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メンバー情報

ID1836
名前nskk
コメント大学院生時代の平成21年11月11日より登城開始。
突発的に入る連休など活用して巡礼中。

「城」を中心として訪れた地域それぞれの地理や日本文化に触れることが楽しみ。スタンプラリーではなく「旅」を満喫していきます。従ってスタンプだけ押して帰ることは絶対にしたくない。

続百名城開始時に訪問済みだったのは、九戸、鶴ヶ岡、滝山、高島、高田、富山、福井、津、福知山、大和郡山、若桜、三原、岡豊、小倉、唐津、中津の16城。
一の宮巡礼も始めてみました。
登城マップ訪問城マップ

登城記録

登城日順 城番号順
根室半島チャシ跡群
2016年8月15日
八十五城目。
満を持して道東に乗り込みましたが、生憎の台風直撃でした。天気が良ければレンタサイクルで、とも思っていましたが断念し、駅そばの観光案内所で押印後、根室交通さんのバスツアーに参加しました。納沙布岬への路線バスは、根室半島の太平洋側にしか通っていませんが、このバスツアーは一周してくれます。車窓からですが、オンネモトやノツカマフチャシを見ることができました。
とはいえこのまま引き下がりたくないので、釧路のモシリヤお供え山チャシや鶴ヶ岱チャランケチャシを見学しました。モシリヤチャシはスケールが大きく、チャランケチャシは堀の遺構がきれいに残っていてなかなか見ごたえがありました。
五稜郭
2012年8月15日
四十五城目。
函館観光の途中で。
洋風の縄張りと和風の石垣積みの組み合わせが印象的です。半月堡のある正面の防備は武者返しなどあって厚い印象を受けましたが、それ以外の面の防備はやや弱いかもしれません。予算の気兼ねなくつくられていたらどのような姿だったのか、想像が膨らみます。
復元された奉行所や兵糧倉見学後、松前へ。
松前城
2012年8月16日
四十六城目。
木古内からバスにて。今も潮騒の聞こえる、海を強く意識した城です。
実際海側の防御が厚いのですが、山側の寺町方向が弱点となったのがよくわかります。
天守ではアイヌの人々と松前藩との交流に関する展示があり、他の城とは趣が異なり興味深いです。天守焼失が残念でなりません。

観光地としては、最北の城下町というよりは北海道唯一の城下町、として売り出しているような。
再び本州へ、八戸へと向かいます。
弘前城
2012年8月14日
四十四城目。
弘前城の特徴のひとつである長勝寺構えや、洋風建築見学後、城内へ。
天守自体隅櫓の改造ということで、天守以外にも興味深い隅櫓や門が現存していて、見ごたえのある城です。西側の幅の広い堀も必見。

高遠城、松前城もそうですが、桜の名所の城は桜の時期または葉の落ちる季節に来るほうがいいのかな。
津軽海峡を渡り函館へ。
根城
2012年8月17日
四十七城目。
朝市で朝食後、八戸中心街からバスにて。時間前ですが入れて頂けました。バスは時間によっては便が悪いので、根城バス停だけでなく、近くの根城大橋バス停も候補に入れると良いかと。
中世の居館ということで結構歴史が古い城ですが、復元は安土桃山時代に合わせてあるようです。城内に工房があって、それを復元しているというのは面白いですね。
構造はシンプルですが、昔の土作りの城館として興味深く見学しました。

二戸駅から九戸城(中世と近世の二つの時代の融合した面白い城です)、馬仙峡を見た後に、盛岡へと向かいます。
盛岡城
2012年8月17日
四十八城目。
中世の根城、近世への過渡期の九戸城ときて、盛岡城は見事な石垣の城。
スタンプのある「プラザおでって」でいただいた地図が非常に詳しく、城見学を大いに助けてくれました。
中でも見所は二の丸の東側と西側の石垣でしょう。多くの文化人が愛したのもうなづける名城です。

さらに南下していきます。
多賀城
2012年8月18日
四十九城目。
平泉(含、白鳥館遺跡。遠い。)を見た後、訪れました。
古代の政庁の中でここが百名城に入っているのは、おそらく山が敷地内にあって少し要害の地といえなくも無いからでしょうが、主な機能はあくまでも政庁でしょう。
駅からは遠いですが、東門跡は防御の構えとしてなかなか見ごたえがあります。

二本松城、白河小峰城は復元がなった暁に再び・・・
仙台城
2010年10月11日
23城目。
蔵王観光の後できました。連休ともなると青葉城はすごい混雑ですねえ。
循環バスは大混雑、今回は三人の旅行なのでタクシーで行きました。本丸まで1,500円弱。
武将隊の方々が記念撮影していましたが、お目当てはそのバックの見聞館。聞いていた通りトイレ。

大手門まで石垣を見ながら歩いて下り、三の丸を見てバスで帰りました。
多賀城はまた次回のお楽しみ。
久保田城
2012年8月14日
四十三城目。
土作りの城の本場、関東から移って来た佐竹氏の城だけあり、見事な土塁が見られます。
完成された中世の城の中に、近世城郭の建物が立っている、どこか不思議な感じのする個性的な城だったのではないかと思います。隅櫓の場所が若干おかしいような?
大館経由で弘前へと向かいます。
山形城
2010年10月10日
22城目。
家族旅行のついでに寄らせてもらいました。
まずは最上義光歴史館に。休日で人出が多いのに、案内の方が丁寧に説明してくださってありがたかったです。「傾斜地に建てられているため、堀が東西で分断されている」などトリビア満載。山形市民の古の英雄への敬愛の深さに感動。これで無料とは何とお得なことか!
ついで、東大手門から入り、門と復元中の本丸を見ました。土作りの城ではあるものの要所要所は石垣でしっかり固めてあり、名城の名に恥じません。

今回は城巡りはメインではないので、この後山寺観光に行きました。
二本松城
2020年11月22日
九十四城目。
週末パスを利用した福島攻略の旅。まずは歴史資料館でスタンプ押印。で、ここから北が上り坂になっていますが、これを上がりきった切通の部分がどうやら遺構のようで、それらしく二回曲がっています。
城跡公園はなかなかに個性的で、近世城郭−自然公園−近世城郭、といった感じ。間にはそれなりの平地もありますが、遺構っぽくないアップダウンも多く、二合田用水を活用した水流もあります。公園整備前はどのような構造だったのでしょうね?
展望台や本丸からは安達太良山がよく見えます。本丸の石垣には、かなり鈍角で曲がった積み方をした珍しい部分があり、石材の加工が面白いです。。
会津若松城
2012年8月12日
四十一城目。東北六県&道南遠征の旅です。
郡山経由で会津若松へ。瓦の葺き替え後は初めてです。天守と続く走長屋はもちろんですが、
打たせて取るタイプの北の丸や、スケールで圧倒する二の丸本丸間と、見所があります。

特別展示や紙芝居など、「八重の桜」で盛り上げていく気概が伝わってきます。
時間も迫っているので今回はお城だけ。会津は見所がいっぱいなので一日かけて回りたいところでした。
これまた風光明媚な磐越西線をSLに乗って新発田へ。
白河小峰城
2020年11月23日
九十五城目。
総石垣の見事な城、石高はあまり高くありませんが、近くに石の産地があったが故でしょう。
本丸への実質的な入口は南の清水門だけ、水堀越しの北側から眺めれば、まさに湖上に浮かぶ要塞で迫力があります。清水門は見た限りでは桝形など備えているわけではないようですが、これを突破しても前御門と桜門は鉄壁の守りです。
シンボルの御三階櫓はコロナで一階部分しか入れませんでしたが、戊辰戦争の弾痕が見られたので満足です。復元の木造建築は往々にして柱が割れていたりしますが、ここは見た限りそのようなことはないようで、丁寧な仕事だったのでしょうね。
水戸城
2010年8月18日
20城目。青春18の残りを利用して、水戸駅から。
まず水戸一高で薬医門を見ました。東二の丸が水戸一高のグラウンドなのかな?かつて堀であっただろう道路や線路を見下ろしつつ、二の丸三の丸と弘道館を見て終了。
遺構そのものとして残っているのが土塁くらいなものなので、「ここらへん喰違虎口だったのかなあ」と想像力を働かせながら。

帰りはバスで30分少しのところにある小幡城を見てきました。
城の規模としては水戸城と比べるべくもありませんが、遺構の保存状況は格段に良いようです。迷路のように張り巡らされた堀底から見上げる、5メートルはあろうかという郭の迫力はすさまじいものがありました。
真夏ということで虫が多かったのですが、、、「遺構」が見たいという方にはぜひお勧めです。
(水戸⇔石岡 関東鉄道バス 「新小幡」から東の東関東自動車道を越えた所or「桜ヶ丘団地」から南)
足利氏館
2010年11月3日
24城目。
本道の修復が終わったという情報を得て、東武線でいってきました。写真も上げてみます。
丁度祭りの日や七五三が重なってか、人出は多かったです。
遺構としてあげられている水堀や土塁ですが、現代流の整備が完全にされています。
同じ居館でも防御機構が良く残されている躑躅ヶ崎あたりと比べると、遺構としての魅力は薄いように思います。まあそれを補って余りある文化遺産ではありますが。
栃木の城跡といえば唐沢山城が有名なので、近いうちに行ってみたいものです。

足利学校を見た後、東武線で金山城へ。
箕輪城
2010年9月5日
21城目。
青春18で高崎へ、高崎城乾櫓(移築復元)を見学後、群馬バスにて「四ツ谷」下車。
公民館でスタンプと地図をゲット。丸スタンプは初めて。

高崎は猛暑ですが、一応城の中は日陰が多くそれなりに歩けます。
すばらしいのは郭の高さですね。郭の形が良く保存されています。堀は見えるよりも本来深かったようですが、本丸、二の丸あたりを下の通路から見上げると、そのスケールに十分圧倒されます。
小幡城はコンパクトにまとまった城でしたが、箕輪城は面積も広いので夏以外の散策には適しています。

虫、特に蜘蛛が多かったです。前回の小幡城の教訓で、虫除けを持って言ったのが功を奏しました。
金山城
2010年11月3日
二十五城目。
東武線の駅から徒歩で登城。途中で太田焼きそばを食す。
城内に地図がほとんどないので、途中でガイダンス施設によって情報を得てから行くことをお勧めします。係の方が親切に教えてくださいます。しかしこれほどしっかりした施設があるのなら、ここでスタンプ管理すればいいのに・・・。
施設から登城路が二つありますが、駅側の登城路から駐車場に出るルートが最も効率的に回れそうです。駐車場には(たぶん城内で唯一)地図があります。
遺構ですが、復元整備が積極的にされており、戦国の山城当時の雰囲気を楽しむことができます。一部残っているもともとの遺構が、どれなのかわからないくらいです(笑)
とにかくこれほどの石垣の城が関東にあることに感動。

鬼ノ城を駅から徒歩登山よりはよっぽど楽ですが、それでも距離はあるので、ガイダンス施設までタクシーを使うのも手でしょう。
鉢形城
2009年11月23日
4城目。
東武線の寄居駅から向かいました。若干道がわかりにくい。
城跡は結構整備されている感じで、郭や堀の様子がわかりやすくて良。
復元門や庭園もいいのだが、ガイドブックにも記載のある空堀や城内から見下ろす川への斜面など、それ以外のほうが楽しめた。

帰りは鉢形駅まで一本道。川越城へ。
川越城
2009年11月23日
5城目。鉢形城から。
本丸御殿復元中ということで、見所は富士見櫓のみ。残念。
富士見櫓跡は見つけにくいが、川越城の在りし日の栄光をしのぶに十分。
地元の子供たちの格好の遊び場になっていました。
佐倉城
2010年2月14日
6城目。JR佐倉駅より。
堀、馬出、出丸、帯郭など土作りの城の良さを楽しめる。が、JRからだと道がわかりにくい。その上、スタンプの場所がわかりにくいのが残念(城内の案内図には管理センターの場所が書いてないものも多数)。
ちゃんと下調べしていけばよかったなあ。。
江戸城
2009年11月15日
2城目。
とにかく広いです。
都心のオアシスといった趣ですが、あまり真夏の見学はお勧めしないかも・・・
八王子城
2011年5月3日
三十五城目。
しばらく曳橋が工事中だったということで、連休を待って行って来ました。やけに駐車場には車が止まっていましたが、山登りやハイキングの方がほとんどのようで、ガイドは問題なくお願いできました。発掘調査の写真や当時の予想外観を見せていただき、往時の八王子上が目に浮かぶようでした。
ハイキングコースにもなっている遺構ですが、確かに軽い登山を想定して行ったほうが良いです。が、登山靴を用意するほどでもないかなという感じ。山頂付近で子供たちが遊んでいました。
小田原城
2012年5月5日
四十城目。
山中城からの帰り道、早川にて下車。早川口の遺構を見ながら本丸へ。
江戸城の高石垣と水堀に比べると質素な感じを受けます。関八州に両雄並び立たず、江戸に関八州の中心地が移ったあとは支城としての地位に甘んじなければならなかったのでしょうか。
しかし北条氏のお膝元として栄えた、中世の遺構はかなり大規模なものがありました。線路の反対側の八幡郭や、少々歩きますが小峰御鐘の台大堀切はかなりの迫力です。こんなスケールで総構え形成してたとかすごすぎる。大堀切の方は入り口が封鎖されていて見るだけだったのが非常に残念でしたが。
武田氏館
2010年8月16日
19城目。
甲府駅からバスがあるのですが、時間が合わなかったので歩きました。まだ朝早めだったのでなんとか暑さにも耐えられました。

神社の売店でスタンプをもらい、宝物館を見た後、西の郭とそれに付属する二つの郭を見てきました。特に北のほうはよく保存されていて良。

最後に大月で途中下車し、吉田のうどんを食べて帰りました。岩殿山城も見たかったのですが、暑さのため断念。
(東京)→甲府→松本→岩村→犬山→岐阜→名古屋→岡崎→長篠→高遠→(諏訪高島)→武田氏館→(東京)、五泊六日
甲府城
2010年8月11日
10城目。青春18きっぷによる中京圏遠征旅行の途中で。

中央本線で松本へ向かう途中、甲府駅で下車。甲府はまた帰りに寄るのですが月曜なので、月曜休館の山手御門と稲荷櫓だけ見ておきました。どちらも内部は資料を展示しています。スタンプのインクがにじんでしまい残念。
甲府城の見所はなんと言っても石垣ですね。大スケールの野面積の石垣は圧巻。落書きが一部の石垣にあるのは残念ではありますが、落書きのない石垣の部分だけでも相当楽しめます。

夏の甲府は暑いですね〜おざらを食べて、松本城へ。
松代城
2015年10月26日
七十九城目。
長野電鉄屋代線は廃線になっており(松代の駅舎はバスの待合室になっています)、長野駅もしくは屋代駅からバスが通っています。松代は地下壕の大本営跡でも知られる歴史の町です。町歩きを楽しみたい方には是非お勧め。
町の東の寺町と南の大本営跡を見学後登城。事実上の天守台の石垣や復元された二か所の門も見事ですが、復元土塁もなかなか迫力があります。スタンプは真田邸に移動していました。バスの時間が迫っており、動揺して激しく押し損ねました。。長野から春日山へ北上。
上田城
2015年10月25日
七十八城目。真田丸の期待が高まる上田城です。博物館と、南櫓・櫓門・北櫓のセット券が売っていますので、まずは二の丸橋を渡った後右に曲がって、博物館の見学がおすすめです。この付近には来年1月17日に大河ドラマ館がオープンするそうです。3基の櫓に加えて三方を取り囲む水堀の内堀と空堀の二の丸堀、さらに南側から見る石垣と櫓は見事です。しかし構造の簡単な城ですし、籠城戦当時は立派な櫓も建っていなかったはずなので、二度の籠城戦に耐えたのは城そのものだけでなく真田家の戦い方が非常に上手かったのでしょうね。。

上田から数駅の戸倉駅からタクシーで10分ほどのところに、かつての荒砥城を現代によみがえらせた城山史跡公園があります。それほど大きい城ではありませんが、かつての山城がどのようであったのかを感じるにはまたとない場所で、風林火山など大河ドラマのロケに使われています。また城から見る温泉町の景色も素晴らしいところです。ガイドブックに書いてあるのか、二組ほど外国の方もいました。徒歩ですと約一時間で、山登りがきついです。
小諸城
2015年10月25日
七十七城目。小諸なる古城のほとり、しかし雲一つない快晴でした。

小諸へは代々木から高速バスが出ており、新幹線より時間はかかりますが安くて良いです。
まずは改修復元された大手門を見学。係りの方から城の縄張りや歴史について詳しいお話を伺い、予習も完璧。北国街道沿いに本陣を見た後、高架をくぐって懐古園へ。
町より低い場所に城がある珍しい穴城形式で、本丸も石垣で隔てられているだけ、百名城を3/4見てきた身としても一目見て変な城です。しかし町の方向以外はすべて断崖絶壁で、堀切もしっかり作ってあって防御はしやすそうですね。西端からの千曲川の眺めは絶景。
島崎藤村関係の資料館もいくつか見学。
そばが有名ですが、混んでいたのでそのまま上田へ。
松本城
2010年8月11日
11城目。国宝、松本城天守。
お盆とはいえ平日だから大丈夫かと思いきや、見学時間90分!
城内は当然エアコンはないので団扇など必須。
どうせ城内では牛歩なので、展示してある資料だけじゃなくて、壁、床、天井などあらゆるところをじっくり鑑賞しましょう。。

スタンプは天守外の管理事務所の小部屋みたいなところにあります。
若干状態悪。
岐阜方面へ向かい、一泊して次は岩村城へ。
高遠城
2010年8月15日
18城目。桜の名所。
伊那市からバスにて。あまり人がいない。。春とはぜんぜん違う。
堀などが良く残っています。城内地図を手に入れられなかったのが残念。

バスで引き返して、ローメンを食べた後、上諏訪駅の諏訪高島城も見てきました。
堀に張り出した再建天守は、百名城ではないものの一見の価値ありです。
ちょうど諏訪湖花火大会の日で、電車の混雑にはうんざりしましたが・・・城内から花火見物する方もいるようです。

中央本線を戻り、甲府駅へ。最後は躑躅ヶ崎館です。
新発田城
2012年8月13日
四十二城目。
比較的新しい築城だけあって、切込接の石垣が美しいですね。
三匹の鯱の載る三階櫓、それが日本を守る現代の侍・自衛隊に守られている光景はこの城の個性を高めています。
残念ながらお盆の期間は平日でも駐屯地内の資料館の見学はできないとのことでしたが・・・。

清水園見学後、日本海沿いに鶴岡・酒田と観光して、秋田に向かいます。
春日山城
2015年10月26日
八十城目。
春日山駅から徒歩で登城。駅からのアプローチでも山城の威容が感じられます。月曜はものがたり館が休館なので、埋蔵文化財センターでスタンプ。大手道から登城し、そのまま柿崎屋敷、景勝屋敷、本丸、毘沙門堂などめぐっていきました。本丸からは日本海と上越市のパノラマが広がります。整備が非常に良くされていて、とても歩きやすい、初心者でも楽しめる山城かと思います。
下山後、監物堀を見てから高田城を簡単に見学、町中からバスで上越妙高駅で北陸新幹線へ乗り継いで帰京。大満足の北国街道城めぐりでした。
高岡城
2013年11月24日
六十七城目。
氷見から伏木観光の後、高岡へ。広い水堀が残され、映える紅葉がとてもきれいでした!
地元の方も散策によく訪れ、商都を静かに見守る愛される城でありました。
七尾城
2013年11月23日
六十六城目。
新幹線開通前なので、首都圏から七尾市へアクセスするのは一苦労です。。小松もしくは能登空港からバスと列車ですが、どちらにせよ昼くらいになってしまいます。パンフレットを駅前のミナ・クルで入手、お寿司で腹ごしらえの後、資料館横から登城。
登場路は地元の自治会の方でしょうかよく整備され、大規模な山城としては勾配もそれほどきつくないので登ること自体は問題ありません。しかし尾根の両側はどちらも険しい坂!正攻法以外での攻略は非常に困難でしょう。二の丸への登り、本丸・桜馬場下の石垣とともに、恵まれた自然の地形を生かした堅城と言えましょう。本丸からの眺望は素晴らしいの一言ですが、時鐘跡付近からも良い景色が見えます。
七尾からは「脇」経由のバスで氷見へ。車窓の立山連峰と寒ブリを楽しみました。
金沢城
2020年9月21日
九十三城目。
いささか観光客が戻りすぎの感もある金沢、城跡散策は人混みを避けるにはちょうど良い。とはいえ、金沢の一般的な一日観光ルートでは金沢城は大抵中盤になるので、建物内部は人の少ない開場直後が良いと思われます。
さすがは加賀百万石の本城、三御門の重厚感は見事です。吹き抜けのある橋爪門続櫓や本当に菱形の菱櫓といった櫓群、離れますが最近復元された鼠多門、いもり堀など隅々まで見どころがあります。ちなみに櫓群と兼六園は共通券があります。
個人的おすすめは、玉泉院丸庭園ですね。特に防衛の役に立つとも思えない様々な形の石垣が精緻に組まれ、池や植物と相俟って素晴らしい立体感のある庭園の景観をなしています。何なら兼六園より良いかもしれぬ。
丸岡城
2013年9月21日
六十二城目。
福井市内では福井城のお堀のよく見えるアネックスホテル福井さんに宿泊しました。朝食が美味しいです。紹介して頂いた和食のお店、おゝ田さんも素晴らしかったので、グルメな城好きの方は是非どうぞ。
福井の観光名所はそれぞれ離れた位置にあるので、車がないと巡るのが難しいです。便数は少ないですが、東尋坊⇔丸岡城⇔永平寺の路線バスが京福バスにより87系統として運行されています。えちぜん鉄道と合わせると、大抵の交通機関が使えるようになるので便利です。両社の休日限定の一日乗車券を購入して挑戦。
丸岡城へは「城入口」バス停から東尋坊方面に進み、小橋で右折すると天守が見えてきます。古風な味のある天守、素晴らしいです。二階以上では笏谷石の瓦を間近からチェックしましょう。
一乗谷城
2013年9月22日
六十三城目。
某携帯会社のCMをはじめとして、観光名所として存在感を増しつつある一乗谷朝倉遺跡ですが、復元町並だけ見て帰るのは何とももったいない。。というわけで福井駅からバスにて「一乗小学校前」下車。御所跡から下っていきました。一乗谷は奥ほど川上になるので、楽なのです。町の両端に残る城戸、4つの庭園、物見台から見る館跡など色々と散策してこそ楽しめるというもの。山城まではちょっと足を伸ばせなかったのがなあ。
途中敦賀で駅弁を購入し、JRで小谷城へ。
岩村城
2010年8月12日
12城目。松本城から。台風の影響で雨の中の登城となりました。
明智鉄道で岩村駅下車、雨がひどいので駅右手のタクシー事務所で歴史資料館までお願いしました。展示内容はかなり充実しています。大きな町ではないですが、多くの偉人を輩出しているのはすごい。

登城ですが・・・正直、雨の中上るのはやめたほうがいいと思います。坂の傾きのままに敷かれている石畳が容赦なく滑ります。まだ城の上の土の道のほうが歩きやすい(標高の高い山城ですが、竹田城や鬼ノ城よりは上りやすかったです)。
本丸の六段の石垣は見事。霧(というか雨)のため城下は見えず。
八幡郭の櫓再建計画があるのかな?

恵那駅周辺で昼ごはんを食べて、犬山城へ。
岐阜城
2010年8月12日
14城目。犬山城から。
岐阜城にはあまり遺構が残ってないようなので、金華山からの眺めを純粋に楽しみに行きました。ロープウェーが往復千円と高いですが、やむを得ぬ。
本当は夜景まで粘りたかったのですが、雨の岩村、犬山と巡ってきてそろそろ足と靴が限界だったので下山。

次は名古屋城へ。
山中城
2012年5月5日
三十九城目。
東海道線&バスで。日帰りできる範囲にもこのような名城があるのはうれしいですね。
天気がいい日を狙ってきた甲斐あって、富士山がきれいに見えました。障子堀、畝堀の美しさはさることながら、東海道の要衝を固める地の利と、貯水への執念や北条氏の培ってきた土塁築城技術が存分に発揮された、まさに山城のひとつの完成形と断言できるでしょう。
駿府城
2009年11月21日
3城目。静岡駅から徒歩にて登城。
駿府公園として静岡市民の憩いの場になっています。整備されていて良い。
この日はちょうど晴れだったので、二の丸御門と巽櫓が堀に反射してとても美しかった。
掛川城
2018年8月6日
八十六城目。今日も灼熱の日本列島、しかし来たからにはちゃんと見て回ります。
駅で地図をもらってまず大手門を目指したのですが、あれ?本丸と川を挟んで反対側に大手門があるってどういうこと?
確かに大手門は移築なのですが、当時もやはり逆川の反対側にあったようです。天守最上階の解説の方に伺ってみたところ、掛川城の重要性は街道の城であること、当時は東海道が城の南(今の県道37号)を通っていて、その出入りを制御する目的で東海道との最前線に大手門を配した、とのことでした。なるほど。
復元天守や二の丸御殿は木造で味があります。中は比較的風通しがよく、涼しかったです。
犬山城
2010年8月12日
13城目。岩村城から。国宝、犬山城天守。
JRの鵜沼駅から徒歩で登城。木曽川を渡らなければいけませんが、橋から見る天守もなかなかのものです。
松本城より空いていたので助かりました。大きさは松本城にかなわないとしても、階ごとに工夫された造りと外観の美しさは見所十分です。今回の旅でもかなりお気に入り。
スタンプは改札の門の二階にありました。

再び天守を見ながら鵜沼駅に戻り、岐阜城へ。
名古屋城
2010年8月13日
15城目。岐阜城から。

名古屋駅のコインロッカーに荷物を放り込んで、メーグルで名古屋城へ。
往復バスで行く場合には、一日乗車券を買っても入城料の割引で相殺されるので損はないようです(ただし私は帰りのバスが混むと嫌なので地下鉄で帰りました)。

再建天守もさることながら、天守台の石垣のスケールといったら!
大戦で焼失しなければ姫路城とともに世界遺産だったろうに・・・
工事中の箇所が多いため、西北櫓を見落としやすいので注意。

矢場とんで味噌カツ食べて(30分待ちましたw)、東海道線を岡崎城へ。
岡崎城
2010年8月13日
16城目。名古屋城より。
名鉄にて岡崎公園前から徒歩で登城。遠回りでも国道一号線に出たほうがわかりやすい。
城そのものというより、家康の生涯をたどるというつもりで行くと良いですね。ホームページにて入城料の割引チケットが入手可能。
スタンプは木版?慣れないので押しにくかった。

そのまま豊橋へ、翌日飯田線で長篠城を目指す。
長篠城
2010年8月14日
17城目。岡崎城から。
飯田線にて長篠城駅から。あまり降りる人がいなかったが、長篠城の資料館はかなりの人出。ファミリーが多い。
主郭が整備されて残っているが、これだけだとどんな城なのかよくわからない。踏切を渡って野牛郭を回ってみるか、対岸の牛渕橋から眺めるか、いっそ城はそこそこに設楽原を目指すか・・・

長篠城駅に戻って、飯田線にて北上。雨天のため天竜峡見学は断念。有名な辺境駅を眺めつつ、伊那市へ、翌日の高遠城に備える。
伊賀上野城
2013年1月12日
折り返しの五十城目。
関西本線沿いに縄張りの良く残る水城・桑名城、県下唯一の現存建築物を持つ亀山城と見て、伊賀上野で昼食後バスにて公園東口下車。バスのほうが鉄道より安いですが、接続を考慮していないっぽいダイヤなので利用時はご注意。
いやはや、日本一、二の高さの高石垣と時代を経て重みを増した木造天守の組み合わせはこれぞ名城という感じがします。豊臣家を念頭に西向きに立てられた高石垣越しに、西を見つめることしばし。天守内は階段が急で滑りやすいためスリッパが無いのだそうですが、最上階と入口にホットカーペットが設置してあるのがうれしいです。
一月の第二週はたいてい観光地でも人出が少ないので助かります。鉄道で伊賀上野に戻って大和郡山へ。
松阪城
2011年1月16日
二十九城目。
お伊勢参りのついでに行って来ました。
初日は津城(高虎の水堀と石垣、高虎像を堪能。うな丼がとても安い)と、鳥羽城(港に接する小高い丘の水軍城。昔日の姿がしのばれる)を見て答志島泊(魚介最高!)。
答志島で最期を迎えた九鬼義隆は、どのような思いで自らの鳥羽城を眺めたのだろう。。

さて、人の溢れる伊勢神宮のあと、いよいよ松阪城です。まず本居宣長記念館でスタンプ押印&地図入手。押し方が悪いのか若干状態悪いのか、うまく押せませんでした。
寒空の下、吹きぬける鈴鹿おろしに苦戦しつつ城内を回ります。鈴屋のガイドのおじさんが説明してくれたとおり、石の取れない地形だそうで付近から挑発された石棺が天守台に積まれていたりします。野面積みの石垣の美しさに感動。
小谷城
2013年9月22日
六十四城目。
皆さんの情報に従い、駅からレンタサイクルにて資料館、そこから登城です。追手道で本丸、さらに大嶽に登り下山する、一周ルートで攻めてみましたが。。いやはや台風の影響か整備されているはずの道が、大小無数の石と茂る植物に阻まれ登りにくいこと。。。木々が茂っていて遺構もなかなかチェックし切れませんでしたが、全山要塞化、というよりは主要な郭だけ固めてあるという感じでしょうか。資料館の展示によると浅井家はあまり築城が得意ではなかったようですし。
本丸までの所々に設けてある展望所からの景色はまさに絶景、是非湖国の美しさと古戦場の眺めを堪能してください。
彦根城
2015年9月26日
七十六城目。一年ぶりの再開となってしまいました。

彦根駅からのお城通りからは天守がよく見え、期待が高まります。
丁度ひこにゃんが博物館前に登場していたので、パフォーマンスを少し見てから天守へ。
道中、土居を挟んで二層に分けて積まれた石垣、多門櫓、天秤櫓、太鼓門櫓と多くの櫓が残り、優美な天守に残る移築の痕跡や破風の間といった彦根城ならではの工夫もあり、見どころは尽きません。あまり注目されませんが、西の丸の堀切も見事です。
西の丸側から降りて玄宮園からも望む天守もまた格別。

彦根駅に三時間で戻らなければならず、駆け足の登城ではとても見切れません。。。
埋木舎や博物館は時間が足りず断念。
(共通券は城の料金所でしか販売していないそうです。駅近いほうでも売っていただければ)。
安土城
2013年6月2日
五十八城目。
駅前でレンタサイクルを借りました。観光地なのはわかるのですが、レンタサイクルの一般的な相場考えると高いかな。。。
信長の館→観音寺城→安土城の順に見学。資料館は、元町立とは思えない力の入れようです。まあ全国から人来るから無理もありませんか。総石垣に天守を備え、近世城郭の原点といわれる安土城ですが、幻の天主だけ誰も真似しようとしなかったのは何故か、想像が膨らみます。
城跡への入場は午後4時までだそうです。当日は信長公の命日ということで、運よく城跡には無料で入場できました。ルートも一方通行で整備され、やはり観光地の観ですが、まあ我々史跡巡礼者にとって聖地ですし民有地ですから節度は守らねばいけませんね。
観音寺城
2013年6月2日
五十九城目。
この日は安土の前に三井寺、石山寺と回っていたので、城巡りというよりは西国三十三箇所巡礼の旅ですな。
石寺から参道に沿って登城、観音正寺に参拝。ここまで少し郭やら石垣やら遺構らしいものは少なめでしたが、本丸、池田丸、平井丸と回って観音寺城の本気を思い知りました。これはすごい石垣。
全山要塞化ながら整備されているところはそれほど多くなく、観音正寺の復興に合わせていじられた場所もあるのでしょうが、もともと寺を荒らして作られた城ですので致し方ないというところでしょうか。
平井丸から何とか直で下山しようとしましたが、迷いました(笑)何とか林道に降りて事なきを得ました。
二条城
2009年11月11日
記念すべき1城目は京都から。
一通り城内を見終わった後、売店にてガイドブック購入&スタンプゲット。
京都だけあって外国の方が多いですね。
大阪城
2011年9月27日
三十六城目。
大阪は何回も行っていますが、大阪城は初です。
水堀、高石垣、巨石となんでもかんでもスケールがでかい。
やはり幕府は豊臣大阪城をしのぐ存在感を見せることを意識したのでしょうか。

天守閣ですが、鉄骨鉄筋コンクリートの建築物として世界最古だそうな。
言ってみれば、建設当時の世界最先端の技術を駆使して作られ、
それを長年守り続けてきたわけで、大阪の方たちの思い入れの強さがうかがえます。
極楽橋から見返す天守もまたよし。
千早城
2013年1月14日
五十二城目。
赤阪の棚田を見つつ登山客でにぎわう金剛山麓までやってきました。大阪にもこんな自然があるのですね。
皆さんのご意見を参考に、まつまさにてスタンプを頂いた後、裏側の登山道から登城開始。しかし、山城ダブルヘッダーはさすがにしんどい・・・。本丸の奥の尾根の辺りは立ち入り禁止のためわかりませんが、三方を切り立った崖に囲まれ、登山口に水場が有ったように水も十分、となれば篭城するのに有利な山城であるのは間違いなさそうです。崖の傾斜は他の山城より一段険しいのではと感じました。
しかし平野部まで眺望のきくわけでもない山奥の詰の城(金剛山なら話は別でしょうが)に少数が立てこもったところで、無理に攻め落とそうとする必要も無かったのでは・・・
上赤坂城も見たかったのですが天気と脚が限界そうだったので今回はここで帰京。
竹田城
2010年5月3日
9城目。念願の竹田城。
「竹田駅」から徒歩で登城。ちなみに「丹波竹田駅」というJRの駅が同じ兵庫県にあるそうな。
山城らしくかなり登城路は急だが、石垣の造形美と山頂からの景色はそこまでの努力に見合う。
GW中ということもあり、思ったより人出あり。
篠山城
2013年6月1日
五十七城目。
篠山口駅からバスで二階町下車、大書院を含む四館共通チケットを買って回りました。
城のつくりはまさに高虎流そのものといった感じですが、山陰の押さえにふさわしい規模です。馬出しひとつを除いてはほぼ完全に城の形が残っているのも良いですね。本丸から丹波富士こと八上城もチェック。
福知山城等を回り、京都へ。
明石城
2013年8月4日
六十城目。
新大阪から新快速にて。ホームに下りるとすぐ巽櫓と坤櫓がお出迎え。やはり最大の見所というとこの二つの櫓ですが、八月は係の方のご都合か残念ながら公開されていない。。。休日ということもあり観光のメインの天文台のほうは大賑わいでした。明石海峡大橋もきれいに見えますし・・・。
姫路で名物「えきそば」を食べ(姫路城はまた次回)、播州赤穂へ。
姫路城
2023年8月11日
百城目。
日本一の名城に満を持して。前日は予習がてら無料区域の散策とライトアップ鑑賞。好古園は素晴らしいですが、あまり天守は見えない。
開城前に並んでいたところ、少し早めてオープンしてくれました。本日より特別拝観が実施ということで、五百円追加で小天守などにも入れます。天守群に数々の門、迷路のような登城路、百間廊下、色々と残っているにもかかわらず、これでもすべてではないというのが恐ろしい。十分な時間をとってご堪能あれ。
十四年にわたる巡礼の旅、これにて結願と相成申候。
赤穂城
2013年8月4日
六十一城目。
播州赤穂までは新快速が乗り入れているので、京阪神からのアクセスが楽で良い。
源八長屋、大石神社を含めて、駅のほうから順々に回っていけば一通り見ることが出来るかと思います。ところどころ曲線や折れを含めつつ複雑な形をした縄張りは必見ですね。本丸あたりの整備もしっかりされていて素晴らしい。
高取城
2013年1月14日
五十一城目。
大和郡山城(何故ここは百名城に漏れたのだろう)見学後、橿原神宮前で一泊。初詣を済ませてから壺坂山に到着です。
開館前の時間でしたが夢創館の方に入れていただきました。とても親切な方で、お茶を頂いたり丁寧に説明して頂いたり、果ては荷物まで預かって頂けるとは・・・CGなど鑑賞して時間調整をした後、全部登るのはしんどいので10時過ぎのバスで壺坂寺へ。
壺坂口から登る時に五百羅漢経由のハイキングロードを選択したのですが、恐ろしいほどの落ち葉の量で、足元がおぼつかないほどでした。頂上付近まで道が険しい割りにあまり遺構は見当たりませんでしたが・・・頂上の辺りの石垣の素晴らしさはまさに竹田城に比肩するものと言えましょう。これはもっと評価されるべき。
高取城は大和郡山の詰の城として考えられていたようですが、確かに城の堅固さと国見櫓跡からの大和盆地の眺望から考えればこれ以上ない役者であるといえましょう。
昼食後千早城へ。
和歌山城
2016年3月23日
八十四城目。
和歌山駅から少々歩いて。紀州徳川家の城だけあり、かなりの規模を誇ります。再建ですが連立式天守やそれを囲う石垣に、斜めにかけられた御橋廊下、岡口門から見返る天守と見どころは尽きませんが、市役所に上がって見る和歌山城の雄姿が格別です。
鳥取城
2013年10月12日
六十五城目。
関西からは特急一本でいけて良いですね。鳥取城といえば秀吉による兵糧攻め、ということでまずは秀吉本陣跡の太閤ヶ平へ。東の石垣山城もそうですが、城攻めのためだけに作られた城ながら立派な城ひとつの規模で、鳥取城を近くに望む立地はなるほど良い陣取りです。史跡指定は鳥取城だけではありませんので、山上の丸ともども見逃すのはもったいない。巻き石垣は工事中のため近くからは見えず。他の箇所ですが石垣の修理の様子が見られます。
お時間のある方は、是非若桜鬼ヶ城にも訪れてください。山頂に残る石垣、見下ろす城下の宿場町と田園風景は感動間違い無しです。
松江城
2020年8月3日
九十二城目。
市内から徒歩。
いやこれは素晴らしい。技巧的に敵を騙す仕掛けが多い複雑な縄張りでもなく、スケールで圧倒する巨城でもなく、とはいえ美しい天守があり石垣や水堀があり、何と言いますか城の持つ美をコンパクトにまとめきったような名城です。評判は聞いてきましたがここまでとは。ぜひ訪れてみてください。
天守の国宝指定から五年、生憎の世相ですので観光客は少なかったものの、ゆっくり散策することができました。武家屋敷と小泉八雲記念館との三館共通券は、八雲旧居や明々庵などの施設も割引になるのでおすすめです。
月山富田城
2020年8月2日
九十一城目。
米子からイエローバスにて市民病院下車、川を挟んだ対岸です。
遠目に見てもそれとわかる圧倒的な山城感があります。見ての通り、中腹の山中御殿で平地になった後は本丸まで一気に登る感じです。
山中御殿はスケールも大きく、要所をしっかりと石垣で固めた作りは見事です。山頂部の郭の配置は若干個性的でしょうか。段築の石垣も見ごたえがあります。そして広瀬の町の眺望は素晴らしく、津和野城に劣らぬ箱庭感です。

夏場は特に山頂付近に日陰がありませんので、かなりハードです。昼時は特に暑いので避けたいところ。荷物は資料館で預かってもらえますので、飲み物などしっかり準備して登りましょう。。下山後は足立美術館へ。
津和野城
2019年9月15日
九十城目。
山口からJR利用。観光リフトは上る時だけ使いました。しばらく山の中を進んだあとで現れる山上の高石垣もさることながら、城下町の眺望がすばらしい。
城下町も非常にきれいに整備されていて、数々の歴史ある建物を快適に見学できます。水路には巨大なコイも健在です。
津山城
2013年2月25日
五十四城目。
岡山から津山線にて。路線図を見ると交通の要衝ですが、全て地方交通線なので時刻表が薄い・・・駅の観光案内所でレンタサイクルを借ります。2時間まで400円、一時間延長ごとに100円。
扇形機関車庫(外観)、旧出雲街道(月曜休多し)、衆楽園(入場無料!駅から遠いけどオススメ)と見学の後いよいよ登城です。衆楽園からは若干遠くなりますが、南側から入るほうが便利だと思います。なんといっても石垣、そして縄張りの見事さが印象的でした。石垣でガチガチに固められ、何度も270度転回を強いられるこの城は攻城側にとって攻めにくいことこの上ないでしょう。岡山の百名城にはずれ無し!
ホルモンうどんを食べ、岡山で後楽園を見てから広島へ。ちなみに、出雲街道の北に平行して、鶴山公園から真東に伸びている道があるのですが、ここから見る津山城の要塞っぷりは半端じゃないです(写真・下半分は民家が写っているので削除)。
備中松山城
2013年2月24日
五十三城目。
岡山から特急やくもの乗り継ぎ割引で備中高梁駅、乗り合いタクシーでふいご峠まで。
郭跡からの景色や登城心得を楽しみながら登ります。石垣群が出現した時の感動は筆舌に尽くしがたいものがありました。現存する土塀や、小型ながら味のある天守と再建櫓の眺めもまた良し。城好きなら満足間違いありません。帰りは遊歩道を徒歩で下山しました。
(Wikipediaには駅から徒歩60分とありますが、これは健脚な方でも少し厳しいかと思います。本丸まででしたら80分は見込んだほうが良いかと。)
時間のある方は是非、大松山城まで足を伸ばしてください。石垣に囲まれた池が今も水をたたえており、見事でした。ほんの少し雪が残っていましたので足元にはご注意を。城下にも見所は多く、頼久寺の庭園や薬師院の石垣も必見です。名産のゆべしをお土産に倉敷へ向かいました。
鬼ノ城
2010年3月27日
8城目。岡山城から。
皆さんの記録で歩くのは無謀と知りつつも、決行(笑)
吉備線に乗り服部駅下車、一路北へ。
ところどころに案内板はある上、途中から完全な一本道、しかもなぜかgoogle mapのストリートビューでビジターセンタ−までの道を見れるので迷うことはない。確かに途中の坂はありえないほどきついので相当の覚悟は必要だが、道沿いの風景を楽しみながら歩くのも悪くはないと思う。もちろん健脚であることは必須。
ビジターセンターでスタンプを押した後城内へ。木の棒が杖代わりにおいてある。城内の道もかなりアップダウンがあるので、それなりの体力はないと厳しい。特に雨天時は相当滑りそうなので注意。
徒歩で下山後、吉備線で岡山へ帰還。東京から早朝の新幹線で来て、六時は回りました。
岡山城
2010年3月27日
7城目。新幹線で岡山へ。路面電車を使って登城しました。
旭川沿いに進むと見えてくる天守は、否応にも期待を高める。
当日は地元の子供たち(?)が天守の写生をしていて、本丸は大混雑。
他に、現存の月見櫓、石垣とどれも良い。石垣に時々解説板がついているのも見学の手助けになる。
吉備線の時間があるので後楽園は見ず、鬼ノ城へ。
福山城
2012年1月15日
三十八城目。
岩国から尾道へ、さらに福山へとやってきました。
本当に駅のまん前が本丸という、アクセスの良さではダントツの立地です。
湯殿があったりするのはユニークですね。

バスで鞆の浦まで往復して帰京。尾道ー鞆の浦航路がある夏季にはもう少し効率よく回れたかな。
【追記】福山藩の特徴として砂防ダムの建設が挙げられます。福塩線神辺駅の方にある堂々川砂留群は石垣建設技術の平和利用の面白い例です。
郡山城
2013年2月26日
五十六城目。
広島からバスにて。雨が降る予報だったので、受付の方に地図を頂き荷物を預かって頂いて、先にお城を見てきました。時計回りに見学路を回ります。元就のお墓のあたりは目立った遺構も見当たらず、薬研堀以西は城郭外だったのでしょうか。しかし尾根伝いに東へ進んでいくと、郡山城が本気を出し始めます。これでもかと連なる郭、郭の嵐。全山要塞化は伊達じゃありません。雨が降り出す前にと、旧本城も訪れました。足場が悪いので悪天時は危険ですが、上りきったときの達成感と吉田の庄の絶景は是非味わって頂きたいです。
ちなみに、新幹線で広島へお越しの方は、バスの基点を可部駅にすると若干お得です。可部駅は広島市内なので、ここまで乗車券が有効となるため。バスの本数よりはるかに可部線の本数のほうが多く便利ですし、市内の渋滞もある程度回避できます。
広島城
2013年2月26日
五十五城目。
早朝、平和記念公園、原爆ドームを見てから。城の真南には一見横断歩道がありませんが、通りの西側から地下通路が通っていました。
再建とはいえ、風化した木造建築を意識したつくりの天守はなかなか味があります。広い水堀越しに見る天守、絵になります。原爆で吹き飛んでしまったのが残念でなりません。
次は吉田郡山城を目指すのですが、広島城から吉田行きの始発のバスセンター(そごう3階)までは徒歩10分少しです。一時間半乗りっぱなし休憩無しなので準備はしっかりと・・・
岩国城
2012年1月14日
三十七城目。
広島観光ですが、宮島が思ったより空いていて時間ができたので思いがけず岩国城探訪です。
岩国駅からのバス+錦帯橋+ロープウェイ+岩国城の休日限定?切符利用。

遺構というと旧天守台や山城では珍しい大堀切といったところだと思いますが、
錦帯橋の袂から見上げる天守と、天守からの錦川を見下ろす景色はすばらしいですね。
模擬天守批判はあるでしょうが、もし岩国城が廃城されていなければ、麓の橋から見えるように天守を立て変えるのはありえない話ではないと思います。
萩城
2019年9月14日
八十九城目。
山口からバスにて。長州藩の本拠地だけあって、往時の規模が偲ばれる素晴らしい石垣です。詰めの城にあたる指月山にも上ってみましたが、天然記念物指定による最低限の整備のため風通しが悪く、さすがにこの時期では暑かったです。山頂の遺構は中世的要素もあります。
萩市には同時に世界遺産に指定された反射炉と造船所跡、松下村塾などもあります。「まぁーるバス」はそれなりに本数もあるので便利です。
徳島城
2016年1月9日
八十一城目。
空港よりバスを徳島大学前で降りて登城。
この城の特徴は何といっても青石でしょうか。山麓部の石垣や庭園内で特徴的な模様と色を楽しむことができます。
山城部分は広いわりに構造が単純でよく整備されているので簡単に上れます。植生保護のため展望はいまいちですが。
ラーメンを食べて特急で高松へ。
高松城
2016年1月10日
八十二城目。
月見櫓と艮櫓に加えて全国唯一の水手御門が残り、天守こそありませんが海水を巧みに取り込んだ縄張り越しに見る蛸橋や天守台は絵になります。栗林公園ほどでないにせよ城内部の庭園や披雲閣もなかなか趣があります。高松築港駅からことでんに乗って石垣を眺めるのもまた良し。そのままの形で是非見たかったお城の一つですね。
うどん県、讃岐うどんだけじゃありません!
丸亀城
2016年1月10日
八十三城目。
栗林公園から、ことでん沿線でうどん食べてこんぴらさんに詣でた後、JRにて。
何層もの堅牢な石垣の上に小柄な天守が一つ乗っている、個性的な外見の城です。さらに回ってみて面白く感じたのは、北側が大手と現存の門二つと石垣でがっちり固められても門さえ通れば拍子抜けするくらい簡単に上れる一方、南側からは元の大手とは思えないほど堀が無防備なのに山がガチガチに要塞化されていることです。是非とも搦手側で石垣また石垣の要塞ぶりを堪能していただきたいです。現存の天守内部は意外と天井が高く、しっかりと骨組みされています。本丸からの瀬戸内と讃岐平野の景色もまた圧巻。
これにて四国制覇。
今治城
2011年2月25日
三十一城目。
藤堂高虎渾身の海城というだけあって、海水を引き入れた堀の広さと石垣の美しさは流石のものです。今治という産業の町が発展したのも瀬戸内の交通の便のよさが一因かと考えますが、四百年前にそれを見抜いていた高虎はやはりすごい武将です。
今治は鉄板で焼く焼鳥が有名ですね。本当に安くておいしいのでオススメです。
湯築城
2011年2月25日
三十城目。
四国の百名城は近世城郭ばかりですが、湯築城は唯一の戦国時代の城です。
道後温泉までリムジンで行って、セットで観光。城域がほぼ完全に残っているのには驚きました。本丸の展望台から松山城の遠景を眺めて、次の目的地今治城へ。
松山城
2011年2月27日
三十四城目。
宇和島から松山に戻り、いよいよ松山城。まずはリフトで山の上へと登ります。現存再建含めた門や櫓、屏風折れの石垣そして連立式天守など見所はたくさん、とても全てを書ききれません。美術館で白洲正子展を開催中だったので見てきましたが、城下から山上に見上げる建物郡もなんとも見事でした。登り石垣も良く見えます。
松山は空港からの便がいいのも魅力ですね。天候にも恵まれてよい愛媛旅行になりました。
大洲城
2011年2月26日
三十二城目。
今治から内子の町並みを見学後、伊予大洲着。
二つの櫓は昔のままで天守は再建。ですが違和感無く三つの建物が調和しています。三の丸南隅櫓も重文ですが、学校の脇にぽつんと佇んでいて見落としやすいです(笑)

しかし大洲城も良いですが、臥龍山荘も見逃すことはできません。河内寅次郎の並々でないこだわりが随所に見られる臥龍院と、肱川と庭園の美しさが見事に調和した美しさは、
これだけでも大洲に着てよかったと思わせるものがあります。若輩ゆえ昔のドラマは良くわかりませんが、おはなはん通りも昔にタイムスリップしたかのような情緒があります。大洲は伊予の小京都と言われるとおりとても美しいところですね。予讃線で宇和島へ。
宇和島城
2011年2月26日
三十三城目。
これも藤堂高虎得意の海城ですが、今では海岸からかなり遠くなっています。
まずは現存する天守です。防御のためのつくりは皆無で、平和な時代に立てられた天守であるのを印象付けます。五角形の縄張りと石垣も見逃せませんね。
さて、宇和島の鯛めしは関東で食べる鯛めしとはまったくの別物で、その味には衝撃を受けました。是非ご賞味あれ。
高知城
2014年10月15日
七十三城目。
前日には選に漏れた岡豊城に行ってきました。高知駅やはりまや橋近辺からバスで医大病院もしくは学校分岐下車の後徒歩で、県立の資料館の裏山が岡豊城です。四国の覇者の城としてはかなりコンパクトな印象の山城ですが、堀切に埋まった井戸などなかなかめずらしいものが有ります(ちなみに長宗我部元親像はここではなく駅挟んで反対側の桂浜の近く、若宮八幡宮です)。
それと比較しないにせよ、高知城の堂々たる近世城郭ぶりは見事なものです。城を取り巻く幾重もの石垣と現存する天守に本丸御殿、大手門、守備の要詰門など、地図で見るよりも意外に広い城内の見どころは尽きません。是非充分な時間を取ってご堪能あれ。幕末にさして興味のない私ですが、高知城だけでも大満足でした。そして登城後の酒と鰹の美味しさよ!
福岡城
2018年9月24日
八十七城目。
意外と機会のなかった福岡訪問です。地下鉄一日券購入の上、赤坂駅から入り、大濠公園駅から抜けるルートで巡りました。築城の名手・黒田家の居城だけあり、見事な石垣です。特に天守台はやはり迫力があります。場内の公園は一転して、江戸城といい勝負の地元の憩いの場といった雰囲気。

スタンプは鴻臚館の反対側にある小さめの施設のほうで押しました。曰く、一番城らしい見栄えがするのは大濠公園側の入口のほうとのことです。水城に向けて西鉄で出発。
大野城
2018年9月25日
八十八城目。
豪雨被害からの復旧が遅れており、宇美町ルートからの登城に限られていました。雑餉隈からバス、県民の森入口から徒歩。山道はそれほど勾配がきついわけではありませんでしたが距離が長い。川の流れを聞きながら、途中、最大の見どころである百間石垣を鑑賞。見事。
しかし、山頂の施設は月曜休館と聞いていたのですが、振替休日の翌日は休館のようでした・・・山頂の遺構を見ようにも、イラストの地図はあまり正確でなく、豪雨被害のため所々ぬかるんで危険箇所が不明でしたので、泣く泣く撤退。
スタンプは下山後に乙金山を回り込む形で大野城市体育館まで歩き、押印。コミュニティバス(100円)で駅に戻りました。久留米城へ。
名護屋城
2014年4月1日
七十城目。
唐津からバスですが、直行便、呼子経由便とも本数が少なく、見学に適した時間を取りやすいダイヤではないので、公共交通機関派の方はご注意を。
というわけで呼子の朝市で腹ごしらえの後、タクシーを使いました(尤も、タクシーの営業所もそれほど大きくは無いので、私が行ったときは出払っていましたが)。呼子に一時期あったレンタサイクルは中止されたみたいです。

さて、肝心の城跡ですが・・・これは想像以上のすばらしさでした!大規模な遺構の保存・整備が良好にされているのは皆さんの書き込みどおりですが、城跡に多く植えられている桜がまさに満開、玄界灘を一望できるロケーションに天気にも恵まれ、眼福なひと時をすごさせて頂きました。いや呼子でイカだけ食べて帰る旅は実にもったいない。なお、城跡近くにある道の駅では地元産の食品が購入できます。私はミカンを買いましたが、これがまた安い上に美味い。

唐津の市内も、虹ノ松原を一望できる唐津城をはじめとして見所が多いです。高取邸、くんち展示館との共通券がお得です。中でも高取邸は大洲の臥龍山荘とも通じる大文化人の邸宅で、非常に楽しめました。
吉野ヶ里
2014年4月2日
七十一城目。
唐津から伊万里、有田、武雄温泉と回ってからの吉野ヶ里です。伊万里の大川内山は陶芸に特に興味ない方も是非訪れて頂きたい素晴らしい所です(例によってバスの本数は少ないですが)。
ここは城跡、というよりは弥生時代をモチーフにしたテーマパークといったところでしょうか。体験型のメニューもあり、家族連れも多く、楽しめるところだと思います。なにぶん時代が古すぎるので、考証とかはどうなっているんだろう。個人的には、初期の土の城にも見られる「逆茂木」の様子が再現されていたのが一番興味深かったです。
佐賀城
2014年4月3日
七十二城目。
佐賀駅から城跡まではかなり距離があるのでバスがオススメです。駅の東ガード下にバスターミナルがあります。
で、とりあえず城の周りの水堀を見ようと、県庁前で下車して歩いて回ったのですが、、、この城、半端じゃなくデカい。本丸、二の丸などひっくるめた上で水堀で囲ってあるので、外周を歩くだけで相当な距離になります。他の城を見回るときからの類推で歩いていたら、時間が押してしまいました。そのスケールの大きさは天守台にも反映されているようです。現状再建天守の建っていない天守台の中では全国指折りの規模なのではないでしょうか。
再建の本丸御殿は本来の設計図に従った木造復元で、とても見ごたえがあります。ボランティアの方もかなり詰めてらっしゃるので、是非解説を楽しんでください。現存する鯱門と御殿の一部もまた良し。バスで筑後川昇開橋、柳川を見た後帰京しました。

佐賀県は知名度や広報の点で若干割りを食っている観がありますが、城跡、グルメ、伝統文化と見所は他県に勝るとも劣らないものを持っていると感じました。是非、皆さんも佐賀をのんびりと巡ってみてください。
平戸城
2021年3月29日
九十六城目。工事中のため営業していませんが、外側からだけでもということで登城。実際、北虎口門から狸櫓に上がる通路は閉鎖されていましたが、亀岡神社を挟んで見奏櫓・懐柔櫓の方に回るとそのまま本丸に上がることができました(点検の方に確認し、歩いて回るだけなら可とのこと)。海に囲まれた素晴らしい立地と折れの多用された通路など楽しむことができました。新しい城のわりに石垣の積み方は割と昔っぽさを感じますね。
この後、ランチはヒラメ定食をいただき、午後は生月島のバスツアーに参加しました。これおすすめです。
島原城
2010年12月27日
二十七城目。
十年ほど前にも来ていた島原城ですが、それなりの城ファンになってからの印象は全然違いますね。
熊本からバス、フェリー、バスと乗り継いで島原駅から登城。左を指している島原城の案内板はとりあえず無視、堀沿いに右に折れて、城の外周を眺めつつまずは二の丸へ。空堀の中は農業の実験やらゲートボールやらでかなり有効活用されている模様。二の丸は文化会館が建っていますが、普通に通り抜けて堀を渡って本丸へ行くことができます。天守と西望記念館を見学。
石垣は熊本城で散々見てきましたが、それでも折れが多用された高石垣は見事としかいえません。やはり数万石の大名には過ぎた城だったのでしょうか。鹿児島へ。
熊本城
2010年12月26日
二十六城目。
折からの大寒波、肥後国熊本城はなんと雪の中登城となりました。
長年勤めてらっしゃるガイドの方にしても、十二月に雪が降るのは初めてだそうです。

市電で杉塘まで行って細川刑部邸を見た後、徒歩で櫨方門まで移動。スタンプは強めで良。
熊本城はさすが名城中の名城といった所でありましょう。
清正流石垣の迫力は言うに及ばず、宇土櫓をはじめとした数々の現存櫓や近頃再建された本丸御殿など、見所は数え切れないほどです。黒を基調とした櫓群に雪が映えて興を添えました。

観光客の方が多かったのはやはり天守や本丸御殿ですが、城好きとしては宇土櫓、長石垣、竹之丸は見逃せません。竹之丸は公式ページでもアピールされていませんが、これこそ必見です。ここらへん観光客がほとんど来ないようなので、存分に清正公の城を堪能できました。島津の押さえに南向きに防備を厚く建てられた城が、実際に西南戦争で薩摩に攻められるあたりも歴史のロマンですね。
人吉城
2014年1月12日
六十八城目。
かなりの方は熊本城とセットで行かれているかと思いますが、飛行機でいく場合は鹿児島空港が便利です。駅弁も有名な木造駅舎の嘉例川駅から肥薩線、観光列車「しんぺい」号を乗り継ぎ、人吉へ。鉄道ファンならずともオススメできるアプローチです。
城は要所に石垣を用いつつも、もともとの地形を活用するところは土で残してあります。川に面していない南側、東側も断崖で攻められなさそうです。三の丸あたりからの人吉市外の眺めは格別です。球磨川とともに歩んできた町の歴史が感じられます。
名物の西洋式武者返しの使われている場所は一箇所だけ、なぜそこなのか。そして家老屋敷の地下室遺構は何のためなのか。多くの謎を頂いて帰りました。
焼酎倉見学の後、人吉ICより高速バスで宮崎へ。
大分府内城
2014年10月27日
七十四城目。
城跡は本丸といくつかの櫓を残すのみ。資料館的なところもなく、スタンプや資料は何時でも取れるのでさっさと見学できます。府内は大友氏の治世、現在の大分県の県庁所在地として繁栄を謳歌していますが、江戸時代は二万石の小大名。大友氏の館跡にしても現在の府内城とは別のところにあります。

さて九州の東側は惜しくも百名城の選に漏れた名城・城下町の数々が並んでいます。百名城ではない、という理由で訪れないのは勿体なさすぎる素晴らしい街です。
なかでも関東の人間にはまず読み方すらわからない杵築や日出は素晴らしい発見でした。杵築の地形を巧みに利用した岬に突き出た城跡とサンドイッチ型城下町、その美しい坂道は日本に類を見ないものです。日出は全国唯一の現存する鬼門櫓、小さな城下町ながら名士を引き寄せる輝く歴史と別府湾の絶景に圧倒されました。豊後は江戸時代に小藩の寄り合い所帯に分割されてしまいましたが、だからこそそれぞれの街に歴史と文化が残されたのでしょう。日出はガイドさんを頼むのがオススメです(この街がる◯ぶに載ってないって一体どういうことなの?)。
岡城
2014年10月27日
七十五城目。
大分から九州横断特急で豊後竹田、そこから若干きついですが徒歩だと城下町を通って登城口まで三十分弱です。
受付にて地図の巻物を受け取り、荷物を預かって頂いて登城開始。城跡は非常によく整備されて歩きやすく、山を囲むようにめぐらされた高石垣の美しさを存分に堪能できます。まさしく名城中の名城でありましょう。反面、整備されすぎているので、土井晩翠と滝廉太郎の歌う「垣に残るはただ葛、松に歌ふはただ嵐」という「荒城」感はイマイチかも。。城の端っこの方まで行けば多少荒れてきますが。
岡城は熊本空港が圧倒的に便利です。高速バスの他に、JRで肥後大津駅から無料の乗り合いタクシーが出ています。というか大分空港が不便なのよ。。
飫肥城
2014年1月13日
六十九城目。

公共交通機関でお越しの方、「日南レール&バスきっぷ」を強くお勧めいたします!!

宮崎駅から片道はJR特急「海幸山幸」、もう片道は観光バス「にちなん号」の利用で、日南海岸の観光名所を巡りつつ、二通りの車窓で楽しむことが出来ます。観光駐車場の方に切符を見せれば、飫肥通行手形の割引も効き、非常にお得です。
(九州外の方も、前もって予約センターに電話をしておけば、現地のみどりの窓口で受け取れます)

私は行きをバスにしました。観光駐車場に降ろしてくれるので、すぐそこがお城です。四半的を体験し飫肥天を食した後、登城。大手門は見事に復元され近世の城の趣がある一方で、どこが本丸やら良くわからない個性的な縄張り、松尾の丸の御殿、飫肥杉の林に迷い込んで別世界を感じられる旧本丸、と訪問者を飽きさせない色々な顔を見せてくれます。

帰りは食べ歩きながら飫肥駅へ、「海幸山幸」を田吉駅で下車して宮崎空港へ乗り越し、帰京しました。直前に訪れた「川の町・人吉」と「木の町・飫肥」は好対照で、一泊二日ながら城、車窓、グルメに大満足の南九州旅でした。
鹿児島城
2010年12月28日
二十八城目。
九州旅行の最後は鹿児島。城自体はほとんど見るところが無い・・・熊本城や島原城と比べても、「これが五十万石以上の大名家の本城か?」という具合。まあ平時の居館だったらこれで十分なのは間違いないですか。
維新の面影強い尚古集成館や仙巌園、城の近くにある西郷さんの像や西南戦争の銃弾跡もセットで見ておきましょう。指宿で砂蒸し風呂に入って帰京。
今帰仁城
2022年10月9日
九十七城目。
座喜味城から喜名バス停まで徒歩、名護BT行きのバスから名護十字路で降りて、本部循環線に乗り継ぎ、今帰仁城跡入口からさらに徒歩。城跡までは結構登りがきつい。
波打ちながら長く続く石垣、見下ろすどこまでも青い海がすばらしい。平郎門に備えられた狭間や、敷石の風化と斜度で歩きにくそうな旧道はぜひ見ておいてください。個人的お気に入りは主郭の先の志慶真門郭。グスクは本土の城と異なり郭を必ずしも平坦面にしませんが、それにしても高低差のある郭を石垣で豪快に囲い込むスケールが良い。
今泊のフクギ並木の集落を見て、名護に戻りました。
中城城
2022年10月10日
九十八城目。
勝連城跡前からバスを途中で乗り継ぎ、比嘉西原下車、日本現存最古のファストフード店舗A&W屋宜原店で食事をした後、ライカム入口前のバス停からグスクめぐりんにて。これはコミュニティバスなので乗り放題の対象外ですね。ここらへんは非常に坂の高低差とカーブが激しく、乗用車でも運転は大変そう。バス利用ならこれがほぼ唯一の解。
グスクは全体的に縄張り思想が本土の城と大きく違いますが、ここは平坦面を石垣で囲って井戸もあったりと、本土にあってもおかしくなさそうな感じ。とはいえ、曲線をなす石垣の美しさと沖縄ならではの広い景色には感動させられます。
中村家住宅を見学の後、再びグスクめぐりんに乗り、ライカム・比嘉西原経由で那覇へ。
首里城
2022年10月11日
九十九城目。
この日は3日フリーパスのゆいレール券を使い、浦添城を見た後に首里駅から登城。
さすがは琉球王国の首府の堂々たる王城、見事な曲線の高石垣に囲われ、数々の朱塗りの門を従える姿は在りし日の栄光を想像させます。もっとも門には見たところ防衛の工夫はあまりなさそうで、石垣上から攻撃するには高すぎて上がるのが大変そうですし、東西のアザナでの監視を別にすれば、宮殿としての役割にほぼ特化していそうな印象です。石垣は石の色が違う部分が見られるので、部分的に元の石を使って組みなおしたあたりでしょう。
世界遺産なのは正殿遺構部分のみと聞きますが、火災から蘇った華やかな建物群の姿をまた見せてほしいものです。
そして、あとはあの城を残すだけだ・・・。
志苔館
2021年8月2日
三十一城目。
ワクチン完了して陰性確認してから。
百名城の中でも珍しい、鉄道より空港が近い城です。ということで函館空港からアンダーパス経由で徒歩。特に入口のある西側の二重土塁がなかなかの迫力で、見どころです。草がきれいに刈られており、地元の方に大切に管理されている様子がわかります。函館山を望む眺望も良し。
バスで江差へ。ご飯はセイコーマート。
上ノ国勝山館
2021年8月3日
三十二城目。
江差に宿泊してレンタサイクルで行こうと思っていたら、まさかの利用区域制限があったのでタクシーで。バスで行こうとすると、江差のバスターミナルが町はずれにあるため、アクセスが絶望的に悪いです。江差の歴史ある町自体はとても良いのですが。。
ガイダンス施設から山を下るように見学。夷王山からの眺望や、百名城では珍しい傾斜のついた曲輪からの海岸の眺めがすばらしい。大手の二重堀切も見事。ニシン漁の繁栄を今に伝える旧笹浪家住宅もセットで見られると良いかと。
当日は猛暑でした。周辺には飲料の自販機はないので注意してください。バスで木古内へ。
浪岡城
2021年8月4日
三十三城目。
浪岡駅の交流センターでレンタサイクル。ここリンゴジュースも飲めるので、JR派の方はぜひお立ち寄りを。
資料館としては、中世の館が充実していますが、見学であれば案内所にある地図の順路に従えば一通り見学できるように出来ています。浮島のような曲輪と堀、中土塁が巧みに配された、とても個性的な縄張りです。これは面白い。
ラーメン食べた後、リゾートしらかみに乗りに。浪岡駅は特急停車駅ですがリゾートしらかみは停車しませんので注意。
脇本城
2021年8月5日
三十四城目。
脇本駅から徒歩。炎天下の山登りの疲れが吹き飛ぶほどに、ダイナミックに展開された天下道を挟む郭群からの海の眺望がすばらしい。当日はちょうど草刈り作業中で、虎口の地形は特によく確認できました。
普通に見学できる内館地区は城域のごく一部のようで、ものすごいスケールですね。
秋田城
2021年8月5日
三十五城目。
土崎駅から徒歩。重要な史跡だけあって資料館は充実。資料館から城跡への橋を建設中でしたが、まだ渡れなかったのでおとなしく下から。
まあここは多賀城と対をなす古代政庁跡ですね。ブラタモリでも紹介された古代の水洗トイレ跡、東門の築地塀が面白いです。
いなほで鶴岡へ。
鶴ヶ岡城
2021年8月6日
三十六城目。
鶴岡は表の百名城でも来ていましたが、改めて。戊辰戦争の後に破壊されたためか、防備としては不十分に見えますが、典型的な輪郭式の縄張りは良く残っています。藤沢周平記念館の床の城下町対応地図と見比べるとなかなか面白いです。近くの致道館、風間家住宅もおすすめです。
いなほで村上へ。
三春城
2020年11月22日
二十五城目。
歴史民俗資料館でもらった地図がかなり詳しいのでありがたいのですが、その資料館が坂の上にあるので歩きだと結構ハードです。。
お城坂から登城開始。よく整備された山城、落ち葉こそ季節柄ありますがとても見学しやすいです。曲輪と斜面のコントラストがよくみられる一方で、あまり石垣は目立たないといいますか、少しずつ時代とともに手直しはされつつも何となくそのまま残ってきたのかな、といった感じを受けました。遊歩道で二の丸や東館も見られるようになっていますのでお見逃しなく。
会津若松へ。
向羽黒山城
2020年11月23日
二十六城目。
南若松から徒歩。しかし今年はドングリが大凶作のため熊目撃情報が多く、閉山されていました(24日まで)。。。町の公式のページでアナウンスしていただけると助かるかと、、しかし「ならぬものはならぬもの」、気を取り直してインフォメーションセンターに寄って、本郷焼の窯元さんを少し見て、会津若松城の再訪へ。
2023/9/24再訪。とにかく規模が大きく、登城口から主要遺構までが遠い。車か電動自転車が強く勧められます。一の郭周辺は竪堀と堀切が大迫力で、二の郭は広くて眺望も利いてよい。とりあえず上の駐車場を拠点にこの二か所は見られると良いでしょう。あとは時間との相談で。内側の土を掘って外側に土塁を築くパターンが多く、堀を歩くのが楽しい。
笠間城
2022年1月3日
四十八城目。
笠間駅から徒歩。三が日の笠間稲荷はさすがに混んでいますが、城跡は人が少なくいい感じ。要所に石垣が組まれていますが、作りとしては中世山城です。最上部の天守丸あたりは未だ震災の影響で立ち入り禁止とのこと、たわみが見えるので実際結構危なそう。さすがに10年以上経っていますから当面直す気がないんでしょうね。。
真浄寺の稲荷櫓を見た後、岩瀬駅からバスで真壁に向かいました。小田城同様に常陸の戦国平城が良好に残る真壁城跡と、伝統ある街並みが楽しめます。
土浦城
2021年12月14日
四十二城目。
土浦駅から徒歩にて。水堀に囲まれた本丸周辺が良好に残っていますが、地図と比較すると堀はもう少し広かったと思うので埋め立てられたのでしょうか。東櫓、西櫓は復元ですが、櫓門、霞門などは現存のものでこれらが見どころでしょう。スタンプは市立博物館の外にありました。
物足りない方は、隣のつくば市にある小田城がおすすめです。とてもよく整備された戦国期の平城を大スケールで感じることができます。休日なら関鉄バス乗り放題券が710円で買えます。
唐沢山城
2020年3月20日
十三城目。
田沼から歩きましたが、コカコーラの看板のところからあるハイキングロードにはあまり遺構はなさそうですので、車ある方は直接山頂に行って良いかと。レストハウスか社務所に地図がありますので、いただいてから見学しましょう。
遺構の保存状態が良い一方で、非常にきれいに整備されているので見学しやすいです。本丸の石垣は迫力があり、一つ目堀の側から見上げる石垣と桜もこの時期良し。あと猫かわいい。
名胡桃城
2021年11月15日
四十一城目。
沼田方面からバスで真庭局前下車、ここから歩くと後閑経由より距離が短く済みます。本数は多くないので注意。
案内所のガイドさんが説明してくださいました。シンプルな縄張りながら、深い沢と段丘で囲まれた鉄壁の立地と、喰い違い虎口や丸馬出といった防御の工夫が凝らされ、真田昌幸の築城思想が読み取れます。あまりに厳しい立地だから崩落個所があるというのも驚きでした。満足の上州真田三名城。
沼田城
2021年11月15日
四十城目。
そもそも沼田という町が急な河岸段丘の上に建てられているため、駅からは「かなり」上ります。2駅ですが、バスを使った方が楽でしょう。。遺構は西櫓台と本丸堀跡くらいの一部しか残っていませんが、良く整備された歴史公園になっています。
吹割の滝方面へも足を延ばしたい場合は、フリーパスが駅そばのデイリーで売っていますので便利です。
岩櫃城
2021年11月14日
三十九城目。
中之条まではえきねっと割引で、群馬原町から徒歩。群馬原町の方がランチには便利です。案内所から本丸は比較的すぐですが、案内所自体がすでに城跡全体の中程くらいで、山の東斜面が広く要塞化されていたようです。一の郭は山の中腹ですのであまり眺望は利きません。最大の見どころは一の郭と二の郭の間の巨大な堀切で、堅城にふさわしい迫力です。
尾根通りで登り、沢通りで下り、さらに真田道を通って潜龍院跡に行きました。岩櫃山がよく見えます。真田道はかなり良く整備されていて、ハイキングにはちょうど良いですね。
忍城
2020年3月20日
十二城目。3月中、スタンプは市役所のカウンターにあります。
ガイドブックにはありませんが、行田駅から巡回バスでも水城公園まで行けます。埋め立てのため本丸近辺だけですが、水堀越しの御三階櫓は江戸時代の忍藩の姿を想像させます。面白い形の水堀ですね。もう一つの見どころの土塁も必見です。
杉山城
2019年1月6日
7城目。
菅谷館から徒歩にて。城のパンフレットは町役場でなく現地にあります。なぜ町役場あんな所にあるんだろ・・・。
現地で散策を初めて、この城が「土づくりの城の頂点」と称賛される理由がすぐにわかりました。土塁の迫力もさることながら、いたるところ虎口に横矢がかかる優れた縄張りです。特に本廓への入口の三か所はいずれも鉄壁の防御です。石垣の近世城郭なら力業で地形を曲やるげて造ることもありましょうが、土づくりでこれをやることには衝撃を受けました。満足満足。
菅谷館
2019年1月6日
6城目。
東上線で武蔵嵐山から徒歩。見学用通路が非常によく整備されていて、初心者にも簡単に散策することができます(そのせいかはわかりませんが、二の廓と三の廓の結節点あたりの防備が薄すぎるような)。本廓の土塁は迫力があり、館時代でもかなりの防御度があったのではと思います。辛モツ焼きそばでスタミナ補給して杉山城へ。
本佐倉城
2021年9月19日
三十八城目。
大佐倉駅から。京成線からいつも気になっていた城跡ですが、初訪問。矢立の並んだ画像が有名ですが、東山虎口や城山の大堀切などそれ以外の遺構も見どころがあります。基本的に散策マップの通りに進んでいくと一通りうまく見学できますが、最後の部分は倒木のため少々回り道が必要です。
大多喜城
2021年6月13日
三十城目。
子供のころ訪れて以来の大多喜城。いろいろ城下町訪れてきましたが、古い蔵造りの建物の残る城下町が東京からバス一本で行けるというのは素晴らしいことですね。というわけでアクアライン経由勝浦行きの高速バス使用で登城。
堀や石垣などの城の遺構自体はあまり多くないかもしれませんが、大多喜高校内の薬医門や井戸は迫力があり、敷地から見上げる天守も絵になります。栗山のあたりも行ってみました。確かに中世城郭の遺構っぽい部分も見られ興味深いですが、この時期にはもう奥の方は藪化しており、引き返してきました。
日曜午後のアクアラインの帰りはゴルフ客で混雑しますのでご注意を。
滝山城
2019年2月11日
八城目。
前に訪れたことはありましたが、スタンプを押しに。ARアプリなんて前来たときはなかったような。結構面白いので楽しんでみるとよいかと。
非常に良く作られた、規模の大きい城です。最大の見どころは二の丸の馬出でしょうか。
品川台場
2018年5月13日
2城目。
喧騒に包まれるお台場の駅周辺を離れ、雨の降りしきる中、登城してきました。江戸末期の先進技術で建てられただけあり、直線的で堅牢な構造が百数十年の潮風に耐えてよく残っています。当然海を埋め立てて造られたわけですので、かなりの難工事だったと思われますが、江戸の防衛のためには必要だったのでしょうね。
小机城
2018年4月8日
1城目、手習いの初めは小机城。まあこっちは全制覇は厳しいのでまったり。

自宅からいけそうなので自転車で行きました。小机駅前に駐輪場あり。
スタンプは小机地区センターの2Fです。パンフレットと、図書スペースのところに簡単な展示があります。城跡はすこし駅から離れていますが、案内が掲示されているので迷わないと思います。
第三京浜に分断されてはいますが、主だった遺構は存分に楽しめます。特に空堀の規模が素晴らしい。この季節は遊歩道にタケノコが出ていたりするので足元に注意してください。
石垣山城
2021年5月3日
二十八城目。
かの有名な秀吉の陣城。早川駅から徒歩で登城。だらだらした登りがひたすら続くので結構きつい。当時見下ろした小田原城とは違う景色でしょうが、城下と相模灘を望む景色は素晴らしい。
遺構は、城割の形跡の残る石垣、そして井戸曲輪が最大の見どころ。天守台は残っていますが割と跡かたない感じです。ガイドツアーが頻繁に出ているので、特に城巡り始めたばかりの方にはおススメでしょう。
新府城
2022年5月5日
五十九城目。
城は駅から近いのに資料館が遠すぎるパターン。
東西を川に囲まれた立地の、大手搦手を虎口馬出で固めた甲州流築城術の集大成。特に大手の馬出は下からの高低差が大きく迫力があります。北側の二か所の出構など新しい工夫も面白いですね。
遊歩道は良好に整備されていますが、城内の案内表示の位置や方向が微妙に間違っているのはどうにかしてほしいところ。
要害山城
2023年4月29日
七十四城目。
「人は城」「人は石垣」とか言いつつ、ちゃっかり大規模な詰めの城を整備している武田家さん。
積翠寺バス停が最寄りですが、まともに使える時間は甲府駅北口11:30発の一便のみです。終点まで乗られた方は数名しかいなかったので(ほぼ武田神社で降りる)、そもそもマイカーで訪れる方が多いのでしょう。
続百名城まで見てくると、武田の城と言えば丸馬出しと即答できるくらいにはなりますが、この城は詰めの城という事情からか、築城時の技術や理論からか、そういった仕掛けはなさそうです。代わりにやたらと門が多く、要所を抑えて攻めにくくしてあります。所々石垣があるのも見どころでしょう。東の端の竪堀がすばらしいのでここまで見てほしい。
帰りは武田神社まで歩いて下り、バスで甲府駅まで。ほうとうで遅めの昼食です。
龍岡城
2022年5月5日
五十八城目。
もう一つの五稜郭。新時代を生き抜いた藩主による、ある種の実験作的な城なのでしょう。とはいえ、石垣は統一感をもって組まれていますし、堀と合わせた美しさは函館のものに決して引けは取りません。なぜかぽつんとある桝形も面白い。
周囲に飲食店がありませんが、臼田駅前まで足を延ばせば佐久のプルーンを使ったカレーを食べられますよ。小海線で南へ。
高島城
2023年9月9日
七十七城目。
諏訪大社上社方面からバスで。建物は再建ですが、見た目がかなりきれいなので良くメンテナンスをしていそうです。本丸内の公園も天守からの諏訪湖の眺めもなかなか良し。下社をお参りして中津川へ。
村上城
2021年8月6日
三十七城目。
村上駅からコミュニティバスで。山登りが少々大変ですが、東日本では珍しい総石垣の城。
防御の要の四ツ門と出櫓の石垣が特徴的で見応えあり。日本海を望む立地も素晴らしいですね。
村上と言えば鮭ですが、お茶が予想以上においしかったです。駅前の観光案内所で茶葉を買って帰りました。
高田城
2022年5月3日
五十四城目。
高田の駅から雁木の街並みを見つつ徒歩にて。
天下普請の割に石垣が少ない個性的な城ですね。三重櫓も見事ですが、見どころはとても広い水堀でしょうか。きれいに縄張りされた内堀越しの本丸も良いです。
桜や蓮の季節に来たいものです。えちごトキめき鉄道で北新井へ。
鮫ケ尾城
2022年5月3日
五十五城目。
北新井駅から徒歩。駅に地図もあり高低差もさほどないので案内所までは比較的行きやすい。
とにかく堀切で守るんだ、というコンセプトの城。半面それ以外の工夫があまりあるようには見えないような。春日山の支城なので、セットでの防衛計画が前提で単独での籠城は想定していなかったのでしょうかね。
富山城
2022年5月4日
五十七城目。
富山駅から徒歩。都市に飲まれた城跡の宿命か、残っているのは本丸の一部くらいです。千歳御門と資料館近くの桝形のいくつもの鏡石は見どころでしょう。南東の石垣はなかなか個性的な見た目をしています。
増山城
2022年5月4日
五十六城目。
チューリップフェアで大混雑の砺波駅を尻目にレンタサイクルにて。散居の強風が結構きつい。
北側大堀切や安室屋敷周辺をはじめとして、とにかく大規模な堀切の数々に圧倒されます。曲輪の配置も見事で堀底の敵を効果的に攻撃できそうです。ここまでのスケールがあれば石垣なくても十分でしょうね。
カモシカには会えず。安田城に寄り道してから富山へ。
鳥越城
2020年9月20日
二十二城目。
レンタカー不使用民にはアクセスが厳しい城。鶴来駅近くにレンタサイクルがあり、加賀一の宮駅跡から気持ちの良いサイクリングロードで城跡近くまで行けますが、かなりの距離があります。行きは手取川沿いの若干の登りでもあるので、電動がおすすめです。最後の駐車場まではかなりの坂、バッテリー切れには注意。
駐車場からは後二の丸がそびえたち、圧倒されます。復元された桝形も当時の新しい築城理論のはずで、本当に一揆勢が作ったのかという驚きがあります。本丸からの眺望も山城らしく見事ですね。あと意外と腰曲輪がかなりの規模で面白いです。資料館裏の二曲城もコンパクトで中世的、ぜひセットで見たいところです。
福井城
2023年9月13日
七十九城目。
都市に飲まれた名城は数あれど、本丸がすべて行政施設に占拠されているのはここくらいか。歴史を経ても機能が変わっていないのはある意味すごくはある。
要所を固める切込接の石垣が美しく、さすがは天下普請の名城。特に廊下橋から山里口門へのアプローチは堅固さをよく感じられます。天守台もスケールが大きい。他の入り口は虎口が改変されている模様だがまあ仕方ないか。
越前大野城
2024年3月14日
八十城目。
北大野駅から徒歩。今年は北陸新幹線開業で天守が早めにオープンするようですが、この日は開業前ということでお休み。スタンプは下の映える武家屋敷で。四隅が上手く押せない。
本丸の石垣はなかなか良いです。特に武者登りの狭さは、往時も登城するだけで一苦労だったでしょう。
しらさぎで米原まで。
佐柿国吉城
2020年9月22日
二十三城目。
美浜駅からかなり距離あります。今日は玄蕃尾城とのダブルヘッダーなので迷わずレンタサイクル。
麓の資料館もかつての奉行所に建ち、石垣が残っています。裏手の登城路より登っていきますが、一応ここが大手道ということになるのでしょうか。遺構こそ見当たりませんでしたがかなりの急坂で、九十九折の道が上から丸見えなので意外に防衛に有利なのかもしれません。伝二の丸からは虎口の遺構など出現してきます。本丸から、また堀切を挟んだ曲輪からは丹後街道や若狭湾が眺望でき、若越国境の要衝を抑えるその立地がわかります。北西の連郭群を進むには断崖絶壁で、深入りすると登って帰って来られなさそうなので、ここらへんで引き返します。
玄蕃尾城
2020年9月22日
二十四城目。
刀根バス停から徒歩。舗装されていますがわりにきつい登りが3キロくらいで駐車場。公式ガイドブックにある徒歩五十分はここまでの所要時間です。さらに山道を十分弱登ると、峠に至ります。さらに少し登ると平坦になり、やがて突如として土塁が姿を現します。柴田陣営渾身の、こういう城を作りたいという哲学が詰め込まれたような縄張りです。これはぜひ杉山城と同じく山城好きには訪れてほしいところ。帰りも刀根バス停に戻りました。
さて、前述の峠がおそらく福井と滋賀の県境で、柳ケ瀬方面から登ってきた場合との合流点と思います。滋賀側の道は少なくとも数年前から荒れているようで、見た限りでも部分的に藪化していたので、滋賀側への下山は遭難の恐れありと判断してやめました。というか福井側が玄蕃尾城以外に何もない道を2キロも舗装して、登山道と駐車場とトイレまで整備しているのがすごいんですよね。感謝。
郡上八幡城
2024年3月16日
八十四城目。
重伝建の街並みを楽しみつつ、安養寺の脇から。結構な標高がある。
これも石垣が良く残っており、見応えは十分。戦前復元の木造天守もまた独特な構造をしていて面白い。展示内容も、意外に戦乱の多かった当地の歴史を詳しく説明していて楽しめます。
苗木城
2023年9月10日
七十八城目。
鉄道民にとって東濃はビジネスホテルがどこも高速道路沿いで遠すぎて辛い。タクシーを呼んでおいてルートインから一番上の駐車場まで2,730。苗木城の直行バスも通りますが、途中、城山大橋からの苗木城の眺めは必見。
ここは続百の中でも指折りの石垣と、いたるところに取り込まれた巨岩の構成がすばらしい。特に天守台や馬洗岩は大迫力で、しかもそんなところまで石垣を組むかという作り込み。天守跡展望台からの眺望も言わずもがな。
帰りは遠山家墓所を眺めつつ直行バスで中津川へ、中山道の宿場町を巡りつつ帰路へ。
美濃金山城
2024年3月16日
八十三城目。
可児駅からバスで。明智経由のバスより本数が少ないので注意。
スタンプ置き場の係りの方に伺った通り、米倉を経由する一周ルートで行ってきました。この米倉や出丸の石垣も積み直しはあるのでしょうが、迫力があってよいです。山頂部分は虎口の遺構がすばらしく、また川沿いの立地ゆえの眺望の良さが楽しめます。一周ルートからは外れますが、大堀切の切り立ち具合も迫力満点。
また、城そのものではないかもしれませんが、麓の蘭丸ふる里の森がとてもきれいに整備されています。桜の季節には良いでしょうね。野戦なべを食べて引き返します。
大垣城
2024年3月15日
八十二城目。
関ケ原を軽く見てから。
西美濃の一大拠点ということでかなり大きい城だったようですが、今は本丸のみのコンパクトさ。ちょっとこの積み方嘘くさいなぁ、と思う石垣も一部ないわけではありませんが、一部風化が進んだ石の表情もまた良し。洪水の記録が書き残されているのは今日の文化財愛護的にはあれでしょうが、まあそういう時代もあったということで。天守の展示は関ケ原関連が多く、なかなか楽しめます。
興国寺城
2021年5月3日
二十九城目。
原駅から徒歩。結構距離があるが、正面に見える愛鷹山、奥の富士山が壮大。
いやこの城はとても個性的な構造していますね。曲輪を隔てる土塁は撤去されているとはいえ、スケールの馬鹿でかい斜めのファイルボックスのような、どこか箱庭感ある構造です。見どころは本丸奥の大土塁、その奥の大空堀でしょう。降りてみましたがすごい迫力。反対側の北曲輪には登れませんでした。
原駅近辺には、臨済宗の中興の祖、白隠禅師のお寺もあります。富士山のふもとの宿場町、見どころ十分です。
諏訪原城
2021年12月28日
四十七城目。
金谷駅から徒歩。東海道の石畳は風情はありますが、駅からは登りなのもあり現代の靴では歩きにくいところ。しかし城内に入ってしまえば、遺構自体はあまり高低差のない見学順路がよく整備されています。
最大の見どころはやはり巨大な丸形馬出でしょう。規模と数に圧倒されます。ただし復元門のあたりは工事中で見学できず。二の郭、本郭は割とただ広いだけという感じで、後ろ堅固で虎口さえしっかり守っていれば城は落ちない、という築城思想が感じられます。本郭東側は木の伐採整備により視界が開けていて、大井川扇状地が一望できます。

あと、月曜でも12/29日以降でもないのですがガイダンス施設が臨時休館でした。。どこかでちゃんと広報していただけると助かります。スタンプは外のボックスで押せましたけど。
高天神城
2021年12月28日
四十六城目。
掛川駅南北通路内にある観光案内所で押印、バスで土方下車。大手から登って搦手から降りるルートにしました。一城別郭式の縄張りで、それぞれに見どころがあります。本丸側は大手門跡や石窟、高天神社側は北西の堀切と思います(というか高天神社のある郭が実質的な二の丸なのでは?)。
三の丸近辺からの富士山、馬場郭からの遠州灘の眺め共に良いです。整備がしっかりされているためか、そこまでの難攻不落感はありませんが、素晴らしい城です。掛川に戻って金谷へ。
浜松城
2021年12月26日
四十三城目。
浜松駅からバス、市役所前でも市役所南でも大して変わりありません。
算木積みすら未発達な古風な野面積みの石垣の上に、天守が乗っているのはここくらいしか見られないのではないでしょうか?浜松城は出世城だからこそ、城主が腰かけのつもりで統治するため大改修を経なかった、ということです。スタンプは櫓門の方にありました。
楽器博を見て、電車で豊橋へ。
小牧山城
2019年3月3日
九城目。
名古屋駅からバスで。一本で行けるので楽です。間々乳観音前で下車すると少し安い。
山頂部にある石垣は部分的に残っているくらいですが、これが岐阜城や安土城につながっていくのですね。市役所前あたりの大規模な土塁、屋敷跡も非常に見ごたえがあります。
古宮城
2021年12月27日
四十五城目。
作手は折からの寒波で大雪でした。地元の方曰く、このあたりは豊橋より南信の天気予報が当たりやすいとのこと。冬場車で行かれる場合はスタッドレスかチェーンの御準備をお忘れなく。
さて登城は新城駅口からのバスで作手高里下車、資料館見学後多少歩けば白鳥神社に着きます。両袖枡形や中央の大堀切が最大の見どころでしょうか。武田の城はどこを固めれば守れるかという築城コンセプトがわかりやすいのが多いですね。徒歩圏内に、徳川方の城である亀山城もありセットでの見学をお勧めします。同じ土づくりの山城ながらここまで違うか。。。
吉田城
2021年12月26日
四十四城目。
鉄櫓で押そうとすると、続百随一の難度になるのはどうにかしてほしいところ。早々にあきらめて夜のうちに市役所13階にて押印。花火の方にスタンプ置き場がありましたが、展望台からは昼でも植物などのため城の遺構は見えません。
翌日、ホテルからレンタサイクルにて。特に川の対岸から見た石垣の要塞感と、天守台西面の野面積み石垣の迫力は素晴らしいものがあります。ですが石垣で補強されていているのは基本的に川沿いと本丸の入り口一部だけで、基本的に土づくりの城です。二の丸三の丸の土塁はある程度良好に残っています。本丸の大手入口は工事中でしたが、東側から迂回できます。
飯田線で新城へ。
多気北畠氏城館
2023年3月21日
七十三城目。
鉄オタと城マニア以外乗っていないかと思いきやそうでもない名松線で終点の伊勢奥津まで、そこからレンタサイクル。電動万歳。ここも行きのトンネルまでがきつい登りですのでご注意。
遺構らしい遺構はあまり多くなく、苔の見事な庭園や、土塁に囲まれているっぽいロケーションを楽しむくらいでしょう。詰めの城は行きましたがあまり規模が大きくなく、霧山城はあまりにも遠く雨の予報のため途中で断念。昔は意外と京都と伊勢を結ぶ要衝であったようで、それなら国主がここを抑えるのも納得です(が、それにしてもちょっと山奥すぎる気はする)。
赤木城
2023年3月20日
七十二城目。
おそらく金田城の次に公共交通機関でのアクセスが悪いのはこの城ではなかろうか。熊野市観光後バスで道の駅へ。スタンプとパンフレットと腹ごしらえの後、レンタサイクルで城跡へ。国の史跡構成要素の田平小刑場跡のある峠まではかなりの登りで、電動のありがたみが感じられます。
城は石垣や横矢や虎口など織豊系城郭の要素はほぼ完成しているにもかかわらず、縄張りの大枠は中世山城という、まさに過渡期に位置する城ということを存分に感じられます。おそらくは高虎先生の習作的な感じなのでしょう。特に石垣で固められた曲輪が微妙な傾きの坂道でつながってるのが良い。周りはこの城より高い山ばかりですが、街道の要衝をにらむ立地とのこと。
丸山千枚田を眺めたあと、瀞流荘の温泉で汗を流して松阪へ。
鎌刃城
2024年3月15日
八十一城目。
米原駅からバスで。宿場町の面影を残す番場を歩き、パンフレット代を払って入手。
43番ゲートから登城。方向案内が非常に丁寧にしてあり、道もわかりやすいが、落ち葉の量がすさまじいので足元注意。下界からの隔絶の分、堀切や虎口もよく残っています。
南側の尾根筋の道は、かなりの悪路。途中堀切をいくつか見たところで引き返しました。西郭も一人で行けそうにない感じ。
下山後は醒ヶ井まで中山道を歩き、特産のマスを食べる。
福知山城
2022年9月18日
六十五城目。
二の丸が日本軍によって撤去されたという話のある福知山城。スロープで登りやすいですが、もともとの登城経路がわかりにくい。見どころは転用石を多く含んで算木積みが未発達の石垣、木造っぽい堂々たる天守閣でしょう。内部は復興天守にありがちな歴史展示ですが、将棋フォトスポットがあるのが珍しい。リスケの影響で1時間少しで駅に直帰。
・入場料を交通系ICカードで払うとクリアファイルがもらえました。
・将棋の竜王戦の対戦会場であるようで、11月に行かれる方は閉館に注意してください。
・夜10時までライトアップ実施中。夜間も本丸までは無料で行けます。とても風情がある。
芥川山城
2019年3月19日
十城目。
塚脇バス停から登城。三好氏の本城だったというだけある規模です。整備されていない、という記載がガイドブックにはありますが、結構問題なく見学させていただけました。大手の石垣は勾配のきつい登りの最後という、攻めるほうにしてみればいやらしいところにあります。摂津峡経由で歩いて帰還。
岸和田城
2023年8月11日
七十六城目。
だんじり会館との共通券にて。
都市に飲まれた城跡の典型例ですが、本丸の犬走り付きの石垣は見事です。今の天守は小天守付きですが、天守台の形からするともとは一つだけ大きいのがあったのかな?八陣の庭は面白いですが、いまいち深いところはわからない。
出石城・有子山城
2022年9月18日
六十六城目。
豊岡からバス。意外に関西に少ない城下町のためか、出石は随分と観光地しているんですね。。
さて、城は城下から見ると石垣が層をなして模擬矢倉とともになかなかの景観ですが、実際登ってみると登城路の両側に郭が階段状に並んでいるだけのとてもシンプルな構造です。完全に平時の居館ですね。とはいえ、詰め的存在の稲荷丸の高石垣はとても迫力があります。
台風によるリスケの影響で有子山は時間が取れず断念。バスで八鹿駅経由で福知山で荷物を拾って帰京。
黒井城
2022年9月18日
六十四城目。
台風接近につき、急遽当日中に3城巡って帰京するようにリスケ。黒井駅からの往復を1時間半あまりに収める必要があるので急がねば。
まずは黒井城の下館の改築でもある興禅寺、石垣と堀が近世城郭っぽくて立派。
続いて登城。熊鈴とある程度の靴は準備しましょう。登城路には、急坂コース、なだらか→急坂コース、なだらか→なだらかがある模様。後ろ二つは遺構は変わらないので、歩きやすさを考えると全部なだらかで良いと思います。
見どころはいかにも山頂を削って作ったことがわかる郭の石垣ですが、城割されたのか石垣は割と低めです。虎口もそれぞれ作ってありますが割とシンプルですね。城下の眺めはまた格別ですが、帰りの電車があるのでそこそこに下山。福知山へ。
新宮城
2023年3月19日
七十一城目。
お世辞にもアクセスがいいとは言えない紀伊半島を巡る旅。和歌山から、くろしおで那智の滝を見学後、新宮にバスで。南からのバスは、速玉大社、城跡、明日香神社を経由して駅に向かうので、観光には途中で降りると便利です。
新宮の町はそれほど大きくありませんが、新宮城は築城が新しい城だけあって切込接の石垣がなかなか立派です。特に見どころは、スタンプになっている渡櫓門跡、熊野川に向けて張り出す出丸と明らかに防衛用でない水ノ手郭といったあたりでしょう。
この地方の一人旅は宿泊箇所も限られるのがつらいところ。そのまま新宮泊で翌日に熊野市へ。
米子城
2020年8月2日
十四城目。
境線に乗りたかったので敢えて富士見町駅から。
麓の二の丸三の丸はテニスコートや野球場というあるあるな使われ方ですが、石仏巡りなる巡礼路が整備されているのはさすがに珍しいですね。
二の丸虎口の堂々たる構えや山頂部の幾重もの石垣は圧巻です。そしてまた米子市街と中海と日本海の眺望が良い。中海展望所というのが中腹の石仏巡りのあたりにありますが、季節柄植物が多いので眺望は山頂の方がよいです。内膳丸から見返す山頂部もまた良し。
山頂のスタンプは不届き者に破壊されたそうで、歴史館のみの設置でした。今から行く方はご確認を。
浜田城
2020年8月4日
十五城目。
大田で石見銀山を見た後、特急で浜田へ。直で城跡行ってしまいましたが、国道九号を浜田川で右に折れたところにある浜田城資料館も見ごたえあるので、先に行くのもよいかもしれません(今のところgoogle mapでは文字打って検索しないと出てこない)。

登城路ですが、護国神社の本殿の脇のところから行けます。資料館から時計回りに回り込んでも本丸には至りますが、登城感が今一つかもしれません。
石垣や移築門も見事ですが、最大の見どころは港を手中に収めるその立地でしょう。山陰両県は何となく単調な海岸線のイメージでしたが、なるほど全国に名を響かせた北前船の良港です。素晴らしい。

石見地方は高速バスで広島から意外とアクセスが良いです。公共交通機関派の方はご一考を。
備中高松城
2023年8月9日
七十五城目。
吉備線での一宮巡拝とあわせて。スタンプは午後三時の閉館ぎりぎりに資料館にて。
百名城の方の岡山の城はどれも遺構がすばらしかったものの、ここは古戦場枠といったところか。とはいえ本丸は良く形がわかり、確かにこの高さなら水没するよなあという想像は働きます。
三原城
2020年8月6日
十七城目。再訪です。
最大の見どころはやはり巨大な天主台でしょう。そのまま天守建てるにはさすがに大きすぎるので実質的な本丸でしょうが、見事な石積みです。舟入櫓もそうですが、内側はほぼ単なる平地なので、外側から楽しむのが良いでしょう。
前回見損ねた和久原川水刎も見てから次の目的地へ。
新高山城
2020年8月6日
十六城目。
スタンプは本郷観光協会にて。
沼田川下流から高山城と並立する様子はなかなかに壮大です。下からではただの岩山にしか見えませんが、登ってみるとちゃんと山城らしい郭が作られていて見ごたえ十分です。井戸がやたら多い。
詰の丸からの景色も素晴らしいです。下山後は三原へ。
大内氏館・高嶺城
2019年9月15日
十一城目。
大内氏館はバスで萩城に行く途中。土居による方形の館の形がよく残っています。庭園も室町時代のものはそうだったんだなという、味のあるものです。
高峰城は瑠璃光寺から歩きましたが・・・歩くべき距離ではありませんね。テレビ局中継所まで車で行かれたほうが良いかと。石垣も部分的に導入され、さすが繁栄を謳歌し文化の先進地であった山口の本城だと感じます。
勝瑞城
2020年8月9日
二十一城目。
勝瑞駅から徒歩。駅にあった紙の地図は掲示のものよりわかりやすいです。武田石油さんがお休みの日も、隣の靴屋さんにスタンプはあります。
館の方はかなり広いですが、遺構は完全に埋め戻されてしまって観察できません。それだけ重要な史跡ということでしょうが、見学する者としてはイメージしずらいですね。復元整備がされれば見ごたえはありそうです。
城の方は大大名の本城としてはあまりに簡素な堀一重の作りで、さすがにこれで防御万全とはいいがたいでしょう。他の曲輪があったとかだと思いますが果たして。
引田城
2020年8月9日
二十城目。
引田駅から歴史ある街並みを見ながら登城。キャンプ場の標識を目指していくと大体良いです。
見どころはやはり二の丸の石垣でしょう。突如現れますが見事な石積みです。上の段は保護中ですが、規模の大きい下の段だけでも楽しめます。そして瀬戸内海と引田の港を見渡せる立地、それは城を建てたくなりますよね。
帰りはスタンプ押印がてら和三盆かき氷を食べ、勝瑞へ。
能島城
2020年8月7日
十八城目。
大山祇神社からバスにて石文化公園、乗り継ぎで海賊博物館前下車。
能島城は上陸困難な立地ということで、オフィシャルの見解に従い能島の周りを巡る潮流体験に参加することをもって登城とします。潮流体験の正規の時間は毎正時ですが、変更になることもあるので要確認です。
潮流体験は複雑で迫力のある潮の流れを存分に楽しむことができ、なるほど戦国の世ではこの海で生きていないと御せない防備の要でしょう。城自体は海からでも十分にわかるシンプルな郭の構成で、割と近くまで寄ってくれるので観察もできます。船酔いもしないと思いますのでおすすめです。
バスで今治へ。
河後森城
2020年8月8日
十九城目。
今治からJR四国満喫きっぷスペシャルを利用した四国ほぼ一周です。宇和海5号から乗り継いで予土線で松丸着。荷物は駅で預かっていただき、地図をもらって登城開始。
季節柄植物が伸びていますが、裏側の風呂ヶ谷経由で行けば道も程よく整備されて歩きやすいです。尾根に連なる曲輪の数々もよく観察できます。特にこの城で感じたのが整備がとても丁寧なことで、史跡保護のための盛土などどこまでが本物なのか逐一書いてくれています。西第十曲輪の建物も城全体の形を把握する上でよい目印になります。
そして本郭からの松野の町と広見川の眺望は素晴らしい。四国の中でも関東民には一番アクセスの難しい地方ですが、訪れた甲斐がありました。駅併設の温泉で汗を流した後、高知方面へ。
水城
2018年9月24日
3城目。福岡城から。
日本版万里の長城ともいうべき水城、とりあえずは東門後の水城館へ。スタンプ押印とともに、資料をいただました。ここは裏手の展望台からぜひ眺めておきたいところ。この後、少々交通は不便ですが頂いた地図に従って西側に徒歩で移動して、断面展示を鑑賞しました。
こと水城に限って言えば、飛行機で窓側を予約して上空から観賞するのが一番正しい気がします・・・。暗くなってきましたが、豪雨被害で登城できない基肄城へ。
久留米城
2018年9月25日
5城目。
西鉄久留米駅でレンタサイクルを借りて登城。自転車の町だけあって平坦で移動しやすいですね。二の丸などの遺構が消滅しているとはいえ、続百名城に入るだけあり、なかなか迫力のある石垣が残っています。北側の櫓跡からは筑後川がよく見えます。自転車で回る方は、ぜひ筑後大堰も見てほしいです。筑後平野の百万の・・・
基肄城
2018年9月24日
4城目。とはいえ豪雨被害で登城できず。
町民会館でとりあえず資料とスタンプ入手。草スキー場までは行けるようになったそうですが、山頂付近は立入禁止扱いでした。残念。
唐津城
2023年1月3日
六十九城目。
唐津駅から、辰野金吾記念館を経て登城。年始も開城しているのがありがたい。
行きは石垣の道、帰りは城内橋経由にしました。エレベーターは他の百名城巡礼者なら必要ないレベルですが、話のタネに使うのもありでしょう。
実際に二の丸以西の石垣は良く残っており、天守閣も外見はもちろん立派で展示内容もこの手の模擬天守にしてはかなり充実しています。松原の景色もよい。ですがおそらく最大の見どころは一番下の腰曲輪の石垣でしょう。海ギリギリから立ち上がる石垣は大迫力です。近くで見たいところですが難しいのがもどかしい。博多港に移動して夜行フェリーで対馬へ。
金田城
2023年1月4日
七十城目。最難関の呼び声高い最強の城。
スタンプはこの日に厳原の観光案内所で押しておき、清水山城や金石城、御船江を中心とした厳原観光、登城は翌日です。運転しない民にとっては、対馬・金田城周遊タクシーが非常に便利。金田城を含む観光コースに利用可能で、ほぼ丸一日でも破格の値段です。事業が2月に一旦終わってしまうそうですが延長すると良いですね。
コースは皆さんも書いている、駐車場→城戸3→2→1→大吉戸神社→ビングシ→東屋→山頂→駐車場で、三時間弱でした(大吉戸神社は特に城っぽい遺構ではないのと足元が特に悪いので省略してもよいかも)。古代から残る石垣はもちろんですが、対馬でしか見られない湾の風景は忘れられないものがあります。大陸に近いので、晴れていても黄砂やPM2.5の直撃を受けてしまうのが難しいところ。
原城
2021年3月28日
二十七城目。世界が認めた原城跡。
休日限定の島鉄乗り放題(2,000)利用。諫早から島原半島一周プランを組み、橘神社、口之津港と経由してまずは資料館へ。バスで先に資料館に行く場合は、南有馬庁舎バス停が最寄りです。周囲に飲食店は多くありません、原城温泉真砂のレストランが便利。
二の丸までの大規模で土づくりの城と、本丸の石垣づくりの精緻な縄張りの対比が面白いですね。そして本丸の桜と海と断崖に囲まれた素晴らしい立地。生憎の雨でVRは使えませんでしたが、訪問される方はぜひ。
この後は、バスで日野江城(ここの桜も見事)、島原城(ここも)、島鉄で神代小路、諫早城と見学していきました。とりあえず「南島原情報局」の検索をおススメします。
鞠智城
2022年8月2日
六十城目。
バスにて市民広場前からレンタサイクルにて。距離がある上に登りがきつめなので、電動は欲しいところ。山鹿方面からのバスは、城跡を時計回りに迂回する形で通るので、こちらからなら歩けるかもしれない(「立徳」か「一寸榎」)。
城跡自体は、復元建物と展望台近辺は良く整備されていますが、西側土塁の方は季節柄藪化していてポイントがわかりにくい。門跡は築城哲学が中世と違うので、正確にどこにあったのかがあまりわかりませんでした。バスと電鉄とJRを乗り継いで八代方面へ。
八代城
2022年8月2日
六十一城目。
散策は翌日朝にすることにして、この日はスタンプのみ。八代の中心市街地は日奈久温泉などに行くにはバスの都合がよいのですが、JR駅とのアクセスがあまりよくありません。。。
ほぼ本丸しか残っていない支城ですが、そこは熊本藩。東側の大手門の虎口や大天守の石垣は見事です。大天守跡へは小天守側から回り込むように登れます。松井神社東側の駐車場から石垣も必見。
佐敷、出水と見て加世田泊。
角牟礼城
2022年3月20日
四十九城目。
午前中日田を観光後、豊後森駅から徒歩にて。レンタサイクルなりバスの便がもうちょっとあると良いですが、休日なのに駅前の観光案内所もお休みだったので、あまり力を入れていないのかな。
小藩分立の豊後にあって、中でも小さい城下町ですが雰囲気は良いです。資料館見学後荷物を預かっていただき、期待以上の庭園、明らかに城な石垣の神社を見つつ登城。成程、南斜面以外は断崖で、その南も決して登りやすくはなく、堅固な立地。三の丸や二の丸は効果的に石垣で固められている一方、名前の付いた郭同士がちょっと離れすぎているようにも見えます。しかし通路はひな壇上になったより上の郭から常に攻撃できるようなので防御度はかなりありそう。本丸は一部工事中で石垣は見れず。
ゆふいんの森に乗って、大分市方面へ。
臼杵城
2022年3月21日
五十城目。
日豊本線の減便により、臼杵・佐伯・延岡を効果的に一日で回るのは臼杵に前泊しないと結構難しい。駅で入手したマップ片手に、二王座の道や龍源寺三重塔など見て回った後登城。
正面である西側から見た石垣と大門櫓と畳櫓の威圧感は、百名城まで含めてもかなり上位ではなかろうか。鐙坂は残念ながら通行止めでしたので北側の今橋口から。広さという意味ではコンパクトですが、岩盤の地形を活かしつつも要所を石垣で固めた構造はどこを見ても飽きません。埋め立てる前の島の状態ではより堅固だったのでしょうね。以前は島だったという城の形は、城下から見上げても普通の山とはやはり違う。
佐伯城
2022年3月21日
五十一城目。
駅前のレンタサイクルがおすすめです。指定の観光施設の半券どれか(共通券ももちろん可)で代金半額になります。三の丸までなら高低差はないので電動じゃなくても十分。せっかくなら歴史と文学の道を通っていきましょう。ここも風情があります。
山のふもとにある三の丸櫓門と両脇の石垣はもちろんですが、山頂の石垣群や城下の景色の素晴らしさは登山の疲れも軽く吹っ飛びます。特に階段状の石垣はものすごい迫力なので必見。どうもこの城では一部の石垣は傾斜によっては防御より砂留に使われいるような。
寿司食べて独歩館と平和祈念館も軽く見て、延岡へ。
延岡城
2022年3月21日
五十二城目。
佐伯から一時間ノンストップの特急に乗って到着。今や完全なる企業城下町ですが、城跡もなかなかです。雨が降っていたのでレンタサイクルは借りずに徒歩で。
なんといっても最大の見どころは千人殺しの石垣でしょう。野面でこれでもかと積まれた石垣は見る者を圧倒します。総石垣ではなく石垣は要所だけなのに、なぜここだけなのでしょうか。他には北大手門を出て左の民家沿いに進んだところの石垣もなかなか良いです。
佐土原城
2022年3月22日
五十三城目。
西都市に前泊し、西都原古墳群、都於郡城を見学した後で登城。しかしより顕著で大規模な南九州型城郭の都於郡城はなぜ選ばれなかったのだろう?自転車や徒歩なら、坂があるので都於郡城を先が良いです。
佐土原はシラス台地に建っているわけではないのでしょうか、前日から朝までの雨で城跡は水浸し、数キロしか離れていない都於郡城がほぼ水が引いていたのとは対照的でした。城の構造としても、南九州型城郭と中央の山城を折衷したような感じで、名前の付いた曲輪が離れている一方で、通路は上の郭から狙われているという角牟礼城により近いように感じます。虎口の構造は非常に明確で見ごたえがあります。
前日までの宝探しゲームが回収されていなかったので、一つ頂戴しました。しかし南の城と大手道が通行止めなのは残念。あと資料館の開館が土休日だけというのはなかなか難度が高いですね。。
志布志城
2022年8月5日
六十三城目。
日南線でのアクセスが悪すぎて陸の孤島感のある志布志ですが、夜行で移動できるフェリーさんふらわあ(大阪)、空港からの直行バス(二時間)の他、「垂水?鹿屋?志布志」の大隅半島横断バスなど探せば結構手段があります。
駅の観光案内所でレンタサイクル。高低差はほぼないので、埋蔵文化財センターや麓地区の駐車場までなら電動でなくてもよいでしょう。そこまで複雑な縄張りではありませんが、さらに観光案内所のマップや城内の掲示がとても親切で見学しやすいです。訪れてわかるシラス台地の急崖と縦方向のスケールがすばらしい。意外と空堀の中にも高低差があります。季節柄、中野久尾が藪化していたり倒木で入れなかったりするのはご愛敬。
知覧城
2022年8月4日
六十二城目。
加世田からバスで、武家屋敷を見た後に麓公園からシェアサイクルにて。シェアサイクルは特攻記念館/ミュージアムでも返せる(逆に特攻記念館で借りて麓公園で乗り捨ても可)ので、観光ポイントが分散している知覧では便利ですね。
写真や縄張り図で見ると主要部がコンパクトに見えますが、想像以上に縦にも横にもでかい城でした。シラス台地の掘削が比較的やりやすいとはいえ、これまでの規模の土木工事をやるとは。。とにかく急崖のスケールで圧倒する城ですが、主要4郭の入り口には虎口も明瞭に残っていて良いです。
鹿児島方面のバスで「南小前」下車、鴨池港からフェリー。
座喜味城
2022年10月9日
六十七城目。
ようやく来ることができた沖縄。3日間バス乗り放題とゆいレール1日券がセットで4,000という途轍もないアプリを使用。那覇BTから高志保入口下車で徒歩。城跡直前を除けば高低差はあまりないので歩きやすい。
コンパクトな縄張りながらよく整備され、曲線を多用する三種類の石積みの美しい石垣と、グスク特有の石造りのアーチ門、地元の方の拝所など、グスク造りの一通りの要素が揃っているので、一発目に選ぶならここがおすすめです。帰りは喜名バス停方面へ下っていく途中で沖縄そばを食べる。
勝連城
2022年10月10日
六十八城目。
名護から安慶名で乗り継いで西原へ。乗換案内に出てくる93番のバスは走っていませんでした。
ここはまず麓から見上げた時の迫力がものすごい。言うまでもない石垣に加えて、曲げて設置された階段と明らかに登りにくい旧道、門の遺構などかなり防御を意識する工夫があってそういう意味でも面白い城跡です。百名城を外したのは復元部位が多かったからでしょうか?そして海中道路などを見渡せる海の景色もまた格別。
資料館は阿麻和利推し。地元のヒーローがいると良いですよね。