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メンバー情報

ID1517
名前anpan
コメント18きっぷをメインに、なるべく飛行機(沖縄のみ)、特急(18きっぷで乗れる区間のみ)、タクシー(3回・約3,000円)を使わず(その分宿泊数が増えましたが・・・)、途中知人との飲み会をはさみながら、のんびり楽しくスタンプラリー(約1年半で全行程約37,000km、延べ日数87日、宿泊57回)が、出来ました。
皆さんにいただいた情報(特にスタンプの設置場所、名城近くの展望フロアー等)は、非常に役立ちました。有難うございました。
今後は見逃したところを補足しながら登城しようと思っています。
登城マップ訪問城マップ

登城記録

登城日順 城番号順
名古屋城
2010年2月25日
記念すべき1城目は地元の巨城からスタート。
東門でスタンプを押し入城。東二之門の高麗門、清洲櫓は工事のため近くから見学出来ず
残念。天守閣の巨大さに改めてびっくり。帰りがてら、堀の外周を一回り。堀を隔てて見た清洲櫓はきれいだった。

追記。2012年10月15日。
前回見逃した表二之門の大手馬出しを西鉄門附近よりチェック。更に、名鉄東大手駅から三の丸外堀沿いに清水橋、御園橋等を経て巾下門迄約1時間散策。スケールの大きさを実感した。

追記。2013年10月10日。
5月に復元された本丸御殿、前々回見れなかった高麗門、清洲櫓を見学。更に大手馬出しを表二之門からチェック。
備中松山城
2010年3月8日
2城目
18きっぷで備中高梁駅へ。14:20の乗り合いタクシー(駅前出て右手の観光案内所で依頼)で鞴峠まで行き、そこから山道を歩いて(約20分)登城。案内標識が100mごとにあり、思っていたより楽だった。大手門跡附近の石垣に感動。又、天守からの景色は最高で大満足。帰りは鞴峠(16:10に予約)から乗り合いタクシーで高梁駅へ戻った。乗り合いタクシーは往復で840円(同乗者なしでも)でお値打ちだった。
萩城
2010年3月11日
3城目。
水堀に映える天守台石垣を見ていると気分が落ち着いた。昨日の雪が残っていて、足元が悪く、何度も滑りそうになったが、詰丸跡まで登った(約20分)。城下が一望でき、しんどい思いをした分、充実感を味わった。
城を出て、帰りは堀内の鍵曲を歩いてみて廻り(約10分)、さらに10分歩いて高杉晋作の生家を訪ねたが、クローズで見学できず。(2年前に来た時もクローズだった。運が悪いのか、日頃の行いが悪いのか・・・)
本日、この後津和野城を計画していたが、雪の為電車不通で断念。
広島城
2010年3月12日
4城目。
本日、朝一で郡山城を予定していたが、昨日、吉田歴史資料館へTELしたところ、10日の雪で長靴でないと無理との事で中止。
その分広島城へ早く行くことができ、開門までに堀の外周(約1.5km)をウォーキングして外からの景色を楽しむ。9時に入城。天守閣の展示資料が豊富で、清掃も行き届いていて良かった。福島正則が石垣修築後、破壊した石垣もじっくり見る事ができ、又、二の丸の平櫓、多聞櫓、太鼓櫓も無料で見学でき、非常に満足した。(これで360円は超お値打ち)
岩国城
2010年3月12日
5城目。
岩国駅の観光案内所で錦帯橋、ロープウェイ(往復)、城のセット券(930円)購入。
(往復バス賃を含めたセット券は土・日だけとの事)
錦帯橋は3度目だが、岩国城は初めて。天守最上階からの景色を楽しんだ(2〜3週間後の桜の満開時期だともっと感動しただろうが・・・)後、南蛮造天守、本来の天守の建っていた天守台、空堀、大釣井等を見学。ロープウェイを降り、吉香公園内の錦雲閣も見て岩国駅まで戻った。
福山城
2010年3月13日
6城目。
筋鉄御門、伏見櫓を見学後、天守へ。層塔型の天守はりっぱだが、鉄筋コンクリート造という先入観がある為か、あまり感動を受けなかった。天守を見てから、石垣の外周を歩く。石垣の下から見る伏見櫓はなかなか良かった。
岡山城
2010年3月13日
7城目。
岡山駅から約20分歩き、廊下門、表書院、月見櫓を見学後、天守へ。五重六階、黒い下見板張、金箔瓦と個性的な天守は重厚感いっぱい。
帰りは不明門を降り、鉄門から出て表書院下の石垣群を見て回った。

8日からの18きっぷの城巡りはここで一段落。9,10日の大雪の為、予定していた月山富田城、津和野城、郡山城を見学出来ず残念。
松阪城
2010年3月19日
8城目。
平成の大合併で松阪市に編入された地域にある両親の墓参りと兼ねて訪れた。
市営駐車場はほぼ満車だったが、待たずに駐車できラッキー。
表門跡から入城前に、案内板で城跡を確認。表二之門跡を通り、鐘ノ櫓跡、藤見櫓跡、角櫓跡、太鼓櫓跡、月見櫓跡を一周。高所恐怖症につき、外側を歩くのは無理。その後、金の間櫓跡から松阪市内の風景を楽しみ、敵見櫓跡を回り付櫓台から一段高い天守台へ。一息ついて、奥の石段から降り、きたい丸跡へ。下から見上げる天守台の野面積石垣は迫力十分。帰りは中御門跡から裏門跡へ。隠居丸跡にある鈴屋は以前見学したことがあるのでパスし、二の丸跡石垣を下から楽しみながら駐車場へ。数々の石垣群を堪能した約1時間だった。
岡崎城
2010年3月25日
9城目。
日本さくら名所100選の岡崎公園の桜を見る為、8時半に到着するも、あいにくの雨の上に、まだ二〜三分咲きでパッとせず。
天守開城前に、東照公えな塚、東照公産湯の井戸、本丸北の空堀を見学。空堀はかなり深く迫力を感じる。9時になったので、龍城神社に参拝し、天守へ入城。2階で「岡崎城と城下町」の映像(田中吉政の果した役割の大きさにビックリ)を見てから4階までの展示資料で学び、最上階からの景色を楽しむ。雨が強く、大樹寺方面はほとんど確認出来ず。
その後、大手門を見て「家康館」へ。地階の展示コーナーは、なかなか良かった。(特に決戦!関ヶ原)

追記。2012年4月17日。
今回は竹千代橋から内堀越しに石垣を見ながら二の丸へ進み、暫らく散策後、大手門を出て伊賀川に架かる龍城橋へ。更に川沿いを竹千代橋へ戻る(1週間前だったら満開の桜が見られたのに残念)。天守の全体像を見るのは木々が邪魔をして難しいが、龍城橋からの眺めはまずまず。
掛川城
2010年3月25日
10城目。
掛川駅から約10分歩いて、四足門から6年ぶりに登城。望楼型の天守への登り道は、桜もほぼ満開で風情あり。天守入口そばの霧噴きの井戸、天守西面下から石落しを見学後、天守の展示資料を頭に入れながら最上階へ。浜松のアクトタワー(8〜10年前の勤務地)が確認でき、少し感激。眼下の二の丸御殿、太鼓櫓の景色を楽しみ(係の人は、見学者全員にきちんと対応してくれていて好印象。又、三重四階の天守は決して大きくはないが、木造復元でなんとなくぬくもり、親しみを感じた。)、二の丸御殿へ。
二の丸御殿では玄関の起破風を見てから、受付でスタンプをゲット。その後、大書院、小書院、長囲炉裏の間・天井、黒土塁を見学。天守閣、御殿併せて約60分。

追記。2012年9月7日。
今回は図書館前の二の丸東側堀から国道一号線、掛川西高校、逆川と散策。その後、天守でガイドさんから乾堀は高校の外側だった事、松尾池が現在逆川になっている事や、外堀を含む城域全体の説明を受ける。
駿府城
2010年3月25日
11城目。
JR静岡駅から約15分歩き、市役所前に出て大手御門跡から入城しようとするも改修中(昨年の地震で石垣が崩れた為。)で、県庁前の橋から大手門の裏へ。まず、県庁別館の21階から駿府城の全体をつかむ。輪郭式縄張の様子がよく分かった。暫くして、高麗門、櫓門を通り、東御門、巽櫓を見学。展示資料は豊富で200円はお値打ち。開館は16:30までとなっていてそれまで見学は可能だが、16:05頃出てきたら入場受付(スタンプ設置場所)のカーテンが閉まっていたので要注意。その後、本丸堀、天守閣跡、家康公の像、二ノ丸水路、北御門(石垣刻印をチェック)等を見て、二ノ丸石垣の上を清水御門跡まで雨のなかを散策。桜は二〜三分咲。所要時間約100分。

追記。2012年12月19日。
国指定史跡の諏訪原城(JR金谷駅近くで空堀、馬出し遺構はすばらしい)を訪れた後、再登城。今回も県庁別館の21階から見た後、三ノ丸外堀沿いを約50分かけて散策(東側のほとんどが埋め立てられているが・・・)。途中西南側でガイドブックに載っている横矢枡形をチェック。
丸亀城
2010年3月27日
12城目。
本日より、3泊4日の四国の100名城巡りスタート。
丸亀駅構内で割引券を入手し、約10分歩き郵便局を左折すると、天守が見え、少し感激。二の門から入城し、すぐの枡形虎口に威圧感を受ける。一の門、御殿表門を通り、見返り坂を上る。三の丸北側の石垣は、下部は緩やかだが、上部はほぼ直角に積まれていて、見事な美しさを見せ、「扇の勾配」と呼ばれるだけの価値あり。更に進み天守へ。確かに小さい。南面、東面と西面(漆喰白壁のみ)の違いを知り(北面は入城時、遠くからであるが確認済み)、天守の中へ入り、受付でスタンプを押してから、狭い階段を最上階へ。ここからの景色は抜群で、三段に積み上げられた石垣も良く分かった。
帰りは本丸、二の丸、三の丸の石垣の上を歩き(ほとんど木の柵があり高所恐怖症の私でも問題なし)、搦手口から退城。内堀の外周を回り、駅へ戻る。所用時間約80分。
今治城
2010年3月28日
13城目。
駅前のホテルを7時半に出て約15分で、天守、山里櫓、高い石垣、広い堀が一望出来る地点に到着。開城まで時間があるので、内堀の外周を一週半(約20分)し、鉄御門から枡形虎口を経て三の丸高虎像の前へ。更に二の丸に進み、御金櫓から石垣の上を南隅櫓台、吹揚神社裏を通り、天守近くまで歩く。二の丸には、像や碑がやたら多いのが気になる。吹揚神社に参拝し、天守入口に行くと、開門されていた(8時半)ので、入城。(入口でスタンプゲット。)五重六階の天守はコンクリート製なので、登り易いが、やや趣きに欠ける。最上階から見る内堀(約60m巾)は迫力があった。下りながら各階の資料を見て、御金櫓、鉄御門(2年前に出来たばかりで、内部は結構大きい)、山里櫓見学。鉄御門近くで、海水が内堀へ流れ込むのが良く分かった。(所要時間約90分)
湯築城
2010年3月28日
14城目。
JR松山駅から路面電車で約20分、道後公園下車。搦手門から入城し、まず資料館へ行き、スタンプを押す。展望台に行く前に、丘陵を取り巻いている内堀を観察。その後、展望台へ。松山市が一望でき、松山城天守も見えた。帰りは、大手門の方へ下り、外堀土塁に沿って歩き、土塁展示室(土塁の中に入って、土塁の作り方が良く分かった)、復元区域(武家屋敷、土坑等)廻る。途中、外堀土塁の見学路から外堀を見学。もう少し長く居たかったが、松山城との兼ね合いで所要時間約40分。
松山城
2010年3月28日
15城目。
時間の関係で、往復ロープウェィを利用。戸無門、筒井門、太鼓門を経て本丸へ。桜満開で家族連れが非常に多い。連立式天守を見るのは初めてで、北隅櫓、南隅櫓、小天守、最後に天守最上階へ。松山平野が一望出来、大満足。帰りは三ノ門南櫓、天神櫓の下から石垣を見て楽しむ。図を見ながらの見学だが、門、櫓、塀等多すぎてこんがらかってくる。
松山城の骨格を造った加藤嘉明は、加藤清正、福島正則に比べて目立たないが、これだけの城を造ったのだから、なかなかやり手だったんだなあ・・・・・。所要70分。

追記。2012年4月2日。
明日は台風なみの強風との事で急遽夕方、県庁裏登城口から「登り石垣」(今回のメイン)をチェックしながら、徒歩で再登城。天守は閉まっていたので周りを野原櫓、乾櫓等前回見落とした箇所を観察しながら一周。退城は黒門口から。
大洲城
2010年3月28日
16城目。
大洲駅着が午後16:07で閉門(16:30)迄、時間が無くタクシー利用(630円)。
まず天守受付でスタンプゲット。高欄櫓、台所櫓を見て、天守最上階から眼下に満開の桜と肱川の景色を楽しむ。平成16年木造復元につき、他城と同様に階段は急で上りにくかったが、木の香を感じた。ただ、500円は割高。天守を下りて、連結式天守の撮影を終り、肱川沿いの苧綿櫓を見学。確かに石落が下見板張とは珍しい。帰りは駅まで約20分徒歩。城内所要時間約50分。宇和島に向う時、肱川から見た桜の大洲城あ夕日に映え、すばらしかった。
宇和島城
2010年3月29日
17城目。
宿泊のホテルで無料の自転車を借り、宇和島港を見てから、桑折長屋門より登城。井戸跡(城山に残る三つの井戸のうち最重要井戸)経由で二之丸跡へ。早咲き桜は散っていたが、天守附近の桜は満開で、石垣越しの撮影は絶好ポイント。その後、本丸跡へ行き、鉄砲櫓跡、御台所跡等をチェックし、天守を四方より見上げる。桜吹雪が舞う天守に感動。破風や懸魚など装飾性が溢れた意匠が見られ、小さいながらも風格が感じられる。天守の中は、例に漏れず木造(現存)の為、階段は急で狭いが味わいがある。各階は他の名城パネルがほとんどでシンプル。(その分200円と安い。) 最上階から景色を楽しんだ後、藤兵衛門丸矢倉跡、長門丸跡を見て桑折長屋門へ。
高知城
2010年3月29日
18城目。
高知駅から約25分歩き、追手門へ到着。現存追手門から現存天守が見えるのは、高知城だけと聞いていたので、シャッターを押すも、、桜祭りの提灯がじゃま。気を取り直して鉄門跡から二ノ丸へ。更に詰門、廊下門を通り、天守へ入城(400円)し、まずスタンプを押す。御殿、天守(最上階から詰門と廊下門のT字型がよく分かった)を楽しんでから、東多聞櫓・廊下門の資料で勉強。本丸内の建物がほぼ完全な形で残っているのは、全国で唯一ここだけとは知らなかった。
帰りは黒鉄門から出て、天守下の石落、武者返しをチェック。随所の野面積み石垣も迫力があり、何度もシャッターを切った。最後に追手門石垣で刻印4ヶ所(最初は分からなかったが、よく見るとケ、シ、エ、ウと判別)確認。全体として思っていた以上にスケールが大きく大満足。
徳島城
2010年3月30日
19城目。
徳島駅を降りた途端、方向感覚を無くし、うろうろ。城跡は線路の反対側と分かったが、今度はJRの線路越えの橋が見つからず苦労。交番の前を約300m程行き、やっと越え、まず博物館受付でスタンプゲットし(入館せず)、表御殿庭園(50円)見学。その後、鷲の門を通り、黒門枡形を見て、屏風櫓跡、旗櫓跡、隅櫓跡の石垣の上をウォークし、石垣の緑色片岩をチェック。それから約200m奥の石段を上り、東二の丸跡(天守跡)、本丸跡へ。約330段の石段はさすがにきついが、本丸跡からの景色を楽しみ、満開の桜を見て一呼吸入れる。西二の丸、西三の丸を経て、再び隅櫓跡へ戻り、堀の外周を北・東・南と回り下城したが、城内は案内図が少なく分かりにくかった。
高松城
2010年3月30日
20城目。
西門より入城。残念ながら天守台石垣は平成24年迄、工事中で入れず。やむをえず堀を眺めながら艮櫓、旭門、埋門へ。艮櫓の大きな破風が印象的。それから庭園の側を通り月見櫓へ。更に表へ回り、石垣の踏み台から見ると、月見櫓、続櫓、水手御門、渡櫓の繋がりに迫力を感じた。水手御門は海と続いていて、海城独特の城門であるのが、良く分かった。閉門10分前になったので、退城しようとしたが、艮櫓のはみだし石落をチェックするのを忘れたので(破風に見とれ過ぎ)、大急ぎで艮櫓迄戻り、確認し納得。
18キップを使っての、3泊4日の四国一周100名城巡り(+桜100選の3ヶ所+栗林公園)はここで完了。四国は鉄道の本数が少な過ぎて、所々はしょりがあったのは残念。
津山城
2010年3月31日
21城目。
開城(8時40分)に時間があったので、三の丸外石垣を見て回る。入城してから三の丸、二の丸の櫓跡群を散策し、本丸へ。すぐ備中櫓へ直行し、スタンプゲットし、櫓内見学(最初に再現CGを見たので、津山城全体をイメージ出来た)。備中櫓は平成16年復元で真新しい。その後、天守台へ上がり、四方の景色を楽しむ。戻りは大戸櫓、粟積櫓(勾配急な石垣)、太鼓櫓の石垣の上から見る事により、宮川を東面とする城郭造りが良く分かった。ただ明日から桜まつりの為、電気コードやぼんぼりが多数あり、石垣見学にはやや不都合であった。築城の森忠政は美濃金山出身で、森蘭丸の弟であることが分かったのは、岐阜県在住の私にとって、収穫だった。(逆に今まで不勉強だったとも言えるが・・・・・)所用時間約90分。
姫路城
2010年3月31日
22城目。
入城券(600円)購入前に、約20分。なんとか券を手に入れ、先に入口脇の管理事務所でスタンプゲット。菱の門、いの門はスッといったが、その先わずか約70か〜80mの、ろの門迄は長蛇の列で最後尾はなんとお菊井戸附近。ほんの少しづつしか進まないので、逆にぬの門、備前丸石垣(扇の勾配)、家紋入瓦等じっくり見学出来、はの門からの絶景スポットから写真も撮れた。この状態は天守迄続き、最上階は満員電車並みの込み具合。一時上り口をストップしたので、5〜6分一回りしただけで、上り口から下りた。
帰りは渦郭式の縄張をゆっくり自分のペースで歩き、西の丸で連結式天守を目に焼き付け姫路駅へ戻った。桜の季節で、かつ4月12日からの大改修前であるにしても、これだけの人出はすごい。(土、日にはどうなるのか・・・・・) 所要時間約150分。
明石城
2010年3月31日
23城目。
最初に公園入口の兵庫園芸・公園協会受付でスタンプを押す。本日3城目で少し疲れたので庭園はパスし、二ノ丸跡、東ノ丸跡、箱堀、薬研堀を見てから、巽櫓、坤櫓を経て天守台へ。眼下に明石公園の桜を見て一息。その後、本丸跡の艮櫓跡、乾櫓跡等を回る。艮櫓以外は立札の説明がなく、少し不親切。入城料も取らないのだから、仕方ないか。
(だがせっかく100名城に選ばれたのだから、もう少し整備して欲しいと思う。)
帰りは稲荷櫓跡から公園へ下りる。途中振り返ったら坤櫓と城壁がきれいに見えた。
二条城
2010年4月3日
24城目。
巨大な東南隅櫓を外堀越しに見ながら、東大手門より入城。絢爛豪華な唐門をくぐり、二の丸御殿の車寄せへ進む。御殿の中へ入り、よくもこれだけの文化遺産が残っているものだと感心しながら、大広間(大政奉還の舞台)、黒書院、白書院、各部屋の狩野派による障壁画、欄間の彫刻等見学。その後、本丸櫓門、本丸庭園を通り、石垣の天守台へ。本丸御殿が一望でき、城内の桜が美しい。石垣と外堀へも目を移し、一服。10分程してから、本丸櫓門へ戻り、内堀の外周を桜を見ながら一周し、休憩所に到着。100名城スタンプは、普通のスタンプと同じ無人の台に置かれていたのは意外だった。世界遺産の文化財保護の観点からか、櫓や石垣に近付けず、残念だった。

追記。2012年1月5日。
今回は外堀の外周2km弱を散策。西半分(寛永の増築部分)が東半分に比べて北側、南側共に30m程狭くなっており、石垣も高くなっている点をチェック。その後、北野天満宮、金閣寺まで歩いて参拝。
伊賀上野城
2010年4月4日
25城目。
筒井城跡を経て、天守の前を通り、本丸西の石垣の上から、石垣と堀を眺めながら、約半周。非常に高い石垣の美しさにほれぼれ。続いて天守へ。受付でスタンプゲットし、資料を見ながら最上階へ。約50年ぶりの上野盆地の眺め(中学時代上野市で過ごし、芭蕉祭には公園内の俳聖殿でへたな俳句を作っていたが、その時以来の登城)は、あの時の感動を呼び起こしてくれた。
帰りは白鳳門から出て、上野高校の正門前、校舎の西側を通り、上野高校のグランド(約10分。西の石垣から堀を見下ろした時、見える)へ。ここからの堀越の石垣は、すっと伸びていて、すばらしい眺め。石垣に関心ある方にはお薦め。その後、武具蔵(上野高校の附近にあるらしい)を探したが、近所の人に聞いても見つける事が出来なかった。
大阪城
2010年4月4日
26城目。
JR森ノ宮で下車したが、予想以上の大勢の花見客に圧倒される。二の丸南石垣と水掘の雄大さに感心しながら、大手門にたどりつくと、千貫櫓が目に入る。出窓型石落をチェックし、大手門、多聞櫓を通り、空堀を見ながら、桜門へ。枡形虎口の巨石にビックリ!天守への入城券(600円。約10分並ぶ)を購入し、1Fの案内所でスタンプゲット。エレベーターは長蛇の列なので、8F迄階段を上る。最上階からは壮大な大城郭が良く分かり、特に南方向は、入城して来たルートの確認になった。
帰りは、各階の大阪城指南の映像を見ながら下り、城内の桜を楽しみながら、青屋門から退城。

追記。2011年3月27日。
京橋口のドーンセンター横で、豊臣時代の移築復元された馬出しの野面積石垣、府警本部前の巨大な障子堀(本部建設時発掘)があった場所(現在は本部横にパネル写真のみ)をチェック。
更に、総構えの南側の空堀があった上町台地、真田出丸の三光神社、JR玉造駅近くの黒門口(二軒茶屋)、最後に東横堀川付近(総構え西側)を散策。
改めてスケールの大きさを実感した。所要約180分。
高岡城
2010年4月7日
27城目。
高岡駅から約15分歩き、大手口から博物館へ行き、スタンプゲットし、説明を受け資料をもらう。ガイドマップに従って、二の丸から本丸への土橋を越え、西内濠の階段を下り、400年前に造られた石垣に、直に手を触れ、感慨に浸る。反対側の石垣は、橋の横から観察。その後、本丸橋へ行き、西外濠の内側を桜を見ながら散策(この辺りだけが、水濠が一重)。利長公像前で写真を撮り、朝陽橋、中の島、小竹藪を経て、三の丸北外濠、三の丸濠、搦手口を通り、枡形濠(カルガモが可愛い)の桜(さくら名所100選)を満喫。登城前は、濠と石垣だけで、建築遺構が存在せず、どうかな?と思っていたが、十分満足。古い石垣、広大な水濠共に、歴史を感じさせてくれ、受付けの人のアドバイス(最初に教えてもらっていなければ、土橋下の石垣に触れる事が出来なかった)、資料、案内板等非常に分かりやすく充実の約70分だった。
(尚、余談ですが、高岡城の前に富山城址へ行ったが、水濠越しの天守近くの満開の桜は、メチャ〃きれいだったので、お薦め。富山駅から徒歩約10分。)
金沢城
2010年4月7日
28城目。
石川門から入城。「見どころスポット」の石垣めぐりに沿って、各ポイントの印刷物を参考に、実物の石垣に触れることにする。順次回り、数寄屋敷石垣では刻印をチェックし、二の丸案内所へ。ここで、スタンプ押印後、菱櫓・五十間長屋・橋爪門続櫓へ入館(今週は兼六園は無料開放だが、ここは通常の300円)。なかなかりっぱな復元建築(約46億円)で、菱櫓の内から出窓石落、鉄砲狭間をチェックし、菱形建築の技術の高さを知る。五十間長屋では海鼠壁、鉛瓦を学び、橋爪門続櫓からは橋爪橋と内濠を楽しむ。(300円の価値あり。)その後、現存の三十間長屋の石垣と海鼠壁を見て、戌亥櫓跡(本丸の北西)、辰巳櫓跡(本丸の東南)、丑寅櫓跡(本丸の東北)の上に立ち、景色を満喫。観光客も、そう多くなく約90分ゆっくり回る事が出来た。
白河小峰城
2010年4月18日
29城目。
東北地方の100名城と桜100選を見ながら、青森の孫に会いに行く12日間の旅スタート。17日(土)出発予定が、雪の為、18日(日)となり、白河小峰城よりスタート。
太鼓門跡から入城。二の丸跡ではさくら祭開催中で大勢の人・・・。清水門を通り、前御門、三重櫓へ。三重櫓(無料)では史料を見ながら三階へ上り(祭に人が集まり、ほとんど貸切状態)、ゆっくり四方の景色を楽しむ。特に北西の堀方面が良かった。
三重櫓から出て、雪見櫓跡(北西)、富士見櫓跡(西南)を散策。帯曲輪門から下へ降り、本丸石垣下を回ろうとするも、バラ園があり立入禁止。未練を残しながら、清水門から退城しようとするも、祭イベントの為通れず。その間、本丸多聞櫓下石垣の真下へ移動。下から見ると石垣の急勾配がよく分かった。所要約60分。
二本松城
2010年4月19日
30城目。
さくら(日本100選)祭開催中の箕輪門より入城。三の丸を通り、井戸跡、本丸直下大石垣を見て、枡形虎口の本丸へ。本丸では天守台、東櫓跡、西櫓跡からの景色を堪能。特に天守台から見た、雪をかぶった安達太良連峰はすばらしい眺めだった。その後、二本松城の最も見どころの本丸石垣の下を一周。天守台下の、今迄知らなかった「穴太積」の石垣をじっくり見て理解を深める。又、時代によって石垣工法の違いが分かり良かった。戻りは、再度本丸直下大石垣をみてから退城。所要約70分。
歴史資料館は水曜休館と思い、スタンプをもらいに行くも、月曜休館の為、駅観光案内所で押印。(最近変わったとの事だが、ホームページは今でも水曜休館になっているので、注意して下さい。)
仙台城
2010年4月20日
31城目。
車で大手門跡から入り、護国神社駐車場へ。すぐに、見聞館へ行き、スタンプ押印。その後、一旦、大手門脇櫓まで歩いて下り、脇櫓を見てから中門跡、沢門跡へ。(3年前に、18キップで仙台へきた時、仙台駅から歩いて巽門跡、清水門跡を経て沢門跡を通った事を思い出す。)一息入れてから、見どころの本丸北面の高石垣をじっくり楽しみ、「江戸切り」を実際に自分の目で確認し、納得。(前回は、普通の観光の為、本丸の政宗像が目標で、ここは素通りだった。)高石垣を写真に収め、本丸詰門を経て本丸へ戻る。今回も政宗像の写真を撮り、しばし遠くの仙台市街の風景に見とれていたが、真下に目を移し天然要害に改めて感心。所要約60分。

追記。2013年7月7日
JR在来線普通列車での乗りつぶし途中、今回は仙台駅より徒歩(約40分)にて登城。本丸へ着いたときは汗びっしょりだったが、ここからの眺望で救われる。帰りも歩いて、二の丸跡、芭蕉の辻を通り退城。
多賀城
2010年4月21日
32城目。
国府多賀城駅でスタンプ押印後、ボランティアガイドさんが同行していただける事になりまず、奈良時代東北地方全域を統治する行政・軍事の中心地だった政庁跡へ。多賀城の役割、立地、政庁の規模等説明を受けながら、先日NHKで放送された「大仏開眼」を思い出すと時代背景がぼんやりではあるが、理解できた。又、正殿跡の土台の周囲を実際に歩いて建物の大きさを実感した。
その後、非常に強い風に苦労しながら、多賀城碑のある所へ移動し、碑や南北大路・東西大路の説明を受けた。南門跡附近に立ち、1,300年程前の約900m四方の周囲の柵や築地に想像を膨らませた。
盛岡城
2010年4月22日
33城目。
プラザおでって2Fでスタンプ押印後、瓦御門より入城。三の丸を通り、車御門から二の丸へ行き、石川啄木の碑近くの城内で一番高い石垣(約14m)を上から見た後、二の丸の東西の石垣の上を散策し、廊下橋を通り本丸へ。典型的な連郭式縄張りの本丸から雨に煙る盛岡市街を見渡しながら、ここでも四方の櫓跡を含め石垣の上を一周し、御末御門より淡路丸へ。本丸脇櫓下の城内で一番古い野面積石垣を確認。更に、淡路丸、腰曲輪の石垣の上を本丸石垣を見ながら進む。途中、本丸御二階櫓下の石垣から三角錐角石を見つけ、シャッターを押す。その後、廊下橋をくぐりがら、高知城の廊下門を思い出す。最後に帯曲輪、彦御蔵(現存する唯一の土蔵造)、二の丸・三の丸石垣下を回る。寒い上に、雨が激しく難儀な登城となったが、石垣大好き人間にとっては、満足な90分だった。
根城
2010年4月23日
34城目。
入口でボランティアガイドより根城の概略を聴き、ガイドハウスでスタンプ押印。まず、東善寺館の堀切へ下りて端まで往復歩いてみる。貴重な体験をする事ができ満足。その後、東善寺館、中舘を通り、東門より本丸へ。復原主殿では中へ入り、内部の説明を聴きながら見学。中世武士の生活様式が分かった。引き続き、同じく復原された馬屋、工房、板蔵、常御殿(平面表示)、奥御殿(平面表示)等見ながら、柵に沿って本丸周囲の空堀を観察。更に国道104号線を渡り、同前館とその南に突き出た形の沢里間の外周を散策。
本日の八戸の最高気温が3.5℃とシャッターを押す手がかじかむ悪条件での登城となったが、近世の名城とは違った中世の城館の姿を思い浮かばせてくれた。所要約80分。

追記。2012年9月25日
八戸駅から歩いて根城大橋を経て西ノ沢、本丸、中館、東善寺館の外周を(大きい堀の状況がよく分かった)散策。
夜は本八戸の「山き」(吉永小百合さんがJR東日本のCM撮りをした居酒屋)で、前回知り合った八戸市役所のNさんと楽しい時間を過ごす。
弘前城
2010年4月26日
35城目。
埋門より入城。西の郭を通り、二の丸の未申櫓、南内門、辰巳櫓を見て下乗橋へ。桜開花前にも拘らず、団体の観光客が多かったが、人込みをかき分けなんとか天守を撮ることに成功。天守は三重三階で大きくはないが、関東以北で唯一現存天守と云うこともあり風格を感じる。天守は履物はそのままで登城でき、スムースに各階の史料を見ながら、最上階へ行き景色を楽しむことが出来た。
戻りは北の郭、二の丸、四の丸を通り北門へ。北門チェック後、外堀沿いに東門まで歩き再入城し、東内門を通り内堀まで行き、本丸の堀、石垣を見入る。
桜は見れず、ほとんどの土塁には上がることが出来ず心残りだったが、たくさんの現存遺構(天守、3基の三重櫓、4棟の櫓門)が見れたことで気を取り戻して退城した。

追記。2012年9月23日
今回は追手門より登城し、南内門、西の郭を経て、西濠から外濠を一周(天守が見える訳でもなく、ほとんど土塁を見ながらの散策となったが、それなりの風情あり)し、最後に前回見逃した本丸の旧天守跡を見学。
久保田城
2010年4月26日
36城目。
大手門通りの黒門跡から二の丸へ行き、佐竹資料館でスタンプ押印。(円いスタンプは初めてでうまく押せず)。長坂門口の石段を上り、城内で旧位置のまま残る唯一の建物の御物頭御番所の中を見学後、表門より本丸へ入城し、本丸の土塁の上を二〜三分咲の桜(千秋公園は桜100選)を見ながら、裏門跡、御隅櫓(3年前見学済みで今回はパス)、御出書院櫓台跡、表坂門と一周。更に、土塁の下を逆方向に歩き(特に、御出書院櫓台は下から見ると土塁の残りがよく分かり写真におさめる)、弥高神社、大勢の花見客で賑わう二の丸を経て、松下門跡から退城した。所要約60分。
山形城
2010年4月28日
37城目。
二ノ丸東大手門より入城。櫓門見学可能との事で直行。入口近くの映像で城の概容をつかむ。三ノ丸の周囲は、なんと約6.5kmと知り、その規模にビックリ!又、本丸は現在の野外音楽堂、野球場に一部かかる大きさだったとの事で、自分が思っていたより広いことが分かった。その後、土塁の上の桜のトンネルを楽しみながら堀、南門、西門、北門を散策。(一周約40分。)ここは桜100選には入っていないが、非常にきれいで、掃除も行き届いていてすばらしい。(特に桜が身体に触れそうな所に咲いていて雰囲気最高。)郷土館でスタンプ押印後、本丸一文字門見学。時間の関係で堀の外周を回れなかったのは残念。

追記。2012年9月23日
JR在来線ローカル列車での東北地方乗りつぶし旅行の途中待ち時間の間に、前回見られなかった三ノ丸土塁跡を東(神社境内裏)と西(バス停後ろ)両方向より見学。
会津若松城
2010年4月28日
38城目。
西出丸梅坂より入城し、天守へ直行。史料、武具に触れながら(初めて刀、鉄砲の重さを体験)、最上階へ。四方の眺めはすばらしいが、眼下の再建建物群は工事のクレーンが目障りで今一つ。売店でスタンプ押印後、干飯櫓を出て、茶壷櫓跡まで石垣の上を歩く。途中の月見櫓跡の側からの天守は小さくなるが、なんとかクレーンが入らず、シャッターチャンス。続いて廊下橋から、この城の見所の本丸東側の高石垣をじっくり見学。更に、廊下橋を渡り右折し、堀の外周を一周。堀越しに見る桜満開の本丸は風情があり、申し分なし。その後、西出丸、北出丸、鐘撞堂横等石垣の上を散策し、大満足で退城。所要90分。

追記。2012年9月26日
今回は天寧寺町土塁(L型でスケールは大きい)、甲賀町口郭門跡(戊辰戦争で最も激しかった戦場)を見学。
夜はTV「酒場放浪記」に登場した「てんぐ家」と「ぼろ蔵」をはしご。

追記。2013年7月7日
JR在来線普通列車での乗りつぶし(只見線)途中、若松駅より歩いて(約30分)阿弥陀時へ。会津城の貴重な移築遺構「御三階」見学。
新発田城
2010年4月29日
39城目。
城址公園に駐車し、堀に向って進むと、三匹の鯱を配する三階櫓が目に入る。堀越の姿はなかなか壮大。本丸表門より入城し、スタンプ押印後、ボランティアの人より、この城は輪郭・梯郭併用の特異な縄張との説明を受ける。続いて辰巳櫓、表門、隅櫓を見学。特に表門、隅櫓は江戸中期の現存遺構で重みを感じる。又、海鼠壁もじっくり観察。三階櫓は自衛隊駐屯地内の為、見学不可との事で、表門を出て、東南の角より辰巳櫓、表門、隅櫓をワンショットにおさめる。その後、堀沿いに歩き、本丸石垣(切込接、西面の雁行)を楽しむ。所要約60分。
100名城の東北11城巡りと、桜100選の13ヶ所(○7ヶ所 ×6ヶ所)見物、青森の孫との再会という欲張りな12日間の旅は、ここで終了。
七尾城
2010年5月9日
40城目。
本丸駐車場に車を止め、案内板の中の史料を入手し、中心部コースを歩く。調度丸を経て、野面積の五段石垣(桜馬場)、三段石垣(本丸)を楽しむ。本丸からは眼下に七尾湾を見渡す事が出来、能登の要衝に立つこの城は、日本屈指の山城といわれるだけの事があると実感。その後、貸切状態で、二の丸、三の丸、袴腰、寺屋敷等を回り、再三、風光明媚な景色を堪能した。所要約70分。
城史資料館でスタンプ押印(ポストの中のスタンプは少し味気無いが・・・)し、七尾港近くの小丸山城跡を散策。目の前の七尾港を見て、前田利家が七尾城の防御性より、小丸山城の治世、経済上の利便性を選んだのも、畠山氏の中世期から利家以降の近世への避けられない必然性があったと納得。
春日山城
2010年5月9日
41城目。
ものがたり館でスタンプ押印後、大手道に駐車し、ガイドマップに沿って、大手道を歩く。本丸までは、七尾城に続き、ここでも一人占めで、屋敷跡等十分満喫。南三の丸では、土塁に上り、感触を味わう。景勝屋敷跡から大井戸、油流しを経て本丸へ行き、直江津市街と日本海の絶景を楽しんでから、毘沙門堂、直江屋敷を歩く。その後、一旦、帯郭から二の丸経由で三の丸へ向う。途中、縦堀、土塁(ここでも上を歩く)を楽しむ。三の丸散策後、再び帯郭へ戻り、千貫門へ。空堀に近づき雰囲気を味わい、春日山神社に参拝し、退城。所要約90分。今回は時間が無く、史跡広場の総構と堀氏の福島城は断念。
本日は、走行距離820kmで疲れたが、七尾、春日山の2山城登城でき満足。
岩村城
2010年5月14日
42城目。
歴史資料館に駐車し、太鼓櫓、表御門を見てから、石畳を上る。初門、一之門、土岐門(途中、岩村城でも古い部類の石垣を見学)を通って、大手門、霧ヶ井戸を経て菱櫓跡へ。石垣が菱型に積まれているのは、今まで見たことがなく、暫く見入っていた。更に進むと、本丸の六段の石垣が目に入った。雛壇状の石垣は、迫力は余り感じないが、この城の見所でもあり、電柱が邪魔しない角度でシャッターを押す。
その後、俄道口、東曲輪を通り、長局埋門より本丸へ。本丸を一周し景色を楽しむも、杉、桧等の巨木が視界を遮り、今一つ。一息つき、本丸埋門へ行き、野面積、打込接、切込接の三種の石垣をじっくり観察。
約80分、岩村城ほぼ一人占めで、天気も良く、爽快な気分で退城。
長篠城
2010年5月14日
43城目。
史跡保存館見学(主に長篠の合戦、火縄銃の学習)後、本丸跡を柵に沿って一周。主郭部の土塁では、周辺を歩きいろんな角度から堀を楽しむ。(駐車場と飯田線の間から見た堀には、特に迫力を感じた。)
更に、線路を渡り殿井、野牛郭址を通り櫓址へ。寒狭川と宇連川の合流点近くの断崖を間近に見て、武田軍が攻めあぐねた事に納得し退城。(河原まで下りようとしたが、岩と落葉で滑る為、断念。)保存館含め所要約80分。
その後、設楽原へ行き、馬防柵を見学。織田・徳川の両軍で柵の出入り口に違いがあった事を初めて知った。

追記。2011年7月27日。
JR長篠城駅から徒歩で、大通寺盃井碑・本陣、医王寺武田勝頼本陣、鳥居強右衛門磔死碑、牛渕橋(今回の主目的はここから見る城跡全景)を鳥居駅まで約100分かけて回る。
帰路、名古屋で広島のM氏(昨年松前城で知り合ったスーパーマン。熊野古道踏破を計画中との事)と食事。100名城の話で盛り上がった。
犬山城
2010年5月26日
44城目。
名鉄犬山駅から、古い町並みをゆっくり徒歩で登城。
管理事務所でスタンプ押印後、野面積の石垣の天守へ入り、梁の太さにビックリ!
この城の見どころは極端に云えば、天守だけなので各階じっくり見学。木造天守に共通の急な階段(それでも他と比べたらやや緩やかに感じたが・・・)を上がり、最上階からのすばらしい眺めを楽しむ。小牧・長久手の戦いで犬山城の秀吉軍と対峙した家康軍の小牧山が南方約10kmにはっきり見え、四百年以上前に虚々実々の駆け引きが繰り広げられたと思うと、想像が膨らむ。又、西方約15kmに信長の金華山(岐阜城)も見える。(小牧山の後方には名古屋のセントラルタワーズ、金華山は少し左手に岐阜シティ・タワー43と高層ビルが目印になり、両山共比較的分かりやすい) 四方を堪能した後、本丸を柵沿いに散策。

追伸2013年10月21日。
大学の同期会(名鉄犬山オテル)の後、国宝茶室「如庵」と国宝二つ巡り。本日も快晴で
天守最上階から小牧山、金華山共にはっきり見えた。
小諸城
2010年6月26日
45城目。
懐古園駐車場前の民間駐車場(300円)に停め、三の門より登城。8時前だったので、無料で入城出来た。二の丸、南の丸、北の丸を経て、黒門橋へ。空堀の迫力にビックリ!
本丸内の懐古神社に参拝後、天守台から神社裏の石垣を散策。更に富士見台、水の手展望台からの景色を楽しむ。途中、馬場から見た天守台の野面積石垣はなかなか風情があった。又、南谷、西谷、北谷の急斜面の堀切は、築城には絶好の場所だった事がよく解った。
懐古園事務所でスタンプ押印後、地下道を通って大手門へ。見学は10時〜15時となっていたので、今回は断念。所要約80分。
上田城
2010年6月26日
46城目。
城跡駐車場に車を停めて、尼ケ淵からの西櫓と南櫓のすばらしい眺めを楽しんだ後、二の丸堀を上り、二の丸橋から入城。
東虎口手前の真田石を撮り、櫓内を見学(250円)。二度にわたって天下の徳川軍を破ったインパクトの大きさを改めて知った。(上田城が真田氏の城であったのは仙石氏以降の2百数十年に比べてわずか20年ほどだったのに・・・)
その後、真田神社に詣り、真田井戸、西櫓(近くからより遠くから見る方が良いと思った)を見て、本丸土塁を散策。更に、堀の外周を回り(小泉曲輪、北虎口も含めて)、北東角では隅落しを見学。隅落しは土塁の上からはイマイチだったが、堀の外からはよく解った。
スタンプを観光会館2Fでもらい、藩主居館跡の上田高校まで歩き、堀、薬医門をチェック。所要約100分。
松代城
2010年6月26日
47城目。
太鼓門前橋を渡りは橋詰門、太鼓門より入城。
本丸戌亥隅櫓台へ上がり、四方の景色を満喫。(櫓台以外の石垣は歩くことが出来ず残念・・・)本丸内を散策後、北不明門から二の丸へ出て堀に沿って一周し、途中、管理棟でスタンプ押印。
隅櫓台の石垣、二の丸土塁、堀越しの太鼓門等見所も多かったが、あまりにも整備されすぎていて、自分には映画のセットのような印象を受けた。
最後に池田美術館前の三の堀跡をチェック。所要約50分。
尚、温泉好きの人には加賀井温泉一陽館(松代城から車で約5分。かけ流し日帰り温泉300円。)がお薦めです。
高遠城
2010年7月23日
48城目。
馬出だったと思われる法憧院曲輪から入城し、南曲輪へ。 更に、本丸へ進み、南隅の太鼓楼を見てから散策。その後、問屋門から桜雲橋へ行き、橋の上から幅、深さとも十分な空堀を楽しむ。橋を渡って、左右からスケールのある空堀を再度堪能。
二の丸では高遠閣の横の土塁へ上がるも、夏草に圧倒され退散し、搦手口へ移動。このあたりからは、二の丸の雰囲気ある土塁、空堀がよく分かった。暫くして大手口へ回り、附近を散策後、駐車場となっている勘助曲輪から本丸を見上げながら笹曲輪、法憧院曲輪を通り退城。
真夏の暑い時間帯でほぼ貸切り状態の登城は満足(特に空堀、土塁)だった。
所要約70分。
松本城
2010年8月17日
49城目。
松本駅から徒歩約20分。黒門から入城し、管理事務所でスタンプ押印後、本丸西隅に見る天守は右(北)に乾小天守、左(東)に辰巳付櫓・月見櫓を配し、存在感抜群で、黒い下見板と白壁、千鳥破風が目に付く。
大手口から乾小天守、渡櫓を通り天守一階へ。各所に座狭間、石落しが配備され防備万全。木造天守に共通の急で狭い階段を上り六階へ。窓が少なく開放感は乏しい。
黒門から出て二の丸の復元された太鼓門へ。櫓門の中を見学し、高麗門から退城。
東・北外堀を散策し、南西の内堀越しに天守群を撮る。月見櫓の朱塗りの回縁や船底型の天井に優雅さを感じた。 所要約70分。
武田氏館
2010年8月17日
50城目。
山梨駅北口でレンタサイクル(四時間200円は非常にお値打ち)を借り、上り坂を
10分位で神橋より入城。神社へ参拝後、旧大手門近くの石塁、三日月堀を見て、北側虎口から惣堀にかかる土橋まで足を延ばす。(土塁は立入り禁止で上れず。)
旧大手門から再度東曲輪へ戻り、中曲輪へ進み、社務所の奥の天守台の方へ行こうとするも、立入り禁止の為、断念。
中曲輪と西曲輪の間の土橋から水堀を見た後、西曲輪奥へ土塁に沿って堀を観察しながら進んでいくと、堀越しに天守台らしき石垣がなんとか見えた。満足し、西曲輪北虎口から出て、お屋形の散歩道(稲荷曲輪があったところか?)を散策。なんとなく雰囲気を味わう事が出来たので、西曲輪の堀に沿って神橋まで戻り、退城、所要約60分。
甲府城
2010年8月17日
51城目。
武田氏館退城後、甲府駅北口でレンタサイクルを戻し、隣の山手御門見学。その後、JR中央線の線路を渡り、稲荷曲輪より入城し、復元された稲荷櫓へ。櫓内の展示物を見てから、スタンプ押印(管理人室をノックするも不在の為、約10分待ちぼうけ)し、本丸へ。(稲荷曲輪への道も、ここから本丸への道も昔はなく、後に便宜上造られたと思われる。)
更に、天守台へ進み、四方の景色を楽しむ。交通の便が良く、稲荷櫓も無料開放で文句を言えないが、城内3〜4ヶ所の工事が目障りで雰囲気は今イチ。
本丸の暗渠を見て、稲荷曲輪へ戻り、稲荷門へ。途中、天守台の石垣を見学(野面積みの石垣は重厚感あり)。稲荷門を出て、水溜を通り、坂下門石垣(野面積みと打込接)をチェックし、鍛冶曲輪より退城。所要約60分。
安土城
2010年8月22日
52城目。
JR安土駅から約20分歩き、南山、西側、東側の虎口跡を見てから入城。
大手道を上りながら石仏、羽柴秀吉邸主殿跡(奥壁石垣のくぼみ)等チェック。大手道のスケールの大きさは、確かに防御ではなく、天下への誇示の面が強い事が理解出来た。
武井夕庵邸跡を右折し、黒金門へ到着。この門の石垣の石の大きさにビックリ!
更に、織田信雄四代供養塔、信長公本廟を回ってから天主跡へ。礎石が整然と並んでいる地階から一階部分の石垣へ上り、眺望を楽しみながら五層七階の天主を想像して見る。
暫らくして本丸跡へ下り、石垣の上を散策。
戻りは三重塔・二王門ルートで退城。(武井邸からは石段があり、エッと思うが、上った寺跡からの内湖の景色はバツグンで疲れも忘れる) 所要約90分。
千早城
2010年8月22日
53城目。
バスの本数が多い日曜日の午後でガラ透き。皆さんに教えてもらったまつまさ、金剛山登山ルートで登城。登山道の途中の案内板で細い急な坂5〜6分で三の丸の下へ到達。三の丸の碑を撮った後、二の丸の本殿参拝。裏手の山の本丸へ行こうとするも、立入り禁止。仕方なく、本殿横から登山道を茶宴台まで往復し、雰囲気をつかむ。
戻った二の丸・三の丸で南北の天然要害を見ていたら、なぜか20年程前のNHKの大河ドラマ「太平記」の武田鉄矢・赤井英和の奮戦ぶりを思い出した。
帰りは四の丸へと連郭式の縄張りを散策しながら、問題の五百数十段の石段を下り、バス停へ。この長い階段も後世のものであり、いかに大軍でも攻めるのは難しかっただろう事が実感出来た。所要約60分。
佐倉城
2010年8月28日
54城目。
18きっぷで松前城、五稜郭を回る途中登城。
JR駅前でレンタサイクル(500円)を借り、大手門跡から入城。公園管理事務所でスタンプ押印後、木々の中を本丸跡へ。土塁の上を散策しながら銅櫓跡、天守閣跡、角櫓跡等チェック。更に、帯曲輪跡を通り(貸切り状態で気分良し)、巨大角馬出空堀へ。復元された深さは3mでもかなり迫力を感じるが、実際の深さは5.6mと倍近くあった事を知り、想像を膨らます。
戻りは北出丸跡から堀の外周をゆっくり歩き、南出丸跡経由で退城。二つの出丸跡では土塁の上に乗り、雰囲気を楽しむ。所要約80分。
松前城
2010年8月30日
55城目。
18きっぷの旅につき、青森からJR,バスを乗り継ぎ約5時間かけ、ようやく登城。
資料館受付で入館券(350円)購入し、スタンプ押印後、資料や武具を見ながら最上階へ。ここから東の搦手門、南の海を眺めてから、天守1階の北側に出ると、本丸御門へ続く。門をくぐり二の丸広場で撮影ポイントの天守と本丸御門を撮る。美しい石垣の上の御門と天守のセツトは確かに絵になる。更に、広場奥の本丸表御殿玄関へ進むも、北海道指定有形文化財にしては、中は雑然とし、外は蜘蛛の巣があり管理は今イチ。その後、受付を出て、堀と本丸御殿跡を散策。なんとなく北からは無防備に近かった事が感じられ、土方隊に攻められて落城したシーンを想像して見る。
戻りは二の門搦手から出て、三の丸にある五番台場の復元石垣や土塁に上がり、津軽海峡の景色を楽しんでから退城。 所要約60分。
木古内への帰りのバスで広島のMさん(明日根室チャシ登城で100名城踏破との事)と知り合い、いろいろ情報をいただく。
五稜郭
2010年8月30日
56城目。
JR五稜郭駅から歩いて約25分(思っていたより遠かった)。まずタワーへ行き、スタンプ押印後、展望台から独特の五角形の縄張りを目に焼きつける。その後、四方の景色を堪能してから、同じフロアで幕末の歴史を学んで1階へ降り、1の橋から入城。大手門口へ進み、刎出し付きの高石垣と内堀をチェックし、土塁の上へ。五角形の約一角分散策し、他の城では体験できない西洋式土塁の景観を楽しむ。その後、城郭内へ戻り松の大木の多さに驚きながら、復元の箱館奉行所へ行くも遅すぎた為(18時過ぎ)、見学出来ず。
薄暗くなってきたので、堀越しの防御に強い城郭を観察ながら、堀の外周(約1.8km)を一周してから退城。 所要約100分。

追記。2011年7月4日。
四稜郭
函館駅(5番)から105系統のバス(約30分)。赤川入口で降り、15分位歩いて登城。土塁の上からは、蝶が羽を広げたような稜堡が良く解った。その後、濠に沿って約300mの外周を散策。
箱館奉行所
昨年登城時夕方で閉館されていたので、今回見学。なかなか充実していて再訪の価値があった。
水戸城
2010年9月1日
57城目。
松前城、五稜郭の帰路登城。
JR水戸駅の観光案内所で三の丸空堀の場所を訪ね、約5分で南堀へ。更に中堀、北堀と続き、なかなか迫力あり。堤の上は立入り禁止なので、裏手を回って観察し、三の丸歴史ロード(雰囲気が良い)を散策しながら、大手橋、文教地区の城跡通りから薬医門へ。途中大手橋の空堀(232号線)、本城橋の空堀(JR水郡線)をチェック。水戸第一高校敷地内の薬医門は威厳を感じた。その後、本城橋を歩いていたら、下の堀をたまたま水郡線の電車が走り、他の城では出来ない体験をした。
戻りは本城橋を左折し、坂下門跡、三階櫓跡、二の丸隅櫓跡の下を通り(何も残っていないとの事で、下から想像するだけ)、二の丸を一周し大手橋を経て弘道館へ。2年前見学済みの為、今回パス(受付の女性はスタンプだけでも気持ち良く対応してくれた)し、押印後退城.所要約80分。
篠山城
2010年9月3日
58城目。
大手門から入城し、鉄門を経て大書院へ。スタンプ押印後、内部見学し、篠山城の歴史を映像で学習。その後、二の丸御殿跡へ。石垣の上を歩き埋門から本丸へ進む。本丸でも石垣の上を散策(真下の広い犬走りをチェック)し、更に天守台へ。ここで東方(丹波富士の姿は美しい)と、南方の景色を楽しむ。
戻りは北廊下門から幼稚園の前を通り、東馬出しを見て、更に東外堀、南外堀、西外堀を進む。南馬出しでは土塁の上を歩き、気分満喫。東馬出しは整備されているが、南馬出しは当時の雰囲気が感じられ迫力十分。又、南外堀越しに見る天守台の石垣の高さ・美しさがよく分かった。  所要約90分。
尚、バス停信号の右側にあるお菓子屋さんのやきもちは1個100円で大変美味しかった。
竹田城
2010年9月7日
59城目。
駅裏から険しい登城道を上がってきて、パッと広がる石垣群に思っていた以上の感動を覚える。大手門から入城してまず北千畳の石垣の上を散策し、絶景を楽しむ。
その後、花屋敷、南千畳、本丸を実際に歩いて回ると、城内に入ってからも複雑な縄張りが見られ、防御に対する強い執念が感じられる。
梯子を上った天守台から、羽を広げた大鳥の様な壮大な城全体を見渡しながら、霧に包まれた神秘的な状態を想像してみる。すばらしい古城の雰囲気、スケールの大きさは文句なしに満点で、城に関心を持たない我女房ドノもここなら感動するに違いないと思った。 所要約90分。

追記。2013年1月8日。
普通列車でのJR在来線乗りつぶし旅の途中、今回も駅裏登城道より入城。前回(約2年半前)と同じ感動を味わう事が出来、又、平日なのに昨年の高倉健さん主演映画「あなたへ」の影響もあってか、カップルの姿が多数目に付いた。
山中城
2010年9月10日
60城目。
JR三島駅南口の観光案内所でマップを入手し、バスの往復キップ(1割引の1,060円)購入し、登城。復路の城跡バス停は約200m下がった地点にあり、時刻表をチェック。
まず、箱根旧街道の石だたみを通って岱崎出丸へ。ゴルフ場のコースを歩いている気分で一の堀(土塁の上から見る約10m間隔の畝堀はすばらしい眺め)、すり鉢曲輪(今までに見た事がないおもしろい形)を見学。
その後、国道1号線を渡り西ノ丸へ。一番奥の西櫓は12月22日迄工事中で立入り禁止の為、西ノ丸の土塁の上を歩き、畝堀・障子堀を堪能。(余り熱中しすぎて、くもの巣に引っ掛かった。)
更に、溜池、帯曲輪、北ノ丸経由で天守台へ。ここから本丸、二ノ丸方面の景色を楽しんでから、矢立ての杉、兵糧庫を見て、二ノ丸へ。ここも他の曲輪同様に尾根をうまく使っての造成の為、傾斜がかなりある。
その後、田尻の池、箱井戸を見て退城。土塁、堀好きにとっては飽きない時間を持つ事が出来た。  所要約120分。
大野城
2010年10月5日
61城目
鉄道の日記念乗り放題きっぷ(3枚9,180円)で九州北部の名城を巡る旅の1城目。
JR宇美駅から宇美八幡宮(第十五代応神天皇御降誕地)に参拝し、百間石垣を目指す。途中、小石垣を見学(北石垣は見つけられず、迷い込んだ為、元の大道までバック)後、駅から約70分で百間石垣へ到着。石碑がなければ通り過ごすところだった。期待が大きかった分だけ・・・。その後、県民センターででスタンプ押印し、増長天礎石群、大石垣(ここも最初分からず苦労する)、焼米ヶ原(土塁の上からの大宰府の眺望はすばらしい)、大宰府口城門(じっくり観察)等を回った後、岩屋城跡経由で太宰府天満宮へ。スケールの大きさを実感した約4時間、案内板が分かりにくく2〜3度迷った事もあり約25,000歩の城回りだった。
福岡城
2010年10月5日
62城目。
平和台球場(40〜50年前ここで中西、豊田、高倉、稲尾が活躍していたんだと思いながら)横を通り、鴻臚館でスタンプ押印後、東御門跡から入城し、東二の丸,二の丸経由で本丸へ。奥の鉄御門跡から天守台へ上り、貸切り状態で景色を楽しんだ後、埋門から南側へ回り、大・中・小天守3基連結する天守台の石垣を堪能する。
しばらくしてから本丸石垣の上を祈念櫓まで散策。上から見ると、東二の丸はラグビー場に変っているのがよく分かった。更に南二の丸へ歩を進め、現存する多聞櫓と切妻屋根の西隅櫓を見学。
戻りは下の橋御門と伝潮見櫓を見て退城。巨大な城郭・石垣に圧倒された70分だった。
帰路、城から10分程歩いたところの長浜ラーメン店(元祖長浜ラーメン・元祖長浜屋)で食する。

追記。2013年3月29日。
JR在来線、普通列車で乗りつぶし旅の途中、夜桜を見に登城。ライトアップが工夫されていてすばらしかった。帰路近くの居酒屋「第三共進丸」(TV酒場放浪記)で楽しい時を過ごす。
名護屋城
2010年10月6日
63城目。
博物館で伝統工芸、朝鮮との関係、城の概要等を学習後、木下延俊陣跡を回り、登城坂より入城。東出丸手前で登城坂石垣(割石を用いた平らな積み方)と東出丸石垣(野面積み)の違いを観察。
その後、三ノ丸を経て、本丸へ行き、石垣の上を進み、南側と西側で古い石垣を見学し、天守台へ到着。ここからの玄界灘の眺望を堪能。更に、本丸北門から水手口、一般道を通り、ガイドブックに載っている山里口を検証。
暫くして、一般道の堀側を歩き、水手口へ戻り二ノ丸、遊撃丸から弾正丸へ。東出丸、弾正丸より見る諸大名陣跡図で、知らない大名も多く、改めて国内統一した秀吉の強大さを認識する。
帰りは黒澤監督の「乱」の撮影場所を見て、馬場を通り、登城坂より退城。
博物館も含めて所要約140分。
平戸城
2010年10月6日
64城目。
現存の北虎口門より入城。JAFの割引は自販機では受けられないので1時までの約15分間地蔵坂櫓、乾櫓を見学。1時に改めて窓口でチケット購入し、模擬天守まで進み、スタンプ押印後、最上階へ上り、絶景を満喫。その後、見奏櫓は見学出来たが、懐柔櫓方面へは立入り禁止の為、仕方なく狸櫓、石狭間を見て退城。
見どころの少なさ(景観はすばらしいが・・・)、窓口の対応等、個人的には今イチの感じ。所要約50分。
佐賀城
2010年10月6日
65城目。
鯱の門より入城し、本丸歴史館見学。御殿の内部の造りだけでなく、城の変遷、維新の佐賀等展示物も充実していて満足。
その後、南西隅櫓台跡へ上り、歴史館全景、掘り越しの風景を楽しむ。西側土塁石垣は立ち入り禁止の為、あきらめ天守台へ。巨大石垣は迫力十分。更に、水堀(城の南・西・北側の3方面残っていて、思っていた以上に広大で見応えあり)の外堀約3km強散策(広いところで70m位あり、雰囲気を満喫)。所要約90分。
尚、名護屋、平戸、佐賀の3城レンタカー(唐津で借り、佐賀で返却)で回って正解。公共交通機関では1日2城しか無理で、費用も少し高くなる程度(約5,500円→8,000円)で効率的だった。
吉野ヶ里
2010年10月7日
66城目。
吉野ヶ里公園駅階段下のコミュニティーホーム(ハウス?)へ手荷物(100円と言われたので100円払ったが、帰り際、柱には200円と掲示されていたのに気がついた・・・。岐阜から来たと答えたので同情してくれたのかな?)を預け、約15分歩き東口からスタンプ押印後入城。
南内郭(物見櫓の上の気分は最高)、北内郭(主祭殿の2階3階を見学)、甕棺墓列、北墳丘墓と回り、倉と市のゾーン手前の城柵・環壕をじっくり観察。最後に南のムラ(他の地域と違い、防御物もほとんどなく、なんとなく一般人の居住地の雰囲気が感じられる)を散策後退城。
巨大集落なのでうまく回れるか心配していたが、表示が的確になされていて迷う事なく遺構に集中でき、大満足。所要約80分。
佐賀県の3城はいずれも展示物史料、見易さ、対応の良さ等すばらしく、県をあげての前向きな取り組み姿勢が感じられた。
赤穂城
2010年10月8日
67城目。
北九州からの帰路、郡山城を予定していたが、雨が強く山城は無理と判断し、変更して登城。
2年ぶり(前回は100名城の事を知らず)に大手門から入城。二之丸門経由で本丸門へ。本丸御殿跡を通り、天守台へ進み、上から本丸庭園を楽しむ。暫くして、厩口門から二之丸へ戻り、潮見櫓台跡手前から水手門まで石垣土塁の上を散策(立入り禁止になっていなかったので・・・)。帰りは二之丸を内堀に沿って本丸門まで歩く。往復して縄張りの塁線に折れの多用を実感出来た。
スタンプは歴史博物館で押したが、本丸櫓門下で試しに押したところ、皆さんのコメントと違い、きれいだった(10月9日からの櫓門内部公開に合わせて新調したのかな?)。
所要約70分。
金山城
2010年10月23日
68城目。
東北地方の紅葉名所を訪ねながら、青森の孫に会いに行く往路登城。
金山城跡入口からの山道は心配していたが、スムースに駐車場へ到着。市の文化財課から郵送してもらった資料を手に物見台下虎口を通り、竪堀を見てから物見台へ。太田市街の景色を楽しんだ後、馬場曲輪、大堀切(長さ46m・巾15m・深さ15mでさすがに大きい)、月ノ池を経て、最大の見所・大手虎口へ進む。写真撮影後、両側の石垣をじっくり観察するも、現存石垣と転用新補石材との境目(鉛板)を見つける事が出来ず。
南曲輪の休憩所でスタンプ押印後、神聖な日ノ池、二ノ丸を通り本丸の新田神社へ参拝。
戻りは日ノ池の行きと反対側を回り、大手虎口馬場下曲輪横を通り、今度は竪堀を下から見入る。整然と復元され過ぎた点はあるが、市の史跡への前向きの姿勢が感じられ、「石造の山城」を堪能。所要約80分。
足利氏館
2010年10月23日
69城目。
太平記館に駐車し、太鼓橋を通り楼門より入城。
鑁阿寺本堂で参拝し、御守売り場へ行きスタンプ押印。本堂の改修工事はほぼ完了し、11月3日の大日尊秋の大祭には姿を見せるとの事(少し早く登城しすぎたか・・・)。
その後、参拝客で賑わっている境内の経堂、多宝塔、大銀杏、鐘楼等を見学。更に土塁の上(割と整備されている)を約4分の3周(北東の本坊の箇所のみ不可)を小さな虫に歓迎されながら散策。
最後に、四方の門を観察しながら水堀の外周(約800mでほぼ正方形に近い)を回り「方形居館」を実感した。所要約60分。
小谷城
2010年11月23日
70城目。
JRふれあいハイキングで大手道より登城。望笙峠から眼下の絶景を楽しんだ後、金吾丸を通り桜馬場跡へ。ボランティアガイドさんの話ではこの附近で来年のNHK大河ドラマ「江」のロケが時任三郎(浅井長政)、鈴木保奈美(お市の方)等が参加して行われたとの事。紅葉の盛りを堪能し、黒金門から大広間を経て本丸到着。本丸南側の石垣には昼食中の人々がいてシャッターチャンスなし。本丸の奥から中の丸との間の大堀切(巾30m・深さ10m)を観察。中の丸へ進む為、大堀切を実際歩いて改めてその大きさを実感。
更に京極丸から山王丸へ。見所の迫力ある苔むした大石垣を撮り、浅井時代に思いをはせる。
昼食後六坊跡へ下り、今度は急坂を上り大嶽城跡へ。本丸より古くここが元々小谷城の本丸であったとの説明を受けながら散策。雲行きが怪しくなったので急いで清水谷御屋敷跡を通り退城。
ガイドさんのおかげで六坊・大嶽まで行く事が出来(1人ならせいぜい山王丸止まり)、熊の心配もなく充実した登城だった。所要約4時間(河毛駅スタート・ゴール)。
箕輪城
2010年11月27日
71城目。
10月末青森の孫に会いに行った帰路、鉢形城と合わせて回る予定だったが、台風で中止したので改めて登城。
大手虎韜門より入城し、鍛冶曲輪と三の丸の野面積石垣をじっくり見てから、二の丸土橋へ行き、南北を分断する大堀切を堪能する。当時は現況より6m以上深かったとの事で、さぞ壮大なスケールだったのだろう。
しばらくして郭馬出し、木俣へ進む。郭馬出しの門跡のあった場所が良く分からなかったので、二の丸のボランティアの女性に尋ねるとわざわざその地点まで同行してくれ、詳しく教えてくれたので納得できた。その後、本丸の土塁の上を歩き御前曲輪へ行き、更に新曲輪、丸馬出し、稲荷曲輪附近まで足を延ばす。
戻りは遊歩道(空堀を歩くので石垣・土塁も普段と違った目線感覚になる)を貸切り状態で歩き、蔵屋敷経由で虎韜門へ。最後に車道の反対側の白川口埋門跡をチェックし退城。
適所の案内板、ボランティアさんの対応等で気持ち良く遺構に触れる事が出来た。所要約80分。
鉢形城
2010年11月27日
72城目。
歴史館でスタンプ押印後、車を諏訪神社の横に停め、大手口より入城。
三の曲輪で復元された四脚門、四阿、石積土塁(全長100m・高さ4m・上幅6m・下幅12mで上からの二の曲輪へかけての景色は良い)を見てから、馬出し、二の曲輪との間の大きな空堀、土塁へ進む。
更に、車道を渡って伝御殿曲輪の田山花袋碑附近から柵沿いに笹曲輪近くまで散策。城側からでも自然の地形をうまく利用した、すごい要害である事が分かるが、荒川から見上げた城跡の断崖はもっと迫力があるだろうと想像する。
戻りは人材センターの横から深沢川を渡り、外曲輪へ行き、土塁の上を歴史館の裏手方向へ歩き、城跡の西側とは違った雰囲気を味わう。その後、再び深沢川を渡り、伝逸見曲輪の馬出しを見て退城。台風で1ヶ月遅れての登城となったが、紅葉がすばらしくかえってラッキーだった。所要約70分。
往復800kmの箕輪城・鉢形城登城となったが、天気も良く納得出来るまで見て回る事が出来大満足。
岐阜城
2010年12月10日
73城目。
登城は七曲登山道(大手道)から。資料館でスタンプ押印後、天守からの絶景(特に雪をかぶった御岳がきれい)を楽しむ。下りは瞑想の小径。往復歩いて見て、急峻な断崖の上に築城され、山全体が自然の要害として機能していた事が理解出来た。
麓の居館部では復興冠木門から枡形虎口の巨石あたりに雰囲気が感じられたが、奥の方は発掘調査中で水路附近がよく分からなかったので調査終了後再登城したい。
岐阜城跡は近世城郭への過渡期の城跡として評価され、信長の居城としては小牧山、安土に次いで国の史跡の指定を受けるとの事で岐阜県民として喜ばしい。所要約130分。
八王子城
2010年12月11日
74城目。
霊園前から歩いて登城。管理棟でスタンプ押印後、ボランティアさんから城跡の概容を聞き本丸跡を目指す。約30分上り松木曲輪からの眺望を堪能している時、地元の人から八王子の町並み(北島三郎さんの邸宅も)の説明を受ける。しばらくして神社の奥から本丸跡(思ったより狭い)へ進み、小宮曲輪(本丸からは分かりにくい)経由で下りる。
途中から当時の石垣を見ながら御主殿跡へ行こうとしたが、柵門跡と山王台の間が土砂崩れで立入り禁止の為、一度管理棟へ戻り、古道、曳橋、虎口を経て御主殿跡へ。奥の細い道から5〜6分上り、気になっていた4ヶ所の石垣をチェックし満足。その後御主殿の滝を見て退城。
昨日登城の岐阜城とほぼ同時代の典型的な山城で、岐阜城より地形が捉えにくく、少し心配していたが、最初にボランティアさんの説明を受け、管理棟近くの屋外地形模型を見てあったので、問題なかった。所要約180分(バス停迄の往復も含めて)。
郡山城
2010年12月17日
75城目。
歴史館でスタンプ押印後、展示物と城の映像でイメージを描いて登城。百万一心碑、石垣井戸の釣井の壇を経て、釜谷の壇からぬかるみの堀切を越えて、昨夜の雪がうっすら残る羽子の丸へ進む。一度釜谷の壇へ戻り、厩の壇経由で三の丸へ。三の丸と二の丸虎口附近で竪石を交ぜた石垣をチェックし、いよいよ本丸へ。北端の一段高くなった櫓台へ行きシャッターを押す。
暫くして満願寺跡の蓮池を見て、これまたぬかるみ状態の道を進み、妙寿寺曲輪まで足を伸ばす。その後尾崎丸から急坂を下り、堀切を越え今度は上り、ようやく旧本城へ到達。
案内図の曲輪をほとんど回り、複雑な地形を生かした山城である事が解った。
最後に歴史館の映像で見た内堀の名残りが感じられる吉田高校の運動場横へ行き確認。
城内で誰一人とも会わず、時々動物の鳴き声らしき音がしたりして少し心細い120分だった。
夜、8月に松前城で知り合った広島のMさんに再会し、食事しながら話を聴く。Mさんは百名城踏破はもちろん、四国歩き遍路3回、観光ボランティア、スポーツボランティア、郷土史研究、カメラはプロ級というスーパーマンでした。
鬼ノ城
2010年12月18日
76城目。
服部駅からビジターセンターへタクシーで。スタンプ押印後、館内で城の映像を見て登城。北門をチェックし、少し戻り礎石建物群を見て屏風折れ石垣へ。張り出した城壁の先端へ行くと腰が引けてくる。第5門近くから屏風折れ石垣を撮り、
眺望を楽しみながら(特に東と南方面はすばらしい)、多少アップダウンのある約3kmを回って天然要害の山城(要所々の高石垣の迫力には圧倒される)を実感した。
最後に復元された西門(工事中で2、3階は見られず)、角楼を見学し退城。所要約120分。戻りは服部駅まで(5km強約65分)歩く。

追記。2012年12月15日。
JR在来線普通列車での乗りつぶし旅の途中、今回は服部駅から往復歩いて登城。角楼、修復なったに西門附近を散策しながら、貸しきり状態で眼下の絶景を堪能する。ビジターセンターへ立ち寄ってから退城し、最近NHK火野正平さんが「こころ旅」で訪れた備中国分寺(服部駅から往復約100分)まで足を延ばす。
高取城
2011年1月10日
77城目。
近鉄壺阪山駅から大手道を徒歩で登城(途中、夢創館でスタンプ押印)。
宗泉寺への分岐点を越えると、杉や桧の林の中の急坂のきつい山道が猿石までの約1km続く。二ノ門水堀(厚い氷が張っていた)チェックし、矢場門手前で右に折れ、国見櫓迄行き、大和平野の眺望を堪能。その後、松ノ門、宇陀門、千早門、大手門(それぞれの門は食違い虎口となっていて興味深い)を通り、二ノ丸へ。十五間多聞を見てから、いよいよ本丸天守石垣(下から見上げると相当な迫力を感じる)へ進む。上ノ門附近からカメラに収め、本丸内天守、小天守、櫓台の石垣の上を散策。烟硝櫓跡から吉野山方面の景色を楽しみ、しばらくして大手門へ戻り、吉野口門外側の「みろく堀切」へ行こうとしたが、年末からの雪が積もっていて道が分からなく断念する。
下城は再度大手道から。壷阪山駅へ戻り所要200分(約14,000歩)。
各曲輪のこれでもかと言うほどの高石垣が非常に印象に残った。
今帰仁城
2011年1月27日
78城目。
交流センターでスタンプ押印し進むと、大隈の石垣(高さに比して割りと小さな石が積み上げられている)が目に付き、入城前に外郭を散策。見どころの高石垣を撮り平郎門へ。門の両脇の狭間、カーザフをチェック後、大庭へ階段を上る。その後、御内原で400年前の薩摩軍の攻撃を想い起しながら、眺望を堪能。暫らくして、主郭を経て志慶真門郭へ行き郭内を巡る。真下から見上げる主郭の石垣は迫力十分。郭の端は行き止まりとなっていて、水揚げ場は確認出来ず。
戻りは大隈郭内(こんなごつごつした場所で兵馬訓練していたのかな?)へ入って、桜を楽しみながら、石垣を内側から観察。最後に交流センターでさくら茶をいただき退城。
本州の城とは全く違う雰囲気を味わった90分だった。
帰路、座喜味城、勝連城も見学。
中城城
2011年1月28日
79城目。
管理事務所でスタンプ押印後、坂道を上って行くとイメージ通りの古城の姿が広がり、まず、三の郭の左右対称の城壁でシャッターを押す。更に近づいて相方積みを確認。
その後、アーチ門から北の郭へ入城し、大井戸を見てから二の郭へ進む。ここでは布積み技法をチェックし、城壁の上を歩いて景色を楽しむ。続いて一の郭(最も広い郭だが、ほぼ全域で工事中)、南の郭と正門の狭間を観察。
戻りはペリーが絶賛した西の郭からの石垣のライン(工事中で雰囲気は今イチ)を見ながら北の郭を経て退城。
城内に拝所が多いのと、石垣の優美な曲線、死角のない防御線が印象に残った。所要60分。
首里城
2011年1月28日
80城目。
首里杜館でスタンプ押印し、守礼門をを通り実質的な大手門の歓会門へ。門の脇で布積み石垣の曲線ラインを観察。その後、広福門で入館券を購入し、奉神門から御庭へ進む。正殿を撮ってから御庭を囲む建物群の和風の南殿、琉球の雰囲気が感じられる庭園、煌びやかな正殿、最後に北殿を見学。
御庭が少し崩れた長方形であることを確認し、系図座・用物座で沖縄民族舞踊を見て、西のアザナからの眺望を楽しんだ後、木曳門より退城。
余りに整備され過ぎているが、琉球王国の最高の華麗さ(特に鮮やかな朱色のイメージ)が脳裏に沁み込んだ80分だった。
観音寺城
2011年3月8日
81城目。
安土駅裏の城郭資料館で地図をもらい、桑実寺から登城。
お寺でお参り後スタンプ押印し、約20分かけ食い違い虎口の本丸へ到達。本丸石垣をじっくり観察し、平井丸、落合丸、池田丸、三の丸のルートを探索。本丸だけでなく、他の曲輪でも巨石を使用した石垣をたくさん見る事ができ感動。各曲輪の端を歩いたが、木立が邪魔をして景色は楽しめなかったのは残念だった。最後に本丸を出て左手へ少し下りた所の周りを石垣で囲った井戸跡をチェックしてから同じルートで退城。2年前の西国33ヶ所参りの時の「観音正寺口」バス停からの歩きも険しかったが、今回の方がお寺までの600段強の石段分だけきつかった。安土駅から往復所要時間は160分(約12,000歩)。
てーさんさんお薦めの駅前のさわえ庵のざるそばは確かにおいしかった。
和歌山城
2011年3月23日
81城目。
JR和歌山駅から徒歩で、まず市役所へ行き14Fロビーから見える城全景をつかんでから大手門より入城。さまざまな石垣をチェックしながら、表坂を経て天守曲輪へ。途中の本丸御殿跡の階段の上からの天守にぐっと来るものを感じ、思わずシャッターを押す。その後、天守曲輪下の帯曲輪状の部分を通り、迫力ある天守曲輪の高石垣を見て回る。
天守曲輪は思っていたより小さく感じたが、なかなか風格があった。天守からの景色を楽しみ、展示物を見てから裏坂を下りて(ここでも石垣を堪能)、二之丸、御橋廊下、西之丸へ。更に城の外周を西堀、国道42号線沿いの高石垣、追廻門、三年坂の堀跡、岡口門へ進み、最後に東堀越しの城を脳裏に焼き付けJR和歌山駅まで歩いて退城。
駅からの往復徒歩も含め、所要約180分。
丸岡城
2011年3月29日
83城目。
青春18きっぷでの福井(2城)、山陰(4城)4泊5日の名城巡りスタート。
JR丸岡駅から徒歩(2年前の4月まだ100名城を知らず、桜見物だけに来たことがあり、道順も覚えていたので)にて登城。約50分で本丸へ着き、野面積の天守台石垣(隅角はノミで削った切石を用いた算木積)を一周し、天守へ。最古の現存天守の雰囲気を味わいながら最上階迄上り、景色を楽しむ。
暫くして石瓦をチェックしながら下り、東三ノ丸から不等辺五角形の内堀があった周囲を散策(約15分)。全て埋め立てられてしまい面影なし。JR丸岡駅へ戻る途中、外堀の一部が水路となっている場所(国神神社横とまちかど公園近く)を見学。
駅までの往復徒歩含め約180分。
一乗谷城
2011年3月29日
84城目。
JR一乗谷駅から徒歩。まず資料館を見て(朝倉氏は一向一揆にここまで悩まされていたとは知らなかった)から下城戸へ。城門の巨大石には驚く。遊歩道に沿って平面復原地区、復原町並をゆっくり巡りながら当時を偲んで見ると、いろいろ想像が膨らむ。
更に上城戸迄進み、土塁の上から周囲の景色を楽しんでから、諏訪館跡、湯殿跡、朝倉館跡、唐門、瓜割清水を回る。将軍足利義昭、明智光秀を招いた優雅な文化的雰囲気を持つ、自然の地形をうまく利用した城下町を実感した。所要約140分。

追記。2012年10月21日。
遺跡資料館の山城見学会(前回雪の為断念)で下城戸から登城。一の丸〜三の丸では堀切と畝状竪堀を間近でチェック。その後、宿直跡からの景色に満足(城下町は木々に隠れてほとんど見えないが、福井平野の眺めはすばらしい)。千畳敷跡で礎石の説明を受け、馬出しルートで退城。かなりハード(特に上り始め)だったが、豊富な資料と学芸員さんの的確な説明で充実した5時間(約15,000歩)だった。
鳥取城
2011年3月30日
85城目。
JR鳥取駅よりレンタサイクル(駅を出て右へ約80mの駐輪場で貸し出し。500円)で仁風閣へ。御座所や謁見所などが当時のまま残る館内は一見の価値あり。スタンプゲット後、二の丸の高石垣の迫力(真下から見上げた時は特に)を感じながら、二の丸へ進み、山上の丸の天守が焼けてから、その代役を果した三階櫓から市街を一望する。天球丸は改修中なので、竪石垣をチェックした後、山上の丸へ。子供から年配者まで気軽に登っていて、今迄の山城とは雰囲気が違う。本丸からは二の丸からとは又違ったすばらしい眺めを満喫。
所要時間は仁風閣を含め約100分。

追記。2011年12月14日。
今回は内堀沿いを散策し、吉川経家の銅像を見て、中ノ御門跡から鳥取西高校のグランドの脇を太鼓御門跡附近まで進む。その後、前回途中断念した白兎神社まで20数kmレンタサイクルで往復。なんとか年内に参拝できたが、鳥取駅まで戻った時は膝がガクガク。
月山富田城
2011年3月31日
86城目。
JR安来駅からバスで市立病院へ。徒歩約10分の資料館はまだ開館していなかったので、駅の観光案内所(8時前からO.K.)でもらったガイドマップで先に登城。千畳平、太鼓壇、奥書院平、花の壇と回り、存在感ある大手門石垣を見て山中御殿へ。奥の石垣の上から見る広大な曲輪はこの城の中心部だった事が解る。その後、七曲がりの石畳を上り(昨日のレンタサイクルによる疲労があり苦労)、ようやく三の丸へ。石垣と石垣の間に土塁を用いながら高くするという珍しい工法を使った「段築の石段」を撮り、二の丸へ進む。更に約10mの堀切をいったん下り本丸へ。ここからのすばらしい眺めを堪能。戻りは七曲がりの滑りやすい石畳に気をつけながら(普通の山城は一気にダァーと下れるが、ここは慎重を要する)、大手門跡から資料館へ行き、スタンプゲット。資料館見学後、バス停迄戻り約150分。
松江城
2011年3月31日
87城目。
JR松江駅から徒歩にて登城。県庁迄行くと写真でよく見る松江城遠景(手前に櫓群、奥に天守)が現れる。濠沿いに進み、大手門より入城。先程遠くから見た二の丸の太鼓櫓、中櫓、南櫓を見学し、本丸へ。NHK朝ドラ「だんだん」でよく出てきた天守が目の前に。入母屋破風、華頭窓、牛蒡積み等天守の特徴を確認し内部へ。地階の石打棚、各階の石落や狭間をチェックしながら最上階へ。人気のあるお城だけに観光客が多い。暫く景色を楽しんだ後、襖絵、民俗資料等の展示品に目を向けながら下りる。更に本丸の石垣の上を周って屈曲が多く、石落、狭間も含め、城全体で非常に防御面に配慮されている事が実感出来た。再び大手門に戻り、城の内濠に沿って一回り散策(約40分)し、松江の雰囲気を味わう。
最後に堀川めぐり(JAFで200円引き・約50分)で、外濠と先程歩いた内濠を水郷から満喫。JR松江駅迄往復徒歩含め約240分。
津和野城
2011年4月1日
88城目。
JR津和野駅から徒歩でリフトのりばへ行きスタンプゲット。稲荷神社駐車場入口近くの自然歩道に沿って登城。貸切り状態の中約25分で天守跡へ。更に進み城内最高所の三十間台へ行き、一回りしながら津和野城下の眺望を楽しむ。三十間台から人質郭を通して三の丸方面を見る光景は竹田城の南千畳の雰囲気に似ている。また、太鼓丸と三十間台の間の石垣、三の丸からの人質郭、三十間台の高石垣は実にすばらしい。散策後、台所跡、番所跡、少し離れた織部出丸を見て退城。戻りは津和野高校近くの現存する物見櫓、馬場先櫓をチェックし津和野駅へ。美松の名物いなり寿しは売切れ(2時過ぎ)でアウト。稲荷神社、藩校養老館、鴎外旧宅は3年前見学済みで今回パス。駅迄往復含め所要約140分。
今回の青春18きっぷの6名城巡り(JRで約1,700km)終了。
根室半島チャシ跡群
2011年7月2日
89城目。
名古屋から太平洋フェリー、石勝線、根室本線(JRは北海道&東日本パス)と乗り継ぎ、4日目の夕方近くにようやく最東端の地に到着。明朝にするか迷ったが、天気も良かったので、駅前の観光案内所でスタンプ押印し、偶然知り合った東京の同好者とバスでオンネモトチャシへ。草刈をしてくれてあったので、黒のコンテナから問題なく海岸断崖上の碑へ行く事が出来、ここにどんな建造物があったのか想像しながら、半円形の濠を観察。暫くして温根元漁港へ回り、突堤から見る「お供え餅」に例えられるチャシ跡は美しく、感激した。
89城目で初めて同好者に会え、バスを含め約3時間話がはずんだ上に、最難関をクリアーし満足。
日程に余裕が出来たので翌日は摩周湖、釧路湿原、ばんえい競馬、翌々日は四稜郭、箱館奉行所を見学し、北海道を楽しんだ。
川越城
2011年7月7日
90城目。
川越駅から歩いて登城。まず市役所前の大手門跡、第一小学校の南大手門跡、富士見櫓跡、三芳野神社の土塁をチェック。その後、本丸御殿の巨大な唐破風屋根の迫力を感じながら、御殿内の広間、移築された家老詰所を見学。更に少し離れた博物館(内容が充実していた)、中ノ門堀跡(東・西の堀の角度の違いが興味深い)を見て、最後に小江戸の雰囲気を楽しみながら菓子屋横丁、蔵造り資料館、時の鐘等を回り、再び川越駅へ。所要約200分。
小田原城
2011年8月24日
91城目。
JR小田原駅(構内の観光案内所で地図と割引券を入手)から歩いて登城。
鐘楼がある大手門跡をチェックして馬出門から馬屋曲輪へ。角の二重櫓櫓台跡からの東と南の水堀の眺めはすばらしい。更に枡形の銅門(巻いてある金物や飾りの金具類も銅製で派手)を通り二の丸へ進む。隅櫓からは大手門、隅櫓、常盤木門とほぼ一直線上に配置されているのが良く分った。暫く二の丸広場を散策して、本丸天守へ。人気のある城だけに、平日でも観光客は多い。スタンプ押印後、各階の資料を見ながら最上階へ上り、四方の絶景を堪能。
戻りは南曲輪、箱根口門跡、小峯の大堀切(蚊に悩まされたが、壮大なスケールを実感出来た)を経て小田原駅へ。所要約180分(12,000歩)。

追記。2012年3月21日。
JR早川駅から関白農道を約30分歩き(結構勾配がきつい)、石垣山一夜城へ。
井戸曲輪(周囲の石垣に迫力を感じながら底まで下りて行くと、現在も水が少し湧いていて思ったより暖かかった。この水で千利休もお茶を点てたのか・・・)、二の丸、本丸(物見台から小田原城下を望む景色はすばらしい)、天守台、西曲輪、堀切跡等散策。
島原城
2011年8月30日
92城目。
青春18きっぷで南九州7名城を巡る旅スタート。
島原駅から歩いて登城。南東から堀越しに本丸の景観(天守、巽三重櫓、丑寅三重櫓)を撮り、天守へ。キリシタン史料を見ながら最上階へ行き、四方の景色を楽しむ。その後、二の丸(文化会館)、時鐘楼を通り武家屋敷跡へ到達。中央に水路が走り、両側に苔むした石垣が続く昔のままの趣きを感じながら、現存する三邸(全て無料は有難い)を見学。戻りは三の丸があった文教地区から堀の外側を通り(隅々から見る石垣の折れはすばらしい)、島原駅へ。一周してみて、広大な堀が実感出来た。所要約120分。
熊本城
2011年8月30日
93城目。
市電を降り、市役所14Fから城全体の姿をチェックし、坪井川に沿って一直線に築かれている長塀を見ながら、備前堀の横を通り頬当御門へほぼ半周し、登城。
スタンプ押印後、二様の石垣(2年前にきた時は見逃していたので、今回特に見たかった)、櫓群を経て天守へ。内部の展示物に触れながら最上階へ行き、市街の眺めを堪能。その後、堀越しに宇土櫓(たるみのない美しい屋根や直線的な破風)と高石垣をじっくり観察し、加藤神社を通り、うまや橋までスケールの大きさを感じながら散策。所要約180分。

追記。2013年3月27日。
JR在来線、普通列車で乗りつぶしの途中、登城。NHK「歴史ヒストリア」で取り上げられた本丸御殿大広間(特に昭君之間)を見学。長塀の夜桜は最高だった。
岡城
2011年8月31日
94城目。
JR豊後竹田駅から徒歩で、総役所跡へ行き、スタンプ押印し、入城料300円で城の図面を記した巻物をもらい、この図面を見ながら大手門より登城。
見どころの三の丸北側の高石垣をチェックし、二の丸、本丸へ進む。本丸の石垣沿いに、くじゅう連山の景観を楽しんだ後、御廟跡まで散策。下から見上げる本丸石垣(三重櫓跡、御金蔵櫓跡)は、なかなか迫力がある。
戻りは西の丸御殿跡を通り、奥の覚左衛門屋敷跡へ。ここから清水谷越しに見る本丸方向の景色もすばらしい。暫くして近戸門から退城したが、豪壮な石垣や石段がかっての面影を偲ばせ、古城のムードたっぷりで大満足し、駅へ。所要約180分。
大分府内城
2011年8月31日
95城目。
JR大分駅から徒歩で登城。西の丸の文化会館の守衛さんに聞いた場所でスタンプ押印。城跡マップを入手し、天守台へ。草が生い茂っていて、周囲には高いビルが建ち、景観も今イチ。その後、天守台下の庭園から人質櫓を間近に見て、廊下橋から山里丸へ進む。今度は堀越しの人質櫓、着到櫓、宗門櫓をチェックしながら散策。本丸の石垣はそう高くはないが、折れが用いられていて雰囲気がある。約半周し、大手門から入城するも、文化会館の講演会前で、本丸の駐車場は砂ぼこりもうもう。すぐに大手門から出て、堀越しに西南隅櫓から大手門方向を撮り退城。マップは単色の質素な作りだが、非常に役立った。駅まで歩いて戻り所要約100分。

追記。2013年3月26日。
本日、小倉城、中津城に続いて登城。今回は桜がメインなので堀に沿って一周。
飫肥城
2011年9月1日
96城目。
JR飫肥駅から歩いて登城し、大手門虎口へ。内枡形へ入ると、本丸の石垣と大きな飫肥杉が目に入る。本丸へ続く石段附近の雰囲気は非常に良い。資料館、松尾の丸を見学した後、本丸内の小学校からの子供達の元気な声を聞きながら(今日から2学期か)、旧本丸へ。石垣は年代を感じさせてくれる。暫くして奥の北門から降り、酒谷川までの西の丸、グラウンドになっている北の丸、本丸(小学校)の外周を散策し大手門へ戻る。最後に大手門前の両脇の空堀と土塁をチェック。駅までの途中、豫象館、小村記念館、旧山本家を回る。所要約140分。
鹿児島城
2011年9月1日
97城目。
JR鹿児島駅から県民交流センターの展望テラスへ行き、本丸と二の丸を確認した後、北御門跡から本丸の堀に沿って歩き(途中、鬼門除け石垣をチェック)、御楼門から登城。本丸の石垣の上を御隅櫓跡まで進み、更に、朱御門跡まで散策。現在は埋められている本丸と二の丸のこの辺りにも堀があったような雰囲気を感じたが、後で、黎明館にある城の再現模型で確認でき満足。黎明館では他に明治維新関係の展示物を中心に見て、御楼門から退城。前田氏に次ぐ大大名でありながら、島津家の「人をもって城となす」の家風通り、極めて簡素な城だった事が実感出来た。所要約120分。
夜は「豚とろ」のラーメンを食べ、吉田類の酒場放浪記に出た居酒屋で飲む。
人吉城
2011年9月2日
98城目。
JR人吉駅から徒歩で、胸川沿いの角櫓、長塀、多聞櫓を見て大手門から登城。
まず人吉城歴史館(映像やパネル模型等で分りやすく解説している)へ。偶然百名城巡り2,000人目という事で、記念品を頂戴する。館員の方と暫らく歓談後、武者返しの石垣、水ノ手門、堀合門をチェックし、御下門から三の丸、二の丸、本丸へと上る。石垣はすばらしい。本丸からは草木で遮られているが、二の丸、三の丸からの市街の眺めは良好。
再び、御下門へ戻り、谷口舟渡跡まで行き、川岸から球磨川の流れと川沿いに長く延びる石垣、長塀を確認。川が外堀の役目を果している事が良く分った。駅まで戻り所要約140分。
18きっぷの南九州7名城めぐり(全行程約3,000km)、最後に記念品のおまけまでついて無事終了。
江戸城
2011年9月8日
99城目。
東京駅から和田倉休憩所へ行きスタンプGET。ドアを開けたら正面にあり、思っていたより分りやすかった。その後、大手門より入城。三の丸尚蔵館で美術品を鑑賞し、同心番所、百人番所、富士見櫓、松の廊下跡、石室を経て、天守台へ。天守台から旧本丸跡を見ながら思いを巡らす。暫くして北桔梗門から出て濠沿いを散策。巽櫓、坂下門、二重橋、更に外桜田門(門の外側で鉢巻石垣を確認)まで足を運ぶ。
桁違いのスケールに圧倒された約150分だった。

追記。2012年3月7日
今回はJR有楽町駅から歩いて桜田濠、半蔵濠を散策。途中桜田門から三宅坂にかけて2.26事件の占拠の舞台となった辺りを見て青年将校や首脳部が慌しく行き交った事を想像する。工芸館から北の丸へ入り、田安門から出て内濠沿いに九段会館(軍人会館)、区役所(憲兵司令部)をチェックしながら清水門へ進む。石垣と水濠で枡形を造り、高麗門と渡櫓門を配した外枡形門は珍しい。更に竹橋から千鳥が淵に沿って一周。
彦根城
2011年9月28日
100城目。
学生時代を過ごした城下町。内堀沿いに鉢巻腰巻石垣を見ながら表門橋へ。最後のスタンプ押印後、表門山道から天秤櫓へ進み、左右の石垣の積み方の違いを間近にチェック。橋を渡り、更に太鼓門櫓から18の破風で飾られた天守へ。最上階からの景色(40数年前とかなり変っている)を楽しむ。暫らくして、西の丸三重櫓・黒門橋・玄宮園・埋木舎(この附近で舟木一夫主演の「夕笛」のロケを見た記憶あり)を回る。
最後に、いろは松から中堀に沿って京橋口、船町口、内堀沿いに大手門橋(桜の季節には城内で酒盛りをやって騒いでいたのは懐かしい思い出)迄散策。所要約240分。

追記。2012年3月29日。
竜譚寺ルートで佐和山城本丸、千貫井、隅石垣(彦根城で使われた事から、石垣がほとんど残っていないのか?)を散策。退城後、彦根城外堀(昭和25年頃マラリアが大流行した時ほとんど埋め立てられた)の痕跡を約3時間半かけてたどる。途中母校のキャンパスへ入らせてもらい、40数年ぶりの学食をいただきながら、、中堀越しの西の丸三重櫓に見惚れる。  特に高宮口の「藪御土手」、御蔵橋附近から見る「山崎郭」は印象に残った。