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メンバー情報

ID2873
名前みつまる
コメントあせらず、ぼちぼち、進めていきます。
登城マップ訪問城マップ

登城記録

登城日順 城番号順
大阪城
2011年11月23日
手始めは大阪城である。大阪府在住者として、何と言ってもこれは外せない。
大阪城は小学1年生の遠足を皮切りに、何度も訪れているが、片町線(学研都市線)沿線に住まいするので、かつてあった片町駅や、大阪城公園駅から城に向かうことが多かった。今日は大阪歴史博物館の駐車場に車を止めて、大手門から入ったが、考えてみると、大手門からの入城は初めてかもしれない。
あとはお定まり。桜門から入城し、天守閣へと向かう。とにかく外人が多い。
天守閣1階の総合受付でスタンプを押印する。あとはエレベーターで8階に昇り、大阪の東西南北を眺める。通天閣が小さく見え、遠く金剛山、二上山、生駒山が霞む。
小谷城
2011年11月26日
北陸自動車道の長浜ICを降りて走ること15分、小谷城跡の麓へとつく。大河ドラマを受けて小谷城戦国歴史資料館なる観光スポットが用意されていると聞いていたので、それを目指して行ったが、小さな建物にわずかな展示物しか用意されていない粗末なものだった。城郭の遺構は眼前に迫る小谷の山の尾根を伝うように残されているらしい。もっともそれを全部見ていては、今日の予定はとても消化しきれない。わずかな散策と、100名城スタンプを押印して、小谷から次の目的地、長浜城へと向かう。
彦根城
2011年11月26日
これで3度目の彦根城だが、30年ぶり。国宝と知っての登城はこれが初めてである。城の南側大手門から登城し、天守に至る。天守の規模は決して大きなものではないが、国宝としての品格を備える。天守入場に30分待ち。大勢の人が天守の前に詰めかけているので、何事かと思ったら、ひこにゃんの登場待ちだった。天守台付近から見る琵琶湖の眺望は、直前に訪れた長浜城に劣らない。写真は長浜城天守展望台から450mm望遠レンズで撮った彦根城。
安土城
2011年11月26日
25年ぶりくらい。前に来たときは、登山口に小さな車寄せスペースがあった程度だったのが、今は、整備も十分で、大型の駐車場がある。大手道から天守台跡のある頂上へと登る。麓の案内所で20分から30分掛かると言われた。名城スタンプも頂上に置いてあるので、登らざるを得ない。頂上への道は整備されているが、何せ急勾配で息が上がって苦しい。かなり急ぎ足で登ったが、20分以上を費やした。登りながら振り返ると湖東の平野が見える。よい眺めだ。天守台跡へと辿り着くと、西に琵琶湖が一望できる。長浜、彦根、安土と、少しずつ違う景色ながら、琵琶湖を高台から眺めることは、築城に欠かせない要素だったと思われる。
観音寺城
2011年11月26日
安土から指呼の距離にあり、すぐに済むものと思っていたら、目指す観音正寺に辿り着けない。どこをどのように行けばよいか、道はループになっているし、人っ子一人通らないような山道があるだけ。結局、桑實寺(くわのみでら)の看板があったのと、ここに名城スタンプの備え置きがあるのを確かめ、車は繖山の麓の適当なところに置いて、お寺参りと決め込む。ところがこれがまた大変だった。桑實寺まで500メートルの看板に従って登っていったが、そこが山門。その山門から20分は歩いただろうか、石段を延々と登ってようやく寺に辿り着く。受付があり、300円の参拝料を払い、本堂で仏像に手を合わせたのと、名城スタンプを押したのだけに終わる。寺の人に城の在り処を聞いたら、ここまで20分掛かったのなら、そこの登山道をあと25分かけて登れば城に辿り着くと言われた。「また、日の高いうちに来るようにします」と言って、退散した。時刻はもう夕方の4時を廻っている。安土、観音寺と2城続けてハイキングを通り越した登山に、足もくたくたになる。
二条城
2011年11月27日
別件で京都に来たついでに二条城へ。一年前に十分に見物しているので、今日はスタンプだけのために訪れた。すみません。
千早城
2011年12月3日
金剛登山口にある「まつまさ」で100名城スタンプを押す。金剛山頂へ向かう登山道を登ること10分弱、千早城跡へとつながる山道が右手にあった。
 千早城への道は急坂ながら、整備されており、足元に問題はない。写真を撮っている間に、女性二人のハイカーに抜かれたが、千早城で出会ったのは後にも先にもこの二人だけだった。
 坂を登り切り、まずは右に曲がって四の丸へと向かった。千早村の谷あいと南河内の平野を一望できる。北条の大群を眼下に楠公が見下ろしたのもかくの如きであったかと思いを寄せた。下界が見えるのはこの地点だけである。
 道を引き返して、三の丸、二の丸、そして本丸へと向かう。しかし、人っ子一人通らぬ。風が吹きしき、境内の木の葉が激しく降り落ちる。千早神社では、賽銭も持ち合わせず、楠公には手を合わせるだけの参拝となってしまった。
 千早神社をあとに、千早城の外周を反時計回りに廻る山道を辿る。元の金剛登山道の傍らに楠正儀の墓があるとのことなので、それを見学する。山道を山頂に向かって左手、少しわかりにくいところに正儀の墓があった。
大野城
2011年12月10日
太宰府駅前からタクシーに乗り、県民の森センターへ。びっくりするほど閑散としている。もう少し、家族連れや観光客で賑わっているものと想像していたのだが、寂しすぎる。
 事務所に置いてあった地図は家から持ってきた地図と大差はなく、どこをどう見て廻ったらよいかが判らない。それでもスタンプの絵柄になっている百間石垣だけでも見ることにしようと、山を北側に下りることにした。山を北に下りれば大宰府は遠ざかるばかりで、元には戻れない。JR宇美駅を目的地に向かって行くのだが、距離にして6キロくらいと見当をつける。
 百間石垣までは意外と早く着いた。もっと山間に入ったところにあるのかと思っていたら、林道のそばにあり、百間石垣の碑が建っている。林道側から見上げるように写真を撮ったが、ちょっと期待外れだった。飛鳥時代以前にこれだけの城砦を築いていたことは凄いことなのだろうが。
 JR宇美駅まで県民の森から1時間5分の徒歩。
福岡城
2011年12月10日
まずはスタンプの設置場所、鴻臚館展示室を目指す。
 鴻臚館到着。受付で簡単にアンケートのようなものを記入し、中に入ると、発掘した地面がむき出しで、そのまま往時の史跡を見物できる。女性ボランティア(小柄な方)の無料案内をお願いした。
 スタンプを押印し、福岡城の散策地図をもらった。地図はなかなか優れもので、お陰であとの見学がやり易かった。言えばくれるようだが、普段は奥にしまってあるようだ。
 天守台へと登る。見晴らしは上々。しかし、閑散としている。熊本城(翌日訪問)と大きな差だ。
 見物の最後は多聞櫓。鴻臚館のガイドさんからは下からの眺めを奨められた。
熊本城
2011年12月11日
市内観光バス「みずめぐりん」で熊本城へ。
三大名城の一つだとバスの車内音声ガイドが盛んに言う。三大とは何か。異説もあるようだが、大阪城、名古屋城、熊本城がこれに当たるらしい。大阪城も天下一だが、熊本城も凄い。西南戦争の城総攻めの二日前に謎の火災によって天守閣が失われたのだそうで、残念なことだ。
頬当御門でスタンプゲット。あやうく別のスタンプを押すところ、案内所の方の注意で事なきを得た。宇土櫓はこれだけでも天守の資格充分。石垣や他の櫓など、見どころ満載だ。
松阪城
2012年1月4日
11城目
自宅(大阪府)から国道163号線、名阪国道、伊勢自動車道と乗り継いで、2時間余りで到着。城北側の市営駐車場(無料)に駐車する。
松阪市立歴史民族資料館(入場料100円)にてスタンプ押印。資料館は木造二階建ての古い建物。主な展示物は凧とカルタ。
石垣に沿って本丸、天守台跡へと登る。石垣のそれぞれに柵がなく、端によるのは恐いが、自然な趣があって良い。眺めも上々。ただ寒いせいもあってか閑散としている。観光客はまるでいない。
近隣の殿町中学の女子生徒が、クラブ活動の合間に、かくれんぼ遊びをしていた。石垣は絶好の隠れ場所。面白そうで、一緒に仲間に入れてもらいたいくらいだ。石垣の縁を、軽やかに走り抜けるのを横目で見るだけで、当方の足がすくむ。
次は伊賀上野城。その前に津城に立ち寄り。
伊賀上野城
2012年1月4日
松阪城から津城を経由して伊賀上野城へ。12城目。冬型の気圧配置が強く、名阪国道の山間部では雪が舞う。
寒い正月なのに、観光客は結構多い。近隣の駐車場は一杯で、だんじり会館前駐車場(500円)で15分待ち。
天守入場料500円。スタンプは1階で押印。模擬だが木造なりの趣がある。高石垣を見下ろすのを試みたが、高所恐怖症のところに寒風強く、端に近寄るのは本当に恐かった。堀の外側にも廻って、下からも眺めたが、高さに圧倒される。
隣の県立上野高校野球部の生徒が道路上でランニングしているのに出くわした。向こうから皆「こんにちは」と声をかけてくれた。清清しくて良かった。
江戸城
2012年1月12日
13城目。
地下鉄九段下駅から田安門をくぐって北の丸公園に。北の丸休憩所でスタンプ押印。シャチハタ式。印影は少し濃すぎるくらい。天地が逆になっており、危うく逆さに押すところだった。
北桔梗門から皇居東御苑に入城する。門のすぐ南に天守台がある。見事に巨大だ。天守台からは本丸が一望できる。
富士見多聞、松の廊下跡を辿り、富士見櫓へ。富士見櫓は柵越しにしか見られないが、写真撮影には問題ない。思っていたより古びているが、それはそれで良し。
大番所、百人番所、同心番所を順に見物し、大手門から退場する。
江戸城は実に広大。入れないと勝手に思っていた所に入れたことで少し得をした気分になる。
掛川城
2012年1月22日
14城目。新幹線の車窓からも見える天守に向かって、掛川駅からの大通りを真っ直ぐに登る。城の手前、少し右に折れて大手門を見物。四つ足門から入城し、天守へ。ここまで約10分。
天守と二の丸御殿のセット入場料が400円。城の北側を東西に走る山々に霧がたちこめてよい景色だ。木造復元天守。伊賀上野と同様、木造は味わい深い。天守側から太鼓櫓を見下ろすと下界の城下町に上手く溶け込んでいる。
二の丸御殿に移動。名城スタンプ押印。係りの方が、「掛川城の城番号は42番です」と、親切に教えてくれた。スタンプの状態は良い。
二の丸御殿は現存のもの。よくぞ残っていてくれたと思う。二条城の御殿と比べて、華やかさに欠けるが、素朴で良い。二条城は廊下からの見物、写真撮影も禁止だが、掛川城では、各間への立ち入り、写真撮影が可能。
駿府城
2012年1月22日
15城目。静岡駅から徒歩10分。大手御門は、石垣の崩れを補修中で通行止め。城の西側、清水御門から入城する。中は広大だが、内堀はすでに無く、天守台も跡形もない。つまり二の丸・本丸はまっ平らで、ただの公園の眺めだ。二の丸の東端、ふたばあおいの小路の傍らに早くも紅梅が咲いていて、撮影中の年配の方と立ち話を15分ほど。「城には34連隊があって子供の頃には入れなかった(つまり80歳くらいか?)」などなど、薀蓄を拝聴した。お陰で楽しい思い出ができた。
東御門と巽櫓の入場料200円。ここでスタンプ押印。ブルーの綺麗な印影だ。
中に入ってほどなく、ボランティア・ガイドから声をかけてもらい、案内を乞う。親切丁寧な案内だった。想像天守模型を前にして、「天守の存在は間違いなく、当時の姿も伝わっているが、図面がなく、文化庁からの支援が得られない。天守の再建は妥当でないというのが現時点の見解。でも、櫓や御門の再建だけではねぇ」と、残念そうに述べておられたのが、印象的だった。
小田原城
2012年1月22日
小田原駅からJRの線路に沿って約10分。北入り口から本丸、天守に着く。新幹線車窓からの印象より、天守は大きくて立派だった。時刻は15時半。日がだいぶ西に傾いたこともあってか、城内は静かだが、それでも結構観光客は居る。この辺が、駿府城との違いだ。天守の有無は観光客誘引に大いに影響する。
天守入場料は400円。インターネット割引券で、1割引の360円となる。受付でスタンプ押印。少し印影が濃い。
天守内は広く、展示物の数も多い。最上階に上り、四方を順に見る。石垣山の方向を示すサインあり。南側は相模湾が一望できる。遠く伊豆大島が霞んで見える。
ところで、城の見学順序を間違えた。駅からは少し遠回りになるが、お堀端通りから馬出門、銅門、常磐木門を辿り、本丸、天守へと登るのが、城の構造を知る上では良かったと思う。城の北側から入ったため、この順序が逆になってしまった。
長篠城
2012年1月28日
17城目
飯田線で、長篠城駅に8時27分到着。長篠城駅は無人駅。降りた乗客も自分一人。駅舎も小さく質素なもの。駅前を左に折れて、長篠城址・史跡保存館へと向かう。10分弱で到着。9時の開館まで、城跡散策。遺構の一つ一つもなんかよく判らず、本丸といってもまっ平らな広場という感じだ。保存館では、男性の職員が親切に応対してくれた。スタンプの状態良し。
しかし城に着いてから保存館の見学を終えるまでの40分ほどの間、誰と出会うこともなく、寂しい限りだ。折からの寒気で雪もちらほら。寒い。
ところで、新城市のホームページから、城跡周辺の散策地図入手をお勧めする。数種類のうちから、1時間コースを選んで、?馬場信房の墓、?鳥居強右衛門の墓、?鳥居強右衛門磔死の碑、?牛渕橋を辿った(最後は鳥居駅へ)。牛渕橋からみる豊川と宇連川の合流地点はスタンプの図柄にもなった城の先端部だが、知って眺めても城には見えなかった。設楽が原の戦場で馬防柵なども見たかったが、それでは時間がかかりすぎる。またいつかの課題と仕舞っておこう。
岡崎城
2012年1月28日
18城目
名鉄東岡崎駅から徒歩で岡崎城へ。15分の徒歩。
乙川を渡る橋から左手前方に天守が見える。思っていたよりも立派だ。公園の真ん中にある程度にしか思っていなかったが、堀と石垣に囲まれた高台にあって、城らしい雰囲気になっている。
本丸に着いたら、グレート家康公「葵」武将隊がパフォーマンス中。可もなく不可もなく。
天守1階でスタンプ押印。良好。岡崎城のあるページは空きが犬山と名古屋が残るのみ。職員の方から「お、凄いじゃないですか」と言ってもらえたが、「家は大阪。近所から攻め始めたので、スタンプが揃っているのはこのページだけです。他のページはスカスカです」と答えたら愉快そうに笑っておられた。インターネットで割引が可能で、天守入場料210円のところ170円に。
名古屋城
2012年1月28日
19城目
東門から入城。スタンプは少し薄い。2度試し押しをして、3度目で丁度よい濃さになった。
何と言えばよいのか、この重厚さは。決して華やかではないが、大阪城にも熊本城にもない重厚な感じがある。城郭はほぼ直線で、高低差もないので、城見物の面白味は少し欠けるが、独特の風格に圧倒される。
豊臣と西国大名に睨みを利かせ、駿府にも江戸にも絶対手出しはさせないぞ、という徳川の意思を、城全体で表現しているように感じた。
御殿が再建中であることや、所どころ修理中のものが多いのが残念。御殿の覆いに邪魔されて、天守の写真も小天守と並べて撮ることができない。
遠いところでもなし、御殿ができてからまた訪ねるとしよう。
山中城
2012年2月11日
20城目。
8時15分三島駅発の東海バスで山中城へ。8時42分の定刻に到着。
三島観光協会のホームページからダウンロードしておいた見取り図を手に、戦国山城探訪コース(2時間コース)を散策する。今日も氷点下と天気予報が伝えるところ、意外と寒くはなかったが、それでも霜柱が降りている。全コースを1時間40分くらいで終える。靴は泥だらけだ。全て見応えがあるが、やはり西ノ丸近辺の障子堀や、眺望が一番の見所である。今日は残念ながら富士山が見えなかった。西ノ丸を中心に巡る障子堀・畝堀探訪コース(1時間コース)があるが、時間の無い方は、これでも充分満足できると思う。
スタンプは売店の外に置いてあったものを押印。薄いが、しっかり押せば、がっかりするほどのものではない。
10時40分発のバスで三島へと戻る。三島到着が11時半。定刻より15分遅れの到着。
篠山城
2012年2月19日
21城目
一昨夜の大雪は11センチの積雪だったという。9時の開場前に着いたが、気温氷点下4℃。堀はもちろん凍っている。
駐車場代200円、大書院入場料400円。スタンプはインクをつけてのもの。何度か試し押しをしたが、ほんの少しかすれる箇所がある。気にはならない程度だが。
城見物の目玉は復元された大書院。しかし中は暖房もなく、冬そのもの。時代劇ではお殿様の雪見酒というシーンもあるが、とてもそんな気にはならなかったろう。シアター室だけが暖房付きだと案内され、まずは説明映像を見ながら暖を採った。5分くらいで手短に案内してくれるので、ご覧になることをお奨めする。
大書院をぐるりと見学。復元されたものなので、複製の襖絵もあったりするが、木造復元はやはりよい。
表へ出て、本丸、天守台へと登って、一通りの見学を終える。輪郭式の縄張りがよく判る。
本丸内は一面の雪景色。昨日・今日と少しずつ足跡が増えてきたようだが、まだまだ真新しい雪に覆われ、良い眺めだ。寒さに閉口したが、楽しい雪中城巡りだった。
和歌山城
2012年2月26日
22城目。
不明門から入る駐車場へ駐車。新裏坂から天守に向かう。石段の石は少し緑がかった色をしている。この土地で取れる緑泥片石(りょくでいへんがん)が使われているという。天守の屋根も少し緑が。城山を木々が覆い、緑豊かな城の印象を持った。
天守入場料400円。入場券売り場でスタンプ押印。シャチハタ式で状態は良い。二の門をくぐり中へ入ると、大天守、小天守、二の門櫓、乾櫓に囲まれた連立式天守の構造がよく判る。
天守内の展示物、決して多くはないが、見応えのあるものが揃っている。ただ、展示物が入れ替え中のようで、全て見られないのが残念だった。展望台からの景色は北西側がよい。乾櫓の向こう側に和歌山の町と紀ノ川の河口が背景となって重なり、遠く淡路島も見える。大天守の見物を終えると、廊下で結ばれた櫓を二の門櫓、乾櫓、小天守と回廊に沿って一周できる。
裏坂を降りて、一の橋大手門、東堀、虎伏像、二の丸庭園、紅葉渓庭園、追廻門と順番に見学。後でわかったが岡口門を見逃してしまった。
駐車場代は2時間までが350円、それを過ぎると1時間ごとに200円。
高取城
2012年3月11日
23城目
午前中は天気が良いと聞き、自宅7時出発で高取城まで1時間半のドライブ。壺阪寺を尻目に更に車道を登る。狭いと言っても大したことは無い。帰りに1台対向車があったが、問題なく行き違いできた。
高取城まで550メートルの看板のあるところに駐車し、本丸を目指す。距離は短いが、山道は結構険しい。程なく高石垣が見えてきて、城に到着したことが判る。順路に沿って本丸へ。見晴らしも良く、遠く金剛山に雪が残っている。
お目当ての国見櫓へ。見事な景色だ。大和盆地の向こう側に金剛、葛城、二上と並ぶが、流石に生駒は遠く霞んでいる。手前の大和三山が可愛らしい。
帰りに土佐の町へ立ち寄る。「町家のひなめぐり」開催中で観光客が多い。駐車場を心配したが、観光用の駐車場を案内してもらい、そこから夢創館へ戻ること徒歩5分。スタンプはシャチハタ式で少しインクが濃い。あまりぎゅっと押さない方が良いようだ。
犬山城
2012年3月16日
24城目
名古屋から名鉄で。木曽川を挟んでの景色がよいと聞いたので、新鵜沼で下車し城へと向かった。名鉄の車窓から城は近くに見えるが、歩いてみると結構遠い。木曽川を右に見ながら遊歩道を歩き、城の麓まで来てからまだ城山を半周するような道順となる。写真を撮りながらとはいえ、新鵜沼から30分ほど掛かった。
犬山城は40年ぶり2度目。前は岐阜の叔父に連れてきてもらったが、小学生だったので、城よりも遊園地の方に惹かれていた。それでも入り口正面内部に見える石垣ははっきりと覚えている。大阪城や伏見城しか知らなかった当時、戦国時代から伝わる城とはこんなものかと思ったものだ。
入場料500円(からくり展示館つき)。スタンプは事務所にて。シャチハタ式で、少しインクが濃い。
帰りは城からまっすぐ南に行く通りを通ってからくり展示館に立ち寄り、犬山駅へ。名古屋への列車の本数は犬山遊園よりはるかに多いとのこと(城のガイドさん)。また、町並み散策も面白いので、木曽川沿いの道とこちらを往路復路で分けるのをお薦めする。
岩村城
2012年3月24日
25城目
恵那に前泊し、明智鉄道6時46分発で岩村に7時16分に到着。前夜からの雨が残り、城巡りとしては悪い天気だった。
2週間前に行った高取城と同様、町ではひなまつりが開催中。三大山城で何か連携があるのか。
資料館まで20分、本丸までさらに20分とのレポートが多いが、岩村神社に立ち寄ったり、写真を撮りながらの登城で、太鼓櫓(資料館前)までが30分、そこから本丸まで20分強掛かった。左手に傘、右手だけでカメラという悪条件で、余計に手間取ったか。
雨のせいなのか、下界は臨めない。八幡曲輪のちょっと下がったところに、コンクリートブロックで固めた石垣? があったのがご愛敬。
城から資料館へ戻ってきたのが8時55分。定刻前に開館していただいた。ありがとうございました。入館料300円はちいと高い。スタンプはシャチハタ式。良好。
岐阜城
2012年3月24日
26城目
JR岐阜駅からバスで約15分。岐阜公園前で下車し、ロープウェイで山上へ(往復で1050円)。今回が2度目。当時まだ小さかった子供達が喜んだリス園は健在だった。山上から見る景色は素晴らしいが、見晴らし以外に、語るべきものは少ない。城郭見学としては、見所に乏しいように思う。
もっとも、壮年、初老のハイカーが目立つ。ロープウェイに頼らず、自力で山上に行ってから、金華山・岐阜城のことを語るべきかも知れない。
スタンプは天守から少し下った岐阜城資料館にて。天守と資料館の共通入場料が200円。シャチハタ式で綺麗な印影。ブルーのスタンプはおしなべてよいように感じる。
帰りに惜しくも100名城に漏れた大垣城に立ち寄り。天守も立派で、場内も綺麗に整備されているが、100選に入るかとなると、少し足りないかな。
竹田城
2012年4月7日
27城目
バスツアーに参加しての登城。但馬3つの桜巡り(夜久野、竹田、出石)と題するツアーだったが、今年の春到来は遅すぎた。堅い蕾が見られる程度。
山城の郷でツアーバスからマイクロバスに乗り換え、途中の駐車場へ。そこからガイドさんの案内で登城した。歴史を織り交ぜた解説で、興味深く拝聴した。ただ、4月7日というのに、途中で粉雪が舞う天気。晴れ間もあったので、我慢できないほどではなかったが、やはり寒かった。昼過ぎの登城で雲海は望めなかったが、下界まで見晴らしよく、絶景かな絶景かな。
山城の郷へ戻ってスタンプを押印。無造作に置かれたシャチハタ式は、インクがぼたぼた。折角のスタンプ帳がにじんでしまい、最悪だった。
その後番外編出石城へ。風情豊かな城下町で、出石蕎麦を5皿。
姫路城
2012年5月6日
28城目
天空の白鷺城と題するバスツアーに参加しての登城。初めて訪れたときは、生後11ヶ月の長男がハイハイしながらベビー服で城の廊下を拭き掃除した。あれから25年、今や会社勤めのサラリーマンだ。
平成26年まで続く大修理のため、天守は覆われ、外からは全く見えない。ただし、覆い(素屋根)の中に設置されたエレベーターで天守最上階まで昇り、修復の様子は勿論、周囲の景色も楽しめる。それが今の売り物。修復総費用28億円だが、素屋根だけで13億円とのこと。見学用にエレベーターまで設置しているのだから、それくらいは掛かるか。エレベーターの上り下りは、時間待ちの行列ができる日もあるらしい。
天守の大屋根を間近に見られるのは貴重なのかもしれないが、あの優美な外観に勝るものはない。天空の白鷺城は来年一杯らしいが、見逃したからと言って、残念がるほどのものではないと思う。
観光客の大半は西の丸を素通りするらしいが、今日はガイドさんの引率で、百間長屋の内部も含めてしっかりと見学できた。西の丸庭園からの天守の眺めもよい。二度目の方は、是非西の丸をご覧あれ。
管理事務所でスタンプ押印。シャチハタ式で良好。
赤穂城
2012年5月6日
29城目
姫路城から移動。本日2城目。
時代劇でよく見る大手門から入城し、城内へ。中はほぼ平面でやたらと広い。相当費用も掛けているのだろう、城内の整備はよい。本丸御殿の遺構も工夫して案内表示が施されていた。天守台も立派。ただ、城の中を歩いているという実感に乏しい。大手門から見る景色も映画村のセットのように感じてしまうのは私だけか。
ガイドさんから元禄赤穂事件について「吉良に切り付けたのは浅野長矩で、吉良邸に徒党を組んで押し入ったのは赤穂浪士。吉良としては割が合わない」という主旨の説明あり。赤穂のガイドさんとしてはかなり勇気のいる発言だと思う。だが、同感。
近藤源八宅跡で押印。インク式、良好。
明石城
2012年5月6日
30城目
赤穂城から移動。本日3城目。これで近畿14城全てを終了。連休最後の日で、時刻も3時台だが、心配した渋滞もなく到着できた。ただし、公開中の坤櫓の閉館4時に間に合わなかった。入り口からちらりと覗き見した程度。
明石城は、公園として見れば最上だが、城郭としては物足りなさを感じた。
お目当ては、坤櫓と巽櫓、その間を結ぶ塀(帯廓)だ。塀の内側には展望のための足場も設けられ、観光用に配慮されている。眼下の明石駅周辺はもとより、明石大橋がビルの合間に見える。下から見上げる両櫓と帯廓の眺めもよく、その下に続く石垣も素晴らしい。
公園事務所でスタンプ押印。シャチハタ式。薄くて印影の真ん中あたりはかすれてインクが乗らない状態。他の観光客が女性事務員に聞こえよがしに文句を言っていたが、ちょっと気の毒だった。
久保田城
2012年5月18日
31城目
 午前7時20分伊丹発秋田行きJAL2171便に搭乗。秋田へ8時40分に到着する。秋田は小雨模様。空港リムジンバスで秋田駅へ。金曜日の午前9時台というのに駅前は閑散としている。行きかうビジネスマンもあまりいない。
 秋田駅から久保田城へ徒歩で移動。千秋公園の東南、大手門跡側から城の東側を北へ向かい、黒門跡から入城する。雨がきつくなってきた。雨宿りも兼ねて佐竹資料館に。入場料100円。名城スタンプを押印。良好。
 広く開けた二の丸を右手に見ながら長坂を登り、表門から本丸へ。ツツジが見頃。中でもキリシマの赤が雨上がりで余計に映える。
 御隅櫓に到着。入場料は100円。二の丸に戻り、ツツジを堪能。城の南側、松下門跡を取って大手門堀方向へ下城。
弘前城
2012年5月18日
32城目
秋田からつがる3号で弘前に移動。弘前駅から循環バスで弘前城へ。200円と手頃。追手門から入城し、未申櫓、辰巳櫓を順に見学。下乗橋の辺りから天守を仰ぐと、弘前まで来た実感が湧く。桜の季節ならなお良いのだろう。
亀甲門、丑寅櫓、東に廻って、東内門、東門と、隈なく見て廻る。名残惜しいので、再度下乗橋に戻り、もう一度天守を。何度見ても見飽きない。
次の目的地、函館へ向かう車窓から西を見ると、岩木山の麓へ夕日が沈むところだった。
五稜郭
2012年5月19日
33城目
 函館駅から市電で五稜郭へ。220円。五稜郭前の停留所から歩くこと数分、巨大な五稜郭タワーが見えてくる。時刻は午前8時を過ぎたところで、観光客もまばら。入場券売り場でスタンプ押印。シャチハタ式で少し濃い。エレベーター(客は自分だけ)で最上階へ。五稜郭の全景がガラス越しにたっぷりと拝見できる。入場料840円の値打ちの大半はこの景色にある。展示物は五稜郭の歴史を丁寧に解説しているのだが、正直言って読むのが面倒くさかった。
 タワーから五稜郭へ。31年ぶり二度目の入城。函館奉行所(入場料500円)を見学。よくぞここまで復元したなと感心するが、まだ新しすぎて、往時の雰囲気を偲ぶのに難あり。篠山城御殿でも同様に感じた。いずれ風雪で雰囲気も高まるのだろう。
 その後は、外周に沿って一周する。曲がり角が直角でないのがよい。所どころに咲いている八重桜が景色を彩る。
 ところで私は1990年から5年間、オランダ在住経験があり、アムステルダム東方にある星型の町、ナールデンを何度か訪れた。星型の城砦は五稜郭と瓜二つだが、ナールデンは城内が一つの町を形成しているところが、五稜郭とは異なる。
松前城
2012年5月19日
34城目
 函館から木古内まで白鳥28号で移動。ここからバスで松前へ。この道中が長い。片道1時間30分、13時40分に松城バス停に到着する(1220円)。高台に早くも天守が見えて感動する。木古内への帰りの便を16時3分発と定めて、見学開始。
 天神坂から登城。高台から見る海の景色、城内の八重桜をはじめとする樹々が美しい。天守入場券売り場でスタンプ押印。シャチハタ式で良好。展示物で見るべきものはなし。中に入らなくてもよいと思う。
 その後城内を散策。流石に盛りは過ぎたとはいえ、八重桜の並木があり堪能できた。海風に吹かれての桜吹雪も美しい。バス時間待ちの間、城下の「まるに」にて鰊蕎麦(950円)を。ご馳走様でした。
根城
2012年5月20日
35城目
 八戸駅からバスで根城博物館前下車(220円)。だだっ広く東西に長い城を東から入城し、遠く西の端に見える館に向かって歩くことになる。歩き始めたときはちょっと退屈気味だったが、東北独特なのだろうか、西日本の城郭とは違う風情を感じ、面白くなってきた。
 入場料350円を払って本丸に入る。入場券売り場でスタンプ押印。インクが少し多く、枠線までが映ってしまった。ボランティアガイドの案内を得て、主殿を見学。各部屋には人形他が置いてあり、往時の雰囲気がよく出ている。部屋には入れないが、その分、ガイドさんの解説とビジュアルな配慮があって実感が湧いた。土地の言葉での案内は所どころ聞き取れないところもあったが、それもご愛嬌。楽しかった。
盛岡城
2012年5月20日
36城目
 八戸から盛岡へ移動。八戸と違って盛岡は蒸し暑かった。駅前16番乗り場から循環バス(100円均一)左回りに乗り、盛岡城公園前で下車。石垣の高いのにまずは驚いた。城の北側から三の丸を通って順次本丸へと向かう。城内は公園としてよく整備されているが見るべきものが少ない。結論、1県1城の選考で、岩手県は盛岡城というところか。偉そうに言って、ごめんなさい。
 スタンプは城の東、中の橋を渡ってプラザおでってまで歩き、2階にある案内所で押印。シャチハタ式スタンプは目に付くところに置いてあったが、職員がいたので、断りのため声をかけたが、返事がなかった。残念。
 ところで当日、盛岡市では東日本大震災復興祈願のストリートパフォーマンスが、いたるところで繰り広げられていた。若きも老いも、また近隣だけでなく遠方からも、街は、踊りと音楽で楽しく賑やかに盛り上がっていた。頑張ろう日本。
鳥取城
2012年7月15日
37城目
 大阪の自宅を午前4時20分に出発。中国道、鳥取道を乗り継いで、7時50分に鳥取城到着。県庁北側の駐車場に駐車(無料)。内堀を渡って、中ノ御門から二の丸、天球丸など、山下の丸を見学する。山上の丸には登らず。他の方が言われているように、クマ注意の看板が目をひく。
 高石垣が見事。下から見上げても良し、石垣の上から街を見下ろしても良し。天球丸下の巻石垣はユニークで必見だが、復元されて間がないためか、真新しく見えるところに違和感あり。
 仁風閣の開門(9時)を待っていたら、少し早めに入れていただけた。ありがとうございました。シャチハタ式スタンプで良好。スタンプだけなら入館料(150円)は無料に。
 ところで、鳥取への道中、鳥取自動車道の河原町の辺り、行く手左の山上に立派な天守が目に入った(河原城、写真3)。少し寄り道をして写真を数枚。時間のある方は鳥取のついでに行かれるのもよいと思う。
津山城
2012年7月15日
38城目
 鳥取から1時間半掛けて津山に移動。九州での大雨洪水が報道されている最中、ご当地は盆地独特というのか、もの凄く蒸し暑かった。案内に従って城の西麓の駐車場に停めたが、500円。ちいと高い。そこから表門まで城を反時計回りで半周。結構遠い。
 入場料300円。幾重にも巡らされた石垣の間を折れ曲がりながら本丸へ。復元された備中櫓は本丸側からよりも、三の丸から見上げる姿の方がよい。櫓に入る前に、天守台へ。これまた立派な石垣だ。上からの眺めも上々。備中櫓の内部も丁寧に復元されている。2階にある御上段と名付けられた空間がいかにも往時を偲ばせる。
 スタンプは備中櫓の受付で。シャチハタ式。係の方の「少しキュッと押して下さい」とのアドバイスに従って押印。良好。
備中松山城
2012年7月15日
39城目
 津山城のあと、院庄から中国自動車道、岡山自動車道と乗り継ぎ、有漢ICを経て備中松山城へ。約1時間のドライブ。城下の高梁から城へ通じる道路には木製のガードレールが続き、よい雰囲気を醸し出している。土日、祝日は八合目の駐車場は立ち入れないそうで、今日は五合目の駐車場からシャトルバス(往復300円)で八合目まで登った(乗車5分弱)。そこから天守まで徒歩で20分くらい。かなりの勾配で息も上がる。それでも標高のお陰か、多少暑さはましなようだ。
 一気に二の丸まで登って、息を整える。見上げると、手前に五の平櫓、左に六の平櫓、そして右手奥に現存天守。写真を撮るならこの位置が絶好だ。
 これで三大山城を完了。
 ガイドブックではスタンプは天守1階渡廊下となっているが、手前の入場券売り場にて押印(入場料300円)。シャチハタ式。良好。
鬼ノ城
2012年7月15日
40城目
 備中松山から岡山自動車道(賀陽〜岡山総社)経由で1時間弱。カーナビで鬼ノ城が出て来ないので、総社のICを降りてからは道路の標示だけが頼り。砂川公園というカーキャンプ場を通るが、賑わいからして人気ある観光サイトなのだろう。砂川公園を目印にした方が判り易いかも知れない。そこから次第に細くなる山道を延々と登る。それでも待避箇所が多いので、すれ違いはなんとかなるだろう。上り下りとも特に困ったことはなかった。ビジターセンター横の駐車場に駐車(無料)。ビジターセンターに自然散策マップ(100円)があるが、西門への登城途中のボックスに鬼ノ城の案内リーフレット(無料)が置かれている。鬼ノ城しか見ない人はこれだけで充分。
 城の見学は西門周辺だけで早々に引き上げる。古代によくこれだけのものを建てたのだと感心する。下界も絶景。
 スタンプはビジターセンターでインク式。良好。
岡山城
2012年7月15日
41城目。
 鬼ノ城から岡山自動車道(岡山総社〜岡山)を経由して1時間弱で到着。岡山市内に入ってから多少の混雑があったので、普通ならば4,50分で行けるのでは。
 天守入城時刻の4時半になんとか間に合った。後楽園とのセット入場料で560円。天守前の芝生で天守を背景に記念写真を撮る人多数。なかなかよい場所取りができない。そりゃ皆、ここで撮りたいだろう。それにしても外人が多い。
入場券売り場でスタンプ押印。シャチハタ式で良好。ただ、烏城なのだから、黒インクの列に配置できなかっただろうか。鬼ノ城の方が赤茶けたイメージがあるので、となりと入れ替われば良かったのに。そう言えば、73番広島城も青でなく、赤の方が似合うのでは。余計なお世話ですが。
 後楽園はその広大さに圧倒される。庭園そのものも魅力だが、背景に岡山城が入ると、ついつい写真を撮りたくなる。
高岡城
2012年8月26日
42城目
城跡公園北側の駐車場に駐車。無料。
案内板を頼りに、と言っても判り難い案内板だが、本丸を抜けて市立博物館へ。スタンプはシャチハタ式で良好。石垣、堀、ただただ広い本丸の芝生。堀と石垣がこの城の見所だろうと思うが、樹々の合間からやっと見えるという感じで、絶好の観賞場所に乏しい。それだけ自然に近く残しているということかもしれないが。申し訳ないが、あまり印象に残らない。
七尾城
2012年8月26日
43城目
 まずは七尾城資料館へ。表にインク式のスタンプが置いてある。良好。職員の方に「ところで七尾城はどこにあるのですか」と尋ねたら、地図をいただき、車でさらに山道を15分ほど登ること。駐車場から徒歩5分くらいで山頂の本丸に着くこと。全体をぐるりと散策すると1時間ほどかかること、を教えていただいた。ありがとうございました。駐車場までの道は狭くはないが、カーブも多く、対向車に要注意。
 教わったとおり、車、徒歩で山頂の本丸へ。本丸の高台にお社があり、わずかの賽銭を出して参拝。振り向くとだれもいない本丸とその向こうに能登の海が。絶景絶景。
金沢城
2012年8月26日
44城目
 城の南側の駐車場を利用。いもり坂から登城する。
 兼六園へは何度か行ったことがあるが、隣の金沢城には目もくれなかった。それが今回行ってみると、復元された菱櫓他は外観も目を惹くし、内部も見学価値充分。窓から見える外の景色もなかなか面白い。菱櫓は建物だけでなく、窓枠まで菱型になっているのですね。
 三十間長屋や石垣、石川門など、見どころも沢山。流石外様第一等の雄藩、百万石の貫禄あり。
 スタンプは二の丸案内所で。シャチハタ式、良好。駐車代がわずかの時間で650円。ちいと高い。
丸岡城
2012年8月26日
45城目
 北陸自動車道丸岡ICからすでに城が見えている。ICを降りて5分も経たないうちに到着。城の北側、一筆啓上茶屋に駐車。飲食店兼土産物屋さんの駐車場で、無料の代わりに、多少の買い物でお礼をというパターン。
 城山を登る石段は急だが、ほどなく到着。現存12天守をこれで全て訪れたことになる(スタンプラリーではまだまだ残っているが)。天守と資料館の共通券で300円。入場券売り場でスタンプ押印。シャチハタ式良好。
天守は2階、3階へ登る階段が急で、上から垂れてきている綱を頼りにさならがらロッククライミングの体。内部は結構広い。現存天守に感激だが、それ以外の見所には乏しい。
一乗谷城
2012年8月26日
46城目。これで北陸・東海を完了。
 北陸自動車道福井ICから西へ10分ほどで到着。
 他の投稿にもあるように、一乗谷城一帯の復元は相当進んでいるようだ。30年以上前に行ったことがあるという職場の同僚に写真を見せたところ、明らかに落胆した様子で、前の方がよかったとのこと。前を知らないのでなんとも言えないが、こうして復元整備されたお陰で、観光客も増え、往時を偲ぶことができるなら、それもよいのではないかと思う。ただし、この日は一乗谷まつりと称するイベントがあり、大変な人出。野外ステージで三橋美智也の歌を絶唱する人がおり(かなりお上手だが)、万灯の準備でやたらと足元にロウソクが置いてあるなど、古いものを楽しむとい雰囲気からは程遠かった。
 復元町並は入場料210円。中はテーマパーク、映画村みたいな感じ。南側入場券売り場でスタンプ押印。良好で、試し押しはよかったが、本番で真ん中がすっぽり抜けてしまうという大失敗。とほほ。
 ここまで来たついでにさらに30分余りドライブして越前大野城へ(写真3)。城山へ登る階段の急なこと。日暮れ前だというのに、たっぷりと汗をかいてしまった。
佐倉城
2012年10月20日
47城目
京成佐倉南口近くにある佐倉観光協会でレンタサイクル(500円、9時〜16時が貸し出し可能時間)し、国立歴史民俗博物館→佐倉城址公園→武家屋敷→旧堀田邸を順に見学する。(9:30から5時間半かけての見学)
民博(420円)は土曜日昼前というのに殆ど人がいない。というより、客よりも職員の方が多い惨状。約2時間かけて見学。
そのあと、博物館の南側に広がる佐倉城址公園に。馬出し空堀→椎木門跡→二の門跡→一の門跡と辿り、本丸に。銅櫓跡、天守閣跡、角櫓跡と進むが、その場所にそれらがあったという程度にしか判らない。三の門から空堀、大手門へ抜けて見物を終えるが、見所は少ない。
観光案内所でスタンプ押印。インク式。ゴムが少し右に傾いているのに要注意。また枠線の右がへたっている。あまりよい状態とは言えない。
武家屋敷(210円)、旧堀田邸(310円)とも無料の案内ボランティアがおられたので案内を請う。いずれもよく保存整備できている。佐倉の城巡りは、城址公園だけでは物足りないと思う。武家屋敷、旧堀田邸を特にお奨めする。
金山城
2012年10月27日
 東武鉄道で大田へ。駅構内の観光案内所で、金山城へのアクセス方法など一連の資料をいただく。まずはタクシーで大光院へ(890円)。菊展と七五三で境内は賑わっている。いよいよ登山開始。案内では西山コースで金山城跡まで45分となっているが、途中道順の判り難いところもあり、大方1時間掛かった。多少の険しさはあるが、手頃なハイキングコース。ただし最低運動靴は欠かせない。
 大手虎口、月ノ池、日ノ池をはじめ至る所に見所がある。南曲輪、物見台からの景色もお奨め。スタンプは山上休憩所にて。シャチハタ式で良好。
 帰りは史跡金山城ガイダンス施設を経由し、大田駅まで徒歩で。下りとは言えさすがに歩き疲れたが、帰りのタクシーがないので致し方ない。ガイダンス施設は箱物行政の無駄の典型例。わざわざ見にいくほどのものではない。
足利氏館
2012年10月27日
 金山城を終え、東武鉄道で大田から足利市へ。駅構内の観光案内所で足利氏館への道順を尋ね、資料をいただいたが、鑁阿寺の名の方が地元では親しまれているらしい。
 駅からは渡良瀬川の鉄橋を北に渡って一本道。約15分で周囲を堀に囲まれた足利氏館に到着する。館を半周する形で北門から入り、境内を見物しながら南側正面の山門へと抜けた。スタンプは大御堂(本堂)の御守り売り場にて。シャチハタ式良好。
 堀が巡っているところは要塞そのものだが、城巡りというよりも、お寺詣りの感は否めない。
 南隣にある足利学校もお奨め。是非ご覧あれ。孔子廟、方丈など、帰りの時間が気になり、駆け足での見学になったのが残念だ。
八王子城
2012年11月18日
50城目。100名城巡りを始めてから1年弱(361日経過)でここまで来たが、残っているところは遠方も多く、これからはペースも落ちるのだろう。
高尾駅北口9時15分発の八王子城跡行きバスにほんの少し乗り遅れ、後発のバスで霊園前下車、そこから20分ほど歩いて、ガイダンス施設に到着する。インク式スタンプ。少し薄い。
ボランティアの案内で御主殿跡まで往復。大手門跡、曳橋、虎口、御主殿跡、御主殿の滝を順番に見学。御主殿跡は丁度調査が入っており、立ち入りできない箇所があった。重機が並んでおり、往時を偲ぶ上では少し残念な。ボランティアさんは懇切な説明で、予定が延びて戻ってくるまで1時間10分ほど。ありがとうございました。
帰りはガイダンス施設の隣にあるバス停から11時20分発に乗って高尾駅まで。
なお、高尾駅北口−八王子城跡間のバスは土日のみなのでご注意を。
そのあと、JRで八王子駅へ。そこからバスで滝山城へ。なかなか見応えがある。是非足を伸ばされることをお奨めする。
松代城
2012年12月29日
51城目
7時45分長野駅発川中島バスに乗車。川中島古戦場で下車(8:05)しまずは古戦場を散策。雪が深く、歩行もままならぬ。8:35のバスに乗車し、松代駅到着が8:50頃。廃線となった駅舎が雪の中でさびしい。駅から線路に沿って西に、かつての踏切を北に渡ると、前に松代城の全容が見えてくる。駅から太鼓門までは雪中行軍だが、ここから先は見学路に沿って雪かきがしてあり、ありがたい。午前中でまだ大勢の係りの方々がその作業の最中であった。
戌亥隅櫓台の上に登ると城内、城外が俯瞰できる。一面の雪景色が壮観。
管理事務所でスタンプ押印。残念ながら何度試し押ししても真ん中が50円玉の穴のようにぽっかりと開いてしまう。
真田館(入場200円)、旧樋口家住宅(無料)、旧横田家住宅(あいにく休み)と順に回り、紺屋町バス停から次の目的地上田城に向かうため、八代須坂線バスに乗車(11:18)。屋代駅に11:43到着。しなの鉄道小諸方面行き11:53に乗車し上田へ。
上田城
2012年12月29日
52城目
しなの鉄道で上田駅に12:15到着。駅到着直前行く手左側に見える西櫓が立派。駅から徒歩で城へ。その途中、上田藩主居館跡(現上田高校)を通り、市役所宿直室へ。実はスタンプのことで事前に設置場所の市立博物館に電話したところ、年末年始休暇は休館でスタンプは押せないとすげない。市の観光課に再度お願いしてみたら、宿直室に預けると回答いただいた。観光課のKさん、ありがとうございました。インク式で状態は良好。
北櫓と南櫓、間に挟まれた東虎口櫓門が頼もしい。徳川秀忠関ヶ原遅参の原因となった名城の風格を味わう。松代と対照的に雪かきがなく、城内を歩くに随分と苦労した。真田神社の脇を通って西櫓へ。記念写真の絶好スポット。他のお客さん待ちで少し渋滞。上田駅に戻って最後の目的地、小諸へ向かうため14:03発しなの鉄道に乗車。
小諸城
2012年12月29日
53城目
上田からしなの鉄道で小諸に。14:23到着。
町より城が低いので穴城と呼ばれるのだそうだが、なるほど少し奇妙に感じる。三の門をくぐると懐古園。年末年始で休みだが施設の前にスタンプが置いてあってここで押印。シャチハタ式。線がぼやけるのと、周囲に要らぬ斑点がついてきてあまりいい状態とはいえない。
施設内は案内板も豊富で、見物への配慮が行き届いている。天守台からさらに右奥、水の手展望台から見下ろす千曲川が絶景。人がいないのを幸いに、下手くそな小諸馬子唄をひと節。
首里城
2013年1月19日
54城目
7年ぶりの登城。守礼門が修復中で覆いの中に。残念。その他全体的に朱色が以前よりも少し色あせているように感じた。海風のあたる丘陵の上。維持管理も大変なのだろうな。首里杜館でスタンプ押印。シャチハタ式。係の方からしっかり押すようにアドバイスをいただいたのだが、それでも少し薄い。ただ、裏表紙のページゆえに、薄めの方がよいのかもしれない。入場料800円を払い、御庭へ。南殿内部の復元は前回なかったものであり、順路に沿ってゆっくりと見学。見ごたえがあった。正殿内部では玉座前で記念写真を撮る観光客が多くやや渋滞。沖縄衣装を身にまとった係の方が丁寧に対応していた。ありがとうございました。
首里城見学後、これも世界遺産の玉陵(入場料300円)へ。駐車場は2時間までで310円。
中城城
2013年1月19日
55城目
駐車場は無料。入場料400円。券売所でスタンプ押印。シャチハタ式で良好。
石垣が廻らされ、門を一つ一つくぐって先に進むのだが、いずれの郭からも太平洋が一望できて壮観。晴天のもと穏やかな海風に吹かれ、暫し時間を忘れて滞在した。
現在の県道からの進入路と城の配置上仕方がないのかもしれないが、順路が裏門から正門へ進む形で示されており、少し戸惑う。
建物がないのは残念だが、その分、首里よりも城郭構造が判り易くてよかった。
次は同じく世界遺産勝連城へ。中城より少し規模が小さいのが名城選定から漏れた理由かもしれないが、小高い山の上にある城は圧巻。明日は今帰仁へ、当夜は名護で宿泊。
今帰仁城
2013年1月20日
56城目
7年ぶりの登城。前回と比べて城外城内ともかなり整備が進んでおり、二度目でも実に新鮮な感じだった。観光地化と言えば悪く聞こえるが、観光客への配慮と整備がうまく調和している。
前回は修復中だった志慶真門郭にも入れた。下から見上げる主郭も壮観。
なお、当地では1月19日から早くも桜祭りが開始。流石に一部咲き程度だが、桜のほころびを楽しめた。この時期に沖縄に来た甲斐があった。
駐車場無料、入場料400円。券売所でスタンプ押印。インク式で、まずまずの状態。
那覇へ戻る道中で、座喜味城に立ち寄り。前日の勝連もそうだが、座喜味も世界遺産に選ばれただだけのことはある。琉球3名城攻めの際は、是非ともこれらグスクにも訪問されることをお奨めする。
水戸城
2013年3月3日
57城目
JR関東バスで東京駅から往復。片道2080円のところ、ツインチケットを買えば3700円で往復できる。片道に要する時間が2時間前後。往復とも二席を一人で占められたので、ゆったり座れた。そういう意味で、お奨め。
水戸駅北口で、水戸漫遊1日フリー切符(400円)を購入。徳川ミュージアム、偕楽園、常磐神社と巡った後、弘道館、水戸城址と廻った。偕楽園までのバス代は200円以上するので、水戸駅とをバスで往復するならフリー切符はお得。また偕楽園好文亭や弘道館の入場料を割引してもらえる。もっとも弘道館は現在、震災の改修中で入場無料だが。
休日で偕楽園は人出で一杯だが、梅には早過ぎた。弘道館のガイドさんの話ではやはり3月中旬以降なのだそうだ。弘道館の再お披露目は来年の梅祭りが終わってからとのこと。再訪するなら再来年以降か。
水戸城址は空堀や薬医門だけでは見所に欠ける。水戸観光の一コマとして考えた方がよいのでは。
松本城
2013年4月20日
58城目
 3度目の松本城だが、天守内に入るのは初めて。入場前からすでに列ができており、内部も渋滞してなかなか前に進めない。ならば、じっくりと見学すればよいのだが、なかなかそうは割り切れない。最上階に早く上がりたいと気がせくばかり。
 観光バス出発時刻との兼ね合いもあって、結局天守は4階で引き換えし、そのあと、黒門から埋橋まで二の丸を半周しながら、堀を挟んで見学する。天守、乾小天守、辰巳附櫓、月見櫓をいろいろな角度から見るのもよし。
 埋門と埋橋が通行止めであったのが残念。
高遠城
2013年4月21日
59城目
 美ヶ原のホテルで目が覚めたら、窓の外は銀世界。雪も予報されていたが、こんなに積もるとは思わなかった。当日長野で行われたマラソンも雪中でのものとなった。
 高遠は残念ながら桜のピークが去っていた。昨年一昨年と4月20日頃が満開との情報をもとにこの日訪問に決めたのだが、今年は一週間遅かった。旅の途中で知り合った方は2年連続の高遠訪問。「昨年は一週間前に来て早すぎて、今年は一週間遅すぎた。来年もう一回チャレンジかな」と嘆いておられたのがご愛嬌。
 スタンプは歴史博物館前に設置。シャチハタ式で良好。城の南ゲートから徒歩7,8分は掛かるので、不便と言えば不便な場所にある。スタンプで博物館へ誘導する作戦かな。博物館裏の絵島囲み屋敷は一見の価値あり。
大分府内城
2013年5月12日
60城目
大分駅から徒歩で10分余り。大手門から入城したが、城外から文化会館の不粋な建物が目に入ってくる。残念な。文化会館北西側の事務所へ通じる階段を上がると、スタンプが置いてある。シャチハタ式。枠線もうつってしまった。
スタンプ設置場所にあった城内案内図を頼りに、天守台、お宮の祠、廊下橋、竹中重利の墓、帯曲輪と城の堀を時計回りに半周する。最後にもう一度大手門から入城し、東丸に配された3つの櫓に城内からに近づこうとするが、あまりよいポイントはない。要するに城内からは観にくく、写真撮影なら堀越しがよい。最後に天守台北側の庭園に入って、人質櫓の近くまで行ったが、植木が邪魔になってこれまた観にくい。人質櫓は天守台から見下ろすに限る。
見学は全体で1時間みておけば充分かと思う。
岡城
2013年5月12日
61城目
大分から九州横断特急43号で移動。日曜日でもほとんど空席。自由席で十分。13:00に豊後竹田駅到着。駅前からはタクシーで岡城登城口まで。680円。
観覧料(300円)を払うと、巻物風の案内がもらえる。記念品としてはよいが、見学には少々不便。スタンプはシャチハタ式、良好。
本丸、二の丸の後、一番奥の下原門跡まで行って引き返し、桜馬場跡を右に曲がって、家老屋敷跡から近戸門跡を通って登城口へと戻る。要した時間は1時間15分。石垣も見事、遠くの山並みも見事。何もかもがよかった。散策しながらも、頭の中で「荒城の月」が駆け巡る。
帰りのタクシーはなく、徒歩で豊後竹田駅へ。下り道でもあるし、竹田市街観光も兼ねて復路は徒歩がお奨め。武家屋敷跡、竹田荘、滝廉太郎記念館、愛染堂と少し遠回りしながら順に巡って、帰りの大分行(16:33分発普通列車)に余裕で間に合った。
根室半島チャシ跡群
2013年5月18日
62城目
釧路空港からレンタカーでまずは根室市歴史と自然の資料館を目指す。
資料館は小高い丘の上にあり、場所を間違ったのかと思うほど、辺鄙なところだった。職員のおられる窓口でスタンプ押印。シャチハタ式で良好。職員の方は、市内32のチャシの中でオンネモトチャシと、ノツカマフチャシ1号・2号を推奨されているのだそうで、それぞれへの行き方を教えていただいた。懇切丁寧な案内で(ありがとうございました)、問題なくたどり着けたが、スタンプ設置場所と名城の距離がここまで離れているのは他にないのでは(約30?)。自力で行きつくのはほぼ不可能。きちんと案内を乞いましょう。
納沙布岬経由で、岬西方にあるオンネモトチャシ、さらにノツカマフ1号・2号チャシと順番に見学した。最高気温が5度。雨と風でカメラを持つ手がかじかむ。晩冬の服装で来たがそれでも失敗だった。北海道の5月を侮ったバツだ。
感想:「沖縄の3グスクが選ばれているのだから、アイヌのチャシも、ということなのかな?」
鉢形城
2013年7月7日
63城目
東武東上線で池袋から1時間38分かけて寄居駅へ。駅前の観光案内所でパンフレットいただき、城跡公園までの行き方を教わった。荒川に掛かる正喜橋までは普通に歩いて10分程度、ここから鉢形城歴史館までが長い。城の北東、馬だしから入城し、外曲輪の道を辿ったが、実に広大。おまけにこの日は梅雨明け宣言後の猛暑日で、日陰の少ない原っぱ? 横の小道を歩いてようやく歴史館へ。入場料200円。ここでスタンプ押印。インク式で状態は普通。館内には城の歴史と縄張りを解説するバーチャル映像があるが、お奨めはそれくらい。汗のひくのを待って、再び外へ。二の曲輪、三の曲輪と歩いて復元四脚門へ。横手の復元石積土塁が壮観。その後、本丸跡から眼下に荒川を見下ろしたのち、寄居駅へ。駅を出てから戻るまで2時間余りの行程。伝大光寺曲輪まで足を延ばすのであれば、3時間はみておいた方がよいだろう。予約すれば引率ツアーもあるようなので、日を改めて、ボランティアガイドさんの解説も聞いてみたい。
それにしても埼玉県北部、何たる暑さか。
川越城
2013年7月7日
64城目
鉢形城のあと、寄居から東武東上線で川越市駅へ。徒歩で、蔵づくりの街並み、時の鐘を経て、中ノ門堀、そして本丸御殿へ。ナビによると駅から御殿まで3キロ弱のウォークだが、この日は梅雨明け直後の猛暑日。照り付ける日差しが体力を奪う。御殿入場料100円を払って、そこで押印。シャチハタ式で、大変状態が良い。順路に沿って中を見学するが、御殿は冷房がなく、汗が引かない。家老詰所の縁側廊下に腰を下ろし中庭を見ながら暫し休憩。
当初は、御殿のあと富士見櫓跡に行く予定だったが、御殿前から巡回バスがちょうど発車するところだったので、駅へ戻ることにした。乗車賃170円。
川越市は小江戸と言われ、情緒豊かな景観が残る。特に蔵づくりの街並み近辺は、観光客で溢れかえっており、人気の高さがわかる。是非再訪したいが、名城の仲間入りについては、ちょっと疑問を感じる。
白河小峰城
2013年7月20日
65城目
青春18切符で、上野発5時46分宇都宮行きに乗車。宇都宮、黒磯と乗り継いで、白河駅に9時14分に到着。ホームから北側に白河小峰城が間近に見える。駅南口の観光案内所でパンフレットを入手。駅の東側線路下通路を潜って北側に抜けると、すぐ城の入り口にたどり着く。
他の方の投稿にもあるように、震災の傷跡が生々しく、櫓も石垣も遠くから眺めるしかない。残念。城の西側、会津門跡から堀の外側を時計回りにぐるりと巡る。北側の堀では釣り糸を垂れる人多数。その風景は長閑で良いが、石垣の崩れと土嚢の補修がいたるところに見られる。一日も早い復旧を願う。
二の丸西端にある白河集古苑でスタンプ押印。スタンプだけなら入場料は要らない。シャチハタ式。枠線が写ってしまった。
二本松城
2013年7月20日
66城目
青春18切符で白河から移動(11時00分発)。郡山で乗り継ぎ、二本松へ12時19分到着。駅構内の観光案内所でスタンプ押印。シャチハタ式で良好。ただし案内所自身は12時15分から13時まで休憩だった。仕方がないので、おおよその見当をつけて城へと向かうことに。道順に間違いはなかったが、結構遠い。大きな坂を一つ登りきったところで、ようやく城山と本丸の石垣が向こうに見え、坂を一旦下って、二本松少年隊の像へ到着。ここまで20分ほどかかる。
数日前の投稿では、城内見学にかなり制限があったようだが、修復も進んだのか、この日は幸い、塀重門跡が補修中で立ち入りできないのを除くと、他は問題なく見学できた。もちろん本丸まで登られるのをお奨めする。
天守台では、ベンチに腰掛け、絶景を見下ろしながらデート中の高校生が一組。夏というのに風も涼やか。若い二人の後ろ姿が微笑ましく羨ましい。
会津若松城
2013年7月21日
67城目
戊辰戦争の道順を辿るが如く、前日に白河小峰城、二本松城を見学し、会津に入って宿泊。おりしもこの日は「八重の桜」で会津降伏の放送あり。大河ドラマ前半クライマックスの日の、会津若松訪問となった。
駅前8時発の市内循環バス・はいから号(1日券500円・超お奨め)に乗車。三の丸入口で下車し、そこから城内に入る。堀も石垣も誠に立派。流石官軍の猛攻を1箇月も持ち応えた名城である。天守内の展示も興味深い。天守出口近くの売店にスタンプあり。シャチハタ式で良好。
(私事で申し訳ないですが)
中学から大学までの10年を同志社で過ごした。同志社では中学入学と同時に新島襄・八重夫妻、山本覚馬が眠る同志社墓地(京都東山)に参拝する。定年間近だった担任教諭は、自身が旧制同志社の頃、新島八重さんと直接の交際があったことが誇りで、墓前で(それ以降も何度も)その話を拝聴した。あれから40年、念願の会津訪問となった。
武田氏館
2013年7月28日
68城目
青春18切符で中央線を乗り継いで甲府へ9時46分に到着。駅北口から真北へ一本道で伸びる武田通りを歩いて武田神社へ。緩やかな登り坂が2キロ余り続き、大した距離ではないが結構疲れた。駅から約30分。
武田神社に参拝し、社務所でスタンプ押印。シャチハタ式、薄い。
城内散策開始。社殿の周りは参拝者で賑やかだが、西曲輪へ続く土橋を渡ると、一気に人影が少なくなる。森の中、蝉と鳥の鳴き声が夏らしい。北の虎口跡は、土塁上から全体を見下ろせ、その様子がよく判る。土橋を渡って堀の北側へ出ると向こうに要害山の姿が見える。そこから時計回りに歩いて、大手口曲輪跡へ。整備が素晴らしい。
大手口から再び境内に入って宝物殿へ。入場料300円。もう一度境内を西に横切り、西曲輪で今度は道を左に取り、南虎口を通って堀の南側へ。
すぐそこにバス停あり。甲府駅への帰りはバス(180円)にて、5分余りで到着。
甲府城
2013年7月28日
69城目
武田氏館からバスで甲府駅北口へ戻る。
中央線の北側にある歴史公園・山手御門を見物。山手渡櫓門は無料で内部を見学できる。櫓門南側からは、稲荷櫓や天守台を遠望できるが、眼下で東西に横切る中央線が邪魔者に思える。高架橋で中央線を越えて城の内松陰門に至り、左手の坂を上って稲荷曲輪から稲荷櫓に。ここでスタンプ押印(シャチハタ式)。図柄がへたって妙な斑点が滲むなど状態が悪い。管理事務所にもあるらしいので、そちらで押印すれば良かったかも。櫓内部の見学は無料。また舞鶴公園の立派なパンフレット(無料)が置かれているので、是非入手されたい。
時刻は1時を過ぎ、盆地独特なのか異様に蒸し暑い。案内図にしたがって、九十九折れの坂道を上り、本丸・天守台へ。天気は良いが、富士は見えなかった。残念。
朝、甲府駅に着いてから、武田氏館・甲府城を見学して帰りの東京方面行きに乗るまで4時間余り。両城を見るにはもう少し時間が欲しいところだが、暑さにへばって引き上げることに。甲府城は縄張りも判り易く、石垣、復元櫓など見どころも多いのだが、日陰がほとんどないので、夏はご注意を。
春日山城
2013年8月11日
70城目
深夜バスで上越市役所前へ5時33分に到着。数日前からの猛暑は新潟県でも容赦なく、薄曇りなのにすでに蒸し暑い。インターネットで調べておいた地図を頼りに春日山城方面へ徒歩で向かう。舗装道路を登りきると、春日山神社石段下の駐車場に着く。石段の長く急なこと。ここまでが約1時間。6時40分、謙信公銅像を右手に見ながら山の中へと足を進め、三の丸、二の丸を経て、本丸天守台跡へ。大井戸も見逃せない。本丸からの景色、天気は良いが、暑さと水蒸気の加減か、日本海は霞んで見えない。あとは下り。直江屋敷、千貫門跡を通って、再び春日山神社の境内へ。次に目指すは林泉寺だが、ここも時刻が早すぎて、表のゲートが開いていない。山門を写真に撮って記念とする。
史跡ひろば近辺を案内に従って散策した後、ものがたり館へ。9時の開館までまだ30分もあるが、汗びっしょりの姿を見かねてか、親切にも中へ入れていただいた。ありがとうございました。スタンプはシャチハタ式で良好。ものがたり館入口バス停からバス(9:13発)で高田へ。
次の目的地、新発田城への前に高田城址へ。100名城にはもれたが高田城(写真3)もお奨め。
新発田城
2013年8月11日
71城目
前の目的地春日山城から高田へ移動。高田駅前10:50発高速バス(1950円)で新潟へ。12:57着。13:43発白新線・村上行きで14:21に新発田着。駅ナカの観光案内所で案内をいただく。新発田城までは徒歩もありとのことだったが、ちょうど循環バスが出るところだったので、それに乗車(100円均一)。ただし外回りに乗ったため、城に一番近い郵便局前バス停まで37分もかかった。それでも町の雰囲気を知るには良かったかも。
バス停から、城址公園を斜めに突っ切って御三階櫓に堀越しに接近する。そのあと、堀を左に見ながら表門へ。新発田城見学にはこの順序が一番効率が良い、とは駅案内所の方の説明だったが、その通り。表門には係の方が数名おられ、ここでスタンプゲット。インク式、良好。
旧二の丸櫓、表門、辰巳櫓を順に見学する。いずれも内部を無料で見学できる。土足厳禁なため、靴の脱ぎ履きが面倒だが。辰巳櫓入口へ続く階段上から、自衛隊基地の内部と、はるか向こうに御三階櫓が見える。城の規模が一望できる絶好のポイントだ。
駅への帰りは徒歩で。寺町エリアから清水園、足軽長屋、諏訪神社を経て新発田駅へ。
箕輪城
2013年8月25日
72城目
JRで高崎駅に7時46分到着。頼りにしていた駅の観光案内所は9時開場とのことで、予備資料を持たないまま、8時25分に駅西口を出る群馬バス伊香保温泉行に乗車した。ほとんどのバスは箕郷営業所止まりだが、城に一番近いバス停、城山入口で下車するなら、伊香保温泉行がよい。搦め手口入口駐車場で、木箱に入っている案内書を入手。当サイトの投稿と案内板を頼りに、二の丸、本丸、御前曲輪と歩き、城の北の端へ一旦降りて、反時計回りに三の丸、土橋、廓馬出し、木俣を通って観音寺に抜ける道を散策した。
朝からの雨も幸い途中で止んだ。日差しもなく、数日前までの猛暑と打って変わって、涼しげな軽ハイキングとなった。雨のお蔭か、樹木の緑が鮮やか。
箕郷支所まで歩いてスタンプ入手。インク式。少し滲んだ。強く押し過ぎたのかも。
帰りは箕郷支所最寄りの四ツ谷バス停から11時00分発の高崎駅行きに乗車。
山形城
2013年9月7日
73城目
夜行バスで山形駅前に7時15分に到着。駅からすぐに城の石垣、木々が見える。
南大手門から入って、北不明門に向かう道路を途中で左に曲がり、西大手門跡を通って一旦堀の外へ出る。そこから堀の西側の道を時計回りに回って、北不明門から再び入城。各門に残された石垣や広大な堀が素晴らしい。
再入城のあと、山形市野球場の脇を通って、お目当ての東大手門に向かう。目の前に光景が広がると、おっ、と思わず声が上がる。一文字門復元工事中で、大手橋が通行止めになったいたのが残念。
9時になるのを待って山形市郷土館でスタンプ押印。インク式で状態は良。
9時36分山形駅発の仙台行きに乗車し、次の目的地多賀城へ移動。
多賀城
2013年9月7日
74城目
山形からJRで移動し、11時14分に国府多賀城駅に到着。失礼ながら、駅舎の立派なのに驚く。他の投稿にあったように、駅改札のすぐ前に名城スタンプがあり、登城前にまず押印。シャチハタ式。良好。
駅前の観光案内所で案内を請うと、資料とともに、順路について丁寧に説明いただいた。おまけに小雨模様を気にして、傘まで貸していただいた。ありがとうございました。
館前遺跡→外郭南門跡→多賀城碑を経て、政庁跡へ。順路を示した看板が多数あるので助かる。
駅に戻るまで1時間あまり。12時40分発仙台行きに乗り、この日の最後の目的地仙台城へ移動。
仙台城
2013年9月7日
75城目
仙台駅構内の観光案内所で仙台城への行き方を教わる。3度目の仙台城だが、過去2回とも駅から徒歩で往復し、結構くたびれた思い出があるので、今回はバスにした。循環バスるーぷる仙台に乗って仙台城跡バス停で下車。30分ほどかかった。城内は思った以上に人で賑わっている。正宗公像前での記念撮影が定番らしい。
仙台城見聞館でスタンプ押印。シャチハタ式良好。管理人室の中に入っての押印となる。
あとは高石垣を見ながら大手門方面へ降りる。途中右へ曲がって沢門跡から巽門跡へ。仙台市博物館の横をすり抜けて大通りに出て、大手門脇櫓まで戻って見学終了。国際センター前からバスで仙台駅へ。180円。
ところで、今回のスタンプ押印で、1:根室半島チャシ群跡から63:鳥取城までがつながった。残るは西日本の25城だが、ここまで急ぎすぎた感あり。少し一服かな。
丸亀城
2014年5月1日
76城目。名城の多い四国の1城目。
大阪を5時半出発で明石大橋、鳴門大橋を経て3時間余り。丸亀城下に到着。検察庁横の駐車場に駐車。
大手門から入城し、見返り坂を登って三の丸、二の丸、そして本丸へとたどり着く。結構な急坂だ。
下から見上げた天守は小さいものだったが、間近に迫ると三重の櫓は大きく見える。
天守入場料200円。スタンプはインク式で良好。
天守の窓から、あるいは本丸からの眺めは最高。瀬戸内海、瀬戸大橋、讃岐富士(飯野山)、そして香川県自慢のため池が俯瞰できる。
「駿河なる富士は三国一なれど 讃岐の富士は四国一なり」 
ところで丸亀は団扇の産地。天守売店で少し奮発して820円のものを購入。骨のしなり具合もよく、良い風が来る。お奨め。
駐車場への帰り道、内堀横を通っていると、後ろから自転車で来たおじさんが声を掛けてきて、約10分丸亀城の講釈を拝聴。聞きごたえある話でありがとうございました。
高松城
2014年5月1日
77城目
丸亀から自動車で移動、40分のドライブ。
玉藻公園東入口の駐車場に駐車。ここで高松市在住の同級生と合流。旭門から入城。入城料200円。同級生による案内は、高松が水戸藩と縁続きであることを中心に、郷土愛に満ちたものだった。二代松平頼常公は徳川光圀の子であって、水戸からも家臣を連れてきたとのこと。「では、風車の弥七はそのときどうしたの」軽口を叩きながら、城の中を北西に斜めに横切るように進む。内堀が思いのほか広いのが印象的。桜の馬場、桜御門跡、披雲閣から庭園を楽しんで、二の丸跡へ。ここで左に曲がって鞘橋から天守閣跡へ。天守台が立派で往時を偲ばせる。内堀を巡る小舟が出ているが、時間もあまりなく、パス。
西入口(出口)でスタンプ押印。インク式で良好。
徳島城
2014年5月1日
78城目
丸亀、高松に続いて本日3城目。徳島中央公園北東にある駐車場に駐車。310円。菖蒲園の横からつづら折れの道を登って本丸へ。印象、「本丸跡は思いのほか広い」以上。
東石垣の横から降りて、徳島城博物館へ。入館料300円。浄瑠璃のデクが多数展示されており、徳島の特徴がよく出ている。ここでスタンプ押印。良好。
徳島城の見どころは、表御殿庭園、鷲の門、石垣と堀川といったところか。
人吉城
2014年7月6日
79城目。
前夜に熊本入り。午前中に熊本城(3度目)の見学を終える。桜の馬場城彩苑に寄って買い物をしていると、一天俄かに掻き曇り大雨に。いくら待っても止まず、駐車場(熊野阿蘇神社横)までのわずかな距離をタクシーで移動する羽目に。通り雨と思ったのが甘かった。この日は九州北部に停滞する梅雨前線に、南方で発生した台風8号の湿った空気が入り込み、九州各地で記録的な大雨となった。
人吉までは豪雨の高速道路。ようやくたどり着いたが、スタンプ設置場所の人吉歴史館前の道路は川と化している。傘はまるで役に立たない。スタンプをもらうために駆け込むだけでずぶ濡れになった。肝心の城見物はまたの機会にと断腸の思いで次の目的地、鹿児島へ向かうことに。
鹿児島城
2014年7月7日
 80城目。
 前夜に鹿児島入り。
 この日は月曜日で、鹿児島県歴史資料センター黎明館は閉館のため、鹿児島まち歩き観光ステーションでスタンプ押印。シャチハタ式で良好。係りの方から鹿児島城について簡単な説明をいただいたが「天守閣のない城です。それは城山が代用できたからです。城そのものは小さく見どころに欠ける」と申し訳なさげだったのが印象に残る。
 御楼門跡から入城。西南戦争の弾痕をまずは確かめる。これが一番の見どころか。しかし、本丸のほとんどを占める黎明館、北御門跡のコンクリート橋。ちょっと残念な。
 御角櫓跡、本丸と二の丸の間の石垣を見学して、城は終了。続いて西郷洞窟、城山展望台へ。桜島頂上に雲がかかり全容見えず、これまた残念な。
飫肥城
2014年7月7日
 81城目
 鹿児島から3時間かけて飫肥へ車で移動。
 城も街並みも風情あり、古き時代を思い起こさせる。
 駐車場横で入場券を購入(610円)。これでスタンプ設置場所の飫肥城歴史資料館を含めて7か所の見学ができる。スタンプはシャチハタ式で良好。夕方の宮崎空港発の飛行機出発時刻を逆算しながら、旧本丸跡、松尾の丸、豫章館、小村寿太郎記念館を見学する。小柄だったと伝わる小村のタキシードが飾られていたが、貫禄十分。
 このあたりからまた大粒の雨が。小村寿太郎生家、旧藩校振徳堂へは車を横付けして記念写真を撮るにとどめた。
郡山城
2014年11月23日
まずは吉田町民俗資料館でスタンプを押印。良好。そこからさらに車で毛利元就・一族墓所のある方へ向かい、手前の駐車場に駐車。墓所、百万一心の碑を見てから本丸を目指しての登山を始める。途中結構きつい坂もあるが、時折見える下界の景色も楽しみながら30分余りで本丸に到着。そこからまた城山を時計回りにぐるりと回ってもとの駐車場に戻ってきたが、ここまでに要した時間は2時間。健脚ならこれくらいの時間で大よその見学は可能ではないか。
福山城
2014年11月23日
吉田城から車で移動。2時間ほどかかる。予想外に時間がかかってしまった。
三の丸にある駐車場に駐車し、城の西側から本丸・天守閣を目指す。復元天守は立派。天守から真南に見た御湯殿は普段は入れないようだが、その日は某かの催し物で使われていて、首尾よく内部の見学ができた。筋鉄御門を抜けて伏見櫓の脇を通り二の丸へ。鐘櫓を右に見ながら、駐車場を目指す。
スタンプは天守内で押印。良好。
名護屋城
2015年10月23日
84城目
二泊三日の西九州名城巡り初日。福岡まで空路、レンタカーで名護屋城へ向かうが、思いの外時間がかかる。途中唐津城へ立ち寄ったりしながら、福岡から名護屋まで4時間の道のり。
県立名護屋城博物館でスタンプ押印。良好。
大手口から城のかげ溜池を左に、石垣を右に見ながら時計回りに見物を始める。搦手口から弾正丸、二の丸へ、遊撃丸、本丸と順に進む。天守台のあたりから見下ろす景色が絶品。
実は建物が残っていないと聞いていたので、名護屋城への期待は小さかったのだが、流石太閤が築いた名城だと圧倒された。
残念なのは山里口を見逃してしまったこと。しかし、名護屋城を訪れたことがある人は一様に再訪したいと言う。同感。山里口はまたいつかの課題としておきたい。
平戸城
2015年10月24日
85城目
二泊三日の西九州名城巡り二日目。前夜のうちに平戸に入り、朝からオランダ商館やザビエル記念教会を観光してから、平戸城へ向かう。城山中腹北側にある駐車場に駐車(無料)し、北虎口門から入城。510円。狸櫓をさっと見て、本丸へ。山上部はあまり広くなく、窮屈な印象。天守でスタンプ押印。少しインクがかすれるところあり。天守は模擬のため印象は薄いが、最上階の高見から見下ろす平戸瀬戸の景色がよい。見奏櫓が平戸瀬戸を背景に溶け込んでいるのが特によい。
島原城
2015年10月24日
86城目
二泊三日の西九州名城巡り二日目。平戸から少し遠回りをして原城(写真1)を経由して島原城に。長崎県を北西から南東に縦断するのだが、高速道路の部分も少なくとにかく時間がかかる。昼食の休憩も含めて平戸から原城まで約3時間。原城から島原城まで小1時間で、到着したときにはすでに午後4時を廻っていた。
駐車場代320円。天守入場料540円。スタンプはここで押印。良好。
本丸を巡る堀と堅固な石垣、そして五層の再建天守が見所。本丸そのものが駐車場になっていて、天守間近にある車の数々が風情を減殺させているようで残念な。
城西側にある下の丁武家屋敷(写真3)も是非見学を。
佐賀城
2015年10月25日
87城目
二泊三日の西九州名城巡り最終日。島原から佐賀まで100キロ近くのドライブ。途中諫早湾を横切る大堤防は壮観。かつてギロチンと呼ばれて物議を醸したものだけに、このような印象を述べると叱られるかも知れないが。
NHK佐賀放送局横の駐車場に駐車(無料)。鯱の門から本丸へと入ると、復元された本丸御殿が間近に見える。スタンプはここで押印。良好。本丸御殿がそのまま佐賀城本丸歴史館となっている。ボランティアの方に案内をお願いしたところ、丁寧に案内(約1時間)いただいた。ありがとうございました。本丸御殿の入館料は満足度に応じた寄付となっており、また駐車場も無料であるなど、観光客に優しい。
外御書院の大空間、そこに鎮座すると暫しお殿様の気分。外の景色としては天守台の石垣、土塁も見所。
吉野ヶ里
2015年10月25日
88城目
二泊三日の西九州名城巡り最終日。普段なら駐車場310円、入園料420円のところ、この日は全てが無料日の恩恵にあずかれた。そのせいか、園内は家族連れで賑わっていた。スタンプは歴史公園センター(東口)で押印。良好。
吉野ヶ里遺跡は中を循環バスが巡るほどの大変な広さ。環濠広場入り口付近のバス出発点から乗って、北の端、古代植物園で下車。そこから甕棺墓列、北墳丘墓、北内郭、南内郭と徒歩で最初の入り口に向かいながら見物した。案内板も整っており、順路は判りやすい。
復元建物群、環濠跡など、まるで映画村にいるような感覚になる。テーマパーク的な配慮がなされ、子供連れでも充分遊べる。少し違った名城巡りを味わうことができた。
これで100名城九州編は全て終わりに。
高知城
2016年2月21日
89城目
追手門を手前に天守を背景にした定番の位置でまずは写真撮影。追手門をくぐって城内へ。
杉ノ段から鉄門跡へと登っていくと、正面に詰門が見えてくる。そのまままっすぐ行ってしまうと天守に近づけない仕掛けになっているとは数日前にテレビで仕入れた情報だが、なるほど引っかかってしまう。それを知った上で詰門をくぐると梅ノ段へ出る。丁度、紅梅が盛り。少し戻って石段を左に折れて二の丸から橋廊下(詰門の二階)を渡り、本丸へ。
本丸御殿、天守の入場料は420円。スタンプはここで押印。良好
4年前に行った掛川城は高知城を参考に復元したとのことなので、その記憶を辿りながら、見学した。掛川城の二の丸御殿と比べると、高知の御殿は小さいが、天守とセットで残っているのが嬉しい。
高知城のあとは日曜市で買い物。岡豊城へも足を伸ばして高知旅行を終える。
松山城
2016年7月1日
90城目。愛媛県名城巡り初日の一つ目。松山城は13年ぶり4度目の登城。初めて訪れたのは中学校の修学旅行のときで、43年も前になる。
山麓からロープウェイで長者ヶ平へ。天守観覧券込みで往復料金1020円。城の石垣を右手に見ながら時計回りに進み、戸無門へ。さらに隠門、太鼓門と順にくぐって本丸へ。南北に長い本丸の向こうに天守群が見える。記念撮影をするならマスコット・よしあきくんが置いてある辺りが最もよい。紫竹門手前のゲートでスタンプ押印。
紫竹門、一の門、二の門、三の門、筋鉄門、そして天守曲輪に。天守の中では鎧の試着もできる。記念撮影にと着てみたが意外と重い。よくこれで戦場を駆け巡れるものだと感心する。
帰りはリフトで下山。松山の町並みを眼下にゆったりと空中散歩。よい景色だ。次の目的地、湯築城へ移動。
湯築城
2016年7月1日
91城目。愛媛県名城巡り初日の二つ目。松山城から2キロ足らずの距離。100名城で2城がこんなに近くに寄り添うのは、他では甲府城と武田氏館くらいか。搦手(西口)から入城。外堀や土塁の様子がよく判る。湯築城資料館(無料)でスタンプ押印。資料館ではかつての城主河野氏の歴史が説明されており、250年以上にわたって支配があったものの、豊臣秀吉の天下統一により長き安定が崩れるまでを知ることができる。資料館の職員の方からは愛媛の鯛飯の話を。松山の鯛飯はご飯を炊くときから鯛の身を入れるが、宇和島では鯛を漬けにして白ご飯に鯛の切り身を乗せ出汁をかけて食べるという違いがあるという。「松山の出身だが、宇和島の鯛飯の方が美味しいので、宇和島に行くのであれば是非ご賞味を」とのアドバイスあり。身贔屓のないお話しがなんとも言えずほのぼのとして楽しかった。
次の目的地は今治城。
今治城
2016年7月1日
92城目。愛媛県名城巡り初日の三つ目。湯築城から高速道路で今治まで移動。城東側の駐車場に駐車。目の前にある広い内堀、左右に長く展開する塀、その背後にある天守と、最初から見所が迫ってくる。土橋を渡って高麗門跡へと向かう。正面にある勘兵衛石に自然と目が行くが、土橋の右手、内堀の向こう側に海水導入口があるのでお見逃しのないように。
鉄御門をくぐると二の丸。藤堂高虎の像と天守をセットにしたところが記念写真によい。天守は細くスマートな外観が凛々しい。櫓門から天守に。入場料500円。ここでスタンプ押印。最上階から外を見ると城の北側にすぐに海が迫っていることが判る。三大水城の一つであることを実感できる。
この日の宿泊は道後温泉にて。
大洲城
2016年7月2日
93城目。愛媛県名城巡り二日目の一つ目。道後で前泊し大洲へ移動するが、途中内子で高速道路を降り、内子座に立ち寄った。入館料400円。ガイドさんの案内もあり、大正の雰囲気漂う芝居小屋を隅々まで楽しめる。舞台下の奈落も見学可能。時間ある方は是非お立ち寄りを。
大洲城に到着。市民会館前の駐車場に駐車し、城と石垣を右手に見ながら登城。二の丸曲輪を登っていくと、左手に中江藤樹の座像が見られる。本丸まで登って見返すと天守を真ん中に左に高覧櫓、右に台所櫓。ここで記念撮影。天守入場料は臥龍山荘の共通観覧券で800円。ここでスタンプ押印。木造復元の内部はまだピカピカしていて真新しすぎるが、いずれ時代とともに落ち着きも出てくるのだろう。
天守をあとにして中江藤樹邸、臥龍山荘を見て、おはなはん通りなどがある街の中心部に行くと、結構な観光客が。小京都と言われる町並みは綺麗で、案内所もあって観光への配慮が伺える。
次の目的地は宇和島。
宇和島城
2016年7月2日
94城目。愛媛県名城巡り二日目の二つ目。これで愛媛県も終わり、四国も終わった。また現存12天守も全て訪れたことになる(ただし松江城はスタンプがない)。
三の丸駐車場に駐車。桑折氏武家長屋門をくぐって登城開始。登城と言うよりも軽登山の趣き。ルートは二つあって石段を登るコースと城山の北側を反時計回りに廻るコース。前者は急坂で後者は多少はなだらか。上りは後者で、帰りは前者を選んだが、かなりきつかった。
天守入場料200円。ここでスタンプ押印。天守は小ぶりだが、中に入ると結構な幅の武者走りがあるなど、外観のイメージよりも広く感じる。
城下にもどって天赦園(入場料300円)に行ったが、時間があれば行くくらいの受け止め方でよいのでは。街中に高野長英の隠れ家がひっそりと残っている。
その日は宇和島市内に宿泊。湯築城資料館で奨められた宇和島風鯛飯を美味しくいただいた。
松江城
2017年11月4日
95城目。大阪を夜明け前に出発、高速道路で松江まで。松江は30数年ぶりだが、道路事情は前回と全く違う。松江のすぐそばまで快適な高速ドライブ。予想外に到着が早かった。県庁前の駐車場に車を止めて、登城。真新しい「国宝松江城天守」の石碑が目に入る。過去2度はまだ重文だった。あいにくの雨、11月の山陰はやはり寒い。堀川めぐりに乗船。城をほぼ360度廻るコースで、徒歩とは違う景色が楽しめる。船頭さんの安来節がまた見事。
次の目的地、月山富田城へ移動。
月山富田城
2017年11月4日
96城目。松江城から移動。スタンプ設置場所の安来市立歴史資料館が改装中で閉まっていた。一瞬ひやりとしたが、仮設建物にスタンプがあり、一安心。山中御殿のすぐ下まで車で。そこから本丸を見上げるに止める。大河ドラマでクライマックスとなった戦いを想い出す。
ところで100名城まで残り4城となったところで、続100名城が発表された。マラソンでいうと40キロ走ってあと2キロと思ったところ、実は全長84キロと言われたような感じだが、新たな励みとなって嬉しい。また地元の古城が選ばれたのが誇らしい。続編のうち23城は訪れているのだが、スタンプのためにも順次攻略していきたい。
品川台場
2018年4月8日
100名城達成まで4城を残したまま、続編に突入。
一つ目は品川台場。
芝浦ふ頭側からレインボーブリッジを遊歩道で渡る。遊歩道は南北両方にあるが、途中で渡れないので、台場を見るなら南側を歩かないといけない。転落防止の網が高く写真撮影の邪魔だが、途中撮影可能な箇所があるので心配はいらない。
お台場海浜公園からは陸続きで第3台場へ。ブリッジから見たよりもはるかに規模は大きく、四方の土手と、底面を歩くだけでも随分と時間がかかる。八重桜が盛りで綺麗だった。
スタンプ設置場所の潮風公園まで出向いたが、そこではなく海浜公園の案内所にあるとのこと。ええ、そんな殺生な。
またてくてく後戻り。往復だけでも2キロはありますよ。設置場所は気をつけましょう。
飯盛城
2018年4月14日
地元飯盛城は戦国下克上の時代、三好長慶の居城。織田信長の台頭までは足利幕府の権力を握っていた事実上の天下人、と知ったのは小学校高学年の頃だったか。飯盛山、何度登ったことか数知れない。山頂の小楠公像は当時は台場が残るのみで、「銅像は戦争中、お国のために鉄砲の弾になった」と祖父や父から聞かされた。その像が篤志家により再建されたのは喜ばしい。スタンプは四條畷市の歴史民俗資料館へ。「どちらから来られましたか」「市内です」との返事に係の方は拍子抜けのようだったが、親切に館内の展示物を説明していただいた。毎日20名くらいがスタンプ押印で訪れるとのこと。1日前には沖縄からのお客さんもあったとのことだった。
広島城
2018年4月20日
100名城完了の旅 初日
97城目 広島城
広島空港からレンタカーで広島へ。広島市中央駐車場(地下駐車場)へ駐車(30分180円)。地上へ上がると、堀の向こうに二の丸復元櫓群が見える。天守閣ははるか向こうに。結構時間がかかりそうだ。御門橋を渡って表御門から入城し、二の丸を経て本丸へと向かう。行く手左側に広島護国神社が。
多くの市民とともに米国の残虐非道なる原爆の犠牲となった天守。復元とは言え、板張りの外観は古い時代を偲ばせる。
天守入場は370円。スタンプはシャチハタ式良好。
岩国城
2018年4月20日
100名城完了の旅 初日
98城目 岩国城
広島から高速道路で岩国へ移動。錦帯橋がかかる錦川川原の駐車場に駐車(無料)。錦帯橋の向こうに岩国城の天守が見える。錦帯橋の往復、ロープウェイ、天守入館料その他で940円。高いと思ったが、見どころも多く、コストパフォーマンスはよい。
ロープウェイは毎時00分から15分おきに出発。帰路も同様。時刻を見計らいながらの登城となる。時間調整で訪れた目加田家住宅のあやめが丁度盛り。山頂からの眺めも最高。
城下には古い屋敷が残る一方、近代的な噴水もあるが、両者はよく調和されていて違和感がない。
大内氏館・高嶺城
2018年4月20日
日本100名城完了の旅 初日
 広島城(97城目)、岩国城(98城目)を訪ねた後、大内氏館(続100名城3城目)へ。
 まずは大内氏館へ。住所を頼りに龍福寺を訪ねたが、スタンプ設置の山口市歴史民俗資料館は別の場所にあるとのこと。土曜日で時刻も4時半、閉まってしまってはと見学を後回しに、慌てて資料館へ。ところが4時に閉館と残念なことに。隣の管理事務所に行って、「遠方から来ているのでなんとかスタンプを」と無理をお願いしたら、親切に対応いただいた。ありがとうございました。
 再度、大内氏館に戻り、寺の境内から池泉定園、復元西門を順次見て回る。日も西に傾き、高嶺城を目指すが、道が判らずぐるぐる回っているうちに、瑠璃光寺へと行き先変更。鴻ノ峰は麓から見上げるに留まった。
萩城
2018年4月21日
100名城完了の旅 二日目
99城目 萩城
前日に山口市に入り、続編の大内氏館を見学。湯田温泉に泊まり、早朝、萩へと移動する。
萩市内に入ると、城の別名でもある指月山がすぐに見えて、ドライブの目印になる。
城手前の駐車場に駐車(無料)。
JAF会員証を見せて入場料は一人120円に割り引かれる。堀と石垣だけが残る城だが、天守台跡に行くと、全貌がよくわかる。旧福原家書院が惨めなほど朽ちていたのが残念。旧厚狭毛利家萩屋敷の長屋を見た後、松蔭神社へ。参拝ののち、いよいよ最後の目的地津和野へ移動。
津和野城
2018年4月21日
100名城完了の旅 二日目
100城目 津和野城
萩から車で移動。津和野城へはリフトで霊亀山へ向かう。リフトは往復450円。チケット売り場で「リフトを降りてから城のてっぺんまで、普通に歩いて片道20分。足弱だと30分以上かかる。往復は最低1時間みておかないといけないが、それでよろしいか」と親切なのか脅しなのかわからないような念の押され方があって、そのうえで購入。スタンプはその乗り場横にてゲット。
本丸までの道のりはなるほど簡単ではないが全く手におえないほどでもない。もっとも写真を撮ったりしながらの道中、片道30分以上かかってしまった。
本丸まで行くと絶景。眼下に津和野の町が。ここが最後になったのはたまたまだが、結果として100名城完了が津和野であってよかった。ばんざ〜い。
浜田城
2018年4月22日
日本100名城は前日完了し【萩城(99城目)、津和野城(100城目)】、浜田城は続100名城4城目。
この日は早朝津和野を出て、浜田へと向かう。浜田護国神社を目印に向かうが、近辺で道に迷い、地元の方に尋ねてようやく辿り着けた。国道9号線からの進入路が判りにくいのと、結構道が狭いので、着くまでは不安になる。
社務所でスタンプゲット。社殿を左に見ながら裏手の山へ向かうと、移築されたと言われる津和野城の門が。そこから石段を登って本丸へ向かう。石垣は予想以上に整備されていて見応えがある。ただ石段は不規則なところもあり、注意要。
次の目的地新高山城へ向かう。
新高山城
2018年4月22日
続100名城5城目
浜田から移動。本郷生涯学習センターでスタンプ押印。なんと立派な施設であることか。沼田川を挟んで向かい合う高山城と新高山城。麓から見上げると首が痛くなるほどの急峻。
三原城
2018年4月22日
続100名城6城目
新高山城から三原へ移動。山陽新幹線三原駅南駐車場に車を駐めて、みはら歴史館にてスタンプ押印。新幹線をくぐって北側に回り、三原城見学、、、となるが、堀と石垣はともかくとして、残っている部分は少ない。天守台とすれば相当立派なものだが、現状はちょっとした公園の佇まい。みはら歴史館の展示資料、近隣の新高山城、高山城、小早川家の業績などを総合して、三原城を評価するべきなのかな。
浜松城
2018年4月28日
続100名城7城目
浜松城は三度目。一度目は遠く40年前のことで、ほとんど記憶にない。2度目は6年前だがあいにくの天気で、傘をさしていそいそと天守閣を見学したにとどまり、あまりよく覚えていない。
今回は新幹線で浜松駅下車。ここから徒歩でお城まで。よく覚えていないといったものの、過去の訪問時と比べると、整備が進んでいると感じた。ゴールデンウイークの初日で観光客も多い。
スタンプは天守内に設置。入場券売り場から手の届くところにあるが、入場料を払わないと押印できない。
吉田城
2018年4月28日
続100名城8城目
浜松から東海道線で豊橋まで移動。
豊橋駅前でレンタカーを借りて、吉田城まで。
吉田城は二度目だが、前に来た時には閉まっていた鉄櫓が開いており、見学できた。スタンプはここでゲット。
レンタカーにて次の目的地、古宮城へ。
古宮城
2018年4月28日
続100名城9城目
レンタカーで、吉田城から古宮城へ。
この間、40キロ1時間余りのドライブ。距離や時間はそれほどでもないのだが、とにかく遠く感じた。
まずは作手歴史民俗資料館を訪ねて、ここでスタンプ押印。係りの方から資料を数点、丁寧に案内いただいた。ありがとうございました。「ここへはレンタカーで来ましたが、ほかにどのような方法があるのですか」と尋ねたら、そばにいたハイカー風の女性が「新城からバスで来られますよ」とのこと。城は係りの人が指さしてくれた小高い山を目印に行ったが、登り口がなかなか解らなかった。城への入り口は郵便局の南側の住宅裏にあり。堀に横倒しして架けた丸木を渡って、城内へ。鬱蒼とした山の中。一度足を踏み入れると、元へ戻る道順が気になって、何度も振り返りながら本丸を目指した。真夏に来ると藪蚊に襲われて大変なことになるのでは。ご用心を。
大和郡山城
2018年5月5日
続100名城10城目
近鉄郡山駅前の駐車場に駐車し登城。7年ぶり二度目。
この間に随分と整備が進んでいる。前回訪れた時の天守台は、風雨にさらされたままという感じだったのが、見事に整備されていて、見学者に対する配慮も施されている。というよりもよくなり過ぎて、返って風合いが損なわれたと言うと叱られるか。飛鳥ブームが訪れる前の石舞台古墳は野中の草むらに放置された趣があった。それを懐かしく思う気持ちと似ている。
もっとも、最初の100名城から惜しくも漏れた大和郡山城、もとからこれくらいの整備がなされていれば、続編に回らなくて済んだのかもしれない。
小机城
2018年5月12日
小机城
続100名城11城目
横浜線小机駅から徒歩で。まずは城郷小机地区センターにてスタンプ押印。
そこから城を目指す。住宅地を抜けて城山へ登り始める。鬱蒼とした竹林は日差しを遮り、人影もなく寂しい趣。ただ、順路は整備されていて、見学はしやすい。案内板も適度に行き届いている。ところが、伝本丸にはホームレスが数人住み着いており、ブルーシートテントが。なんと残念な光景なことか。
富士仙元へ進む道すがらにもブルーシートが。その途中、振り返ると横浜マリンスタジアムが間近に。Jリーグ強豪の本拠地と古城のコントラストが妙。
名胡桃城
2018年7月21日
続100名城北関東編。青春18切符で群馬・栃木の4城を訪ねることにした。したのはよいが計画を立てたのは1か月ほど前。こんな猛烈な暑さがくるとは予想だにしなかった。
初日、上野(5:22発)から高崎線、上越線と乗り継いで後閑駅(8:38到着)に。まずは名胡桃城(続100名城の12城目)を目指す。駅から東に向かって、利根川を渡り、月夜野中学校の手前を左に曲がって、利根川支流を超えるコースを取った。地図ではこれが最短に見えるが、目的地に近づくにつれて坂道がきつく、40分以上かかった。
名胡桃城址案内所ではクリアファイルと真田六文銭のシールのプレゼントをいただいた。ありがとうございました。
帰りの道順を尋ねると、月夜野バイパスを下っていくのが景色もよくお勧めと言われた。確かに帰りはこのコースがよい。帰りは下り道とはいえ、40分ほどかかる。まだ午前中なのに汗だくになった。
次の目的地、沼田に移動。
沼田城
2018年7月21日
続100名城巡り北関東編、初日の二つ目。沼田城(続100名城の13城目)
青春18切符で後閑を10:57発、沼田に11:01到着。
沼田駅から徒歩で城を目指すが、あらかじめの調べがおろそかで、往復ともかなりの遠回りをしてしまった。沼田城はJRの駅からはみてかなりの高所にあり、往路は特に大変だ。
城は公園として整備され、スポーツグラウンドもあるなど、市民には親しまれる存在なのだろうが、往時を偲ぶには少し難がある。石垣は必見。
次の目的地岩櫃城に移動
岩櫃城
2018年7月21日
続100名城巡り北関東編、初日の三つ目。岩櫃城(続100名城の14城目)
青春18切符で沼田を13:31発、渋川で吾妻線に乗り換えて岩櫃に14:57到着。
すでに名胡桃、沼田の二つでへとへとになっているところに、軽登山に等しい岩櫃はきつかった。
途中行き違ったハイカーに道順を尋ねたが、その方は事前に案内所に行き方を聞いたとのこと。往路は岩櫃駅からのタクシーを勧められてそうしたが、言うとおりにしてよかったとしみじみと言われた。確かにその通り。徒歩では案内所まで40分の道のり。
案内所で「群馬3城を終わりました」と伝えるともらえるというクリアファイルをいただいた。ありがとうございました。係りの方に、本丸までの道順と巡り方をうかがっていざ本丸を目指す。本丸まで約15分。
記録的な猛暑の中、最寄り駅と続100名城への往復を1日に三回。いずれも片道40分から50分。さすがに疲れた。
当日の宿泊は栃木県佐野市で。
唐沢山城
2018年7月22日
続100名城巡り北関東編、二日目は栃木県唐沢山城。(続100名城の15城目)
その前に佐野駅北側にある佐野城へ。南北に延びる連郭式の遺構がよくわかる。唐沢山城へ行くなら、佐野城へ立ち寄るのはお奨め。
東武佐野線7:33佐野駅発で田沼駅へ(7:46着)。ここから徒歩で唐沢山へ向かうが、大変だった。麓まではほぼ一直線で難なくたどり着けたが、そこから先は2車線の自動車道路をひたすら登らなければならない。九十九折を息も絶え絶えに登った。しかも記録的な猛暑、まだ早朝なのに汗まみれになる。日傘代わりに持ってきた雨傘も、途中からは杖代わりに。
ようやく到着。南城からは絶景。江戸の火事が見えると言われるが、この日の唐沢山城は火事場のごとく暑くて暑くて。
福知山城
2018年7月30日
続100名城16城目。すでに登城済みで、この日は正直スタンプ目当てのものであった。福知山城といえば明智光秀。主君殺しの大悪人であるはずが、名君として人気が高い。城内の展示もその治績が多くを占めている。こうした光秀への評価は丹波亀岡でも同じようだ。
人の業績をことさら負の部分にだけ焦点を当てるのでなく、評価すべき点を評価するという平等な視点が日本人の良さだと思う。大河ドラマ放映中のせごどんにしても、いま風に言えば、反政府武装勢力のリーダーで、国家転覆を謀るテロリストと決めつけることも可能なのに、上野の山に、鹿児島城の脇に銅像が残り、数々の小説やドラマの主人公として人気が高い。日本人の優しさ、寛容さがそこに現れている。日本素晴らしい。日本人素晴らしい。
笠間城
2018年8月18日
続100名城17城目。
青春18きっぷで上野駅を6時04分に出発。友部駅で乗り換えて笠間駅に8時ちょうどに到着。徒歩で駅前の道をまっすぐ北へ。まずは日本三大稲荷の一つ、笠間稲荷に参詣。9時になるのを見計らってかさま歴史交流館井筒屋へ。スタンプ押印。良好。城への道順を案内いただいた。ありがとうございました。往復40分とのことだったが、登りは30分、下りに20分を要した。そこそこに険しい。本丸八幡台にあるあずまやを佐志能神社と見誤り、これで到着と思ったのにまだ先があることを知り、がっくり。そこからもう一踏ん張り。頑張って登り切った甲斐あり。ここまでくれば天守台の石垣は見なければ勿体ない。下山後、道を800メーター北に。真浄寺に移築された八幡台櫓を確認し、笠間城の全行程終了。次の目的地土浦城へ。笠間駅12時発の列車に乗車。
土浦城
2018年8月18日
続100名城の18城目。
笠間からJRで土浦へ移動。笠間城が軽登山であったのに対し、土浦は平城で助かる。土浦駅から徒歩で城に向かうが、高架道路に出会ったところで左折し、道路に沿って南門跡へ。東光寺の墓地の片隅にある土塁跡は見逃せない。土浦小学校の校門に大手門跡の案内が残り、そのあと本妙寺脇の道を抜けて堀を渡るとそこが二の丸。東側に残る旧前川口門を見た後、太鼓門から本丸へ。広く長方形の本丸を東西から挟むように、東櫓と西櫓がある。スタンプは東櫓にて。西櫓の南脇を抜けて、橋を渡り城外へ。土浦第一中学校そばの郁文館正門を見てから再び城へ戻り、今度は本丸を西から東へと抜け、北東隅の霞門をくぐり、土浦駅へと戻る。このコースが効率よく見学できるのでお試しあれ。
新府城
2018年8月19日
続100名城巡り山梨編の一日。最初は新府城(続100名城の19城目)
青春18切符で都心から甲府へ(8:09着)。新府城と要害山城の2城を電車・バス、徒歩だけで回る方法を考えたが、?新府城のスタンプ設置場所(韮崎市民俗資料館)へ立ち寄らなければならいこと、?要害山城(積翠寺)へのバスの本数が極めて少ないことから、レンタカーで回ることにした。
甲府駅前でレンタカーを借りて、韮崎市民俗資料館でスタンプ押印。南東方法に富士の影が見える。
新府城駐車場へ駐車(無料)。県道を渡ってすぐ前に東出構跡があり、そこから新府城を左に見ながら反時計回りに、西出構跡、乾門枡形虎口、二の丸を経て、城をほぼ半周したところで本丸へ。藤武神社に参拝し、再び反時計回りに馬出、西三の丸、東三の丸から大手枡形虎口へと一周する。駐車場に戻る前に、県道東側に残る東側枡形も見逃せない。
要害山城
2018年8月19日
続100名城巡り山梨編の一日。二つ目は要害山城(続100名城の20城目)
新府城からレンタカーで甲府駅北口に戻り、駅前のコインパーキングに駐車(30分以内無料)。藤村記念館でスタンプ押印。恥ずかしながら島崎藤村所縁の建物かと思っていたら、藤村(ふじむら)さんは音楽家だった。係の方が、展示写真を用いて、要害山城への行き方と、おおよその説明をしてくださった。また駐車は積翠寺では少し遠いので、城への登り口にある施設に置かせてもらえばよいとアドバイスをいただいた。ありがとうございました。車はその通り、その施設にも断って置かせてもらった。助かった。
そこからはまさに登山。登りに35分、下りに25分を要した。
主郭部まで登り切ったら、あと少しなので反対側へ下る尾根道を辿り、竪堀跡を見られることをお勧めする。柵もない尾根道で、足を踏み外すのが怖い箇所もあるが、高所恐怖症の私でも行けたので何とかなるだろう。
忍城
2018年8月25日
続100名城巡り埼玉編の一日。最初は忍城(続100名城の21城目)。
川越からレンタカーで行田へと向かう。忍城はこれが二度目。城西側の駐車場に駐車(無料)。行田郷土博物館へ。入場料200円。ここでスタンプ押印。行田は最近映画にテレビに何かと話題になったが、館内の展示のうち、足袋に関するものは必見。そのほかにも興味深いものがあり、200円でこの内容とはお値打ちあり。
外へ出て城見物に回るが、見どころはそれほど多くない。鐘楼、復元門、御三階櫓、あずま橋。行田市役所寄りにある冠木門。博物館南側の竹を基調とした庭園は美しい。伝藩校進修館の門の外側に本丸土塁跡が残り、これが遺構としては最も値打ちがあるのかも。駐車場へ戻るときにほんの少しだけ足を延ばして見られることをお勧めする。
菅谷館
2018年8月25日
続100名城巡り埼玉編の一日。二つめは菅谷館(続100名城の22城目)。
レンタカーで忍城から菅谷館に移動。
埼玉県立嵐山史跡の博物館にてスタンプ押印。博物館の建物を囲むように三ノ郭、その先に二ノ郭、本郭、南郭と順に並ぶ。なかなか広大なもので、見どころも多い。残念なのは季節柄夏草が生い茂っていたこと。二ノ郭では丁度係の方が草刈りの真っ最中だった。今年は特に暑い夏、作業も大変とお見受けします。二ノ郭と本郭の間の土塁や堀が見事。西ノ郭にも足を延ばしたいところだが、時間との関係であきらめた。
杉山城
2018年8月25日
続100名城巡り埼玉編の一日。三つめは杉山城(続100名城の23城目)。
レンタカーで菅谷館から移動。
嵐山町役場でスタンプ押印。庁舎が立派すぎるくらい立派なのにびっくり。また駐車場の広いのにびっくり。
そこから杉山城へ移動し、玉ノ岡中学校体育館脇まで行ったが、時間との関係もあってそこまで。城は下から見上げるに留まった。
滝山城
2018年8月26日
続100名城の24城目
滝山城は二度目。せっかくここまで来たので、これも二度目となるが八王子城にまず登城。御主殿跡まで行ったに留まったが、前回来た時はちょうど整備中。工事機材などが入って往時を偲ぶのに難があった。今日は来て正解だった。
そのあと滝山城へ。加住市民センターでスタンプ押印。資料も入手していざ登城。車は滝山観光駐車場へ駐車(無料)。前回の記憶にも頼りながら、滝山城址下バス停から三の丸、二の丸へと辿り、突き当りを左折して中の丸へ。中の丸にある建物は何なのだろう。神社でもなく、人が住んでいるのでもなく。中の丸北側から見下ろす多摩川がなかなかよい景色だ。曳き橋を渡って本丸へ。夏草が生い茂る。どうしてもこの季節、蚊に食われて仕方がない。噂のスズメバチに会わずに済んだのを幸いとすべきか。
石垣山城
2018年9月9日
続100名城の25城目。
青春18切符で都内からJR早川駅へ(6:47着)。徒歩で石垣山城へ。地図や資料を持たずにやってきたので道順に不安があったが、駅から城まで案内が行き届いており、迷うことなく到着できた。ただ林道は舗装されているが、片道2キロ余り、登りは40分、下りは30分を要した。今年特有の猛暑は去ったとは言え、まだまだ暑い。
さて石垣山、予想以上に整備され、また見ごたえがある。スタンプは駐車場わきのトイレの前に置かれている。そこから登城。正面左に聳える石垣、ところどころ崩れているのが味わい深い。順路に沿って二の丸(馬屋曲輪)、井戸曲輪、本丸、天守台跡、西曲輪と反時計回りに回る。思いのほか広い。
二の丸の先の展望台から小田原城を見下ろす。関東の連れションはこのあたりで行われたのか?
興国寺城
2018年9月9日
続100名城の26番目。
25番目の石垣山城のあと、青春18切符で早川駅(9:11発)から原駅(10:03着)に移動。電車で移動中に雷雨があり、原駅到着時にはあがっていたものの、ホームがびちゃびちゃで、かなりの雨量だった模様。原駅から徒歩で興国寺城へ向かうが、行く手北側にはおびただしい入道雲が見え、いつ夕立に見舞われるかわからないと不安になる。結果的に雨に会わずに済んだのは幸い。
原駅から興国寺城まで2.5キロの道のり。石垣山のような上り下りもしんどいが、日陰のない直線道路をトボトボと歩き続けるのもこれまたしんどい。
ようやく到着すると、広大な三の丸、二の丸があり、その正面に本丸。穂見神社の社殿脇にスタンプが置いてあり押印する。神社裏に伝天守台や西櫓台があり、大空堀の向こう側に北曲輪が。大空堀は歩くことも可能。見学者向けに整備してもらえているのだろうと思う。伝天守台や北曲輪への道は短いが結構険しく、途中手すりが壊れていたりなどして、登り降りは結構気を遣った。
青春18切符を使って5度の旅も今日で終わり。とにかく暑い熱い夏だった。
諏訪原城
2018年9月15日
続100名城巡りの27城目
掛川駅を挟んで南北に2城(諏訪原城・高天神城)を回る一日。掛川城からレンタカーでまずは諏訪原城に。
城の入り口前の駐車場に駐車(無料)。城跡ガイダンス施設を建設するらしく、基礎工事の真っ最中。工事用資材を積んだトラックが停まり、駐車場は狭くなっていたが、ほかに見学者もなく、駐車に難はなかった。
駐車場から大手南外堀にかかるところに資料置き場があり(野ざらし)、その横のキャビネット引き出しの中にスタンプあり。スタンプはカスレあり、少し残念。係の人の全くいないのが、続100名城の多くに見られるが、ここもその一つ。
もっとも先ほどの資料を手に、あとは順路に従って見学すれば、余すところなく城を回れる。順路案内はとても親切で判り易かった。また城内、高低差はほとんどなく、楽に回れる。所要時間は30分、じっくり見ても1時間というところか。
次の目的地、高天神城へ移動。
高天神城
2018年9月15日
続100名城の28番目。
諏訪原城から車で移動。その途中スタンプのある大東北公民館へ。施設名の響きがローカルなだけに、カーナビが所在地を認識するか心配だったが、問題なかった。
スタンプを押印していると、係の方が声をかけてくださって、城への行き方、回り方を教えていただいた。ありがとうございました。城への登り口は二か所、追手門からか、搦手門からか。追手門からの方が正攻法のように思えて、そちらを選んだが、近所まで行って道を尋ねた地元の方が、道が崩れているところがあるので、北から(搦手門)の方がよいとのアドバイス。搦手門側から高天神社の鳥居をくぐって登り始めるとすぐに、行く手に急勾配の石段が見える。どこまで続くか不安がよぎるが、結果それほど長いものではなかった。途中の三日月井戸には金魚が泳ぐ。登り切って左に折れて、御前曲輪跡、本丸跡、的場曲輪跡を見て、そのあと、高天神社に。ここが西の丸跡で、井戸曲輪もある。
結構道が険しいという情報もあったが、搦手門から本丸まで10分。上での滞在時間と下りも入れて30分もあればそこそこ回れる。追手門からの登りをあきらめた分、三の丸跡は見られなかった。
鮫ケ尾城
2018年10月19日
続100名城29城目
日本名城巡り、新潟富山編三日間の旅の初日。
北陸新幹線上越妙高駅で下車し、レンタカーで鮫ヶ尾城へ。斐太神社横の駐車場に駐車。斐太歴史の里総合案内所でスタンプ押印。地図をもらって登城。宮内池を右手に見ながら東遺構群へ登り、そこから尾根伝いに本丸、そのあと北登山道を下って元の案内所に戻った。ところどころきつい坂もあったが、さほど困難でもない。当初の案内では40分ほどと言われたが、1時間は見ておいた方がよいかも。案内所に戻るお茶とお手製の大根の浅漬けをサービスいただいた。浅漬けは抜群に美味しかった。ありがとうございました。汗の引くのを待ちながら世間話をしていると、ぽつりぽつりと雨が降り出した。しばらくすると大雨に。山中で雨に逢っていたら大変だった。一足違いでよかった。次の目的地、高田城へ移動。
高田城
2018年10月19日
続100名城30城目
日本名城巡り、新潟富山編三日間の旅の初日。
鮫ヶ尾城からレンタカーで移動。鮫ヶ尾城を出るときに降り始めた雨が次第に強さを増し、また雷が激しい。高田城三階櫓が見える南側の駐車場に着いた時には、車から出られないくらいの大雨になってしまった。実は高田城は2013年8月に春日山城を訪ねた際に来城済み。雨も激しいことから、今回は上越市立総合博物館にてスタンプ押印だけにとどめることにした。
せっかくのことなので、春日山城(再訪)、林泉寺も訪ねることに。この日の宿は上越市内にて。
村上城
2018年10月20日
続100名城31城目
日本名城巡り、新潟富山編三日間の旅の二日目。
前夜は上越市内に宿泊し、早朝からレンタカーで村上へと向かう。日本海に沿って細長い新潟県を南から北へ縦断往復する一日となる。おしゃぎり会館にてスタンプ押印。隣の若林家住宅を見学した後、村上城へ。城山麓の羽黒神社に駐車し、いよいよ登城する。七曲りと呼ばれる坂を上りきると四ツ門跡。そこまで来てまだ遠く先に石垣や天守台が見えると「え、まだ上があるの?」としんどくなるが、道のりは整備されており、ゆっくり登ればさほど困難でもない。天守台から眼下に三面川、その先に日本海と絶景。麓から天守台への往復、何度も行きかう女性あり。「何度往復されるのですか」と問うと「毎日5往復」とのこと。初老とお見受けするが、こちらが恥ずかしく感じるほどの健脚。よい健康法です。
富山城
2018年10月21日
続100名城32城目
日本名城巡り、新潟富山編三日間の旅の最終日。初日二日の新潟(鮫ヶ尾、高田、村上)を終えて、宿泊先の上越市から今度は富山へ南下。高速道路で富山城へ向かう。
城の北側にある駐車場に車を止めて登城。南側の堀、天守台の石垣、千歳御門が見どころといったところか。模擬天守も堀越に眺める方が景色的にはお勧め。スタンプは天守内にて。スタンプだけなら入場料は無用。
名城巡り三日間の旅の最終目的地、増山城へ移動。
増山城
2018年10月21日
続100名城33城目
日本名城巡り、新潟富山編三日間の旅の最終日。富山城から車で移動。
まずは増山城陣屋に行くが、スタンプはシールにしたものが置いてあるのみで、スタンプそのものは砺波市埋蔵文化財センターにあるとの案内。せっかく来たのだからと足を延ばしたが、ナビでの案内が正確に出ない。ようやく砺波市立庄東小学校の一角にあることを知り、たどり着いたが、ナビでは小学校で探した方がよいかも。
ところで増山城自体は都会の喧騒を忘れさせてくれるような立地。周囲の田園風景が素晴らしく心洗われる。城の一の門への誘導路には水力発電所があり、これまた珍しい。
本佐倉城
2018年11月11日
続100名城34城目
京成線で大佐倉駅下車。スタンプは駅改札外に置かれてあり、そこで押印。大佐倉は無人駅、電車から降りたのが3人で、その3人がスタンプのところで列を作ることに。なんか気恥ずかしい。続100名城は人知れずひっそりしたところが多いので、このようなことがありがちだ。
城は駅から徒歩でおよそ15分。関東平野の牧歌的風景の真っただ中にある。実はここは二度目の登城。前回(2014年1月)すでにそうだったが、案内板が行き届いており、見学しやすい。前回の写真を見返すと、短く刈り取られていた木や草が、今回はそれなりに伸びてきている。見通しが悪くなったところもあるが、古城の風合いは増したかも。
岸和田城
2018年12月2日
続100名城巡りの35城目。
10年以上前になるか、月に一回、岸和田城隣の岸城神社に来る用事があり、何度訪ねたことか。そのたびに横目に城は見ていたが、いつも堀越し。今日は間近に迫り、天守内も見学。本丸に入ると、大勢の人がスマホ片手にたむろしている。天守見学を終えて表に出たら、人っ子一人いない。ポケモンGo のキャラクターゲットで集まってきたのであろうが、場所と時刻の情報はどうやって入手するのだろう。八陣の庭はバリケードで囲われていたが、ところどころ先の台風の影響で大木が倒れており、近づけないのも仕方ないか。
堀を左手に見ながら城を一周。城の南側にある五風荘ががんこ寿司になっていたのにも驚いた。
水城
2018年12月8日
続100名城巡り福岡編初日その1 水城(続編の36城目)
 空路福岡へ、地下鉄で博多駅、そこからJR在来線で水城へ。乗車時間15分。
 駅に着くとすぐ東西に水城が見える。まずは駅舎がある東側の土塁を見ることに。裏手(南側)に回って、土塁を左手に見ながらまっすぐ東端へ。そこから北側に回って駅方面へと戻る。途中土塁の上へ登れるところもあり。
 線路を渡って西側に。西口門を確認し、駅へと戻る。鉄道が城を分断するのは残念ではあるが、今となっては致し方ないか。長篠城や甲府城を思い出す。
 スタンプは駅事務所にて押印。次の目的地久留米へと向かう。
久留米城
2018年12月8日
続100名城巡り福岡編初日その2 久留米城(続編の37城目)
 水城からJR鹿児島本線で久留米へ移動。
 久留米はブリジストンタイヤの企業城下町。駅東側ロータリーに巨大なタイヤのモニュメントがある。観光案内所で入手した街歩きガイドを見ながら、久留米城址へ。前方の久留米大学医学部病院の建物が見え、篠山神社(城址)へまっすぐ伸びる道路の左手にタイヤ工場がどこまでも続く。ここでの稼ぎで、かつてのバカ総理はお小遣いを毎月1000万円ももらっていらっしゃったのだろう。
 城址は立派な石垣に囲まれ、本丸全体が神社境内になっている。城の北側からは筑紫二郎(筑後川)の絶景が。スタンプは社務所で押印。
 城見物のあとは、ガイドに従い筑後川左岸を下流に向かって散策。梅林寺を経て久留米駅へ。次の目的地基肄城へと向かう
基肄城
2018年12月8日
続100名城巡り福岡編初日その3 基肄城(続編の38城目)
 久留米からJR鹿児島本線で基山駅へ移動。
 駅から城まで徒歩で1時間20分の表示あり。まずは基山町民会館へ向かう。ここまで徒歩で15分。行く手前方に基肄城が見える。標高400メートルとあるが見上げるほど高い。この先片道1時間は覚悟しなければと思っていたところ、今年の豪雨災害で、通行止め区間があり、通常の登城ルートは使えないらしい。車でなら草スキー場駐車場まで行けるとのことだが、あいにくの徒歩。せっかく来たのに残念だと思う反面、あきらめる理由ができた安堵が交錯する。
小倉城
2018年12月9日
続100名城巡り福岡編二日目 小倉城(続編の39城目)
 前夜は博多に泊まり、午前中に移動。観光の目的は門司港レトロ街だが、小倉で途中下車し、徒歩で小倉城へ。
 実は小倉城は5年ぶり二度目。前回隈なく歩いたのと、現在天守は改装中で入れないため、この度は小倉城庭園入場券売り場でスタンプを押印するにとどめる。
 小倉西駅の方が近いことを知り、帰りは同駅へ。再びJR鹿児島本線で、終点門司港へと向かう。
大多喜城
2019年2月17日
続100名城巡りの40城目。これで関東の続編は全て終了。
シナガワグースから大多喜駅行きの高速バスに乗車。1時間半で到着。いすみ鉄道のローカルな雰囲気がよい。駅前の観光案内所でガイドを入手。また電車もバスも本数が少ないので、帰りの便もおおよその見当をつけておく必要がある。
ガイド地図にしたがい、徒歩で大多喜城へ。往きはメキシコ通りから観光物産センターへ通じる道を採ったが、これは遠回り。県立大多喜高校への進入路から登った方が近い。天守への入場料200円。入り口にスタンプ押印だけのために無料申し出はお断り的な看板がかかっている。そのせいか、スタンプの設置場所は2階になっており、200円は必須。城郭としては見所に乏しい。
駅に戻り、街中を散策。房総の小江戸大多喜は、蔵造りの家も残り、川越ほどでは無いが、静かな佇まいがよい。
帰りも高速バスで東京へ。バス代は片道1850円。
芥川山城
2019年3月3日
続100名城の42城目
高槻市しろあと歴史館へ赴き、スタンプと情報を入手。
 前からこの城へのアクセスは難しいと思っていた。最寄りのバス停からは遠そうだし、車で行っても駐車場所がなさそう。今日は行き方を教えてもらうのを主目的に歴史館を訪ねた。歴史館の職員が親切に対応案内してくださったのだが、?昨年の台風21号の影響で城へ通じる道は危険な状態であり、また私有地であるため復旧の見通しはわからない。?最寄りバス停からは遠く、市の施設である摂津峡公園に駐車したとしてもこれも城から離れているとのこと。「行って行けないことはないものの、相当歩くことになり、やはり危険なのであくまで自己責任でお願いしたい。こちらとして今はお奨めできない」とのこと。登城はしばらく様子見に。
高島城
2019年4月20日
続100名城の42城目
 新宿を、7時ちょうどのあずさ1号で上諏訪駅へ。駅からケヤキ並木を歩いて高島城へ。
 東京では終わった桜が、ここ信州では真っ盛り。つぼみも残っており、まだ4,5日は十分に花見を楽しめそうだ。道路沿い左手に味噌蔵が続き、その先の道は若干の折れがあって中門川、架かる橋が三之丸橋、渡れば二の丸で、前に高島城の石垣と桜が見えてくる。
 冠木橋を渡って冠木門から入場。橋から右手に天守と桜が。ここが撮影ポイントと大勢の観光客が代わるがわるに記念撮影。なかなかよいポジションが確保できない。それにしても外国人の多いこと。こんなに都会から遠いところに(失礼)まで来てくださる外国の方々に感謝。日本のよさをどうぞお楽しみください。
 天守の入場料300円。スタンプは入場料を払わないと押印できないところに設置されている。
 次の目的地龍岡城へ移動。
龍岡城
2019年4月20日
続100名城の43城目
 高島城のある上諏訪駅から小淵沢へ。そこで小海線に乗り換えて臼田まで。途中JR最高地点駅の野辺山駅を通る。標高1345メートル。
 臼田駅から徒歩20分で龍岡城へ。途中の道路標識に「日本で海から1番遠い地点」まで10キロとの文字が。そんなところがあるのだと妙に感心する。
 信濃の五稜郭にも大勢の観光客が。高島城のように外人はなく、年配の人が多いように思います。城内に小学校があるが、景色とうまく溶け込んでおり違和感はない。城郭の保全は十分で、ぐるりと一周して西洋式の砦の形を実感できる。小学校の裏手(城の南側)で堀が途切れる。水が淀んでおり、ごみがたまっているのが少し残念。
 スタンプは城の北側にある五稜郭であいの館で押印。シャチハタ式なのに誰かがスタンプインクを着けようとしたのだろう、枠線が出てしまいとほほ。
 これで続100名城の甲信越を完了。
米子城
2019年5月3日
続100名城の44城目
大阪から中国自動車道、米子道と片道4時間のドライブ。連休真っただ中ではあるが、新名神高速の開通により、地獄の宝塚トンネル渋滞は見事に軽減された。ありがたい。
米子歴史資料館にてスタンプ押印。資料もここでいただいた。元は市庁舎だった建物らしい。一昔前の洋館建ての雰囲気。係の方に米子城の駐車場と登城口を教わり、港山公園側から登城開始。麓から天守台までずっと石段が整備されている。歩幅も大きくなく、歩きやすい。
天守台までゆっくり歩いて30分。天守台の手前、本丸番所跡から見上げる高石垣がよい。岩村城の六段石垣を思い出す。七尾城もこんな感じだったか。眼下に米子の街と中海が。眺望が素晴らしい。遠く大山も見える。
次の目的地、備中高松城へ移動。
備中高松城
2019年5月3日
続100名城の45城目
米子道から高速道路で移動。
高松城址公園資料館でスタンプ押印。資料もいただいた。秀吉の備中高松城攻めに関するDVD説明あり。簡潔にまとめられており、また水責めの模様を地形を織り込んで説明、判り易い。
資料館を出ると、前面に低地が広がる中、右手が本丸跡との案内があり、次第にどこが水に浸かり、どこに地面が残ったのか、残った僅かさがどれくらいだったのかが実感できる。本丸前のアヤメが盛り。
車で蛙ヶ鼻へ移動。水責めの際に築いた土手がわずかに残るのみだが、一見の価値あり。是非お見逃し無いように。
秋田城
2019年5月31日
東北名城巡りの旅 初日 続100名城の46城目 前夜東京駅八重洲口バス停21:50発のドリーム秋田号に乗車。翌朝6時半、秋田駅東口に到着。朝はさすがに肌寒く、用意していた薄手のセーターが役に立った。
 レンタカーを借りてまずは久保田城へ(再訪)。そのあと秋田城へ。史跡公園管理棟に駐車し、スタンプ押印。ボランティアガイドがおられて案内を乞う。まずは東門方面へ。古代沼を経て古代水洗トイレへ。トイレは実にユニーク。必見。
 道を取って返し、城内東大路を西へ。政庁跡を見学。およそ一時間の案内。ガイドさんありがとうございました。
 次の目的地、脇本城へ。
脇本城
2019年5月31日
東北名城巡りの旅 初日 続100名城の47城目
 秋田城から国道101号線をひたすら北に向かうこと40分。道中、左手に日本海が見え、風力発電の施設が林立する。
 生鼻崎トンネルの手前、右手に脇本城へ通じる脇道がある。しっかり見ておかないと見過ごしてしまう。脇道が急勾配の登りで、車1台が通れる幅しかない。途中一か所対向箇所があるのみで、運転は結構気を遣う。
 車で登りきったところにプレハブの資料館(無人)があり、ここでスタンプ押印。
 あとは徒歩で城を目指すが、思いのほか広大で、すべてを見るにはかなり時間がかかる。内館を中心に見学。日本海が眼下に見えるが雨模様。天気がよければもっと景色も楽しめるのだろう。
 今夜の宿泊地、山形県鶴岡市へ。
鶴ヶ岡城
2019年6月1日
東北名城巡りの旅 二日目 続100名城の48城目
 前日に秋田城、脇本城を回ってから、前夜、鶴岡に入り宿泊。
 公園東駐車場に駐車(無料)。
 鶴岡公園の入り口の商店の方からお声掛けがあり、鶴岡公園周辺マップをいただく。またおおよその案内もしていただいた。ありがとうございました。
 城の中心地は荘内神社になっており、神社を三方から取り巻く堀が城の名残を留める。神社参拝ののち、藤沢周平記念館を見学。そこから、堀を右手に見ながら神社の周りを一周。神社を取り巻く樹々の新緑が印象的。
米沢城
2019年6月1日
東北名城巡りの旅 二日目 続100名城の49城目
 鶴岡から山形城(再訪)を経由し、米沢へ。
 城跡が上杉神社。このパターンは、今朝の鶴岡城と同じだが、さすがに上杉の居城跡だけあって、観光地化されている。参拝客と観光客が多い。
 上杉城史苑前に駐車(無料)。
 米沢観光コンベンションセンター観光案内所でスタンプ押印。
神社に参拝、上杉謙信祠堂跡、上杉伯爵邸と廻る。
 当日の宿泊は米沢にて。
白石城
2019年6月2日
東北名城巡りの旅 三日目・最終日 続100名城の50城目
 前夜宿泊地米沢からレンタカーで移動。
 至近の駐車場がなかなか見つからず、城山下にある野球場横の駐車場に駐車。そこから登って大手二門の前まで。ここにおられたガイドさんに案内を乞う。随所に伊達愛、片倉愛が垣間見える説明。親切丁寧で判り易いガイドありがとうございました。天守入場料400円。
 天守下石垣の外側に、当地出身18代横綱大砲万右衛門の銅像あり。
 城下の武家屋敷も見学。入場料200円。
 この後、仙台城、多賀城(いずれも再訪)と廻り、夕刻東北新幹線で帰京。
 二泊三日の東北巡り終了。これで続編は半分の50城。ここまで14か月。残る半分は、いったいどれくらいかかるか? いや制覇できるのか?
延岡城
2020年1月14日
続100名城の51城目
宮崎駅からレンタカーで延岡へ。高速道路のドライブは快適だが、宮崎県は南北に長いことを実感する。
城の南側駐車場に駐車し登城。ほどなく三の丸に着く、そこから本丸への道があり、すぐに天守台跡へ。意外と狭い。
本丸から二の丸へと下り、二階櫓門跡、二階櫓跡を順次見る。城山公園管理事務所にてスタンプ押印。事務所は無人でスタンプは配置されているだけ。
あとで気づいたが、見学の順路を間違えた。順路は、北側駐車場から?北大手門、?千人殺し石垣、?二の丸 ?本丸 ?天守台跡、?三の丸と廻る方が城の構造も判り易く、見ごたえもある。
佐土原城
2020年1月14日
続100名城の52城目。
延岡城から移動。二の丸御殿は閉鎖中。火曜日はそうであるらしい。
佐土原城は2年前に一度来て見学済みでもある。そのときは続100名城に指定されていたが、スタンプが始まる前でもあった。
今回はスタンプゲットで良しとしよう。スタンプは道路を挟んだ向かい側の物産店にて。
九戸城
2020年11月7日
東北続100名城巡り1日目
続100名城巡りの53城目 
早朝の東北新幹線で上野から二戸へ。駅前でレンタカーを借りて、九戸城へ移動。駐車場前にある案内所でスタンプ押印。マップをいただき、順路を教えていただく。正面に見える土塁を左側に回り、ほぼ時計回りに、外側を周回。石沢館、搦手から二の丸に入ると本丸も含めて展望もよく、広大できれいに保存されている。修復中の大手門から外へ出て、駐車場に戻る。途中、右手に見える絶壁が壮観。地元の中学生であろうか、教員風の方の説明を熱心に聞いていた。
次の目的地、浪岡城へ移動。
浪岡城
2020年11月7日
東北続100名城巡り1日目
続100名城巡りの54城目
九戸城からレンタカーで移動。せっかくのドライブでもあるので、十和田湖に立ち寄ったが、東北の晩秋を甘く見てはいけない。風も強く、寒かった。
浪岡城は広大。まずは案内所でスタンプ押印。ここからほぼ半時計回り、猿楽館、東館、外郭、北館、西舘、内館、と見て回る。順路は整然としており、また建物の遺構にそって塀や柱跡が設けられ、判り易い。
できれば8年前に行った弘前城にも立ち寄りたかったが、東北地方は広く、秋の日暮れは早い。もとの二戸に戻り、レンタカーを返却。新幹線で郡山へ移動し、宿泊。
三春城
2020年11月8日
東北続100名城巡り2日目
続100名城巡りの55城目
郡山駅前でレンタカーを借りて、三春へ。
三春町歴史民俗資料館でスタンプ押印。車でお城坂を登る。結構な急坂。資料館で教えてもらった通り、中腹の駐車場に車を停めて、あとは徒歩で登城する。
東北の秋は早く、落ち葉を踏みしめながらの登城。足元は整理されており、登りやすい。春なら満開の桜がさぞ美しいことだろう。帰りに愛姫(めごひめ)生誕の碑に立ち寄る。当地の名を知ったのは、大河ドラマ独眼竜正宗の正室愛姫が三春田村家の出身だったことから。桜田淳子(同い年)が好演した。しかし田村家は小田原参陣に遅れ、秀吉の勘気に触れ没落する。これを悔やむ家老役が山形勲。貫禄ある演技だった。なお、生誕の碑はわざわざ見るほどのものではない。
車で次の目的地、向羽黒山城へ移動。
向羽黒山城
2020年11月8日
続100名城巡りの56城目
三春からレンタカーで高速道路を移動。1時間半ほどのドライブ。途中、右手に磐梯山、素晴らしい景色で、写真に収めるのは帰りに思ったのが失敗だった。帰りは雨で見えず。往きに撮っておくのだった。
城山の中腹にある向羽黒山城跡整備資料室でスタンプ押印。係の方が大変親切で、城見物の順路を立体模型で示しながら教えてくださった。熊出没の看板があったので、心配していると「夜行性なので昼間は大丈夫」とのこと。そうなのかなぁ。
資料室からさらに車で登り、駐車場に停めて登山開始。結構な山登りだし、足元も決して良くない。気をつけて登ってください。資料室で教えていただいた堀切の数々が見どころ。
そのあと、7年ぶりに会津若松城、そして日新館と廻って、一泊二日の旅を終える。
これで続100名城は東北、関東、中部を終了。
志苔館
2021年7月16日
北海道続100名城巡り 1日目
志苔舘 続100名城の57城目
 志苔舘は箱館空港のすぐ隣、空路箱館入りが便利なところ、一度は乗りたい北海道新幹線に乗って、上野から新箱館北斗駅まで移動。コロナの影響なのか、ただでさえ空席の多い列車が、新青森を過ぎたときには同じ車両に二人だけという閑散ぶり。新函館北斗から在来線で函館へ移動する面倒臭さも、新大阪・大阪の比ではない。大丈夫か、北海道新幹線。
 志苔舘は、入り口のあずまやにスタンプあり。天地を用心して押印したつもりが、真逆に。とほほ。志苔館内部は、建物跡などを杭打ちして配置を明らかにする工夫は施されているが、残念ながら夏草が生い茂り、わずかに人が踏みしめたあとを辿るのみ。
景色は堪能。眼下に津軽海峡を見下ろし、向こうに函館山が見える絶好の位置関係。箱館も真夏の暑さだが、海風が涼しく、本州のような蒸し暑さはない。
上ノ国勝山館
2021年7月17日
北海道続100名城巡り 2日目
上ノ国勝山舘 続100名城の58城目
前日は箱館に宿泊し、レンタカーで勝山舘へ。2時間弱のドライブ。
この日も昨日に続いて快晴。北海道とは言え日差しは強く暑い。でも高台を吹き抜ける風が爽やか。
ガイダンスハウスでスタンプ押印。入場料200円。15分ほどの解説ビデオあり。全容がわかってよい。いよいよ、城巡りへ。ガイドハウスの方が熊除けの鈴を貸して下さった。ヒグマに対して本当に役に立つのか疑問だし、やはり恐い。事故があったなら立ち入り禁止になるだろうと言い聞かせながら出発したが、自分が犠牲の第一号になるのではと肝っ玉の小さいものはどこまでいっても臆病だ。
城全体を見るとなると、車の置き場所の関係で往復しなければならない。本曲輪まで行ってガイダンスハウスへ戻った。搦手門のあたりから見下ろす景色は一幅の水彩画のようでしばし見とれてしまった。
これで続100名城のうち、東日本(北海道・東北・関東甲信越プラス富山、静岡)が全終了。
宇陀松山城
2022年6月16日
続100名城 奈良県・三重県日帰り3城巡り
 一つ目は宇陀松山城。続100名城の59城目(通算159城)
 まちづくりセンター千軒舎でスタンプ押印。駐車場が狭いと聞いていたが、幸い先客もなく、駐められた。城への道は、春日神社から登るルートと、千軒舎の裏側からのルート(赤砂利ルート)があるとの表示があり、前者を選ぶことに。
 町は古風な家々が軒を連ね、なかなかの趣がある。ところが、春日神社からのルートは草むす道で、森の中を進むもの。ようやく開けたところに出てきたので、これで登り切ったかと思ったが、そこが雀門跡。本丸まではまだひと頑張りしなければならない。足下は悪いので、靴はしっかりしたものをお薦めする。
 帰りは赤砂利ルートを辿って千軒舎へ。次の目的地は多気北畠氏城館。
多気北畠氏城館
2022年6月16日
続100名城 奈良県・三重県日帰り3城巡り
 二つ目は多気北畠氏城館。続100名城の60城目(通算160城)
 宇陀松山城から車で小一時間。北畠神社に到着。
 鳥居前左側にJAの駐車スペースがあり、そこに駐車。
 神社の佇まいそのもので、城の遺構は確認しづらい。本来は神社を起点に周辺の曲輪なども見て廻るべきだろうが、境内南側にある庭園(有料300円)を見て、次の目的地(田丸城)へと移動。
田丸城
2022年6月16日
続100名城 奈良県・三重県日帰り3城巡り
 最後三つ目は田丸城。続100名城の61城目(通算161城)
 多気北畠氏城館から左に出て県道を走るが、これが結構な隘路だった。田丸城まで一時間のドライブ。
 村山龍平記念館でスタンプ押印。
 城への登り口左手三の丸に玉城中学校があり、ちょうど下校時刻と重なった。車が入るに十分な道幅だが、自転車で下校する隊列と行き違いになり、事故になってもいけないので少々待機することに。
 石垣が綺麗に保存され、本丸、天守台跡へと進む。天守台からは眼下に広がる平野、この景色が素晴らしい。