4.製作編

製作中の様子を写真で説明・・・したいところだけど、作ってる途中はなにも考えていなかったので、ほぼ完成状態から組み立てる様子を写真で説明します。

予め断っておきますが、私は金属加工なんてあまりしないので「下手」です。
さしがね・ノギスも持ってません。寸法はものさしで適当に。
穴あけはほとんどハンドドリル+気合いで開けました(が、力尽きたので、途中で電動ドリルを買いました)。

何も考えずに作った悪い例ということでご覧ください。



ケースの底です。
基板を固定するために、スペーサがたくさん立っています。
ケースの肉厚が2mmでハンドドリルでは大変でした。



メイン基板を固定します。
メイン基板を支えるスペーサは高さ5mmでギリギリの高さ。
固定位置はPCMCIAの位置に合わせました。



放熱板を載せたところ。
これを載せるだけでも結構効果がある。
でも、シリコングリスを塗らなかった時は、隙間ができるのか全然役に立たなかった。
オリジナルは左下の方へヒートパイプで熱を引っ張ってファンで廃熱している。一応、ヒートパイプは残してある。



オリジナルは、左下のファン以外にも、底のマグネシウム筐体と、上のステンレスのキーボードで挟んで、筐体全体に熱を逃がす設計になっているので、これ以上の対策ということで、厚めの銅板でPCMPCAの下のところへ熱を逃がすのと、ファンをCPUの上につけるようにするためにヒートシンクを追加しました。銅板は隙間ができないようにネジできつく締めます。



おっと、忘れてた・・・ということで、左の拡張I/Oのコネクタにケーブルを接続をします。
スペースと柔軟性のために、ケーブルのプラグ部分のカバーを壊し、フェライトコアも叩き割って外しました。



ファンを付けたところ。
オリジナルは5V,0.15A品だったけど、5V,0.18Aのものに交換しました。大きいから音が静かになるかと期待したけれども、どっちもどっちでした。でも、風は強力。
理想はCPUの上につけるよりも、高いヒートシンクを置いて横から風を当てるのが理想だけど、天井が低くてファンを縦に置けないのでこういうふうに。



5V2Aの電源をつけたところ。
USBハブなどの電源用。昔に安く買って使わずに残っていたので採用。



左下にスピーカを設置。
前面にステレオスピーカをつけようと思ったけど、高さ制限が厳しくて断念し、結局オリジナルのモノラルスピーカにしました。
スピーカの穴は100個近くあるけど、気合いでハンドドリルで開けていたら1/4程で回らなくなってしまい、残りは電動ドリルを買って開けました。



メインの電源をつけたところ。
ACアダプタを分解して、絶縁用にプラ板で囲んでセロハンテープでぐるぐる巻きにしました。もともとACアダプタのケースに入っていたものなので、固定用の穴も何もないので、固定用の金具もつけときました。
見た目は非常に悪いけど、ちゃんと固定されています。



おまけの、ACアダプタの中身の写真。
固定できる構造になっていれば楽だったんだけど。



右上に拡張I/Oボックスから取り出した基板をつけたところ。
左から、シリアル・パラレル・外部ディスプレイ・PS/2と背面にコネクタが出ます。左手前にFDD接続用のコネクタがあるけど、これは使いたい時だけ、ケースを開けて接続するということにします。本当にレガシーのFDDが必要なのはOSのインストールの時だけですし(最近のPCはUSBでもインストールできるけど)。
ケーブルを抜き差しするところなので、しっかり固定しました。



拡張I/Oの基板にケーブルを接続。



背面のパネルをとりつけたところ。
一番左にはACコネクタがあって、結構横幅はギリギリでした。



右下に、USBハブから取りだした基板を設置。これで4ポート増設。
1ポートあたり5V/500mAも必要なので、電源は増設した方から取る。
高さはこれでギリギリ。



ついでで、PCMCIAの上のパーツがあったのでつけておく。
そうそう、PCMCIAの穴はまだ開けてません。今後のバージョンアップで。



HDDを固定したところ。
オリジナルでは右下にあったのだけど、集積度を上げるためにフレキシブルケーブルのところでひっくり返して左下に持ってくる。これで右下の方にスペースができました。
オリジナルは6Gバイトだったけど、動作確認後、裏ルートで入手した15Gバイト品に交換してWindows2000をインストール。



さらにユニバーサル基板を載せたところ。
大きさの割には、電源の中継と、LED駆動用のトランジスタがあるだけ。でも、これ以上背の高い部品は置けないので、たいしたことができない。



メイン基板からUSBハブに、小さいサブ基板経由で接続したところ。
フレキシブルケーブルの取り扱いには注意。
(風向きを変えるためにファンを裏返しました)



前面パネルの電源ボタンと電源LEDとHDDLEDの信号を接続したところ。



LEDの信号を取りだしたところ。
オリジナルLEDと交換しても点灯しないと思うので、トランジスタの手前の信号を探して引っ張ってくる。



前面パネルを固定したところ。
真ん中に取っ手をつけました。持ち運びはあまり考えてないけど、何もないのも寂しいので。
写真からはみ出ている電源スイッチはガードバリア+LED付き。オルタネートのスイッチしか入手できなかったのだけど、スイッチを分解して中の部品を取り外したらモーメンタリになった。



天面パネルをとりつけて完成。
放熱用の穴は288個。綺麗に開けることができたんだけど、何を間違えたのか、ファンの位置からずれてる(上の写真と比べたらよくわかる)。・・・とこで間違えたんだろ。

作る時の注意点として、
・ショートして壊さない
  通電中にネジを落としてショートというのが考えられますし、バックアップ用の
  リチウム電池も、コネクタに挿さっていれば回路には電気が流れています。
・ケーブルを切らない
  フレキシブルケーブルは切れやすいです。
  切れたら復活不能なダメージになることも多いです。
・ケースに傷を付けない
  ヤスリが滑ったりしてケースに傷がつくと格好悪いです。
・計画性を持って作ること
  計画性がないと私みたいになります。


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