園、座頭市記念碑、坂本九歌碑、九ちゃんの家、真浄寺へ移築した物見櫓へ。笠間稲荷に詣でた。 |
品川台場 2018年12月24日 | 続2城目。計100城目。 第三台場の石垣や砲台跡、玉置所、陣屋、竃場などを見て回る。 レインボーブリッジ遊歩道から第三台場と第六台場を望む。 |
白河小峰城 2019年1月6日 | 99城目。計101城目。 白河集古苑は4月まで閉館。桜門跡前の石段も立ち入り禁止区域のため、春以降に再登城する。 稲荷山公園散策後、白河の関跡を散策。 |
土浦城 2019年5月2日 | 続3城目。計102城目。 東京に異動して、関東を拠点に登城を再開。 ゲームでは弱くてもしぶとく生き残り、人気のある小田氏の支城だ。 まず、土浦まちかど蔵・大徳、野村、土浦ツェッペリン伯号展示館に寄り、亀城公園へ。 現存遺構の太鼓門の他は復元で、コンパクトな城郭。 市立博物館では、郷土の歴史、空都土浦の大戦時の歴史を学んだ。 |
三春城 2019年5月3日 | 続4城目。計103城目。 早朝6時から大志多山を登る。政宗の正室愛姫の郷。 パンフレットに記載のあるポイントを周り、戦国時代や蒲生領の石垣を見て回る。 歴史民俗資料館で三春の歴史や、河野廣中らの自由民権運動について学ぶ。 田部井淳子さんの出身地であることを知る。 |
白石城 2019年5月3日 | 続5城目。計104城目。 立体ハイビジョンは「鬼小十郎帰るに及ばず」を見た。 白石城はGWで人が一杯で、乗馬体験など盛り上がっていた。 復元の木製大櫓は趣があった。 武家屋敷を見学したのち、米沢に向かう。 |
米沢城 2019年5月4日 | 続6城目。計105城目。 早朝上杉神社を巡り、稽照殿では直江兼続の愛の兜を始めとするお宝とご対面。また、上杉博物館では、国宝 狩野永徳筆、上杉本 洛中洛外図屏風や、特別展示の上杉家 葵の姫のものがたりを見た。 |