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メンバー情報

ID251
名前うみんちゅ
コメント10年くらいかけてゆっくりと制覇するつもりでしたが、すっかりはまってしまいました。11月29日現在98城まで来ており、年内には何とか100城到達できそうです(ラスト2城は姫路城、そして名古屋城。何度も登城していますが、それだけに思い入れが深く、100名城巡りの〆として1日1城ずつゆっくり回り直そうかと。

それにしても、この城めぐりってやつは何かと金がかかりますね(^^;
登城マップ訪問城マップ

登城記録

登城日順 城番号順
高松城
2007年7月24日
スタンプは玉藻公園入口の入場券売場で尋ねると出してくれます。登城時に調査が始まっていた天守台石垣は、現在解体修理中で近づけないようです。高松駅から歩いて3-4分と好アクセス。また平城なので、攻城は容易ですね。海のすぐ傍で、水城としての美しさもなかなかのものです。
丸亀城
2007年8月15日
丸亀駅から商店街を抜け徒歩15分ほどで大手枡形に達しますが、ここからが難所の急坂です。山頂には現存最小の天守閣がありますが、それ以上にこの城は石垣が見事ですね。スタンプは天守閣1階の受付にて。
宇和島城
2007年10月18日
スタンプは天守1階。小規模だが現存の天守から眺める宇和島のリアス式海岸は美しい。なお、愛媛は横に長く、しかも現存天守2城が含まれる為、今治、松山、湯築、大洲、宇和島を1日で制するのはかなり大変。しっかりと時間を調べてから臨まれる方が良いでしょう。私は2日で回り、間に道後温泉泊を挟みました(笑)。
今治城
2007年10月19日
スタンプは天守1階受付。史実にはない破風が取り付けられた鉄筋コンクリート製の天守にはがっかりだが、展望階から見下ろす眺めは水城としての戦略的縄張りを十分に感じさせてくれる。また、2007年9月に竣工したばかりの鉄門は、史実に忠実に再現された木造建築。水掘に浮かぶが如き今治城の美しさを見るにつけ、やはり築城名手の藤堂高虎が作っただけの事はある、と感銘を受けることしきり。
湯築城
2007年10月19日
道後公園にある湯築城跡は、内堀、土塁が残り、武家屋敷や土塀などが再現されている。スタンプは市電「公園前」からすぐの公園入口を入って右側にある資料館にて。ここから道後温泉はすぐ。松山城も近い。
松山城
2007年10月19日
スタンプは天守1階。朱肉につけて押すタイプになっていた。現存天守、石垣等、とにかく立派です。文句なしの名城。
大洲城
2007年10月19日
古写真やひな型を基に再建された木造天守には珍しい4層のもの。歴史を歪めることなく再建した大洲市の姿勢には頭が下がる。天守にはこのひな型もあり。スタンプは天守1階受付にて。
小田原城
2008年1月18日
スタンプは天守閣1階のチケット売場。尋ねたら出してくれた。
山中城
2008年1月18日
三島駅からバスで30分ほどで山中城跡停ですが、バスの本数が1時間に1本程度と少ないので、事前確認が必要(運行会社は沼津登山東海バスで、行先は元箱根港になります)。山中城見学後、元箱根港で小田原方面にバスを乗り換え、小田原攻めをするのも一興です。当日は小雪のぱらつく中、夕方4時前に登城。スタンプ置場の蕎麦屋さん(?)は既に閉まっていましたが、スタンプを紙に押したものがクリアファイルに入って置かれていましたので、一枚頂いてまいりました。日の入り間近の城跡は完全に貸切状態。ただし宵闇が迫っていて、ちょっと不安になったことも確かです。
川越城
2008年1月19日
川越駅からバスで15分ほど。バスの本数は多いが、「小京都」川越の名所を回る循環バス利用が便利。スタンプは本丸御殿の受付に尋ねると出してくれる。本丸御殿自体はさほど時間もかからないが、川越には東照宮・喜多院など見所が多いため、併せての観光が良い。
鉢形城
2008年1月19日
スタンプは鉢形城歴史館受付にて。駅から徒歩で15分ほどで荒川を渡り、すぐ右手が搦手です。ただし、ここから歴史館は城跡を隔てた反対側のため、更に15分ほど行くことになります。16時で受付は閉まってしまうので、早めにスタンプを押して、ゆっくりと城跡見物を行った方が良いでしょう。
八王子城
2008年1月20日
八王子城跡管理棟前にスタンプ所設置。工事中の曳橋はほぼ完成しているようだったが渡る事はできず。
武田氏館
2008年1月20日
甲府駅からバスで10分弱。観光バス多し。スタンプは神社の右脇にある宝物殿の入口受付で尋ねると出してくれる。甲府駅からすぐの甲府城とセットでの登城が可能。
甲府城
2008年1月20日
甲府駅から歩いてすぐ。非常に石垣が立派で復元された櫓も良い。流石は徳川の城だけあって大規模城郭であったことが良く分かる。スタンプは稲荷櫓内の管理人室にあったが、日によって場所が違うとの噂あり。
松代城
2008年2月2日
スタンプは二の丸の管理棟前(トイレ横)にむき出しで設置されていたが状態が悪かった。駅から歩いて5分ほどだが、長野駅からだとバスの方が早く、若干本数も多いか?電車だと屋代乗換えで40分ほど、1時間に1本程度。バスだと長野駅から30分程度で1時間2本程度。また、このバスは川中島古戦場も途中停車する為、観光には便利。松代城はあっという間に観光できるため、町内にある真田氏ゆかりの史跡、佐久間象山の記念館なども見て回ると良いだろう。
上田城
2008年2月2日
上田駅から歩いて15分ほどだが、道は分かりやすい。途中、藩主邸跡の一部が残る上田高校を見ることができる。冬季は櫓内には入れず、スタンプは博物館1階の受付にて貰う。
小諸城
2008年2月2日
駅前の商店街を通り、左に抜けると大手門公園。歩いて5分ほど。修復はほぼ終わっており、一応、見学も出来た(無料)。ここから線路をはさんで反対側が城跡の中心部分となる懐古園で、大手門から歩いて10分もかからない距離にある。三の門を抜けて左手にある事務所にてスタンプを出してもらう。天守台奥の空堀は一見の価値あり。
江戸城
2008年2月3日
2年ぶりの大雪の日に登城。スタンプは楠公騎馬像前のレストハウスの受付の方に聞くと出してくれる。この日は雪のため本丸には行けず、後日改めて訪れた(と言っても、過去、数え切れないくらい本丸に討ち入っているが)。平城という印象が強いが、さすがに江戸城。本丸付近はかなり高台に位置しており、坂道はなかなかの勾配。本丸に御殿は残っていないものの、本丸跡の広場の広さには驚嘆する。また、天守台は国内最大級のもので、巨石を積み上げた様は、まさに威風堂々。天守台の上からの眺めもなかなかである。本丸まで行かずともスタンプは手に入るが、城を見に来たのなら、是非本丸まで足を運んでもらいたい。それが「城めぐり」なのだし、幕府の城がいかに凄まじいものであったかは、遠くから見るだけでは分からないのだから。
松本城
2008年2月3日
ご存知、国宝松本城。この日は松本も久々の大雪で、朝9時前の登城に際しては観光客もまばら。おかげで天守閣をほぼ独占できました。松本城自体は3回目ですが、こんなにノンビリ回ったのは初めてかな。ところで、今回、月見櫓の素晴らしさを再発見。天守閣もよいですが、月見櫓の風情は格別です。そうそう、スタンプは黒門櫓下にはなく、黒門櫓を抜けた先の管理事務所で尋ねたら出してくださいました。雪だからかもしれませんが。
佐倉城
2008年2月3日
京急、JRと駅があるが、歩くとかなりの距離で京急から1.5キロ、JRから2.5キロといったところ。バスが本数は少ない為、事前の確認必要だ(駅前にはタクシーも止まっている)。スタンプは京急から見ると城の向こう側にある公園管理センター内。このセンター、天守閣模型があって興味深い。土塁、空堀しか残らない城跡ながら、空堀はなかなかのもの。また、天守台付近からの見晴しはよく、平山城であることが良く分かる。また、城跡内の各所に設置された、明治初期の古写真を使った説明板は親切なつくり。
多賀城
2008年2月9日
皆さんが書かれているように、多賀城跡とスタンプのある埋蔵センターはかなり距離があります。今回は国府多賀城駅(東北本線)→徒歩15分→多賀城跡→徒歩15分→国府多賀城駅→バス5-6分→埋蔵センター→徒歩10分→多賀城駅(仙石線)という流れでした。国府多賀城駅から多賀城跡まではポイントごとに看板が出ているので迷う事はありませんが、上記のバスは本数が少ないので事前のチェックが必要でしょう。

そうそう、スタンプだけ押して城址に行かない人がいるようですが、それって城めぐりと言えるのでしょうか?わざわざ遠くから来たんだろうに、意味が分からないです。
仙台城
2008年2月9日
石垣の修復も終わり、流石、伊達政宗の城は威風堂々としている。但し、現在の青葉城本丸は神社がメインになっており、かつお土産屋とお食事所が軒を連ねる為、やや肩透かしの印象もぬぐえない。やはりこの城は大手門跡から本丸石垣付近まで坂をくねくねと登りながら東北屈指の大城郭を楽しむのが良いでしょう。スタンプは本丸詰門からすぐの見聞館展示コーナーにて。伊達政宗の銅像からすぐです。
盛岡城
2008年2月9日
盛岡駅から徒歩15分。予想していたより石垣が立派で驚いたが、上物や門は全て破却されており、また本丸は規模も小さく見学自体はあっという間に終わってしまう。スタンプ場所は城から駅とは反対側に川を渡って右手のプラザおでって2階カウンターで、ここは夜8時ごろまでやっているとの噂(事前に確認してくださいね)。徒歩5-6分の距離です。
根城
2008年2月9日
中世の城は退屈という方も多いでしょうが、なかなかどうして興味深く楽しめました。ちょっと造り込み過ぎな感もありますが、考証を重ねた上で「復原」された御殿や蔵、丁寧な標識等は、いい加減な管理をしている某城跡にも見習って欲しいところです。八戸駅からバスで15分ほどですが、1時間に2本ほどしかないのでここも事前チェックをしておかないと、タクシーを使う羽目になります(それでも1500円ほどですが)。なお、南部のお殿様はこの根城を出発して多賀城へ出向き、ここで北畠顕家と合流して、遠く離れた京都、大阪へと駒を進めます。新幹線でもかなりの距離なのに、凄いものですね。なおスタンプは根城の横に建つ八戸市博物館の1階カウンターです。
五稜郭
2008年2月10日
戊辰戦争終焉の地。現在、函館奉行所の復原工事が進んでいますが、完成はまだまだ先になるようです。函館博物館五稜郭分館はこの影響か閉館してしまいましたので、スタンプはその近くにある公園管理事務所で押すことになります。また、新五稜郭タワーは展望台からの眺めは勿論、戊辰戦争を表現したジオラマもレベルが高く楽しめますよ。なお、五稜郭からは10キロ近く離れますが、夜景で有名な函館山周辺にも戊辰戦争のゆかりの場所が多数点在しています。宿泊してしっかり観光されることをお勧めします。温泉もありますしね^^
松前城
2008年2月10日
函館から特急で40分、木古内(きこない)駅で下車し、駅前のバス停から松前行きの路線バスに乗って更に1時間半。松城(まつしろ)というバス停で降りるとすぐです。戊辰戦争時、土方歳三が落とした城ですね。なお、冬期は天守閣(三重櫓)の博物館は閉館しているため(すぐそばまで行く事はできます)、スタンプはここから徒歩で15分の距離にある「町民総合センター」の教育委員会が管理しています。土日祝に訪問される方は事前に電話で確認されることをお勧めします(閉まっている可能性がありますので)。近辺には松前藩武家屋敷、更に30分ほど歩くと、新選組二番組長・永倉新八が過ごした家の跡などもあります。
弘前城
2008年2月10日
言わずと知れた最北端の現存天守を擁する弘前城。小規模、小規模と言われていますが、堀、石垣、城門、櫓等がバランスよく保存されており、城郭をトータルで楽しむことが出来ると思います(これで御殿が復原されれば更に良いのですが)。なお、ここも冬期は天守閣が閉まる為、この期間、スタンプは弘前公園内の緑の相談所に置かれています。
久保田城
2008年2月11日
秋田駅西口から徒歩10分ほどで千秋公園に辿りつきます。ここは石垣がなく、櫓や門も殆どが破却されてしまっており、城跡としての面白みは今ひとつですね。折角復元されたお隅櫓も本来は2層のものが3層になってしまっているし。スタンプは公園内の佐竹資料館にて。
新発田城
2008年3月15日
スタンプは市役所向かいにある図書館の2階カウンターにありますが、この図書館、当然、年中無休ではないので事前にあいているかどうか確かめて行くことをお勧めします。私は前回、祝日だった為にスタンプを押せず、今回改めての登城となりました。駅から市役所まで徒歩20分弱、さらにそこから5分ほどで本丸です。100円バスが図書館正面(市役所前バス停)に停まりますが、1時間に1本程度しか走っていないのでバスがないときは歩いたほうが早いかもしれません。3月末までは門が閉まっていて本丸には討ち入りできませんが、堀を挟んで三基の櫓を見る事は出来ます。
会津若松城
2008年3月15日
会津若松駅から循環バス、或いは会津バスで鶴ヶ城北口下車、徒歩2-3分で北出丸と便利です。タクシーなら1500円くらいでしょうか。戊辰戦争とその戦後処理によって石垣を除く殆どの建物は失われてしまいましたが、外見復興された天守閣に、最近木造復原された干飯櫓、南走長屋が加わったことで、徐々に『名城』の輝きを取り戻しつつあるように思われます。今後も復原計画があるようなので、鶴ヶ城の今後には大いに期待したいところです。なお、スタンプは天守閣に入りすぐの売店に置いてあります。また、天守は鉄筋コンクリート製ですが、博物館としてはまずまずの展示内容かと思います。会津若松は戊辰戦争の名所が点在していますので1日かけてゆっくり回ることをお勧めします。
白河小峰城
2008年3月16日
白河駅のホームに降り立つと真正面に白河小峰城の雄姿。駅を出たら左手にあるトンネルをくぐるとそこは城山公園。アクセスが非常に良い城ですね。ここは平山城ということになっていますが、実質平城で登城は容易な部類に入ります。平成に入り木造復原された三重櫓(実質的な天守閣)が美しい佇まいを見せており、同じく復原された前御門は、映画『武士の一分』の撮影にも使われたそうです。石垣も美しく、今後の更なる復原を期待したいところです。スタンプは三重櫓の受付にて。三重櫓は開館時間が短いので要注意です。
二本松城
2008年3月16日
スタンプは大手門跡のすぐ横に建つ二本松歴史資料館1階受付にて。この大手門跡から二の丸、本丸のある霞ケ城公園までは急斜面の坂道を上り下りして更に15分ほど歩くことになります(これが結構キツイ)。但し、たどり着いた霞ケ城公園は、二の丸の高石垣と白漆喰の城壁のコントラストが見事で、しかも重厚な箕輪門から二の丸跡までは楽々攻め入ることが可能です。しかしここで安心していると、空に向かって本丸を示す矢印が・・・。ここから本丸までは最後の難関の『登り』が待ち受けています。息を切らしながらたどり着いた本丸からの眺望は流石に素晴らしく、戊辰戦争で多くの遺構が失われなかったらどんな雄姿を見せてくれただろうか、とついつい思いを巡らしてしまう、素晴らしい城郭でした。
山形城
2008年3月16日
山形駅から北へ徒歩10分弱。かなり大規模な城郭だった山形城も、明治以降の保存状態の悪さからすっかり様変わり。堀と石垣に囲まれた二の丸・本丸には石垣以外の遺構は殆どなく、野球場まである市民公園と化してしまい、正直なところ見るべきものはあまり多くはありません。しかし、それでも数年前に巨大な東大手門が復原され、さらに現在は本丸一字門枡形と土塀を復原工事中と、山形市の復原への取組みには期待を抱かせるものがあります。また、資料が少ない為、本丸御殿の復興計画が進まない等、難題があるとのことですが、いい加減な模擬天守を建てて町おこしをしようとするどこぞの自治体とは違い、城郭に対する真摯な態度が伺え、好感が持てますね(東大手門そばにある最上義光の銅像の注釈にも『鎧兜は時代考証にこだわらず製作』と書くくらい、歴史に真摯に取り組んでいることが分かります)。いつの日か、往時の輝きを取り戻し、伊達藩と東北の雄を争った山形城の姿を見てみたいものです。スタンプは東大手門からすぐの最上義光歴史館受付にて。
津山城
2008年3月27日
森蘭丸の弟、森忠政の築城によるもの。津山駅前のロータリーから右斜め前方へ抜ける道を歩くこと2-3分で前方に津山城の備中櫓と石垣が見えてきます。ここから橋を渡り、さらに歩くこと約7-8分、鶴山公園の表示が見えたら右折して2-3分で左手に登城口。急な石段を上がり右手に折れるとチケット売場があります。ちなみに、ここにもスタンプがありますが別物。100名城のスタンプは備中櫓にしかありませんので焦って押さないように。備中櫓は、小峰白河城三重櫓や大洲城天守などと同じく木造での見事な復原。ここにはTVがあって、在りし日の津山城をCGで見ることもできます。備中櫓以外に建築物はありませんが、とにかく石垣が見事なので、最低でも1時間〜1時間半は費やしたいところです。ちなみに、備中櫓は9時オープンですが、4-9月は18時半まで、それ以外の月は16時半までとなっています。なお、鶴山公園自体は8時40分から備中櫓閉館30分後までオープンしています。
備中松山城
2008年3月27日
備中高梁からタクシーで10分の駐車場から徒歩20分程度で本丸にたどり着きます。流石、3大山城、登山道は大変ですが、東洋のマチュピチュと言いえて妙な風景が広がり、現存天守を含む廓の神秘性に心打たれることしきりです。スタンプは本丸のチケット売場にて。また、備中高梁駅から車で5分程度のところに、武家屋敷や石垣が点在します。じっくり楽しんで欲しい名城と言えますね。
鬼ノ城
2008年3月27日
服部駅で降りたところ公共交通機関の気配なし。うーむ、もうちょっと下調べしておくんだった、と反省。駅の脇にタクシー会社の看板が有ったので、慌てて携帯で呼びましたが、どうせタクシー利用なら若干距離が長くなっても総社駅の方がつかまえやすいかも。ちなみに、タクシーは服部から15-20分ほどでビジターセンターまで辿り着きます。ここにはスタンプや模型展示など。なお、鬼ノ城跡はいつでも見学可能ですが、ビジターセンターは17:00に閉館ですので、時間には余裕を持って行きましょう。城跡はじっくり回ると2-3時間はかかりますが、ビジターセンターまで来てしまえば後は大した事はありません。晴れている朝早くに訪れ、雄大な眺望を眺めるのがお勧めです。
岡山城
2008年3月29日
岡山駅からバスや路面電車で4-5分の『城下』駅から歩いてすぐです。池田期のものと見られる巨石を使った石垣が立派ですが、本丸御殿跡の地下に眠っていた石垣を含む遺構なども無料で見ることが出来ます。重要文化財の現存月見櫓は方角によって層塔型、望楼型と様式が異なる構造。復興天守は昭和20年まで現存していた天守の概観を再現した博物館となっていますが、元々、岡山城天守閣デザインは安土城天主をベースにしていたとか。日本三大名園の一つである後楽園も含め町中にある為、城攻めも容易な優美な城郭といえるでしょう。スタンプは天守閣内チケット売場にあります。
岡崎城
2008年4月2日
名鉄東岡崎駅から徒歩15分ほどで岡崎公園。桜の名所、岡崎城は天守閣の耐震工事も終わり、春の賑わいを見せていました。平山城とは言え、道のりは容易です。その天守は鉄筋コンクリート製で中は博物館となっています。城郭内には三河武士のやかた家康館もあるので合わせて見学すると良いでしょう。スタンプは天守1階受付にて。他に家康産湯の井戸、家康銅像、大手門(復元)などもコンパクトな城郭内に見ることが出来ます。
犬山城
2008年4月2日
何回目の登城か忘れてしまったが、毎度新たな発見がある城。名鉄犬山遊園駅から木曽川沿いを徒歩15分強。白帝城にも例えられる優美さはこの城ならでは。犬山遊園駅は周りに何もない為、食事や買い物等は犬山駅がお勧めだが、こと登城に関しては、是非この木曽川沿い散策からはじめてもらいたいと思う。山麓の登山口から登ること5分、チケット売場の横に本丸門。但し、これは復興で、このような門があったとの記録はない、とのこと。更にその横にも立派な櫓が建つが、残念ながらこちらもニセモノ。とは言え、その門をくぐると目の前に迫ってくる国宝現存天守はやはり筆舌に尽くしがたいものあり。最上階は恐怖心すら覚えるが、見晴しも素晴らしい。スタンプは上記の本丸門をくぐって左手の階段を上がった2階にある事務所にて。
岩村城
2008年4月2日
最寄の岩村駅は、JR中央本線恵那駅で明知鉄道に乗り換え約30分。駅舎を出て正面の通りをまっすぐ行き、突き当りを右手に折れて1-2分行くと、昔からの町並みが残る通りへ出る。左折してこの通りを緩やかに登ること約15分、常夜灯の辻で左に折れて2-3分で右手に太鼓櫓が見えてくる。この脇の門をくぐると城址公園。江戸時代に藩主邸があったところで今は歴史資料館が建つ(ここには岩村城の模型などがあり、スタンプもここで)。但し、公園に着いたからと言ってホッとすることなかれ。城址公園脇の石畳の横には『本丸まで800米』の表示が・・・。日本で最も標高の高い場所にある山城の醍醐味は寧ろここから始まるのです。息を切らしながら登ること15分〜20分。本丸までの道のりを体験してこそ、スタンプを押す価値があると言えましょう。本当に素晴らしい山城です。また、岩村駅から歴史資料館までの町並みも江戸時代の旧家が数多く保存されており見所十分。かの森蘭丸が城主だったり、女城主の時代があったり、更には鎌倉期の領主遠山氏の末裔にはあの遠山金四郎がいたりと、小ネタにも事欠きません。
伊賀上野城
2008年4月3日
伊賀神戸駅で伊賀鉄道(以前の近鉄伊賀線)に乗り換え約30分。上野市駅で降りて伊賀鉄道をくぐると上野公園はすぐ。以前にも増して『忍者の里』をPRしており、しかも現在NINJAフェスタ開催中とあって、公園内は子供たちがカラフルな忍者の格好で走り回っていた。公園は筒井時代の石垣や天守跡も残るが、なんと言っても藤堂高虎が築いた高石垣が見所。その高さ30メートルなり。防護柵もないので身の危険を感じつつ堀を眺めて驚嘆。伊勢、伊賀を併せ持った藤堂藩にとって、ここはあくまで支城に過ぎないのだが、やはり大坂への備えは半端ではない。なお、模擬に過ぎない天守閣だが、私財を投じて立てられた木造大天守は竣成から70年以上が経っており、すっかり周囲に溶け込んでいる印象。城郭内には地元の英雄、松尾芭蕉を称えた俳聖殿や忍者屋敷などもあり、更に駅を挟んで広がる城下町跡は江戸期の香りに満ちている。ゆっくり時間をとって散策されることをお勧めする。
松阪城
2008年4月3日
築城の名手、蒲生氏郷によって織豊時代に築かれ、江戸時代は紀州藩の城代が置かれた松阪城。駅から徒歩20分と結構距離がありますが、道はシンプルで迷う事はありませんでした。維新直後に建物が破却の憂き目にあったのは残念ですが、石垣は予想以上に見事で、すぐ近くに残る武家屋敷群(御城番長屋)や城内に移築された本居宣長の旧居などと共に往時を偲ばせる史跡となっています。スタンプは城内にある歴史資料館にて。ここには破却前の古写真もありますので、スタンプだけでなく展示もぜひご覧下さい。そうそう、ここから近い観光地といえば、伊勢神宮に伊勢志摩の海。でも、城郭好きなら、是非、田丸城にも行ってみてください。100名城には入っていませんが、南朝の功臣、北畠親房が築き、後に織田信雄の居城となりました。流石、信長の息子の城、石垣が何とも立派なのです。
長篠城
2008年4月4日
長篠城駅から徒歩10分強。二の丸に建つ歴史資料館(スタンプはここ)、本丸見学をあわせても30分足らずだが、ここは寧ろ内側からよりも、堀の役割を果たした川を隔てて対岸からこの城の攻略に想いを馳せるのが良いだろう。また、設楽が原の戦い(所謂長篠の戦い)の古戦場は3駅ほど豊橋側に戻った三河東郷駅が中心で、こちらにも歴史資料館がある。牧歌的な風景に戦国を代表する戦いを偲び、ゆっくり時間をかけて歩いて欲しいところだ。
掛川城
2008年4月4日
駅のホームからも天守閣が大きく確認できるくらいアクセスが良い城郭。とは言え、歩くと15分くらいはかかるのだが。城址は二の丸、本丸がコンパクトにまとまっており、現存の二の丸御殿、太鼓櫓に加え、再建天守、四足門が加わったことで城郭として様々な興味を満たしてくれる。スタンプは二の丸御殿にて。また、少し離れたところに大手門が再建されており、大手門番所(現存)と共に天守までの距離感を感じることも出来る。忘れずに是非チェックして欲しい。
駿府城
2008年4月4日
静岡駅から徒歩10分ほど。さすが大御所の城、建物は少ないけれど江戸城にどことなく似ています。再建された東御門と辰巳櫓は内部が資料館になっており、家康の幼少期の勉強部屋が復元されていたり、駿府城の模型が数多く展示されていたりと、非常に興味深い展示内容。この調子で、天守閣や御殿などを再建して欲しいところです。なお、スタンプは上記東御門のチケット売場にて。ちなみに、本丸には家康の銅像があり、静岡駅近くには徳川慶喜が明治維新期に蟄居していた邸宅跡などもあります。
中城城
2008年4月5日
朝イチの飛行機で羽田から那覇へ。ホテルに荷物を置き、早速、那覇バスターミナルから30系統のバスでコザ方面へ向かう。約1時間揺られ、中城小学校前で下車、流しのタクシーを拾い5分ほどで中城城到着。天候が今一つだったのが残念だが、天気が良ければ太平洋がきれいに見えたことだろうなあ、などと考えてしまう好立地。建物は全くないが、戦禍を逃れた石垣は、大幅に修復されている他のグスクに比べて「現存」感が強く、規模は小さいものの、首里城等に比べ、明らかに年月の重みを感じる事は確か。スタンプはチケット売場で受付の女性に尋ねると出してくれる。ちなみに、ここから宜野湾方面に1キロ行くと、昔の沖縄の民家を今に伝える「中村家」があるので、合わせて鑑賞するとよい。
首里城
2008年4月5日
那覇赴任中に行った回数を合わせると、かれこれ5回目くらいか。流石に展示物にも新鮮味が無いので、チケットを買わずにさっさと済ませようとしたら、何と書院・鎖の間が南殿の横に復元されているではないですか。慌てて800円のチケットを買い、南殿をクイックに通り過ぎて書院へ。外観は沖縄特有の赤瓦葺きの建物ですが、内装は畳敷きで和的な造り。完成から1年少々のため柱の色も淡く、庭園もまだまだこれからといったところなので、数年後にはまた違った顔を見せてくれることでしょう。ちなみに、スタンプは守礼の門より手前の右手にある休憩所の受付で出してもらいました。那覇市内でアクセスが良いため、観光客が非常に多い場所です。
今帰仁城
2008年4月6日
那覇からバスを乗り継いで行こうかと考えたが、余りに時間がかかりすぎるため、悩んだ結果、沖縄バスの一日観光コースB(北部の観光地廻り)を利用することに。那覇バスターミナルから徒歩数分のところにある沖縄バスの観光バス乗場を8:45に出発、戻ってくるのが約9時間後というこのコースは、万座毛、ランチ、海洋博公園(美ら海水族館)、今帰仁城、パイナップルパークで下車観光。今帰仁では約40分の滞在とやや駆け足ながらも前半はガイドさんの案内も付き、後半25分ほどは自由に散策もできるので、レンタカーはちょっと、と思っている人は利用価値大だと思います。さて、今帰仁城ですが、個人的には沖縄のグスクの中ではもっとも好きですね。朴訥な雰囲気の強い中城城と比べ、周辺の整備がしっかりされている分、観光地臭が強いことも確かですが、城壁から見下ろすエメラルドグリーンの海とやんばるの森は本当に美しいです。なお、スタンプは併設された今帰仁城交流センターの受付にて。
金山城
2008年4月19日
朝から出陣するはずが寝過ごして昼過ぎに出発。太田駅に着くと既に16時を過ぎており、しかも雨が降ってきたため、諦めてタクシーを使う。片道約15分で南曲輪のすぐそばまで連れて行ってくれた。スタンプはこの曲輪の休憩所。16:45には閉まってしまう、とのことだったのでギリギリだった。その後、本丸(実城/新田神社)に登り、ゆっくりと郭を下りていった。関東では珍しい石垣のある山城は、丁寧に復原、整備が施されており感心することしきり。次回は晴れの日に行ってみようと思う。
箕輪城
2008年4月20日
50城目は箕輪城。高崎駅からバスで35分、そこから15分ほどで登山道。険しい山道を予想していたが、意外にも勾配は緩く、しかも見事な土塁と堀切に圧倒される。建物は残っておらず、石垣も殆ど無いが、よく整備されていると感じる。さっと回れば30-40分で見学を終えることも可能だろうが、縄張りの妙が楽しめる名城なだけにゆっくりと見てもらいたい。スタンプは皆さん書いている通りで、二の丸から本丸に続く道の左手にある緑色の箱の中。
春日山城
2008年4月20日
春日山が折り返し点の51城目。石垣は無いが、最高に楽しめる山城の一つ。上杉謙信の銅像から約20分で本丸に至るが、決してコンパクトな城ではなく、体力勝負である。とは言え、流石の謙信人気、土日ともなれば観光客で溢れかえる為、「孤独な山城攻め」という雰囲気が薄く、心なしか疲れも少なく感じる。なお、スタンプのあるものがたり館は謙信像から徒歩20-30分といったところか。上杉謙信のビデオは約20分。これを見てイメトレしてから登城してもらいたい。春日山駅からものがたり館までは徒歩40分弱。
和歌山城
2008年4月22日
時間がなかった為、南海和歌山市駅からタクシーで。走ること5-6分、700円で門の前まで。ここから天守までは10分弱。途中やや勾配のキツイ石段もありますが、ま、山城に比べたらなんて事はありません。スタンプは天守閣前の入場券売場にて。連結式の天守は鉄筋コンクリートによる再建の為、今ひとつ面白みに欠けます。いつか木造で再建し、ついでに天守前のトイレを別の場所に移してもらいたいものです。なお、天守からの眺望は素晴らしいですし、石垣も荒々しく楽しめました。
足利氏館
2008年4月29日
城下町、というより寺内町のような風情ですが、築城の頃からの遺構と思われる水堀と土塁のコンビネーションはなかなかのもの。戦国以降の城郭を想像して訪問しなければ、それはそれで楽しめると思います。スタンプは本堂のおみくじ等を売っている所で。おばちゃんは瞬時に反応してスタンプを出してくれました。なお、JR、東武とも駅から歩いて10分足らずと駅からのアクセスも良好で、街中の表示も多く迷う事はありません。但し、100名城としてはどうなのかなあ、という疑問が残ることも確かではあるのですがね。足利学校、情緒溢れる町並み、そして渡良瀬川、これらをセットにしてノンビリ楽しむと良いかもしれません。ここから太田は近いので、金山城も是非見に行ってください。
高岡城
2008年5月3日
高岡駅から徒歩15分ほどの古城公園には水堀と僅かな石垣くらいしか遺構はありません。歴史的にも隠居した前田利長が5年ほど過ごしただけで廃城になっており、正直なところ、100名城に入っていない城郭でここを凌ぐ所は数多く存在するでしょう。ただし、高岡という街をトータルで見ると興味深いスポットが多数存在します。特に、利長の菩提を弔うために弟の利常が建立した国宝瑞龍寺は、完成度の高さ、寂寥感、保存度合い等、どれをとっても奈良・京都の数多くの寺院に比肩しうるものと言えますし、前田家にとっては「有事の際の防衛拠点」として、高岡廃城後のこの地に於ける(金沢城の)出城としての役割を担っていたことが二重に巡らされた環濠からも分かり興味深いものがあります。またこの寺院には前田家にとって真の主君であった織田信長、信忠、そして信長側室を弔う石廟があり、しかも信長の廟には信長の遺骨が分骨されているとのこと。スタンプ押してすぐ帰るのではなく、是非合わせて訪問してください(駅から徒歩20分です)。
金沢城
2008年5月3日
3度目の訪城。さっと流そうかとも思ったのですが、やはり名城、何回見ても面白く、結局長居をしてしまいました。金沢城は、近年、段階を分けて城郭の復元工事を進めています。菱櫓・橋爪門・橋爪門続櫓・五十間長屋などは今から7年前に完成、更に現在は石川門の保存修理、橋爪門二の門の復元整備、いもり堀の段階復元などが計画されているようで、一部はすでに工事が始まっています。また数年後に訪問した時には新しい顔を見せてくれていることでしょう。スタンプは五十間長屋前の二の丸休憩所にあります。
七尾城
2008年5月3日
非常に登城がきつい山城でした。しかし、山頂近くにある石垣群は岩村城を彷彿とさせるものもあり、上杉謙信軍の猛攻に耐えた名城の一旦を垣間見た思いでした。本丸から見る海も美しいです。なお、七尾駅から徒歩10分かからないところに、小丸山城址があります。初めて城持ち大名となった前田利家は七尾城に入城しますが、やはり山城の不便さを痛感したのでしょう。翌年には標高の低い小丸山に新しく城を築き、居城としたのがこの小丸山城址公園です。合わせての訪問をお勧めします(利家とまつの銅像があります)。あ、それと一言スタンプについて。山城というとスタンプは麓の資料館、というのがパターンですが、それはここも同じです。それ故か、スタンプだけ押して城を見ない人がかなり増えているようですね(七尾城に限らず)。城見てないのにスタンプ押すのは明らかに本末転倒ですので、きちんと訪城してから押すようにしましょう。
一乗谷城
2008年5月4日
一乗谷は下城戸から朝倉氏館、一乗山城までが城域です。スタンプがある復元町だけを見て帰って行く人が多いですが、それでは一乗谷が何故100名城たり得るのかはわからない筈です。せっかくアクセスの悪いここまで来たのですから、しっかり時間を取って見学をして欲しいですね。但し、山城の登山道のうち、朝倉氏館のそばから登るコースは現在補修工事のため通行不可で、もう少し下城戸方面に下った八幡神社の脇から登ることになりますが、これが昨日行った七尾城を超える超難関の山城。七尾城や小谷城、岩村城や備中松山城もこんなにきつくはなかった(整備されていないので不安倍増です)。倒木で進むのを躊躇うこと3回、何とかたどり着いた時はもうへろへろでした。なお、下城戸は復元町から徒歩10分程度来た道を戻ることになります。また、そこから史料館は徒歩15分ほど。資料館からバス停は徒歩20秒、一乗谷駅は徒歩3-4分といったところです。
丸岡城
2008年5月4日
本丸岡行きの京福バスの福井駅バス停は、福井駅から徒歩2分、ユアーズホテルフクイの前にあります。ここからバスに揺られること約30-40分、本丸岡の次のバス停「丸岡城」から天守閣はすぐ。福井駅からは遠いものの、トータルで考えるとアクセスの良いところと言えるかもしれません。現存天守以外の遺構が余り多くありませんが、でもそこはさすが現存。短い時間でも気分的に「おなかいっぱい」になること請け合いです。スタンプは天守閣を挟んで対面の駐車場の横にある「一筆啓上茶屋」にあります(お土産物屋兼食堂、といった風合いで、福井名物の越前そばやソースかつ丼を食べることができますので、それこそ「おなかいっぱい」になりますね)。
小谷城
2008年5月4日
JR河毛駅から2キロでようやく登山口、小谷城登城はここから始まります。とは言え、車なら番所跡まで登ることが可能なため、そこからならわずか徒歩10分足らず本丸。山王丸までも本丸からさらに10分程度です。勾配の急な所もありますが、山城としてのハードさは一乗谷>七尾>岩村>春日山>備中松山>小谷>金山といった感じでしょうか(あくまで番所まで車で上がることを想定した場合です)。GWだけあって、本日は午後3時ごろ本丸付近には20人近い人がいました。子供や初老のご夫婦もぜえぜえ言いながらも登れるレベルです。スタンプは麓の児童館にて。
岐阜城
2008年5月4日
何と30年ぶりの訪城ですが、当時は子供だったためほとんど記憶がありません。で、今回はGWで夜9時半まで延長営業の真っ最中(6日までとか)だったため、100名城では珍しい「夜討ち」をかけてまいりました。但し、夜景を見せるため、岐阜城のライトアップは極力控えめ。この為、城を見に来たのに城が殆ど見えないという悲しい現実に…。次の夜間延長営業は夏休み(7月下旬〜8月末)とのことですが、この時期「夜討ち」をされる方は、上記の状況になることを理解した上で行ってください(ま、そもそもここはどこまでが遺構でどこまでが本物かが非常に難しい城ではありますが)。なお、2009年には麓の岐阜公園がさらに整備されるそうです。信長が天下布武の地固めをした岐阜山麓。清州がダメダメな現状だけにしっかりとした歴史認識をもとに作り上げて行ってほしいですね。あ、スタンプは天守閣脇の資料館にあります。
観音寺城
2008年5月5日
能登川駅に降り、バスに乗ろうとするが厚い雨雲が。バス停(観音正寺)から50分かけての登山中に雨が降りだすことを懸念し、急きょタクシーに交通手段を変更しました(2700円くらい)。観音正寺に徒歩10分の場所まで上がってくれるので便利ですが、何故か悪いことしたような気分。さて、上記駐車場はお寺を挟んで観音寺城跡の反対側にあたりますが、この駐車場から本堂までの間に数々の遺構が存在します(佐々木城跡や伝淡路丸)。安土側からやって来て、本堂でスタンプを押して安土側に引き返すと見れない為、行きと帰りは別の駅側に向かうか、それが難しければ、観音寺城跡から正寺に寄った際、仁王像を過ぎて左折し、しばらく遊歩道を駐車場側に歩いてみてください。なお、帰りは本丸から桑実寺まで山道を徒歩で下りましたが下りでも十分キツイ(桑実寺も由緒ある名刹)。時間にして20分程度でしたが、到着と同時に大雨。行きのタクシー利用が結果的には当たったみたいです。ところで、麓でスタンプを押し、城址を見ないで去る人が上位にすら居るみたいで。更に時間がなくなっただのなんだのと言い訳も目立ちますね。城を見ないでスタンプは押さないように。
安土城
2008年5月5日
もう、素晴らしいの一言です。岩村城を超える感動がありました。あいにくの雨の中でしたが、この石垣群の素晴らしさ、他に類を見ない縄張り、頭の中に広がる煌びやかな安土の城下町。今回の旅は、信長の遺骨が埋葬されているという高岡瑞龍寺に始まり、信長が滅ぼした浅井、朝倉の山城、安土の前に治めていた岐阜、更には部下の居城である高岡、金沢、七尾、小丸山、長浜と見て回りましたが、全ての中心にこの安土が存在していたかと思うと感無量です。安土城の攻城レポートに、「スタンプは押しましたが、時間がないので遠慮した」とか「スタンプ押して博物館見て帰ってきた」とかいうものがありましたが、この城に登らないでそれはないでしょ、って感じです。なお、現在の高い入場料は、あの城の発掘復元作業のための投資と思っています。いつの日か、あの天主台を復興して天主閣を再建し、大手道の左右には秀吉や利家の屋敷を復元してほしいものです。
彦根城
2008年5月5日
本日は、観音寺、安土、そして彦根と最上級の3連発で疲れました(とても充実してましたけど)。しかし、彦根、本当に人気ですね。私が天守閣にたどり着いた時には既に入園受け付け終了10分前でしたが、天守に入るとそれでも階段前には長い行列が。まるで混雑時のビッグサンダーマウンテンのようです。ところで、彦根城登城は3-4回目なのですが、流石に今回はこれまでとは全く違う視点でこの城を見ることができ楽しかったです。この城、天守閣はもちろんですが、それ以外の建物も非常に良く残っていて、それらは小振りな天守閣と比較してあまりにも大きく、大城郭にも分類できるレベルです。むしろ、この城の魅力は現存天守にあらず、縄張り、石垣、そしてよく残っている水堀などから来ているように感じられます。やはり100名城の企画を通して、土塁や石垣だけの城を数々見てきたせいか、城をトータルで考える視点がいつの間にか生まれているようです。なお、スタンプはチケット売場にて。駅から城域まで徒歩15分、チケット売場まではさらに10分弱です。
明石城
2008年5月8日
松本城から移封された譜代大名小笠原忠真の築きし城。徳川秀忠の命で築城されただけに、良くも悪くも徳川っぽい城になっていますね。阪神大震災で大きなダメージを受けた遺構も修復され、現存櫓2基とそれを繋ぐ帯郭の城壁は見事です。また天守台をはじめとした高石垣も立派で、天守が築かれていたら姫路に匹敵する名城になっていたのかもしれませんね。皆さんが書いているように現在は明石公園。駅から道を挟んで水堀で、駅のホームから至近距離にあります。この距離感は白河の小峰城より近く、福山城と張る距離と言えますね。神戸からも新快速で15分足らずです。
水戸城
2008年5月18日
石垣は無いわ、ろくに建造物は残っていないわ、水堀も無いわと、一般的には人気の薄い水戸城。でもよくよく見ると見所は一杯です。スタンプのある弘道館、水戸一高に移築現存の薬医門は勿論のこと、大手橋を渡り二の丸に入るあたりの枡形や土塁に目を奪われ、更に三の丸と二の丸、二の丸と本丸の間の空堀(現在は国道やJR線が走っています)の深さに圧倒されること間違いなし。縄張りが良く分かり、建物は無くとも城の規模が良く分かります。この城郭は様々なタイプの城郭を訪ねた上でやってくると、その面白みが増すところと言えましょう。特に、箕輪城や佐倉城といった土塁の城跡を見た後に訪れると、城郭の構造が良く分かって良いかもしれませんね。『駅を出てスタンプ場所を目指し、薬医門見たら、後は何も無い』なんて思っている方、スタンプばかり意識して、ちゃんと城郭の構造を見てますか?見方が甘いかもしれませんよ。なお、弘道館は16時に閉まってしまうので、注意が必要です。
高取城
2008年6月14日
寝坊してしまい、京都経由で壺阪山に着いたのは15時半過ぎ。まずは駅から15分ほど土佐街道を歩き、夢創館でスタンプを押す。のんびりとCGを見せて頂きながら、夢創館の方にこれから登城することを告げると驚かれる。こんな時間から歩いて登るのは、行きは良くとも帰りが危ないらしい。そこで、急遽タクシーを呼び、15分ほどかけて壺坂口門の手前まで(1800円ほど)。途中、壺坂寺の脇を抜けたがそのままスルー。興味深かっただけに、寝坊したことが悔やまれる。さて、高取城だが、三大山城の中でも最も城郭規模が大きく、遺構もよく残っている。石垣はとても山城のそれではないレベルで、建物が残っていたらさぞかし立派だったろう。但し、現在は草木が生い茂り、夏場はかなり辛そうだ。帰りは国見櫓跡で大和の国の眺望を堪能したあと、猿石方面から徒歩で下ってきた(下りは約1時間半)が、この道がかなり険しく、観音寺城の桑実寺からの登山道を髣髴とさせた。なお、駅の近くの子嶋寺山門は、高取城二の門を移築したもの。駅から歩いて10分強なので、合わせて見ておくとよいだろう。
竹田城
2008年6月15日
朝、姫路から播但線の始発に乗り、寺前で乗り継いで7時20分に竹田駅到着。雲海を期待したのですが、残念ながら山の上までくっきり。ま、この時期なので仕方ないですね。現在、スタンプは駅の窓口前に置かれています。朝7時から押せるので便利。駅を出て線路沿いに30秒ほど歩いたら線路を潜り、駅舎と反対側へ。ここに駅裏登山道の入口があります。さて、ここから標高差250メートルを一気に登ること30分弱。きついっちゃきついですが、意外に時間はかからないですね(別の登山ルートもありますが、駅裏が一番短時間で登れます)。そこに広がっていたのは・・・、夢のような天空の城でした。山城というと、城域も草木が生い茂るイメージがありますが、ここは綺麗ですね(勿論、登山道は草木で一杯ですが)。早朝と言うこともあり、竹田城貸切状態で、石垣、景色を堪能してきました。11月頃、雲海を見に、再訪したいなあ、などと考えています。
篠山城
2008年6月15日
竹田から和田山経由で篠山口へ。篠山城のある篠山の町までは更にバスで15分ほどです。さて、篠山城は、大坂城攻略の為に家康が天下普請で築かせた城。縄張りを藤堂高虎、普請奉行を池田輝政が行っているのですが、何故か今ひとつ感情移入できませんでした。石垣はそれなり、水堀もそれなりで、再建された大書院もなかなか、馬出しも珍しい、と来ているのですが・・・。やはり、高取、竹田と山城を連続で見た後だったからでしょうか、何かこの平城に淡白な印象が残ってしまいました。あ、町は武家屋敷もあり、城下町の風情があって良かったですよ。冬は牡丹鍋が名物だそうです。スタンプは大書院の受付にあります。
大阪城
2008年6月15日
スタンプラリー終盤に取っておこうと思っていた大阪城ですが、時間に余裕が出来たので、つい行ってしまいました。しかし、4月にも来たばかりだし(その時は天守に登らず)、更に計5-6回は来ているので、今回は山里の丸、天守閣、そして大手門あたりを念入りに見ることにしました。で、敢えて言いますが、さすがは徳川幕府の城。江戸城や、名古屋城、駿府城などとよく似ています(一般的なイメージでは太閤さんの城ですが、今の大阪城はその上に新たに築かれた石垣、櫓、門と全てが江戸時代の天下普請ですからね)。現在の天守閣も、そういう意味では、徳川時代のものが載っていた方が、歴史考証的にはよいのでしょうけれど・・・。大阪城は規模、歴史的価値とも素晴らしいだけに、この一般的イメージと三代目天守閣、そして天守以外の城郭とがねじれた感じは、来る度に複雑な気持ちになります。スタンプは天守のインフォメーションカウンターにあります(受付の人に言うと出してくれるスタイルになっていますので状態も良いです)。
千早城
2008年6月15日
皆さんのレポートを見ていたため期待していなかったのですが、案の定でした。歴史的には有名ですが、遺構らしい遺構もないし、何で100名城に選ばれたんだろう。選ぶなら本城の上赤坂城じゃないか?・・・と言うわけで書くことがないので、行き方を説明します。河内長野駅から『金剛山ロープウェー行き』バスで30分、金剛山登山口下車。バス停から来た道を80メートル戻って右折し坂を少し上がると「まつまさ」です。営業は17時まで。ここでスタンプを押したら、坂の先を右折して金剛山登山道に入りましょう。5-6分歩くと右手に「千早城」と書いたボードが見えるので、右に折れて急坂を上がってください(折れないでまっすぐ行くと金剛山に向かいます)。5-6分で二の丸のすぐ下に出ますので左の階段を上がってください。二の丸、本丸です。帰りは、本丸から二の丸を過ぎ、三の丸(茶屋があります)の先の石段を降りていってください。先ほどのバス停のすぐ上に出ます。この石段は半端じゃなくきついので、上記のまつまさを先に行くルートをお勧めします。なお、まつまさ〜千早城址〜バス停で40分ほどでした。
福岡城
2008年6月18日
いよいよ九州上陸。折しも真夏日の福岡、汗だくになりながらの攻城でした。地下鉄で赤坂駅から歩くこと10分弱とアクセス良好。堀も石垣もとても立派で、平城に近い平山城ながら、攻め落とすのはなかなか難しそうな縄張りです。多聞櫓、祈念櫓などを除き、上物は少なめですが、さすがに九州一の城域の広さを誇っただけはあり、ゆっくり見て回ると2時間は軽くかかりそうです。天守台も巨大で眺めもよく、非常に楽しめました。また、城域の一画に存在した平和台球場の跡地は、平安時代に鴻臚館があったところ。ここから大宰府へは一直線に道が伸びていたようで、大宰府を守るように大野城や水城が位置していたとか。鴻臚館は復原に向け発掘調査が進んでいるようですから、福岡城跡と合わせ、将来的には一大観光地化する可能性もありますね。スタンプは上記鴻臚館跡地の脇にある展示館にて。
吉野ヶ里
2008年7月5日
博多から南へ下り、鳥栖で乗り換えて3駅ほど(博多からは約50分といったところか)。吉野ヶ里公園駅が東ゲートへの最寄り駅です。駅からは田んぼの中を西へまっすぐ徒歩で10分強。案内板があるので迷うことはありません。しっかりと整備された公園はどこまでが遺構か判断に苦しむところもありますが、それでもこの弥生期の環濠集落が我々の廻っている城郭の原点となっていることは十分に理解できるつくり。なるほど、100名城に選ばれたのも分かる気がします。そうそう、本年2月からは北墳丘墓の公開も始まり更に歴史的価値が高まっていますが、この館内、遺跡保全のためか冷房がガンガンに効いていて蒸し暑い夏の攻城中、一息つける場所ともなっています。なお、今回は、東ゲートのチケット売り場でスタンプを押し、集落、墳墓をじっくり見学し、西ゲートから神崎駅に抜けるコースをとりました。西ゲートから神埼駅までも徒歩10分強で、こちらは駅前に凛々しい卑弥呼像が立っています。
佐賀城
2008年7月5日
スタンプのある場所は歴史館という名前が付いていますが、実は史実に忠実に再建された本丸御殿。この城はこれだけでも見る価値がありますね。無料とありますが、こういう素晴らしい復元にはぜひ寄付を、ということで私も少しだけ寄付をしてきました(本当に少しだけですが)。天守台は面積が大きく、更に重文の鯱門も威風堂々。往時の隆盛が偲ばれます。

佐賀駅は吉野ヶ里公園からJRで10分ほど。城址は駅に隣接するバスターミナルからバスで10分。佐賀城跡行きのバスは少ないので、県庁方面に向かうバスで、県庁の少し先のバス停「博物館前」あたりで降りて2-3分歩くのが良いかと思います。
名護屋城
2008年7月5日
築城当時は、大坂城に次ぐ規模を誇っていたという名護屋城。公式ガイドブック掲載の写真ではその規模は伝わりませんが、来てみてびっくり。ここまで縄張りがしっかり確認できるとは思ってもいませんでした。崩れた石垣さえも見応え充分で、景観の素晴らしいこの大規模城郭、大満足でした。気になるアクセスですが、事前に昭和バスのウェブサイトで時刻表を研究しておいたほうが良いでしょう。唐津駅から出発する便と、唐津駅から徒歩5-6分の場所にある大手口バスターミナルから出発する便がありますが、本数は少なく城郭は大きいので充分に時間をとって行動する必要がありますね。スタンプ場所への最寄りバス停は名護屋城博物館入口(目の前に道の駅があって、名物のイカ料理を出すレストランや土産物売場などがあります)で唐津駅から約40分。ここからスタンプのある博物館までは徒歩で約5分。博物館に城跡が隣接しています。そうそう、博物館の受付の方に親切に対応していただきました。感謝、感謝。
平戸城
2008年7月6日
唐津からJRで伊万里まで行き、松浦鉄道に乗り換えて日本最西端の駅「たびら平戸駅」へ。さらにここからタクシーで平戸大橋を渡り、ようやく平戸の町へと入りました。ここはアクセスが悪いからねえ、とはタクシー運転手さんの言葉ですが、確かにその通り。東京からだと長崎空港経由になるのでしょうが、その場合、まず佐世保に出て、さらにそこからバスで1時間半。やはりかなり行くのが大変な町です。但し、古くは遣唐使出発の拠点として、更に江戸時代初期には南蛮貿易の中心地として栄華を誇った平戸、最果ての町、という雰囲気はありませんでした。

さて、平戸城ですが、町の中心にあるバスターミナルから湾を挟んで真正面の小高い丘の上。天守といくつかの櫓は遠くからでも目立ちます。市役所のすぐ脇の道を亀岡公園へ向けて駆け上がり、左手のグラウンドを抜けて更に石段を上がると、現存の北虎口門と狸櫓が迎えてくれます。ここで入場料500円を払い、本丸前門を抜けるとすぐに天守。よくある鉄筋コンクリート製で中は薄暗い資料館ですが、最上階から眺める平戸の海は非常に美しく、旅情気分が盛り上がること請け合いです。スタンプは天守一階にて。
大野城
2008年7月6日
白村江の戦い後、西の政庁「大宰府」を守るために水城と共に築かれたこの山城は、唐や朝鮮を迎え撃つ拠点として7世紀に築かれました。政庁が本丸御殿だとすると、大野城は出丸のような位置づけでしょうか。太宰府駅から二日市方面を背にして路地を進み、赤い橋を左に折れると早速登山道となる四王寺林道の始まりです。とは言え、これまでの山城と比べ、この林道は頂上まで対向2車線の舗装された道路が続き、比較的道自体は楽な部類です。但し、この日から福岡地方は梅雨明け。30度を超え、真夏の日差しが照りつける中だったため、体力の消耗が激しく、焼米ヶ原まで1時間以上かかってしまいました(途中、浦城と岩屋城跡に寄り道していたことも要因ですが)。

さて、この焼米ヶ原周辺、もの凄い土塁が残っています。さらにそのすぐ手前にある太宰府口門も圧巻。石垣好きには物足りないでしょうが、土塁の城が好きな方には十分満足いただけるのではないでしょうか。ここからの眺望が素晴らしく、私はここで時間を使いすぎたため、このあと県民の森センターまで行ったところで時間切れ。見たかった百間石垣まではたどりつけませんでした。残念。
鳥取城
2008年7月20日
鳥取駅からループバスにてわらべ館バス停へ。ここから徒歩3-4分で仁風閣(スタンプ場所)を含む久松公園です。山下の丸の石垣群も見事ですが、やはりここは山上から絶景を、と40分かけて山上ノ丸まで登山。しかし、朝8時台だというのに暑くて死にかけました。夏じゃなければ30分あれば登れるかな〜。

上りきった先にある天守櫓跡には向日葵が咲き誇り、見下ろす先には美しい鳥取砂丘。苦しんだ先に、最高の景色を堪能できて大満足でした。
月山富田城
2008年7月20日
特急も停まる安来駅は、ドジョウすくいの安来節で有名な場所。でも、ここから月山のある広瀬までは約10キロの距離があります。そこで、駅前からイエローバスに乗り、「市立病院前」まで。本数は少ないですが、米子-広瀬便なら「月山入口」が資料館の前まで連れて行ってくれるので更に便利です。安来駅からは30-40分と言った所でしょうか。

さて、資料館でスタンプを押して、脇の舗装された道路を山中御殿下まで。ここからは草むらを掻き分け、いよいよ登山口から登山道へ、という流れです。ところでこの登山道、山頂まで時間にして20分くらいのものなので、山城を色々登ってくると大した事はないのですが、他の方も触れている通り、マムシやハチに注意の看板が多く、おちおち休憩も出来ません。当日はラッキーにも蛇には出会いませんでしたが、本丸にはハチの大群がいて慌てて引き返す羽目となりました。でも、二の丸からは素晴らしい景色を堪能できますので、是非、皆さん涼しくなってから登ってみてください。
松江城
2008年7月20日
24年ぶりの登城。6年前に南櫓、中櫓、太鼓櫓が復原され、現存天守、素晴らしい石垣群、美しい水堀、風情溢れる城下町等、非常に高いレベルで城跡を堪能できます。宍道湖に沈む夕陽も美しいし、是非、温泉を堪能しつつ、ゆっくり観賞して欲しい名城です(個人的には100名城の中でもトップ3に入るくらい気に入ってます)。スタンプは天守閣1階の受付にて。
津和野城
2008年7月21日
松江から特急で3時間。でもそれだけかけて来る価値のある町ですね。江戸時代の町並みが保存された城下、津和野高校周辺に現存する馬場先櫓と物見櫓、更には竹田城を彷彿とさせる山頂の石垣群と絶景。素晴らしい城跡でした。なお、山頂へはスタンプのある「りふと茶屋」からリフトで上がるのが便利です(歩いても登れますが・・・)。そこから徒歩5分で出丸、更に10分で本丸に達します。但し、この15分、結構アップダウンが激しいので、間違っても革靴やヒールの高い靴で行かないように気をつけて下さい。
萩城
2008年7月21日
ここも24年ぶり。明治維新の主流となった長州藩の中心地ですが、新時代に向け率先して破却した為か、石垣以外の遺構は少なく、(初めての方は)やや肩透かしを食らうかもしれません。但し、ここはその分、城下町が見事なぐらい保存されています。一つ一つ挙げていくときりがないのでやめますが、あちらこちらで幕末〜維新の立役者の名前を目にすることでしょう。なお、この町は殆どフラットなので、レンタサイクルがお勧めです。また、JRの萩駅は町の外れで、バスセンターが町の中心に位置しています。ご参考まで。
飫肥城
2008年8月1日
宮崎駅から日南線で1時間少々で飫肥駅到着。途中、海岸線を走るので観光気分が十分に盛り上がります。但し、本数が極端に少ないことと、城跡から歩いて30分近くかかることが難点。時間はかかりますが、城下町に着くバスのほうが本数も多く、便利かもしれませんね。

さて、その飫肥ですが、萩や津和野と言った所謂「小京都」に分類されます。昔ながらの風景があちこちに見え、田舎でノンビリと旧跡に触れるにはよいでしょう。小規模な城跡は本丸観光を含めても1時間で事足りますが、城復元大手門や松の丸など見所もあり、城下町とあわせて帰りの便まで余裕を持って楽しむことが出来ます。スタンプは城郭内に建つ小学校のすぐ脇にある資料館にて。
鹿児島城
2008年8月2日
篤姫で話題の島津の城。裏手の城山に建つホテルには何度か泊まったことがありましたし、城跡脇の義士碑も見たことがあるのに、鶴丸城に入るのは初めてでした。・・・しかし、何だか微妙です。勿論、薩摩に於ける「鶴丸城」と数多くの「郷=支城」の関係を考えることなしには、この城のシンプルさが理解できないことは分かるのですが。

堀端にいた観光ボランティアの方も『鹿児島は歴史はあるけど、どこも残っていないんだよ』と嘆いておられましたが、鶴丸城は縄張りもシンプルで、しかも維新後破却された為、石垣と堀くらいしか当時を偲ぶものはありません(当時の予想模型が黎明館にあります)。やはり、この城は、磯庭園をはじめとする様々な史跡や、遺構の少なさを補う数多くの銅像、桜島の絶景などと合わせて楽しむのがよいと思います。スタンプは本丸跡に建つ黎明館にて。ここは非常にしっかりした展示内容なので、お金払って損はありません。
人吉城
2008年8月2日
鹿児島から観光特急『はやとの風』と観光列車『しんすけ』を乗り継ぎ人吉へ。取り立てて鉄道ファンと言うわけではないのですが、桜島の絶景やら、2回のスイッチバックやらループやらとなかなか楽しい道程を経ること約3時間。ある意味、贅沢な旅を楽しめます。で、球磨川のほとりにある人吉城ですが、復元された櫓もさることながら、しっかりと残る石垣を含め、よく手入れされた城跡には驚かされました。今回は時間も限られていた為、人吉滞在が僅か2時間だったのですが、とても足りないなあ、というのが所感。球磨川のラフティングや、人吉温泉郷など楽しみどころは沢山あるので、また改めて来ようと思います。スタンプは大手門を抜けて左手にある資料館にて。

そうそう、来年には熊本〜人吉間にSLが走るそうです。この区間の球磨川の絶景も見事です。
岡城
2008年8月3日
熊本から九州横断特急かバスで豊後竹田まで以降かと計画していたのですが、熊本で訪ねた友人に車で送ってもらったので、料金所(スタンプもここにあります)まで一気に行くことができました。ここからはすぐに城跡が始まります。荒城の月を聞きながら有名なかまぼこ石の坂道を上がると大手門跡。ここには10年程前に模擬大手門が存在していたそうですが、今は石垣のみ。この思いっきりはなかなかよいですね。

さて、ここの見所は高石垣ですが、石垣から見下ろすとかなりの恐怖感。津和野城や竹田城の如く、石垣から見下ろすとはるか下方に道路が見える感じです。城域はかなり広く、その縄張りが完全に残っているので、城巡りが好きな方にはお勧めですね。なお、二の丸には家老・中川覚左衛門の屋敷の床だけが再建されていました。興味深いものではありましたが、床だけってのは、うーむ。

天気が良ければ阿蘇山や九重連山も見える風光明媚な場所ですし、楽しめること請け合いです。更に、帰りには竹田駅近くの市営浴場『花水月』で温泉を浴びることもできますよ。
大分府内城
2008年8月3日
豊後竹田から九州横断バスで大分へ。バスの終点『県庁前』から正面に大手門を眺めることが出来ますが、最寄はひとつ手前の『合同新聞社前』のようですね。さて、この府内城。小さいながら、水堀と白漆喰塗籠の櫓群(人質櫓と宗門櫓は現存)、更に土塀はとても風格があり非常に美しいです。

但し、郭内に足を踏み入れるとダメですね。残念なほど適当な感じです。水堀に沿って城跡を一周し、再建された廊下橋を渡って、天守台に上り、文化会館の2階でスタンプを押せば終了。もう少し郭内が充実すれば、格がグッと高まるのに勿体無いなあ、なんて思うことしきりでした。

なお、大手門から道を挟んだ対面には、ザビエル、そして伊東マンショの銅像が、郭内には大友宗麟の胸像が、さらに大分駅前には大友宗麟の銅像があります。興味のある方はこちらも合わせてチェックしてください。基本的に彼等は府内城とは関係ない、というか府内城が出来る前の時代の人なんですけどね。
岩国城
2008年8月6日
新岩国駅からバスで約15分。錦帯橋バスターミナルで降りると、錦帯橋は至近距離です。慌てて右斜め上空を探すと・・・有名な光景が広がっていました。絵になりますね。

錦帯橋の手前のチケット売場で橋の通行代、ロープウェーの往復代、そして岩国城天守入場料のセットチケットを購入して錦帯橋を渡り、吉香公園を進むと約5-6分でロープウェー乗場。ロープウェーは20分毎の発車とやや本数は少なめなので、時間が合わなければ、吉香公園観光を先にするのも手ですね(ここには香川家長屋門、目加田家屋敷跡、吉川家墓所、錦雲閣、吉川資料館といった名所旧跡が所狭しと並んでいて、2-3時間は簡単に潰すことができます)。ロープウェーに乗り5分ほど行くと山頂駅。ここから本丸までは徒歩5分ほどです。

ところで再建天守ですが、鉄筋コンクリート製の外見復元南蛮造り。元々の天守台から「錦帯橋から見やすいように」と位置を動かして建てられており、何とも残念な復元となってしまっています。それでも天守から見下ろす絶景は素晴らしく、城下町の保存状態や取組みを合わせると、100名城としては及第点かなあ、とも思えるのですが。
福山城
2008年8月6日
100名城では最も駅から近い物件の福山城。新幹線ホームに降りると、現存伏見櫓、復元月見櫓、復元天守などが文字通り間近に迫り、先ずは圧倒されます。更に駅を出て細い道を渡るとそこはもう二の丸の高石垣。ここから筋鉄御門(現存)と伏見櫓は歩いて2-3分と言った所。近すぎです(笑)。

原爆が落ちた2日後の昭和20年8月8日、空襲で福山城天守、湯殿などは灰塵と化しましたが、ここは復元が盛んに行われていることもあり、かなり見ごたえがある城郭となっていますね(天守は鉄筋コンクリート製の博物館です)。思いのほか楽しめました。

なお、保存問題で一時期揺れていた三の丸の石垣は本丸とは駅を挟んで反対側。こちらも出口から至近距離にあり、現在は発掘調査中ながらビニールシートを通して眺めることが出来ます。将来的にはここにも櫓を作り、より城郭としての完成度を高めていくのが狙いとか。数年先が楽しみになりますね。

スタンプは天守閣1階チケット自販機のすぐ横。現在は19時までの営業です。
高知城
2008年8月15日
今回で高知は5回目ですが、観光目的で行くのは初めて。なめてましたが、素晴らしい城郭でした。ごめんよ、高知城。

高知龍馬空港から朝倉行きのバスに乗り、乗り換えなしで高知城のすぐ近くのバス停まで。この間約35分。ここから歩いて2-3分で堀端へ。本丸御殿と天守閣がいきなりのお出迎えでテンションが上がります。写真で見る高知城は地味な印象がありましたが、とんでもない思い違いでした。現存の天守閣は高石垣の上に四層六階、18.5メートルの高さをもち、破風も大きく優美なつくり。最上階からの眺めは素晴らしいです。現存本丸御殿も質素ながら流れる時間は実に優雅。これまた現存の追手門も風格があり、廊下門、黒鉄門、東西多聞など他にも見どころがいっぱいです(スタンプは本丸御殿受付)。ちなみに、龍馬像のある桂浜は高知市街からバスで40分くらいですが、直通は1時間に1本程度しかありません。時間が合わない場合、長浜までバスで行き、そこからタクシーで1000円程度です(高知市街から直接タクシーで行く場合、20分強、3500円弱といったところだと思います)。
徳島城
2008年8月16日
阿波踊りフィナーレ翌朝7時半に登城。復原された鷲の門から城域に入り水堀を眺めながら大手枡形へ。青石で造られているためか、石垣が独特な外観を持っていますね。さて、ここから表御殿跡に建つ博物館へ向かいますが、当然まだ開いていません(9:30開館)。そこでスタンプは後回しにして、建物を左へ回ると、そこには蜂須賀家正公の銅像が。城山の登山道はもうすぐそこです。ここからは階段を一気に駆け上がり東二の丸(天守閣跡)へ。さらに階段を上がると非常に広い本丸跡へと出ます。残念ながら当時をしのぶものは石垣以外には殆どありませんが、眉山が間近に見えて眺め良し。帰りは西二の丸から下りていくのも一興です。なお、徳島城の在りし日の姿を見たい方は、上記の博物館を観ることをお勧めします。古写真、精巧な模型、古地図などが数多く展示されています。また、博物館で表御殿庭園も見ることができます。徳島城は、石垣、徳島県一の城郭、蜂須賀氏の歴史的功績、御殿庭園、そして築城時に原形が生まれた阿波踊りなどの合わせ技で100名城入りした印象を受けますね。
広島城
2008年8月16日
何度も広島には来ていますが、天守閣に登ったのは初めて。外観復元の鉄筋コンクリートですが、中の展示が興味深かったです。特に、原爆前後の写真には胸が詰まる思い。軍事都市広島故の悲劇とは言え、余りにも辛い歴史です。また、現在の復元天守の前に、2代目天守の存在があったことも驚きでした。この展示侮れませんな(福島正則に関する記載が少なすぎるのは如何なものか、とは思いましたが)。

しかし、広島城で時間をかけるなら、天守閣よりも二の丸の復原櫓群かもしれませんね。御門橋、表御門、平櫓、多門櫓、太鼓櫓が木造で甦り、入場無料で内部を見学することができます。皆、太鼓をガンガンやってたなあ。

スタンプは天守閣2階のお土産屋にて。何で受付に置かないのかちょっと謎ですが、まあいいや。
郡山城
2008年8月16日
土曜は30分ごとに吉田行きのバスが出るのですが、今日はお盆仕様で1時間に1本…。あわててバスセンターから広島駅に戻ってJRで行こうとしたら1分前に発車で1時間待ち。何やってんだか。結局、向原駅からタクシー(15分ほど)で、歴史資料館に閉館間際の入館(正しくは閉館時間を5分ほど過ぎてたけどスタンプを出していただきました)。資料館のお姉さん、本当にありがとうございます。

で、100名城最後の山城なので(残りは平山城と平城のみです)、思いを込めて(?)登山道へ。途中、毛利元就の火葬場やら、毛利家墓所やら、毛利元就墓所やらを過ぎていきます。人が殆どおらず、ちょっと不気味な感もありましたが、よくよく考えれば、こちらが客分として来ているわけですから文句言っちゃいけないですね。ほぼ30分で本丸まで到着しましたが、残念ながら建物はおろか石垣も少ないので今一つ物足りないのは事実。でも戦国の山城の縄張りは十分に堪能できたように思います。帰りは同じ道を降りようと思ったのに、いつの間にか道を間違え、尾崎丸から郡山公園へ。でも結果的にはこのルートで正解だったように思います。
赤穂城
2008年8月17日
相生から赤穂線で10分程度。忠臣蔵で有名な赤穂のお城にとうとうやってきました。駅から南へ1キロなので歩いても20分くらいでしょうが、レンタサイクルのお世話になりました。途中、息継ぎの井戸、上水道モニュメントなどを眺めつつ10分もかからず三の丸隅櫓へ。大手門をくぐり枡形を抜けると、三の丸。右手に大石内蔵助邸長屋門、左手に近藤源八邸長屋門と当時の武家屋敷が続きます(スタンプは近藤源八邸でも押せます)。更に、大石邸の隣が大石神社ですが、ここは曲がらず、二の丸を突っ切り、本丸突入です。本丸は山鹿流縄張りの真骨頂。石垣が複雑に折れ曲がり何とも不可思議な形をしています。更に復元も進んでおり、本丸櫓門は非常に立派。本丸御殿跡も、建物こそありませんが、床が再現されており、非常に広大な御殿であったことが分かります。そして極めつけは天守台。5万石の城としてはあまりに大きく、天守が建っていたらさぞかし豪壮な城郭だったことでしょう。今後も二の丸を中心に復元が進むようです。
二条城
2008年8月17日
堀端から眺めたことは数知れず、東大手門から郭内に踏み込むのも(記憶違いでなければ)3回目です。まずは京都駅から徒歩4-5分の所にあるレンタサイクルへ。ここで8段変則のママチャリを借り、西本願寺を横目に見ながら堀川通りを北上、15分ほどで何度も見慣れた東南櫓がお出迎えです。意外と近い。ここから東大手門はすぐですが、折角なのでまずは堀端をチャリで一周。土塀や門の荒れ具合に驚きを隠せません。で、一周したところで東大手門から入場、右手の事務所へ向かいスタンプを押し、いよいよ攻略開始。唐門をしばし眺めた後、国宝二の丸御殿へ。・・・しかし、傷みが激しいですね。前回来たのは20年以上前のことですが、当時からそうだったのでしょうか?ここから二の丸庭園を経て、いよいよ本丸ですが、珍しい形状の本丸門や非常に立派な枡形など、全く記憶にありませんでした。流石、幕府の城な訳です。極めつけは天守台。とにかく高い!床面積大きい!ここにそびえていた5層の天守は1750年代まで残っていたとか。もっと楽しみたかったのですが、無情にもタイムアップでした。また改めてくることにします。
高遠城
2008年8月24日
このところ広島城、赤穂城、二条城、名古屋城(スタンプはまだ押してませんが)といった平城を立て続けに回っていた為、空堀と土塁のコンビネーションの「上物の殆ど残っていない」城跡は久しぶりで、最初ちょっと違和感。でも曲輪群を何周もしているうちに、面白みが見えてきました。春は桜の名所で勘助曲輪は観光バスで埋まるようですが、この時期はそんなこともなくノンビリと見て回れます。城下には歴史のある建造物も多く、地味ながらも、戦国、江戸の両時代に思いを馳せることができます。武田信玄、山本勘助、織田信忠、保科正之に関心のある人にとっては、十分に満足行く城郭なのではないでしょうか。そうそう、近くにある絵島の囲い屋敷は身につまされるものがありました。

なお、スタンプは高遠閣の表にむき出しに置かれていて状態はよくないです。
根室半島チャシ跡群
2008年11月2日
前日釧路入りし、翌朝8時15分の根室行き普通電車で約2時間半、根室駅にたどり着いたのが10時40分のこと。駅を出てすぐ左手にある根室交通のバスターミナルに入ると右手のカウンターが根室観光協会。今はここにスタンプが設置されています。スタンプを押して根室交通のチケットカウンターで納沙布岬行きのバスチケットを買い、10時45分には車内の人となっておりました。終点の納沙布岬まで35分、ここからオンネモトチャシまでは徒歩で約30分強、といったところでしょうか。チャシまですぐの温根元小学校まで行くバスもありますが、こちらは1日2便のみなので、残りはすべてこのパターンになります。

なお、チャシはドコモの鉄塔から入ると約5分で本丸(?)到達です。その殆どは藪漕ぎをしつつ進むのでかなり大変ですが、着いた先は…。ウーム、何だかよくわかりません。堀切と土塁なのは分かるのですが、本土の「土の城」と比べると(正直なところ)随分プリミティブな印象が残りますね。ただし、ここからは歯舞諸島の水晶島がハッキリと見えます。いろいろな歴史が入り混じった納沙布岬、考えさせられることが多いですね。
島原城
2008年11月28日
フライトが30分近く遅れたため、長崎空港から先の予定を大幅に変更、とりあえず路線バスで諫早に。時間の関係から、この時点で雲仙立ち寄りは諦め、島原鉄道で島原まで直行することとなりました。途中、海岸線すれすれを走ったり、あの国見高校の地元の駅を抜けたりと観光気分。島原までは諫早から1時間くらいだったでしょうか。駅に降り立つと。もう目の前は島原城の天守閣です。

島原城は建物が再建ばかりですが、石垣が非常に立派だし、外観復元の櫓郡や天守も本丸の駐車場を除いては許せるレベルかな。天守のキリシタン関連の凄惨な歴史の展示は身につまされるものが多く、天草・島原の乱の歴史上の位置づけを考え直す良いきっかけになりました。また、町からは眉山の向こうに普賢岳と平成新山が聳え立つ様が見え、15年ほど前の悲劇を思い起こさずに入られませんでした。

城見学は3時間近くに及んだものの、時間が足りなくなり、武家屋敷や最新の公衆温泉施設などにも行けずじまい。雲仙と合わせ、改めての再訪を心に誓ったのでした。なお、スタンプは天守1階のチケット売場にて。いよいよ残すは三名城です。
熊本城
2008年11月29日
実は3か月ぶりの登城でしたが、前回はチラ見だったのでスタンプは押さず。今回は朝から夕方まで、じっくりと熊本城を楽しみました。

この城に来るのは5回目ですが、本丸御殿、飯田丸などが出来てからこれだけ時間をかけて見るのは初めて。調子に乗って丁寧に見ていたら、清正公像から飯田丸到達まで2時間もかかりましたw 本丸御殿、天守閣、宇土櫓、重文の櫓群と更に見所は続き、有料区域を出たのが午後2時過ぎ。昼食をクイックに取り、今度は無料エリアをゆっくりと楽しみ、最後は細川刑部邸へ。うーむ、これでもまだ取りこぼしがあります。

流石に3名城の熊本城、とにかく全てが素晴らしい。近代戦を耐え抜いた最強の城郭を、時間をかけて堪能してください。スタンプは有料区域に入るチケット売場にて。スタンプだけで終わらせるには本当に勿体無い城です。
姫路城
2009年2月11日
何回目の登城か分かりませんが、百名城では最後から2番目に取っておいた姫路城。今から5年前なので、平成の大修理の前と言うことになります。来年、真っ白の姫路城をまた訪れることを今から楽しみにしています。それにしても、この城は素晴らしいですね。大天守以外にも見所だらけ。
名古屋城
2010年1月31日
百名城スタンプラリーのフィニッシュは、過去何回も訪れた名古屋城。前日、天守閣を真正面に見るウェスティンに宿を取り、天守閣を夜中まで眺めておりました(笑) 翌日は天守、現存櫓から内堀、外堀もくまなく見て回り、改めて「天下普請の城」の素晴らしさを目の当たりにしました。スタンプラリーは終わりましたが、本丸御殿が完成する頃、またこの城はじっくり見て回りたいです。