ID | 4650 |
名前 | ひび |
コメント | 100名城全てを写真に収めるべく無理せず頑張ります。 |
登城マップ |
吉野ヶ里 2013年5月3日 | 記念すべき1城目。 GWで九州へ旅行へ行き、少々時間があったので吉野ヶ里遺跡へ。 偶然GWのイベントをしており、入場料が無料だった。 歴史の教科書でしか見なかったような竪穴式住居の中に入ることができたり、櫓にのぼることができたりして、なかなかに感動。 前知識がなくあまり期待していなかったが(失礼)、かなり楽しめた。 |
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千早城 2013年5月25日 | 2城目。金剛山近くの駐車場に車を停め登城。 国道沿いにある階段をひたすら登る。 普段の運動不足が祟り、非常にきつかった。 100名城めぐりは体力も必要だということを実感。 千早城跡(千早神社)には誰もおらず、静かで寂しい。 神社にお参りして帰った。 |
熊本城 2013年7月14日 | 3城目。昨年の冬に友人と行ったが、その際は閉園時間直前でゆっくり周れなかったため、リベンジの意味も込めて登城。 3連休の真ん中ということで、城内の駐車場は全て満車。 仕方なく外のコインパーキングに停めて徒歩で熊本城へ入城した。 櫨方門にてスタンプを押し、少し飯田丸ゾーンをうろうろして二の丸広場へ。 二の丸広場から見る熊本城は、距離としては遠いが、全体が見渡せるため、写真スポットとしていい場所だと思う。 その後、頬当御門から再度入場した。 あまりにも暑いので、売店でかき氷を購入して一旦休憩。 かき氷に熊本名物のいきなり団子が入っていて、思わず熊本名物を味わうことができ満足。 体力を回復し宇土櫓へ。 主要な建物は西南戦争で消失したそうだが、宇土櫓は焼失を免れ当時のまま残っているそうだ。 当時の人々もここを歩いていたのかな、と考えると、少々感慨深い。 十分宇土櫓を楽しんだ後は、天守閣へ。 天守閣内にはさまざまな展示があったが、この時点で時間が押しており、残念ながらゆっくり見学することはできなかった。 いつか、再度訪れたい。そして今度こそゆっくり見物したい。 |
人吉城 2013年7月15日 | 4城目。相良護国神社の近くに車を置いて登城。 最初にはね出しの石垣を見学したくてうろうろし、見かけた階段を上ってみたら目的の石垣の上に立っていてびっくり。 ただ石垣の上に登るなんてなかなかできることではないのでいい経験ができた。 水ノ手門跡周辺を見学したあと、人吉城歴史観へ。 中の展示だけでかなり満足したのだが、友人が勇気を出して地下室の見学を職員の方に申し出てくれたため、便乗して見学。 何を目的にして作ったのかわからない謎の地下室・・・神秘的でよかった。 個人的には、「酒蔵だったんじゃないか」という意見に一票を入れたいところ。 |
安土城 2013年9月14日 | 5城目。写真を撮る目的でスタンプラリーをしているのに自分のカメラを忘れるという失態を犯したことにしょんぼりしつつ登城。 駐車場も完備されていてしっかり観光地化されていたのでなめていたが、大手道の石段はかなりの段数があった。 ただ、石段のふもと近くには伝前田利家邸跡、伝羽柴秀吉邸跡があり、また石段のところどころに石仏が使われているため、それらを見学しながらゆっくり登った。 前田邸も羽柴邸も石段のふもとにあるが、信長に謁見するためわざわざ登っていたのだろうか・・・。 石段を登りきり、まずは信長公廟にて手を合わせ、スタンプを押印。 その後天主跡へ行き礎石群を眺めた。 天主は信長が本能寺の変にて亡くなったすぐ後に謎の火災で焼失したそうだが、「自分以外がここに座るなどありえん!」と信長の幽霊が燃やしたのではないかと妄想。 大手道の石段は一方通行のため、帰りは違う道を通ったが、石段は急で少し怖かった。 なお、カメラは父のものを借りたのでなんとかなったが、もう忘れないようにしたい。 |
観音寺城 2013年9月14日 | 6城目。石寺楽市会館に車を置かせてもらい、スタンプも押印した後、登城。 ふもとから約1,200段の石段を登る。 弱音を吐きながらも何とか登りきり、観音正寺に到着。 が、ここでゴールではなく、さらに約500メートルの山道を進む。 蚊の餌になりながら登った先に、ようやく目的の観音寺城が出現。 そこには観音寺城の説明が書かれた看板と本丸跡と書かれた石柱があった。 せっかくなので平井丸も見学したかったが、へとへとなのと、山の中をうろうろするのが怖く、断念。 リベンジを誓い、観音寺城を後にした。 9月28日 前回を反省し、しっかり下調べをしてリベンジ。 表参道の駐車場は直前の台風による崖崩れで閉鎖されていたため、裏参道の駐車場に車を停める。 前回のきつい石段とは異なり、緩やかな砂利道を進むだけで観音正寺に着いた。 本丸跡までは問題なく到着し、そこから30分かけて平井丸を探索した。 そしてついに平井丸を発見!本丸跡の看板を右手にずっと先へ進み、左隅の獣道を下ったところに平井丸があった。 なんとか見学したいところが見れて満足。前回も含めて非常に印象に残る城だった。 |
彦根城 2013年9月28日 | 7城目。日帰りで登城。 自分のスタンプの押し方が悪く、ぶれてしまったのが悔やまれる。 偶然ひこにゃんショーに立ちあえて非常に満足。 彦根城から見る琵琶湖もきれいだった。 天守にのぼったが、階段が急なのが特に印象に残っている。 天守に登るのも悪くないが、外から(特に玄宮園から)望む天守の方が綺麗でよかった印象。 |
伊賀上野城 2013年10月12日 | 8城目。 偶然松尾芭蕉逝去の日と重なってしまい、イベントをやっており城内の駐車場は満車だったため、近くのだんじり会館に車を置かせてもらう。 松尾芭蕉のイベントを横目に伊賀上野城天守へ。 きれいに手入れされており、白壁がよく映えていた。 筒井城跡(城代屋敷跡)の方は石碑のみであまり人もおらず寂しい雰囲気だったが、石垣も見事で面積も広く、ここにも立派な天守があったであろうことが伺えた。 伊賀上野城といえば、高石垣が有名であるが、やはり素晴らしいものであった。 上から覗くとめまいがするほどの高さで、迫力があった。 公園の外へ出て下からも高石垣を臨む。さすがは日本一の高石垣、かなりの高さだった。 ただ、茂みが多く鬱蒼としているのでそこを整備してもらえると嬉しい。 |
松阪城 2013年10月12日 | 9城目。本居宣長記念館にて駐車し登城。 まずは本居宣長記念館と旧宅を見学。旧宅ではおじさんが丁寧に説明してくれ感謝。 松坂城ではまず本丸跡を見学。 二段になっており、一段登って本丸跡を見渡すとその広さがよくわかった。 その後、表門跡へ。石垣に挟まれた道はくねくねと屈折しており、歩くのが非常に楽しかった。 二の丸跡へ行き、御城番屋敷を望む。きれいに並んでおり風情があってよかった。 |
竹田城 2013年10月19日 | 10城目。100名城スタンプラリーを始めるきっかけとなった竹田城。通算3回目の登城。 ニュースなどで、観光客の増加により荒れつつあるという情報を聞いていたため、少々心配になりながらも行ってきた。 着いたときには車は長い列を成していたので、山城の郷に車を置き、スタンプを押印した後、徒歩で竹田城跡まで片道約30分の道を進んだ。 前に来たときと少し道が異なっており、途中から足元の整った坂道ではなく山道の階段を進まなくてはならず、最近は涼しくなってきたはずのに、竹田城跡に着いたときには汗だくだった。 階段を上りきった先は南千畳で、本丸と天守台の素晴らしい石垣を眺める。 やはり竹田城跡は、少し離れた位置から石垣全貌を眺めるのが素晴らしい。 その後正門、南二の丸、平殿を通過して本丸へ。 先ほどとは逆に、天守台から南千畳を望む。有名な構図なだけあり、やはりいい眺め。 本当は天守台南西にある石段も観光したかったのだが、観光客増加の影響で崩れたのか立ち入り禁止になっており、非常に残念だった。 |
篠山城 2013年10月19日 | 11城目。篠山城内の駐車場に車を停め登城。 鉄門跡を通過するとすぐ目の前に大書院があった。 大書院内で展示があったようだが、今回はスタンプの押印のみで出てしまった。 次回は大書院内の見学もしたいと思う。 二の丸跡では、間取り図が石を使って再現されており、興味深く見学できた。 各部屋が意外に狭いのが驚いた。 本丸跡には神社ができており、そこにお参りした後、その奥の天守台へ。 その後、天守台の石垣を下から眺めたいと外堀を巡り天守台のほうへ回るが、学校があり残念ながら眺めることはできず。 ならば、と三の丸の方へ回るが、一部が立ち入り禁止になっていて、結局天守台は遠くから眺めるだけになってしまった。 しかし、天守台だけでなく、外側から眺める本丸や二の丸の石垣も素晴らしかった。 |
高取城 2013年11月2日 | 12城目。壺阪山駅より徒歩にて登城。 まずは夢創舘にてスタンプを押印。と同時にハイキングマップをいただく。非常に丁寧に応対してくださり感謝。 夢創舘からはほぼ一本道で、約2時間で高取城につくが、非常にきつかった。特に七曲り〜一升坂〜猿石までが最も辛い。 しかし、猿石を過ぎてからは、石垣が多く見られて本丸が近づいている雰囲気をありありと感じることができた。門跡が次々と現れ、登るのが楽しくなる。 途中、国見櫓も寄った。残念ながら天気がよくなく、景色は白く霞んでいたが、天気がよければ素晴らしい景色を望むことが出来るだろうと思う。 高取城の石垣は非常に壮大。特に本丸跡の石垣は立派の一言。 今まで見てきた石垣よりも目が細かい印象だが、それは作り手の違いか石材の違いか。 帰りは壷坂寺までの徒歩ルートを選択したが、所々道が崩れており怖かった。 |
小谷城 2013年11月23日 | 13城目。 小谷城バスの運行期間であることを事前に調べていたので、JRで河毛駅まで行き、そこのコミュニティハウスで自転車を借りる。 そこから10分ほどで戦国ガイドステーションに到着。その時点でバスの発車時間ギリギリだったのだが、コミュニティハウスの方が連絡をしてくださっていたようで、無事バスに乗ることができた。感謝。 番所跡から先はガイドさんの説明を聞きながらゆっくり見学。ガイドさんの説明はわかりやすく、元の知識が不足している分、非常に勉強になった。 今回は番所跡から本丸までを見学。本丸から先も見学したかったが時間の関係上断念。次回機会があれば先まで行きたい。 小谷城跡見学後は戦国歴史資料館へ行きスタンプをゲット。ガイドさんの説明のおかげで、いつもなら眺めているだけの資料館の展示物も、興味を持って見ることができた。 |
赤穂城 2013年12月7日 | 14城目。大手門近くの駐車場に車を置き登城。 赤穂義士祭を来週に控えているということもあり、大手門では赤穂義士に扮したスタッフさんと赤穂のゆるキャラじんたくんが迎えてくれた。 城内は赤穂義士祭に備えてイルミネーションの準備中のようで、天守台には幻の天守が出現中。 ただ、そのために天守台に近づくことは叶わず、それが非常に残念だった。 行った時期が時期なので、天守台周辺には資材が置かれており雑然としている印象を持ったが、時期が違えば非常に広い城内なのだろう。 機会があれば、また落ち着いている時期に訪れたい。 |
岡山城 2013年12月7日 | 15城目。烏城公園駐車場に駐車し、南側の入り口から登城。 入ってすぐに巨大な石で作られた石垣を見ることができる。 特に内下馬門跡の石垣には城内最大の石"鏡石"が使われており(天守閣でもらったパンフレットに紹介されていた)、一見の価値あり。 本段の石垣を眺めながら鉄門跡、不明門を通過し、天守閣へ。 天守閣は黒色と金色が青空に映え、非常に美しかった。 その後、スタンプを押し、内部を見学。間近で見れる金の鯱に少々感激。 また、宇喜多時代の石垣の位置がわからず受付に尋ねたが、非常に親切に対応してくださった。ありがとうございました。 受付に教えていただいたとおり、中段へ戻り、宇喜多時代の石垣を見学。月見櫓を眺め、廊下門を通り、見学終了。 廊下門通過後、天守閣の裏へ回れば、そこでも宇喜多時代の石垣を見ることができるそうだが、中段の見学で満足してしまったため、そこへは行かず。 時間の関係上、後楽園へは足を伸ばせなかったが、後楽園から眺める岡山城も美しいだろう。 |
姫路城 2013年12月21日 | 16城目。1月15日で天守修理の見学ができなくなるので、せっかくの機会、見に行こうと電車とバスを乗り継ぎ登城。 休日は1時間程度並ぶと聞いていたので、まずは「天空の白鷺」へ早足で向かう。 事前予約をしなかったため、並ぶ覚悟をしていたのだが、意外に15分程度しか待たなかった(午前10時ごろ) エレベーターの壁がガラス張りで、姫路城を下から上まで近くで眺められるのはよかった。 「天空の白鷺」見学後は、入場口でもらったパンフを見ながら本丸・二の丸・西の丸をゆっくり散策。 ぬの門前にある鏡石や、石臼が転用されている石垣など、天守の周囲を歩くだけでも非常に楽しかった。 姫路城内には刻印が刻まれた石がいくつもあり、それらを探すのも宝探しのようで面白い。 また、リの一渡櫓では天守の鯱瓦や鬼瓦などが展示されており、西の丸では百間廊下の見学ができたため、それらも見学させてもらった。 「天空の白鷺」目当てで姫路城を訪れたが、周囲の散策が思った以上に楽しめた。 ただ、天守が見えたならいい写真スポットだろうに・・・という場所がたくさんあったため、天守の修理が終われば、再度訪れたい。 |
明石城 2013年12月21日 | 17城目。電車にて登城。 城跡というよりは公園という印象。ただ、本丸の石垣は非常に見事だった。 現存する巽櫓・坤櫓は、春と秋に中を見学できるようだが、訪れた時期が悪く見学することはできなかった。 本丸には巽櫓・坤櫓の他に、天守台と艮櫓跡が残っており、本丸の東には二の丸・東の丸を見ることができた。 それらを一通り周った頃に雨が降ってきたため退散した。 |
二条城 2014年1月11日 | 18城目。地下鉄の二条城前駅が目の前にあり、登城に便利だった。 まずは近くにある御金神社に初詣。無事に福さいふをゲットし、戻って二条城へ。 番所の前を通り過ぎ、唐門を通って二の丸御殿を見学。 大政奉還が発表された部屋や将軍の寝室など、二の丸御殿を端から端まで見学できた。 部屋や廊下にある欄間が非常に緻密で、表裏で違う彫刻の図になっているのが印象的だった。 見学後、二の丸庭園を眺め、本丸御殿へ。 本丸御殿は残念ながら内部非公開であったので、天守閣跡から眺めて堪能。 その後、本丸御殿・二の丸御殿の周りを戻り、休憩所にてスタンプをゲット。 戻る途中、椿の植え込みがあったがまだつぼみは固く、もう少ししたら楽しめそうだった。 休憩所から大手門に戻るところにテントがあり、そこで一口城主を募集中だったので、少々協力させていただいた。 世界遺産の修繕に少しではあるが自分も関わったと思うと、すごいことをしたように思える。 |
大阪城 2014年1月11日 | 19城目。10年ほど前は毎日のように眺めていた大阪城へついに登城。 当時から公園としての印象しかなかったのだが、今更ながら素晴らしい城だったことに気付いた。 桜門の前にある蛸石や大手門の前にある3つの巨石など、石垣に使われている石が非常に大きく、それだけでも、大阪城が権威ある者に建てられた城であることを思い知る。 天守閣は夕日に金が反射しており、立派で壮大で綺麗な印象だった。 スタンプは天守閣の中なので入場券を購入したが、昨夏にも来ているのでスタンプだけで退場。 その後、山里丸曲輪にて刻印石広場と秀頼・淀殿自刃の碑を見て、極楽橋より本丸を出た。 内堀越しに夕暮れの大阪城を眺め、大阪城をただの公園だと思っていた10年前の自分を反省。 |
和歌山城 2014年3月8日 | 20城目。不明門跡を入った先にある駐車場に車を停め登城。 まずは新裏坂より天守閣の方へ登っていく。 楠門前で忍者さんから声をかけていただき、大天守をバックに写真を撮っていただいた。 入場券売り場にてスタンプを押印した後、天守閣へ。 大天守からの眺めもよかったが、大天守〜楠門〜二の門櫓〜乾櫓〜小天守〜大天守とつながった廊下を一週巡ることができたのが、非常に面白かった。 その後、裏坂より二の丸庭園に下りて、二の丸庭園から西の丸広場へつながる御橋廊下を渡る。 二の丸庭園の中にあるのだが、わかりにくいのか、我々の他に誰もいなかった。 しかし、かつては殿様とお付のものしか通れなかった廊下。一度渡ってみるのがいいのでは、と思う。 一度外に出てから一の橋〜大手門〜大楠〜岡口門を見学し、もとの駐車場へ戻った。 一周1時間30分ほどの見学だったが、非常に楽しめた。 これにて近畿のお城は制覇。だがまだまだ先は遠い。頑張ろう。 |
徳島城 2014年4月26日 | 21城目。四国九城制覇の旅-1城目。 朝6時に大阪を発ち、明石海峡大橋、大鳴門橋を通って徳島城へ。 公園の北東にある駐車場に車を停め、登城。 到着したときはまだ9時前で、博物館は開館前だったため、まずはゆっくりとあたりを散策することにした。 鷲の門や蜂須賀家政像、またお城には関係ないがSL展示などがあり、それらを写真に収め、城山のふもとを堪能した後はお待ちかねの登山。 山とは言いつつも、標高も高くなく、石段も整備されておりそれほど大変ではなかった。 東二の丸跡〜本丸跡〜西二の丸跡と城山を一回りしたところで博物館の開館時間になったので、スタンプを押印させていただいた。 博物館・庭園は見学することなく退散してしまったが、次の機会があったらぜひ見学したい。 |
高知城 2014年4月26日 | 22城目。三泊四日四国九城制覇の旅-2城目。 東側の駐車場に駐車し、近くの公園で山内一豊像を眺め、登城。 本丸に至るまでは階段が多く、そのところどころでアイスクリンを売っていた。 途中、詰門を眺めていると案内帰りのボランティアの方に遭遇。 詰門のことや、天守閣のことなど、思いがけなく解説していただいた。 詰門は敵を足止めするための門で、扉は筋違いになって容易に通れず、またその門を通過しても本丸に辿り着く道がない、という説明が非常に興味を持った。 その後、二の丸から詰門の上の廊下を渡り天守閣へ。 天守閣とそれに接続している本丸御殿をゆっくり見学。 天守閣にて、またもや思いがけずボランティアさんの解説を小耳に挟むことができた。 曰く、鯱は口の開いたものと閉まったものが一対の「阿吽」になっているらしい。それを踏まえて鯱を見ると、確かに「阿吽」になっていた。 偶然出会ったボランティアの皆様のおかげで、また少し知識が増えた城観光だった。 三の丸で見学できる長宗我部時代の石垣を見損ねたのが心残り・・・。 最後はアイスクリンを購入し、高知市内にて宿泊。1日目を終えた。 |
宇和島城 2014年4月27日 | 23城目。三泊四日四国九城制覇の旅-3城目。 高知市内から午前中をかけて宇和島城へ移動。 三の丸側に駐車し、桑折長屋門から登場。 ちょうどその日は宇和島城スタンプラリーをされていたので、スタンプラリー帳をいただいて参加した。 スタンプラリーではただスタンプを押すだけでなく、宇和島城にちなんだクイズが用意されていて、楽しんで参加することができた。 天守にて100名城スタンプを押印。その際に100名城の本に気付かれたボランティアの方に、宇和島城の情報が書かれた書類を特別にいただいた。 また、宇和島の天守について詳しく説明もしていただいた。徳川4代目から5代目の太平時代に作られただけあって、平和を象徴した天守だそうだ。 その後は山里倉庫〜上り立ち門を見学し、長門丸の裏を巡って見学終了。 なお、スタンプラリー完了のお土産は手作りの駕籠の折り紙と宇和島伊達家の家紋が描かれたしおりだった。いいお土産をいただいた。 |
大洲城 2014年4月27日 | 24城目。三泊四日四国九城制覇の旅-4城目。 市民会館前の駐車場に駐車後、まずは肱川沿いから芋綿櫓を眺める。 大洲城天守へはきつい坂を上らないといけないが、台所櫓・高欄櫓とともにそびえる天守閣は圧巻。 入り口にてスタンプを押印し、そのまま下山し南隅櫓へ。 南隅櫓の近くには、映画「男はつらいよ」のロケ地として使われた加藤家住居跡があり、寅さんファンならばそこを訪れるのもいい。 あまり時間がなく、かなり駆け足の登城となってしまった。 大洲城の中に入ることもできなかったため、次回はゆっくり時間をとって見て回りたい。 |
松山城 2014年4月27日 | 25城目。三泊四日四国九城制覇の旅-5城目。 ロープウェイ乗り場近くの駐車場に停めたが、到着した時点で午後4時過ぎ。 天守閣への入城は4時30分まで、とのことなので、かなり急ぎ足で登城。 まずは一心不乱に天守閣を目指し、ぎりぎりで入城した。 無事に入城できたはいいものの、今度は5時に閉まってしまうため、また急ぎ足で天守内を見学。 大天守・小天守・櫓など見学した記憶はあるが、何ぶん急いでいたため、印象が薄いのが非常に残念。 天守閣見学終了後は、ロープウェイの最終発車時刻まで本丸とその周囲を見学し、退散。 時間がなく、非常に忙しい訪城となってしまったため、ぜひリベンジしたいところ。 次回はロープウェイやリフトではなく、足でゆっくり下山したい。 これにて2日目終了。2日目はかなりスケジュールギリギリの城巡りだった。 |
湯築城 2014年4月28日 | 26城目。三泊四日四国九城制覇の旅-6城目。 朝8時30分頃着いて、まだ資料館の開館前だったため、まずは土塁や堀を見ながら展望台の方へ登る。 ボランティアの方や高校生が公園内の清掃をしておられた。 展望台からは遠く松山城がそびえているのが見えた。 展望台から下山するとちょうど資料館が開館したので、見学させていただく。 そこで資料館の方からスタンプラリー帳をいただいたため、せっかくなので復元区域をまわりながらスタンプを集める。 外堀土塁の中をくりぬき、土塁内部を見学できたのは、なかなかない体験でよかった。 ちなみに、スタンプラリー達成のお土産は、武家屋敷とからめて門のペーパークラフトでした。 |
今治城 2014年4月28日 | 27城目。三泊四日四国九城制覇の旅-7城目。 城の東側に車を停め、まずは写真スポットを探して堀の外側を回ってみた。 偶然、堀に海の水が引き込まれていくところを見ることができた。タイミングがよかったようだ。 自分ひとりでは気付かなかったであろう、気付いてくれた同行者に感謝。 その後、鉄御門から入城し、藤堂高虎の像を見ながらまずは天守へ。 天守への入場券は他の3つの櫓の入城券にもなっていたので、吹揚神社を参拝した後、櫓も順に巡る。 残念ながら櫓の中は美術館になっていて正直うーん・・・という感じだったが、最後に回った武具櫓に詰めていた方から今治城の詳しいお話などを聞くことができてよかった。 なお、その方のお話では、藤堂高虎の身長は180cm程で当時としては大男だったそうだ。 最後にもう一度堀越しの城を眺めて退散。 |
丸亀城 2014年4月28日 | 28城目。三泊四日四国九城制覇の旅-8城目。 資料館近くの駐車場に駐車し登城。 藩主玄関先御門をくぐり、大手一の門を見ながら進むと、その先は非常に急な坂。 「見返り坂」という名がつくだけあって、登るのが大変な坂だが、そこから見える三の丸の石垣は見事。 その後、三の丸、二の丸を進み天守へ。 天守入り口にてスタンプを押印し、天守内をぐるりと見学した後は、先ほどは通過したのみだった二の丸、三の丸をゆっくり散策。 正面から見る天守も勇壮でよかったが、裏に回って下から見上げる天守は、石垣も同時に眺めることができて、なかなかの写真スポットだった。 また、丸亀といえばうちわであり、城内の休憩所や天守内でうちわが販売されていた。 非常にカラフルで綺麗。これからの季節、お土産にちょうどいいかもしれない。 |
高松城 2014年4月28日 | 29城目。三泊四日四国九城制覇の旅-9城目。 小雨が降ってはいたが、東入口の駐車場に停め、入城。駐車場の目の前に艮櫓があり、眺めるのは駐車場が大変いいスポット。 空襲で焼けた黒い跡が残る桜御門跡を通過し、陳列館を見学。高松城の鯱は、なんだかのっぺりとしていてかわいかった。 その後披雲閣を外から眺め、披雲閣庭園へ。庭園も見事だが、庭園からは鞘橋や天守台がよく見え、そちらの方が印象に残っている。 庭園通過後、月見櫓をちらりと眺め、二の丸から鞘橋を通過、天守閣へ。 天守台は昨年修復工事が完了しており真新しかったが、今後天守閣も復元するとのことで期待。 帰りは西入り口から出、公園の外側を回って駐車場へ帰ったが、その際正面に月見櫓や水手御門を見ることができた。公園内から見るのもいいが、写真スポットとしては公園の外からの方がよい。 また、公園の北東に県民ホールがあるが、その敷地内にも石垣が残されていた。むやみに壊さず、石垣と共存する形で県民ホールが建てられており、高松城が大切にされていると感じることができた。 |
山中城 2014年6月14日 | 30城目。新幹線で三島駅まで行き、東海バスで山中城跡へ。 三島駅では出口を間違え、予定のバスに乗れなくなるところだったが、駅員さんにお願いして駅構内を通過させていただき、なんとか無事到着することができた。 まずは案内所にてスタンプを押印し、山中城跡の地図を入手。と同時に、寒ざらし団子も購入した。食べたのは帰りの新幹線だったが、塩が効いていて香ばしく美味だった。 まずは山中城登城の目的でもある障子掘へ。休憩所から見る障子掘が最も美しかったが、そこに至るまででも、美しい障子掘・畝掘を眺めることができ、歩くのが非常に楽しかった。 しっかり障子掘を堪能した後は、本丸・二の丸を訪れ、宗閑寺を経由して再び案内所前へ。今度は岱崎出丸の方へ向かう。 御馬場曲輪、すり鉢曲輪を見た後、一ノ堀の畝掘を眺めた。私は障子掘の眺めが気に入ったが、同行者は一ノ堀の畝掘のほうが味があって気に入ったようだ。 一通り巡ったのち、岱崎出丸にて持参したお弁当を食べ、バスにて退散。 雲に隠れて残念ながら富士山は眺められなかったが、天気は良く、公園としてきれいに整備されているので、ハイキングとしても楽しめた。 |
小田原城 2014年6月14日 | 31城目。山中城跡から三島駅に戻り、在来線にて小田原駅へ。駅から10分ほど歩いて小田原城に到着。 北入口から入ると、御用米曲輪が発掘調査中だった。遠くからではあるが様子を少し眺めて本丸へ向かい、まっすぐ天守閣へ行く。 天守閣受付にてスタンプを押印し、展示品を少々足早に見学しながら最上階へ。 最上階からの眺めは良好。ぐるりと一周し、最上階の売店にてお土産を購入。小田原はちょうちんや寄木細工など名産品が豊富で、お土産には困らない。 天守閣を後にして、常磐木門を通過し、二の丸へ。ちょうど「小田原城あじさい花菖蒲まつり」とかぶってしまい、イベントをやっていたようで二の丸は人でいっぱいだったため、二の丸の見学は諦めた。ただ、まつりをやっているというだけあってで、花菖蒲やアジサイは非常に見事だった。 アジサイ・花菖蒲を堪能した後は、銅門、馬出門を通過し、正面入り口から退場。 城だけでなく、花も楽しめて非常に満足だった。 |
岐阜城 2014年7月20日 | 32城目。JR岐阜駅から岐阜バスで岐阜公園まで行き、ロープウェイで金華山を登る。 ロープウェイの駅から岐阜城までは石畳と石階段で少し距離があった。 岐阜城までの道中で岐阜城を望める場所が少なく、写真スポットがないのが残念だった。 まずは岐阜城に入場。岐阜城最上階からは濃尾平野と長良川が見え、素晴らしい眺めだった。 城内部を見学した後は岐阜城資料館へ行き、そこでスタンプを押印。 金華山ロープウェーで岐阜公園へ降り、金華山のふもとにある織田信長居館跡へ。発掘された遺構の一部を見学することができた。 まだ発掘の途中なのか、一部はシートがかけられていた。 織田信長時代のの遺構の下から斎藤道三時代の遺構が見つかっているそうなので、今後新たな発見があることに期待。 |
名古屋城 2014年7月20日 | 33城目。岐阜城見学後、名古屋に戻り登城。 正門から入って時計回りに場内を見学した。 正門すぐにある西南隅櫓は現在耐震工事中で残念ながらシートに覆われていたため素通りし、西側の堀越しの天守閣を眺める。家康が作らせた城なだけあって非常に堂々としており、金の鯱が青空に映えて美しかった。 その後、本丸に入り天守内部を見学。エレベーターはあったが、タイミングが合わず階段を使って見学したが、7階相当を階段で上り下りするのは大変だった。 天守閣見学後、時間が合ったので現在復元中の本丸御殿の工事の様子をヘルメットをかぶり見学。真新しい木の香りが気持ちよかった。また、本丸御殿の屋根が美しさが印象的だった。 本丸御殿の内部も見学。部屋に飾られた襖絵を間近で見ることができた。 最後に、名古屋城を後にし、外堀をぐるりと回って西北隅櫓を眺めた。清州城の天守を転用したと言われるだけあって櫓にしては非常に立派だった。 |
岩村城 2014年10月4日 | 34城目。岩村歴史資料館に車を停め、まずは歴史資料館にてスタンプを押印。 中の見学もしたかったが、早く登城したかったため、スタンプのみとなってしまった。 それでも、今から登城する旨を係の方に伝えると、地図と見所が載っている散策ガイドをいただくことができた。 そして、登城開始。みなさんが記載のとおり、最初の500mは傾斜がきつく、息が上がる。 しかし土岐門跡を超えてからは、そこまでの道程と比べてかなり楽な道になった。 その先を進むと、目の前に六段の石垣が現れる。岩村城へは、この石垣を楽しみに登城したので、見えた時は非常に感動した。 心行くまで六段の石垣を堪能した後、本丸まで登り、岩村城攻略完了。 日本三大山城だが、道が綺麗に整備されているおかげで、割と楽に攻略できた。 |
郡山城 2014年10月18日 | 35城目。毛利元就の大ファンである友人を誘い、吉田郡山城観光旅行を決行。 広島駅でレンタカーを借り、1時間30分ほどで安芸高田市歴史民俗博物館に到着。 受付の方に非常に親切にしていただけ、今から郡山城を見学する旨を伝えると、詳しい地図をいただくことができた。 郡山城に行く前に、まずは博物館内をゆっくり見学。1時間ほど見て回り、いざ郡山城へ。 毛利元就墓所までは道も舗装されておりそれほど大変ではなかったが、墓所からの登山道は少々きつい。中ほどに展望スポットがあるので、そこで休憩しつつ、ついに本丸に到着。 本丸周辺の曲輪をぐるりと一周し、三の丸、二の丸、本丸と登って最後に櫓台に立つ「御本丸跡」の碑を見て攻略完了。 すでにその時点で日が落ちかけていたので、足早に帰っておよそ2時間の登城だった。 苦労するほど印象に残るというか、やはり山城は攻略が苦しく、楽しい。同行してくれた友人も、「元就がかつて立っていたであろう場所に自分も立てたことは感動だ」と喜んでくれた。 |
広島城 2014年10月19日 | 36城目。訪問する予定はなかったが、宿泊したホテルが広島城から近い、ということを知り、急遽友人を引っ張り出して登城。 まずは堀をぐるりと一周。北側から堀越しに見る天守閣が最も美しいと思う。 裏御門跡の方向から入場し、まずは天守閣へ。中は博物館となっているが、ボランティアガイドさんが複数人いらっしゃり、見学していると解説してくれる。ただ見ているだけでは分からないところなども解説してくれるので、非常に勉強になった。 天守閣を上りきったのち、広島護国神社へ行こうとしたが、七五三をしており、人が多かったので断念。 二の丸へ行って、復元された表御門〜太鼓櫓までの内部を見学し、広島城を後にした。 その後は厳島神社を観光して帰路に着く。非常に楽しい2日間であった。 |
長篠城 2014年11月15日 | 37城目。長篠城址史跡保存館の駐車場に駐車し、まずは史跡保存館を見学。鳥居強右衛門の逸話が印象に残った。 見学後に本丸跡を散策。といっても長篠城址としての範囲はあまり広くなく、15分ほどで散策が終了。 少し物足りなかったため、長篠城址の写真撮影スポットである、豊川と宇連川が合流した場所にかかる橋(牛渕橋)への行き方を史跡保存館の受付の方に聞き、徒歩で向かう。片道2km程で、小1時間もあれば往復することができた。 川越しに見る長篠城址は自然に囲まれていることがよくわかり、南から城を攻めるのは難しいであろう堅固な城であったことが実感できた。 橋の近くには鳥居強右衛門磔死の碑があり、一度行くこともおすすめである。 |
犬山城 2015年1月10日 | 38城目。在来線を乗り継ぎ、名鉄犬山線 新鵜沼駅にて下車。木曽川沿いを歩き、川越しの犬山城を眺める。 川越しに見ると山の上に立っているのがよくわかり素晴らしい眺めだったが、車道には歩道がないため歩くのは気をつける必要がある。 ライン大橋を渡り、ふもとの神社で初詣をした後、犬山城へ。 現存天守なだけあり、内部の階段は非常に急。しかし、この急な階段こそが現存天守の醍醐味だと思う。階段を上った目の前で石垣の内部を見ることができたり、唐破風の間の中に入ることができて楽しい。 天守から見れる眺めは非常に美しい。特に、木曽川の眺めは美しかった。 |
岡崎城 2015年1月10日 | 39城目。名鉄名古屋線 東岡崎駅にて下車し、徒歩にて登場。 東側の駐車場を経由し、東隅櫓を眺めながら岡崎公園へ。空掘を見た後、まずは大手門の方へ。徳川家康の像や花時計を見学。天守が乗った電話ボックスが面白かった。 その後、再度空掘を眺めて天守の方へ。天守の隣には神社が建っており、天守のすぐそばに建築物ができていて、天守を眺めるのに少々邪魔なのが残念だった。 岡崎城内に入城し、ぐるりと見学する。 最上階からは大樹寺が眺望できるそうだが、残念ながら遠くてよくわからなかった。4階の城郭模型では、同行者とともに今日歩いたルートを指して確認したりもした。 ぐるりと見学後、帰路に就いた。 |
弘前城 2015年5月4日 | 40城目。北門口側にある駐車場に車を停め登城。 到着が16時頃であり薄暗く、天気も良くなかったため、まずは早足で本丸へ。天守へ入るには少し並ばなければならなかったが、10分程で天守内へ入ることができた。現存天守の醍醐味である急な階段を上り、天守から岩木山を臨む。残念ながら頂上は雲に覆われていたが、美しい裾野は見えていた。 その後は、下乗橋から天守を眺め、埋め立てられた内濠の中へ入って修理が行われる石垣を見学。大きく膨らんだ石垣を近くで見ることができた。 残った時間で、櫓や門を見て回った。そろそろ見学も終えようか、というころに雨が降り出したため、タイミング良くライトアップが為された天守を眺めつつ、退散した。 なお、さくらまつりが行われていたが、今年は桜の開花が早かったようで、ソメイヨシノは残念ながら葉桜となっていた。しかし、これに懲りずにまた来てほしい、とのことで無期限の無料入場券をいただくことができた。石垣の修理が終わったらまた行きたい。 |
根室半島チャシ跡群 2015年9月20日 | 41城目。友人との北海道旅行の観光先に無理やりぶっ込み登城。 前日まで釧路を観光し、朝に釧路を出発して車で3時間ほどかけて根室半島へ。 昼頃には根室市歴史と自然の資料館に到着。スタンプの押印と館内の見学をする。資料館では様々な動物の剥製が多数飾ってあったのが印象に残っている。 根室港にて根室さんま祭りを行っていることを資料館のポスターで知り、根室港へ移動。昼食は炭火で焼いた根室のさんまにした。とても満足な昼食になった。 腹を満たしたところで、ノツカマフ1・2号チャシ跡、ヲンネモトチャシ跡をそれぞれ見学。 数台しか停められないような小さなスペースに車を置き、そこから数分歩けばチャシ跡に着く。見た目は椀をひっくり返した盛り土のよう。そこにあると思って見れば濠も確認できる。 偶然居合わせた人と少し話したが、ここに来る人のほぼすべてが百名城目当てであろう(その人は百名城巡りをしているわけではないらしい。希有な事例?) チャシ跡ひとつひとつは想像以上に規模が小さかったが、ヲンネモトチャシからは納沙布岬を眺めることができ、日本の端に来たことを実感した。 |
水戸城 2015年9月26日 | 42城目。レンタカーを借り水戸城へ。弘道館の駐車場に停め、スタンプを入手し、まずは弘道館を見学。 入ってすぐに観光ボランティアの方に声を掛けてもらい、1時間ほどかけて弘道館内を案内してもらう。普段は足早に通り過ぎて見学を済ませることが多く、解説を聞きながらゆっくり見て回るのは新鮮だった。 見学後は本丸跡(現・水戸第一高等学校)へ向かう。校門前にて二の丸と本丸の間の堀を見ることができる。堀底には線路が通っていた。 高校は見学者の立ち入りが認められているようで、お邪魔して橋詰門を眺める(生徒達がいるため少し遠くから)。 堀底の線路や、橋詰門を当然のように(学校の一部なのだから当然だが)通過する高校生など、過去と現代が共存しているようで面白い風景だった。 その後、要石歌碑や八卦堂などを見学しつつ、三の丸の空掘を見に行き見学終了。 余った時間で偕楽園とその中にある好文亭を見学へ。偕楽園は梅の名所であり見頃の時期ではなかったが、ボランティアの方に勧めてもらった竹林も美しかった。 |
備中松山城 2015年11月20日 | 43城目。電車(備中高梁駅まで)、バス(循環バスで運動公園前まで)、そして徒歩で城見橋公園駐車場へ行き、シャトルバスを利用。ふいご峠駐車場から天守までは歩いて20分ほど。 天守までの道はなだらかな山道という印象。道中では高梁市街とそこを流れる高梁川が一望でき、素晴らしい眺めだった。 天守を守る高石垣を眺めつつ進めば天守閣が現れる。券売所にてスタンプ押印後城内を見学。現存天守故か展示品などはあまりなく、城内部の作りを楽しめる。「装束の間」という部屋はその利用方法から、特に印象に残るものであった。 城内見学後、天守閣前の広場にて昼食をとり、その後天守の裏側にまわる。二重櫓を支える巨石や石段を登った先にある腕木御門などを見て、松山城見学を終えた。 帰りは徒歩でふもとまで下山。大石内蔵助の腰掛石も見た。道は思っていたよりも険しく、下るのもなかなか骨が折れた。 |
会津若松城 2016年4月22日 | 44城目。昼過ぎに到着。東口駐車場に車を置き、外で腹ごしらえの後、登城。 廊下橋を渡ると、白壁に赤瓦が映える城が見えてくる。 まずは天守閣内を見学。当日は薄曇りではあったが、最上階からは雪を冠した飯豊連峰が雲の隙間から見えていた。 見学を終え天守内を下りていくと売店に出る。ここでお土産の購入とスタンプの押印を完了。 その後は天守閣周辺を散策。残念ながらソメイヨシノは散っていたが、帯郭の天守閣の足元に植えられた八重桜はまだ咲いていた。桜を見るのもこの旅の目的であったため、一応目的は達成、か? 武者走り、月見櫓跡、廊下橋などをぐるりと見て回り、散策終了。 帰りは北出丸を通過しもとの駐車場に戻る。途中で見かけた説明にて、北出丸の別名が「鏖丸(みなごろしまる)」であったと読み、少し背筋が冷たくなりつつ鶴ヶ城を後にした。 |
仙台城 2016年4月23日 | 45城目。少し早目にホテルを出、少々迷いつつも9時過ぎには本丸会館の駐車場に到着。 まずは本丸跡を散策。伊達正宗の騎馬像や本丸大広間跡の遺構を眺めつつ、すぐそばの仙台城見聞館にてスタンプを押印。 仙台城は本丸を支える石垣が見事であり、まずは上から石垣を堪能する。十分上からの眺めを堪能した後、山下り開始。 綺麗に舗装された道を下っていけば、本丸北側石垣、中門跡、大手門脇櫓、と順に見学することができる。 大手門脇櫓まで下った後は、仙台市博物館のほうへ。博物館の中までは入っていないが、周辺では土塁や巽門跡が見られた。 その後、清水門跡を通りながら山登り。綺麗に舗装された道とはいえ、山を登るのは少々骨が折れる。 本丸へ戻る道まで戻ってきたら、そのままそこを通り過ぎ、本丸北西石垣と酉門跡まで足を延ばす。こちらは歩道がないため、車と接触しないよう注意が必要。 酉門跡は残念ながら立ち入り禁止のため外から眺めて、本丸へ戻り、散策終了。 帰る前に近くの売店でずんだ餅を購入。青葉城散策から甘味まで、仙台を十分楽しんだ。 |
二本松城 2016年4月23日 | 46城目。仙台からの帰り、通過のついでに立ち寄る。 駐車場からはまず三の丸へ、そこからは道を登りながら本丸を目指す。 本丸までの道は険しくはないものの、地図が点々としかなく、自分がどの道を歩いているのかわかりにくかった。周囲に様々な遺構があったようだが、おそらくいくつかは見落としている。 登る道を選び続けていたら、本丸下の大石垣に到着。二本松城の中でも最も古い石垣のひとつというそれを眺め、再び本丸を目指す。 登り切った先の本丸からは、遮るものがなく市街がよく見えた。本丸も立派な石垣で支えられており、本丸からの眺めを堪能した後は周囲を巡り、移設された旧石垣、天守台下の二段石垣などを見学。 その後は来た道を下って行き、三の丸を通過して箕輪門へ。箕輪門からは三の丸を支える石垣を眺めながら元の駐車場へ戻った。 スタンプはその後訪れた歴史資料館にて押印。時間がなく資料館を見て回ることはできなかったが、次回訪れる機会があれば、そちらも見て回りたい。 |
福山城 2016年5月2日 | 47城目。新幹線で福山駅まで行き、駅から外へ出たら目の前に石垣が。 連休の間にある平日であったため人は少ないかと思っていたが、複数の小学校の遠足日であったようで、子どもたちが大勢いた。 自分たちより前に天守閣を見学していた子どもたちが出ていくタイミングで入城、スタンプを押印し天守閣内を見学。後ろからは別の組の子どもたちがやってくるため、少々早足での見学となった。 天守閣内見学後は、遊びまわる子供たちの邪魔にならぬようにしながら、黄金水(井戸)や櫓、湯殿など、周囲を散策。 櫓を外から眺めようと本丸の外側の周囲を回ったが、生えている木が点々と邪魔をし、櫓を眺めるにはあまり向いていなかった印象。 また、天守閣から天守閣の北側に礎石があるのが見えており、それが何なのか気になり見に行ったが、特に説明書きなどはなかった。後から知ったが、旧天守の礎石らしい。もう少し説明があってもいいと思った。 辺りを何度もうろうろしつつも、公園自体はそれほど大きくないため、1時間半ほどで見学終了。 |
岩国城 2016年5月2日 | 48城目。新岩国駅まで新幹線で行き、いわくにバスで錦帯橋まで行く。 錦帯橋にて錦帯橋・岩国城ロープウェー・岩国城の入場券がセットになった券を購入し、まずは錦帯橋を渡りながら山上の岩国城を眺める。 錦帯橋を渡り終えて後はロープウェーのりばまでしばらく歩くが、公園として綺麗に整備されていた。 ロープウェー下車後は5分ほど山歩き。道は整っており、それほど苦労はしなかった。 途中、大釣井に立ち寄り中を覗き込んだりしながら、岩国城天守閣へ入城。スタンプを押印し、中を見学。天守閣から眺める町並みは美しかった。 その後、北の丸広場のほうへ足を進め、天守台跡、空堀を見学。空堀は大きく圧巻だったのだが、こちらまで見に来る人はあまりいないようだった。岩国城の空堀は、山頂に城郭を築いているにもかかわらず防御主体のものであり、全国的にも珍しいものだそうなので、一見の価値ありだと思う。 周辺散策を気が済むまで終えると、ロープウェー・錦帯橋と来た道を戻る。タイミングが悪く新岩国まで行くバスがしばらく来ないため、岩国駅まで行き在来線を使って帰ることに。 |
月山富田城 2016年7月17日 | 49城目。昼食後、安来市立歴史資料館の駐車場に車を置き見学。 当初は歴史資料館に併設の道の駅にて昼食のつもりだったが、食事処が休業中だったため、近くの喫茶店にて昼食をとった。 まずは歴史資料館でスタンプを押印。その際、山中御殿より先が工事中のため立入禁止であることを知る。事前の下調べの重要さを改めて思い知った。 受付の方に立ち入り禁止区域の詳細や見学可能な場所の道順などについて聞き、散策開始。千畳平〜太鼓壇〜奥書院平〜花の壇と、教えてもらったルートを辿って順に見学。 花の壇からは、三の丸〜本丸がある月山がよく見えた。工事で木が伐採されており月山の登山道が目視できた。遠くから見上げただけだが、道が曲がりくねっており斜面も急で、登るのが大変そうな印象。三の丸〜本丸を見学できなかったのは残念だが、あの道を登らずに済んでよかったという気持ちも少しある。 その後は立入禁止区域の外側から、山中御殿、大手門跡の石垣を眺めて見学終了。 平成28年10月末まで山中御殿〜本丸の工事、その後は千畳平や太鼓壇の地区が工事されるそうだ。工事が終わったら、今度は山中御殿から本丸見学のリベンジをしたい。 |
松江城 2016年7月17日 | 50城目。月山富田城見学後そのまま松江城へ。 17時前に到着したのだが、訪れている人はかなり多く並ばなければ駐車場に車を停められなかった。 まずは周囲の散策から、と思ったのだが、すでに夕方ということもあり、後悔するより先に天守を見に行くことに。 国宝の現存天守だけあり内部も見所が多い。展示物が多々あるものの、壁にある石落としや板が多数留められ補強された柱などに興味をひかれた。見学者が多いため自由に歩き回るのは困難で、ゆっくり見ることができなかったのが残念。最上階は見晴らしが良く、松江の街並みや宍道湖がよく見えた。 天守見学後は、先程諦めた周囲の散策を開始。本丸の周囲を固めていた櫓の跡や、二の丸の復元された太鼓櫓・中櫓・南櫓を見て回った。天守に登る前は復元櫓の戸が開いており中を見学できたのだが、戻ってきたときは戸が閉まっており、中に入れなくなっていたのは残念だった。 松江城を堪能後は荷物をホテルに置き、宍道湖に沈む夕日を見に行った。少し雲が出ていたものの、名所なだけあり美しい夕日だった。 |
津山城 2016年8月17日 | 51城目。高速バスで津山駅まで行き、徒歩で鶴山公園まで行く。時期は夏真っ盛りだが、当日は時折霧雨が降る涼しい気候で快適に散策できた。 事前に津山城のアプリを入手していたので、撮影スポットを巡りながら本丸を目指した。石垣が立派で美しい。本丸へ続く道は石垣に囲まれ、いくつもの門跡を通っており、歩くだけで守備が堅牢であったことを伺えた。 本丸に到着し、まずは備中櫓を見学する。櫓とは言えど、居住区の一部であったらしい。2階は城主のための場が用意されており、壁紙に家紋が描かれていた。また、階段の踊り場にも畳が敷いてあり、珍しく感じた。 その後、天守閣跡を散策。天守台しか残っていないが、その分天守台の周囲や中をじっくりと見ることができ、このままで残してほしいと思った。 本丸見学後は、粟積櫓跡の周辺を散策し、帰りは裏鉄門側を通って帰る。帰り道側の石垣も美しい。 散策後は、鶴山公園近くの津山観光センターで津山ホルモンうどんを食べた。有名なご当地グルメなだけあり、美味しかった。 今回、高速バスの利用は初めてだったが、想像以上に快適。今後の城巡りには、高速バスも積極的に利用したい。 |
首里城 2016年11月23日 | 52城目。昼前に那覇空港に到着、国際通りにて沖縄そばを食べた後に、首里城へ。 敷地内に入った途端に、日本の城とは異なる印象を抱く。石灰岩でできた石垣に中国風の門。今までに訪れた城とは全く異なる雰囲気に、琉球は日本の他の地域とは全く異なる文化を築いてきたことを実感しながら先へ進む。 漆で真っ赤に塗られた門をいくつもくぐりながら奥へ進んでいくと、正殿に至る。祝日だったが、雨が降っていたせいか、人はそれほど多くなかった。 屋根の装飾や両脇の阿吽像に龍をあしらった、真っ赤な正殿を思う存分眺めた後は、番所から中に入り、展示物や正殿内部を見学。特に正殿内は非常にきらびやかで美しく立派で、首里城を訪れたからには必見といった印象。 正殿見学後は、首里森御嶽、西のアザナ展望台と辺りをうろうろ。ゆっくり見て回りたかったが、雨も強くなってきており足早に通り過ぎるだけになってしまった。 首里杜館で土産屋を覗き、最後に守礼門へ。その頃には日も沈みかけており、守礼門はライトアップされていた。 あいにくの天気だったが、首里城を十分楽しむことができた。満足。 |
今帰仁城 2016年11月25日 | 53城目。レンタカーでグスク交流センターまで行き、チケットを購入、スタンプ押印して、今帰仁城跡へ。 すぐに大隅を支える美しい石垣が見えてくる。石垣好きな私にはたまらない眺めだった。 平郎門をくぐれば真っすぐな道が伸びており、その両脇にはカンヒザクラが並んでいた。桜の時期に訪れれば、美しい眺めだろう。 大隅は工事中なのか、残念ながら立ち入れなかった。城内の道はきれいに整備され、大庭まで階段があったが、あえて険しい旧道を選択。距離はあまりないものの、登るのはやはり大変だった。 一段高いところに上ってからは、大庭、御内原、主郭と巡る。御内原からは、石垣の美しい曲線と青い海が一望できて、素晴らしい景色だった。 最後に志慶真門郭まで行き、一通りの見学終了。志慶真門郭の周りは深い谷になっており、今帰仁城は自然の地形と立派な石垣によって、攻めにくい堅牢な城であったことが想像できた。 今帰仁城跡の見学後は、閉館ぎりぎりまで歴史文化センターを見学。近隣のムラ・シマの歴史が詳細に紹介されており興味深かった。 |
中城城 2016年11月27日 | 54城目。土砂降りで風も強いという最悪のコンディションの中での訪城。 まずは事務所でチケット購入とスタンプ押印。その後、事務所の目の前にある坂を上り、中城城へ。道中、雨が降っているせいか何匹ものイモリ(ヤモリ?)に出迎えられた。 坂を上りきると、石垣が見えてくる。裏門をくぐり、内部の散策開始。石垣・石畳の灰色と、辺りに植わる植物の緑が対比して美しい。曲線形の石垣やアーチ状の門は異国感が感じられ大変雰囲気が良かった。 二の郭では石垣の上に上ることができ、そこからは三の郭を囲う石垣が眺められるほか、海も臨むことができた(雨のせいで美しい海を見ることは叶わなかったが)。足元は狭く滑りやすいため注意が必要。 風雨で肌寒く、他に人はほとんどいないような状態だったが、2時間ほどかけて思う存分堪能した。大変雰囲気が良かっただけに、天気だけが悔やまれる。次回晴れの日にリベンジしたい。 |
金沢城 2017年1月6日 | 55城目。特急で金沢駅まで行き、そこからバスで金沢城へ。 兼六園の入り口のすぐ目の前に金沢城の石川門がある。石川門は右と左で石垣の積み方が全く異なっており、入口からして石垣好きには堪らない。 入城した目の前にある菱櫓・五十間長屋・橋爪門続櫓は、石落としがいくつも備えられているのが目を引いた。また、それらの櫓は中を見学することができる。特に印象的なのは菱櫓であり、大手門と石川門を同時に監視するため菱形構造になっている。その造りのために、柱が菱形になっているだけでなく、階段板や天井板までそれに合わせて角度をつけた形になっており、非常に面白かった(一度一通り見学を終えた後、入口の受付の方に菱櫓の階段板や天井板の話を聞き、そこだけ再度見せていただいた)。 櫓の中を見学した後は、いつの間にか目的が石垣巡りとなっており、三十間長屋石垣、戌亥櫓石垣、鉄門石垣、東の丸北面石垣、と巡る。最後に、大手門まで足を伸ばし、金沢城を満喫した。 その後は、せっかくなので兼六園へ。初めて訪れたが、日本三名園なだけあり、冬の風物詩である雪吊りも含め美しかった。中で食べたみたらし団子も美味しかった。 |
江戸城 2017年3月31日 | 56城目。東京駅から徒歩10分程度とアクセス抜群。 雨の降りそうな天気の中、まずは和田倉休憩所にてスタンプを押印。そこでスタッフの方に話を聞き、皇居東御苑は休園日との情報を得る(月金休園)。皇居東御苑内にある天守台や富士見櫓は諦めざるを得ず、事前の下調べの重要さを改めて実感しつつ、皇居外苑を巡る。 とはいってもさすがは天下の江戸城、皇居外苑だけでも十分広い。濠沿いに外苑を一周し、桔梗門、坂下門、二重橋、正門、桜田門、と巡ったが、一周するのに1時間30分かかった(途中で雨が降ってきたため急ぎ足になったにも関わらず)。 石垣や門、櫓といった歴史的な建物と、その周りにある現代的なビル群が同居している風景は、非常に面白いものであった。 あいにくの天気だったのと、皇居東御苑に入園できなかったことから、またリベンジしたい城である。 |
丸岡城 2017年8月13日 | 57城目。朝に出発、昼に到着の予定で車を走らせるも、盆休みの道路事情をなめていた。渋滞に巻き込まれ、到着は15時過ぎと大幅に遅れる。 ゆっくりと見て回る時間がないため、真っ直ぐに天守へと向かう。入場券購入後、その脇の休憩所にてスタンプを押印。休憩所にいた巡回中のお巡りさんに勧められ、そのままビデオを鑑賞する。ビデオは丸岡城の見どころがわかりやすく紹介されており、登城直前の予習は非常に良かった。 ビデオによりモチベーションを上げ、いざ登城。盆休みのためか少々混雑していたものの、石瓦や急な階段など、現存天守の趣きを十分に楽しむことができた。 天守を楽しんだ後は、公園をぐるりと巡り、これでおよそ1時間。民俗資料館や一筆啓上日本一短い手紙の館を訪ねることができなかったのが残念だが、当日中に帰宅しなければならないため、丸山城を後にした。 |
八王子城 2017年9月24日 | 58城目。会社の登山好きな同僚たちに「登山ならここに行きたい」と無理を言い登城。 高尾駅から40分ほど歩き、八王子城跡入口に到着。道を少し登ったところにある北条氏照の墓に参った後、ガイダンス施設にてスタンプを押印した。 まずは居館地区を見学。大手門跡や曳橋、御主殿跡、御主殿の滝などを30分かけて散策。石垣の下に蛇の抜け殻が多々落ちていたのが印象に残る。石垣の隙間から蛇が顔を出すこともあるらしく、石垣に近づくのが怖い。 居館地区を見学した後、ついに登山開始。なめてかかっては泣きを見るようなしっかりとした山道であり、休憩を挟みながら登る。途中東京の街並みを眺めたり、八王子神社にお参りしながら40分ほどで本丸跡に到着。 その後さらに先へと進み、馬冷しの堀切、詰の城、富士見台、と山道に苦しみながらも見学。本来は、そのまま高尾山まで至る予定だったのだが、途中道に迷い、気づけば居館地区まで戻ってしまっていた。 その後はバスと電車を使って高尾山へ行き、その日二度目の登山。ひぃひぃ言いながらもなんとか全行程を終了。体をかなり酷使した1日だった。 |
一乗谷城 2017年10月8日 | 59城目。特急で福井駅まで行き、京福バスの朝倉氏遺跡フリーきっぷを購入。そのまま京福バスで福井駅を出、復原町並で下車。 受付でスタンプを押印し、復原町並に入る。当時の建物だけでなく、人の生活も再現しているようで、時折町人たちが現れてやり取りしているのが見られた。興味はあるがずっと見ているわけにもいかず、町人の会話を聞きながら復原町並を南から北へ通り過ぎる。 その後、唐門を通り、義景館跡と湯殿跡庭園へ。小高い場所から義景館跡を見下ろす景色が素晴らしかった。 一乗谷朝倉氏遺跡は遊歩道がしっかり整備されており、沿って歩きながら平面復原地区を散策。途中で弁当を食べ、いざ、一条城山の登山を開始。…しようとしたものの、登山道入口の「熊出没注意」の看板に怖気づき、一乗谷城への登城は断念。 戻って再び遊歩道に沿って歩き、下城戸の枡形構造や西山光照寺跡の石仏群を見て、遺跡資料館に到着。寄り道しながらおよそ3時間の散策であった。 山に囲まれた防御の固い場所であることは歩いていてよくわかり、非常に楽しい散策となった。城への登城を断念したのと、上城戸に行き忘れたのが少々心残り。 |
松本城 2017年10月19日 | 60城目。松本駅からは歩いて15分程度、台風が近づいている雨の中訪城。さすが国宝なだけあり、天気が悪くとも、観光客は多かった。 管理事務所でスタンプ押印、その隣の売店で土産購入後、まずは松本城の中を見学。人の流れに沿いながら、鉄砲などの展示品、現存天守ならではの急な階段などを楽しむ。 城内部を一通り巡った後は、外から松本城を楽しむ。内堀沿いを歩きながら松本城を眺める。どの角度から見ても素晴らしい姿。そのまま埋橋まで至れば、さらに外堀を超えて一度敷地外へ出て、外堀をぐるりと回って二の丸御殿跡へ行き、紅葉した木を見ながら少し散策。さらに太鼓門を見学して、松本城の散策は終了。天気が良ければもう少し時間を取りたかったが、傘を持ちながらのため、早々に退散した。 その後は、近くにある松本市はかり資料館で様々なはかりを見学。体験型の展示もあり、かなり楽しめた。 |
萩城 2017年12月29日 | 61城目。家族旅行に入れ込む形で訪城。 旧厚狭毛利家萩屋敷長屋のそばに車を停め、さっそく指月公園へ。料金所でスタンプを押印し、入城。年末という時期が悪いのか、ほとんど人はいない。 まずは天守閣跡へ。天守台に登ると、広い内堀を眺めることができる。その後、本当は指月山に登り詰丸跡まで見に行きたかったのだが、時間がないため諦め、東園跡を見学した後、銃眼土塀へ。銃眼土塀のすぐ外は海で、きちんと地図を把握していなかったため、こんなにそばに海があるのかと少し驚いた。 波の音を聞きながら銃眼土塀と指月山を存分に眺めた後は、料金所まで戻る。北の総門を見学したく、料金所の方に場所を聞くと、三の丸にあり、ここから1kmほどあるとのこと。時間も押していたが、見ておきたいため、早歩きで北の総門へ。早歩きながらも城下町の街並みを存分に楽しむ。無事、北の総門にたどり着いてミッションコンプリート。また早足で駐車場まで戻り、萩城を後にした。 慌ただしい見学だったが、楽しめた。次回があれば、詰丸跡まで見に行きたい。 |
小諸城 2018年4月16日 | 62城目。草津温泉の帰りに立ち寄る形で訪城。 徴古館にてスタンプ押印後、三の門料金所より小諸城址懐古園内へ入城。 懐古神社までの道に沿って見られる石垣や天守台など、非常に雰囲気がよく、石垣好きにとっては非常に楽しめる城であった。 地獄谷の切り立った崖や、水の手展望台から見る千曲川の風景なども素晴らしい。 本当は桜も狙って日程を設定していたのだが、今年は開花が非常に早く、残念ながら散り終わってしまっていた。 懐古園内を十分散策し終えた後は、JR小海線をくぐって大手門を見学。大手門まで行く道のりは、懐古園を背にどんどんと上っているのを感じることができ、小諸城が珍しい穴城であることを強く実感することができた。 |
備中高松城 2018年5月4日 | 続1城目。四国旅行の帰りに時間があったため立ち寄る。 南駐車場に車を止め、公園内へ。続100名城に選ばれたからか、思ったよりも人出が多い印象。 高松城址公園資料館でスタンプを押印。やはり有名だからだろう、高松城水攻め関連の情報が非常に豊富であった。 一通り資料館を見学した後は、公園内を散策。二の丸、本丸跡が残ってはいるが、公園の形と城跡の形が一致しているわけではないので、当時の情景を思い浮かべるのは、経験値の浅い自分には困難であった。 公園の自然も楽しみつつ、駐車場に戻った後は、舟橋、ごうやぶ、自刃の地と周り、散策終了。 本来は蛙ヶ鼻まで行き、現存する堤防跡も見たかったのだが、時間がないため断念。史跡公園となっているそうなので、機会があれば次回はそちらも見たい。 |
岸和田城 2019年1月13日 | 続2城目。南海電鉄岸和田駅で下車。到着が昼頃だったため、岸和田城を目指しつつ「うどん蔵ふじたや」さんで腹ごしらえ。岸和田では有名なうどん屋さんらしく、非常に美味。 その後、大きな道(府道204号)に沿って岸和田城を目指す。府道204号は城下町が出来たよりもずっと後に出来た新しい道らしく、古い家々が道に対して背を向けて建っているのが印象的であった(おそらく家々は紀州街道を見据えて建っている)。 岸和田城に到着後は、まずはすぐに城には入らずお堀の南側をうろうろ。お城を撮るいい角度を探してのことだったが、南側からはあまりいい写真は撮れず。 次は二の丸広場へ。ここには伏見櫓があったそうだ。二の丸多門櫓はトイレになっており、少々残念。 周囲を楽しんだ後はいよいよ本丸へ。台風の影響か一部通行が制限されていたが、天守は問題なく見学可能で無事スタンプを押印。天守に登って岸和田城庭園(八陣の庭)を見下ろすと、なかなか見応えのある庭であった。 最後に岸和田城の鎮守社である岸城神社へ向かおうと堀の西側を歩くが、ここからの城の眺めが最も素晴らしかった。様々な角度で何枚も写真を撮り、満足。 |
越前大野城 2019年5月3日 | 続3城目。西側の駐車場に車を停めて登城。南登り口は緩やかな坂道とのことであったが、急な階段である西登り口から登る。途中から息が切れるが何とか登りきる。 階段を登り切ってから本丸までは緩やかに上る坂道。街が一望できるためそれを眺めながら進むと、目の前に天守が。 一応天守に入り見学するが、このお城のメインは野面積みの石垣だと個人的には思う。周囲をぐるぐると周り、塩硝蔵跡、お福池、武具蔵跡なども見つつ、満足いくまで石垣を堪能。石垣内の武者登りの階段は眺めるのも良し、自分で登って体験するのも良しであった。かなり暑い日だったが、1時間ほど見学していた。 御城印をいただいたのはこのお城が初めて。今後増えていくのだろうな、と思う。 |
七尾城 2019年5月4日 | 63城目。登山する気満々でしっかり準備をして、七尾城史資料館の駐車場へ。いざ登城、と勇んで車を降りると、警備員のおじさんに本丸近くに駐車場があることを教えてもらう。一瞬迷うが、せっかく準備してきたので当初の予定通り徒歩で本丸まで向かうことに。 道中は遺構などはほとんどなく、純粋な登山。山道はそこまで険しくなく、初心者でも登れる程度。休憩も含めて1時間ほど登ると、目の前に本丸の石垣が!本丸近くの駐車場からすぐのところだが、ふもとから登ってきたからこその感動。七尾湾も望むことができ、非常に美しい。 石垣から先は様々な遺構が残り、進むのが楽しくなる。大堀切を見て本丸へと登頂、途中で昼食をとりつつ、二の丸、三の丸と下る。二の丸、三の丸へ下る階段は急勾配の為、注意が必要。 十分楽しんだ後は下山。全部で3時間ほどの楽しい登城であった。 |